カマンベールチーズ(11/28)

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みなさんは,「カマンベールチーズ」というチーズを知っていますか?今日のエビフライの中に入っているのが「カマンベールチーズ」です。
1791年に,フランスのカマンベール村と言うところで初めて作られたチーズで,マリー・アレルという人が発明したといわれています。
「チーズの女王」ともいわれるほどおいしいチーズで,食べられる白いカビをチーズの表面に生やし,熟成させることで,独特の香りとこくとうまみをだします。カビのはえた表面の部分が苦手な人も,内側のとろっとした部分はおいしく食べられるのではないでしょうか。あまりくせがないので料理にもよく使われます。最近は日本でもよく食べられているチーズです。
文責:栄養士 阿部 綾

鉄分の多い食品(11/27)

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 朝会でしばらく立って先生のお話を聞いていたら,だんだん目の前が真っ白になってきて,気持ちが悪くなってしまったことはありませんか?こんな状態を貧血といいます。貧血は脳の細胞に酸素がじゅうぶんにいかなくなると,脳が「苦しいよー」といっておこるのです。
では,どうして脳に酸素がいかなくなってしまうのでしょうか?貧血がおこる原因の一つはなんでしょうか。

1. 血を作る材料の鉄がたりなくなったから
2. 血を作る材料のたんぱく質がたりなくなったから
3. 血を作る材料の水が足りなくなったから


▼正解は・・・

亀田でとれたさつまいも(11/26)

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 今日のさつまいもごはんに入っているさつまいもは亀田でとれたさつまいもを使っていますが,最近,新潟市の西区,赤塚や内野地区の砂丘で栽培されているさつまいもを知っていますか?
新潟砂丘さつまいも「いもジェンヌ」という名前です。これは,さつまいもが大好きで,おしゃれだけど親しみを持てる庶民的なお嬢様をイメージしてつけられた名前だそうです。本当は「紅はるか」という品種でねっとりとした食感で甘みが強い品種のさつまいもです。
新潟市では使われなくなった畑を何かに使えないかと一生懸命考えて,砂丘では品質のよいさつまいもがとれることがわかったのです。
最近になってたくさん作られるようになり,スーパーなどでも見かけるかもしれません。探してみてください。
文責:栄養士 阿部 綾

給食の人気メニューを組み合わせて(11/25)

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 今日は,亀田小学校に9月9日から13日まで栄養教諭の教育実習にいらっしゃった「茅原和栄さん」の作ってくれた献立です。茅原さんは,亀田小学校の卒業生だそうです。みなさんが喜んで食べてくれるよう,自分が子どもの頃,給食で人気だったメニューを組み合わせて献立を考えてくれました。
 
皆さんにも,思い出の給食や,大好きなメニューがありますか?また,クラスの友だちといっしょに食べると,楽しいしおいしいですね。ちょっと苦手なものでも食べられる人もいますね。
みんなで食べると,もう一ついいことがあります。楽しく食べると食べ物にある栄養が,わたしたちの体中にいきわたって元気な体になります。
学校でも,おうちでも1人ではなく,みんなで食べるといいことがいっぱいありますよ。
文責:栄養士 阿部 綾

ぎょうざ(11/22)

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「ぎょうざ」は中国のおやつ,点心のひとつです。小麦粉でできた皮で肉や野菜のあんを包んで,蒸したり,ゆでたり,揚げたり,焼いたりと様々な調理方法で食べられます。
中国では,奉公人がいなくなるお正月の2,3日は作っておいた「ぎょうざ」を食べるといわれ,「ぎょうざ」を上手に作れることがよい花嫁の条件の一つになっていたのだそうです。
中国ではずっと昔から「ぎょうざ」が食べられていたそうですが,日本で初めて「ぎょうざ」を食べたのは水戸黄門で有名な「徳川光圀」だといわれています。
日本人の口にあっていたのか,江戸時代から明治時代まででも「ぎょうざ」を出す中華料理屋はすでにあったようです。現在でもいろいろな県で町おこしとして「ご当地ぎょうざ」を作っていたり,「宇都宮ぎょうざ」などの名物のぎょうざがあったりしますね。
文責:栄養士 阿部 綾

白いんげん豆のチリソース煮(11/21)

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今日は「白いんげん豆のチリソース煮」という料理が給食に出ています。
水で戻したいんげん豆をやわらかくなるまで煮て,ひき肉,玉ねぎ,トマトケチャップ,チリパウダーなどを加えて煮込んだものです。この料理は,アメリカのテキサス州の「チリコンカン」という料理を参考に作りました。
テキサス州はメキシコに近いためメキシコ料理風の独特な料理があります。この独特のアメリカ料理をTEX-MEXというそうです。
テキサス州はカウボーイやガンマンなど男たちが有名な地域で,「チリコンカン」も,野菜はとうがらしだけ,肉は牛肉のみなどのシンプルな料理でしたが,1920年代にオハイオ州やインディアナ州でトマトやいんげん豆を入れ,辛味の少ない食べやすい料理に改良され,アメリカの代表的な軽食になりました。
今日の「白いんげん豆のチリソース煮」も,あまり辛くないように作りました。ご飯にかけて食べてみてください。
文責:栄養士 阿部 綾

なるとまき(11/20)

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ワンタンスープの中に入っているうずまきもようのある食べものは何か知っていますか?そう,「なるとまき」ですね。短く「なると」と呼ぶこともあります。
鳴門海峡の渦潮のようなもようにちなんでつけられた名前です。
静岡県の焼津で,全国で食べられている「なると」の90%が作られているそうです。
「なると」の渦のもようは,縁起をかついで,「の」の字に見えるほうが表面とされていますが,鳴門海峡の渦潮は逆だそうです。
「なると」は周りが白く,うずまきが赤いものが一般的ですが,九州などの一部の地域では,周りが赤いものがあるそうです。ちょっと見てみたいですね。
文責:栄養士 阿部 綾

地元の食材を使って「食育の日」(11/19)

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新潟市は,農業の盛んな政令市です。季節ごとにいろいろな作物がとれます。地元でとれた作物を地元で消費する(食べる)ことを「地産地消」といいます。作物を作る農家と,食べる私たちの距離が近いので,新鮮なものを食べることができます。新鮮な野菜はおいしいですね。給食でもできるだけ亀田や,市内産の作物が使えるように,JAのみなさんや,八百屋さんに協力してもらっています。

毎月19日は「食育の日」です。食育の日は健康な心と体を作るために,食について考える日です。今日は,みなさんにも季節や地元のことをよく考えてもらえるような料理を作りました。

・五目栗ご飯
11月から,今年新しくできた「新米」を使っています。もしかしたら気がついた人もいるかもしれませんね。給食で使っているのは,特別に農薬を少なくして作った地元のお米です。それに,もっちりした食感を出すようにもち米をいれ,秋らしい栗を入れたご飯を作りました。
・豚肉の梨ソースかけ
今日の豚肉のソースは亀田の特産の梨を使ったソースです。梨をじっくり煮詰めて作った「なしみつ」というものを隠し味に入れてあります。わかるでしょうか?
・菊入りひたし
菊の花を食べるのは新潟県といくつかの県だけなのを知っていますか?菊は少し苦味がありますが,色がきれいでしゃきしゃきした歯ごたえがあっておいしい秋の味覚です。

文責:栄養士 阿部 綾

さばにまつわる慣用句(11/18)

 さばにはいくつか慣用句があります。
一つは「秋さばは嫁に食わすな」です。この慣用句は,秋のさばはあぶらがのっておいしいということからきていますが全然違う2つの意味があります。
一つは秋のサバはひじょうにおいしいので嫁なんかには食べさせられないという意地悪な意味,2つ目は大切なお嫁さんに油っぽいさばを食べさせて中毒を起こさせてしまったらたいへんというお嫁さんをいたわる意味です。
もう一つの慣用句は「さばを読む」です。昔は魚を数えるのに急いで数を読んでごまかすことが多かったそうです。そこから計算をごまかして,利益を得ることを「さばを読む」というようになりました。さばは,腐りやすいので市場では急いで数をかぞえる必要があったのです。
さばは,昔から広く食べられてきた魚なので,こんな風に慣用句になっているのですね。今日はそんなさばをつかった「さばのみそ煮」です。おいしくいただきましょう。
文責:栄養士 阿部 綾

七五三メニュー(11/15)

 「えびで鯛を釣る」ということわざがあります。これは,小さなえびをえさにして,大きな鯛を釣るということに例えて,ささやかな贈り物や少しの苦労で大きなお返しをもらうという虫のいいやりかたをいいます。
鯛という魚は「めでたい」のたいに通じるところから,お祝いの料理によく使われます。赤い色もめでたい色とされますが,真鯛はきれいな赤い色をしているため,縁起がいいといわれているのです。
実は,この赤い色にもえびが関係しています。鯛の赤い色はアントシアニンという色素で,これは鯛がえびを食べることで身体の中に取り込まれ,きれいな赤い色になるのだそうです。また,えびやいかをえさにして育った鯛はとてもおいしいのです。ことわざでは,えびは鯛より下にみられているようですが,鯛の美しさやおいしさは,えびのおかげかもしれませんね。今日は「七五三」です。男の子は5歳,女の子は3歳と7歳の節目に神社やお寺に参拝し,無事に成長できたことを感謝し,これからの幸福と長生きを願う行事です。どうして11月15日かというと,15日は鬼が出歩かないので何をするのもよい日,鬼に邪魔されずにお参りができる日とされているからです。
この日は千歳あめを食べてお祝いしますが,このあめは,子どもが長生きできるよう願いをこめてつくった細長いあめで,縁起のよい紅白のあめになっています。江戸時代,浅草の飴売りが売りだしたのが,始まりだそうです。

給食でも皆さんが元気で成長できたことへのお祝いの気持ちをこめて,おめでたい「鯛とえびの料理」をつくりました。残さず食べてくれると嬉しいです。

文責:栄養士 阿部 綾

金時(11/14)

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金時豆の「金時」は,金太郎である「坂田金時」が赤い肌をしていたところに由来しています。
いんげん豆には白い豆もありますが,「大正金時」という名前のいんげん豆はとても鮮やかな赤紫色をしています。日本で作られている金時豆の全体の70パーセントがこの「大正金時」です。
北海道,十勝地方の大正村でたくさん作られたのでこの名前がつきました。
豆には,イライラを抑えるカルシウム,貧血を予防する鉄分,血や肉を作るたんぱく質,炭水化物をエネルギーに変えるビタミンB1,脂肪をエネルギーに変えるビタミンB2,おなかをきれいにする食物繊維がたくさん入っているとてもすばらしい食べ物ですが,金時豆にはさらに「カリウム」という余計な塩分を身体の外に出してくれる栄養もあります。
苦手な人も多い豆ですが,すごい栄養があるのでみんなに好きになってほしいですね。
文責:栄養士 阿部 綾

杏仁豆腐(11/13)

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今日のデザートに入っている白いゼリーのようなものは「杏仁豆腐」といいます。「きょうにんどうふ」,「しんれんどうふ」とも呼ばれ,どれも同じ料理です。
「杏仁」とは,本来は中国の薬になる料理の一つです。ぜんそくやせきなどの治療に使われる薬になる植物に,あんずの仲間の果物があります。この果物の種の中の「仁」という部分を粉にしたものを,強い苦味を消すために甘くして,食べやすくしたものが「杏仁」なのです。
日本では「杏仁豆腐」は,中華料理などのデザートとして食べられていますので,実際に「杏仁」を使用しないで,香りが似ているアーモンドエッセンスで香りをつけた牛乳を,寒天などで固めたものを使っていることが多いのです。
給食でも,苦い「杏仁」ではなくおいしい牛乳で作りましたので,安心して食べてください。
文責:栄養士 阿部 綾

感謝の気持ちをこめて「いただきます」(11/12)

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 私たちが食事のときに「いただきます」とあいさつをするのは,食料を生産してくれた人や料理を作ってくれた人たちに感謝の気持ちを表すことにあります。また,食べ物は私たちの命を支えるもとです。食べ物によって生きていけることへの感謝の気持ちを忘れないよう,「いただきます」とあいさつするのです。
また,食べ終わった後の「ごちそうさま」というあいさつを漢字にすると,走るという意味の漢字が2つ入ります。
昔は,お客様が来るといつもは家にない食べ物を手に入れるために海へ走り,山へと走り,料理の準備をしました。ですから,ごちそうさま,というのは「私たちのためにかけまわって,このようなおもてなしをしてくださってありがとう」という感謝のあいさつなのです。どちらも心を込めていいたいですね。
文責:栄養士 阿部 綾

きんぴらとは?(11/11)

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 「きんぴら」とは,金太郎としてよく知られている「坂田金時」の息子,「坂田金平」からつけられた料理の名前です。坂田金平は,源頼義の四天王の1人で,とても丈夫で荒々しく,強い人でした。
料理の「きんぴら」は,ごぼうを使っています。ごぼうの歯ごたえがかたいことと,きんぴらの味付けの唐辛子の辛味が荒々しい強さにつながって,この名前がついたといわれています。また,ごぼうを炒める音が荒々しいためなどの説もあります。
ごぼうには,食物繊維がとてもたくさん入っています。おなかの中のそうじをしてくれるだけでなく,余分なしぼうが体につくのを防いでくれ,太りすぎを予防してくれます。少しくせのあるごぼうですが,残さないで食べてくださいね!

文責:栄養士 阿部 綾

秋の味覚「さんま」(11/8)

 秋の味覚といえば,「さんま」ですね。さんまは漢字で「秋刀魚」と書かれるように,秋においしい魚で,刀のようにきらきらしています。
さんまは日本から北アメリカにわたる沿岸の浅い海に住んでいます。夏には北海道の沖で栄養のあるプランクトンを食べて太り始め,秋に近づくにしたがって,三陸から千葉沖へ移動します。この頃にはさんまの脂肪が20パーセント以上になるので,秋のさんまはあぶらが乗っておいしいといわれるのです。
あぶらと聞くと,身体に悪いもののように思われがちですが,さんまのように背中が青い魚のあぶらには,「EPA」という血液をさらさらにしてくれるあぶらと,「DHA」という脳の働きを活発にしてくれるあぶらがあります。魚を食べると頭がよくなるというのは,この「DHA」の働きなのです。
魚のあぶらは身体によいので,普段から魚をたくさん食べたいですね。
文責:栄養士 阿部 綾

薄味を心掛けよう(11/7)

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 みなさんインスタントラーメンは好きですか?お湯を注いで約3分で簡単にできるから,おやつや,夜食,休日のお昼ご飯にする人もいるかもしれませんね。
この,インスタントラーメンを最初に発明した人は「安藤百福」という人です。「てんぷらの衣は乾くとぱりぱりになるけれど,お湯をかけると短い時間でやわらかくなるから,めんを油で揚げてみよう」と考えてできたのが,「元祖チキンラーメン」です。
初めてインスタントラーメンが発売されたときの値段は35円だったそうですが,その頃は,うどんが1玉10円でした。だから,ラーメンのスープを残すなんてもったいなくて,全部飲んでしまう人が多かったそうです。
でも,インスタントラーメンは,長い間保存できるように,たくさんの塩を使っています。塩分を取りすぎる生活を続けていると,心臓や脳の血管がつまったり,破れたりする怖い病気になってしまうこともあります。子どもの頃しょっぱいものが好きな人は大人になってもしょっぱいものをやめられません。
そうならないためにも,普段から薄味を心がけることが大切なのですが,インスタントラーメンや,塩分が強いものを食べるときは,塩分を取り過ぎない工夫をしてみましょう。スープは全部飲まないで残す,ラーメンを作るときにスープのもとを全部入れないで薄味にする,野菜をたっぷり加える,などです。便利なインスタントラーメン,おいしくヘルシーにいただきましょう。
文責:栄養士 阿部 綾

給食の残さず食べよう(11/6)

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 今日から<残量調査>が始まります。
残ったおかずを1つ1つ量って調べますので,違うおかずどうしを混ぜないようにお願いします。

給食がどのくらい残ったかを調べると,実際に皆さんがどのくらいの栄養をとっているかがわかります。皆さんが給食を残さずに食べてくれれば,計算どおりの栄養がみなさんの体の中に入ったことになります。しかし,ごはんやおかずが残ってしまったら,その分の栄養は残念ながら皆さんの体に届いていないということになりますね。
せっかく栄養のこと,みなさんの健康のことを考えて献立をたてても,皆さんが食べてくれなかったら栄養のバランスもとれませんし,食べものが無駄になってしまいます。
一つ一つの食べものに,それぞれのおいしさがあるように,持っている栄養も違います。一つの食べもので全ての栄養がとれるパーフェクトな食べものはありません。少し苦手な食べものも好き嫌いせず,がんばって食べられるといいですね。なんでもたべると,病気に負けないパワーが出てきますよ!
文責:栄養士 阿部 綾

11月の給食目標は?(11/1)

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 今月の目標は「バランスよく多くの食品をとろう」です。
私たちは,食べ物を食べることで,栄養をとって生きています。そして,栄養は大きく分けて3つの働きをしてくれます。
1. 骨や筋肉や血を作る働き。
2. 働く力や熱(体温)になる働き
3. 身体の調子を整える働き の3つです。
この3つの働きのうち,どの働きをする栄養素をもっているかで食品を,赤・黄色・緑色に分けたものが3つの食品のグループです。
食べ物はそれぞれ3つのグループに分かれているので,何も考えないで食べていると一つのグループばかり食べていたり,全然食べないグループができたりするかもしれません。
そんな食生活を続けていくと,骨が折れやすくなったり,太りすぎたり,風邪にかかりやすくなったりします。さらに,もっと長い間そのままの食生活をしていると,心臓や脳の血管が破れる病気や,糖尿病,がんなどの病気につながるのです。怖いですね!
だから,好き嫌いしないでいろいろな食品を食べることが大切です。健康で長生きするために,毎日バランスよく,いろいろな食品を食べましょう。

文責;栄養士 阿部 綾
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