(本日の学校集会で、以下のようなお話をしました。)
おはようございます。
先週はあいさつ運動で、朝から元気なあいさつの声が、学校中に響き渡りましたね。皆さん、ありがとうございました。そして、これからもあいさつ運動でなくても、朝から元気なあいさつの声を聞かせてくださいね。
そして、先ほどは、委員会の委員長、副委員長の任命をしました。半年間、西成小のために、チームワークよく、頑張ってほしいです。
さて、先週は「チームワーク」ということでお話をしましたが、今日は、チームワークに対して「個人ワーク」ということでお話をしたいと思います。普通「チームワーク」に対して使う言葉は「個人プレイ」なのですが、先生はあえて「個人ワーク」という言葉を作りました。その訳は今からのお話でわかってもらえるといいなと思います。
先週の金曜日の午後、出張の先生が多くて、先生は、5年生のあるクラスと6年生のあるクラスの自習の様子を見に行きました。
すごいんですよ!どちらのクラスも、自習の時間の間は、余計なことは一言もしゃべっていませんでした。本当に集中して、担任の先生から言われたプリントや課題に取り組んでいました。とても感心しました。
先生は、この様子を見ていて「西成小の高学年は、この集中力があれば、いろいろな活動にとっても期待できるな。」とうれしくなりました。
どういうことかというと、集中して学習ができるということは、もちろん、学力が高まることにつながるのですが、それだけでなく、一人一人の集中力が高くなることによって、例えば、スポーツの場面でもチームの力がぐんと上がる、ということです。先生は、前にも言いましたが、集中力というのは、勉強だけでなく、スポーツや絵を描いたり音楽の練習をしたりするときにもとても大切な力なのです。
なので、一人一人の集中力が高まれば、サッカーやミニバスなどのチームの力、チームワークがよくなりますね。そして、運動会での演技も、一人一人が集中して頑張れば、短い期間でも、素晴らしい演技ができあがると思います。
個人の力を高めることは、決して自分だけのためではないですね。なので先生はあえて「個人プレイ」ではなく、個人、一人一人が努力すること、頑張ることを「個人ワーク」としました。
「個人ワーク」を頑張って、一人一人の力を高めましょう、それが、「チーム」のために必ず役に立ちます。
お話はこれで終わりです。