白玉粉(9/30)

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白玉だんごは,「白玉粉」と呼ばれる米の粉で作っただんごのことです。
もち米を洗って水を切り,石臼でひいたものを3〜10日間水でさらし,布巾でしぼってお日様の下で乾燥させると,白玉粉ができます。とても寒い時期に作るので,「かんざらし粉」とも呼ばれます。
この米の粉に水を加えて一口大にまるめ,お湯でゆでると白玉だんごができるのです。
江戸時代に,「水売り」と呼ばれる人が「ひゃっこい,ひゃっこい」とかけごえをかけながら売って歩いたのが,つめたい水に,白玉だんごと砂糖を入れたものだったそうです。給食でもフルーツの缶詰といっしょに和えて,フルーツ白玉として食べることもありますね。

文責:栄養士 阿部 綾

チンゲンサイ(9/27)

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 チンゲンサイは中国の代表的な野菜で,白菜などと同じ仲間の野菜です。
日本にも30年くらい前に入ってきて,今ではスープや炒め物,クリーム煮などたくさんの料理に使われています。新潟市では,丸山・曽野木地区でたくさん作られています。
チンゲンサイは,料理をしてもほとんど栄養価が変わりません。それに,ゆでたり,いためたりして食べる野菜なので,生よりたくさんの量を食べることができます。ビタミンAやCといった栄養もたくさんあるので,ピーマンや,にらなどにおいの強い野菜が苦手な人には,チンゲンサイをたくさん食べることをおすすめします。

文責:栄養士 阿部 綾

赤・黄・緑の3つのグループ(9/25)

今日は,早通小学校の希望献立です。6年生の「Mさん」が作ってくれました。(Mさんのコメント)「赤色・黄色・緑色のすべてに一つ丸がつくように気をつけました。」
ご飯を中心にして,肉,野菜がバランスよく使われていて,赤・黄・緑の3つのグループがそろっている献立ですね。また,白いご飯がすすむ献立です。そろそろ涼しくなって,ごはんがもりもり食べられる頃でしょうか。
みなさん,おかずを一口食べたら,次にご飯を食べる。次に汁物を飲んで・・・というように三角食べをしていますか?おかずばっかり,汁物ばっかりなど,一つ一つの料理を片付けながら食べるばっかり食べでは,栄養が偏ってしまいます。また,濃い味付けに慣れてしまい,塩分の高い食事が好きになってしまうと,高血圧になり,脳や心臓の血管が破れる病気になりやすくなります。
普段から薄味を心がけ,塩分の取りすぎには注意しましょう。

文責:栄養士 阿部 綾

朝ご飯(9/20)

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 みなさんは,朝食をきちんと食べていますか?食べる時間がない,食欲がない,朝食の準備がされていなかった・・・など,朝食を抜いてしまう理由があったかもしれません。また,食べたよ,といっても「ごはんにふりかけ」だけや,「パンとお茶」といった人もいるかもしれませんね。
朝食は,一日の活動のもとになる大切な食事です。朝・昼・夕食の中でも一番大事な食事です。朝食をしっかり食べると,頭の働きがよくなり,勉強にしっかり取り組めます。また,体を目覚めさせてくれるので,運動もがんばれます。
みなさんには,朝食の大切さを忘れないでほしいですね。
文責:栄養士 阿部 綾

十五夜(9/19)

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旧暦の8月15日である今日は「十五夜」です。「中秋の名月」ともいいます。
中秋の名月とは秋の真ん中にでる満月という意味で,今日の満月は特別美しいとされ,今日の月をみんなで鑑賞する風習があります。
「十五夜」は満月を見る他に,これから始まる収穫期に豊作を感謝する祭りとしての意味もあります。9月頃収穫される里芋をお供えするところから,「芋名月」とも呼ばれます。現在では,満月のような丸い月見だんごと,魔よけの力があるとされるススキを供えるのが一般的です。
日本全国で「十五夜」にまつわる様々な風習がありますが,秋田や長崎県の一部では,この日だけは人の畑の作物をほんの少し無断でとってもよいとか,子どもがお月見のだんごをとってもいいなど,変わった風習もあるそうです。
文責:栄養士 阿部 綾

枝豆(9/18)

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みなさんは,「枝豆」が大豆になる前の子どもの豆だということを知っていますか?枝豆を畑でずっと育てていると,大豆になるのです。
枝豆は,平安時代にはすでに食べられていました。夏には,枝についたままゆでられ,道端で売られていて,人々はそれを買って,歩きながら食べたのだそうです。いまでいうファーストフードですね。枝つきのままゆでたことから,枝豆という呼び名になったともいわれています。
枝豆には品種が400種類もあり,新潟市でよく食べられているのが通常よりも味が濃く,香りもよい「茶豆」という品種です。普通の枝豆は中の薄い皮が緑色ですが,茶豆は茶色なのが特徴です。
枝豆にはたんぱく質,カルシウム,ビタミンAやCとたくさんの栄養がありますが,ビタミンB12が入っていないため,あさりと組み合わせて食べるといいのです。血がさらさらになったり,貧血を予防したりしてくれますよ。
文責:栄養士 阿部 綾

イタリア料理の日(9/17)

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今日は「イタリア料理の日」なのだそうです。日本でイタリア料理を広めるために作られました。イタリア語で「料理」という意味の「クチーナ」という言葉と,9月17日で「ク(9)チー(1)ナ(7)」というごろあわせですね。
イタリア料理といえば,みなさんもよく知っているスパゲティーやマカロニなどのパスタ,ピザ,リゾットなどの料理がありますね。また,オリーブオイルやトマトソースを使った料理も有名です。ヨーロッパではあまりたべられることのないイカ墨やたこを食べることも特徴です。
イタリア人は食事にかける時間をとても大切にしているそうです。1食に,2〜3時間もかけて食事をしたり,昼食や夕食は必ず家族全員で食事をしたりする習慣があります。とても素晴らしいことですね。

今日のメニューから
●フォカッチャ
イタリアの,ブーリア・リグーリア地方のものが有名で,強力粉,油,水,塩,イースト菌とシンプルな材料で作られる平らなパンです。
ところによっては,家族のお祝い事に,普段料理をしない父親が作るというならわしがあるそうです。
●ラザニア
板状のマカロニを使ってホワイトソースやミートソース,チーズを重ねてオーブンで焼いた料理です。13世紀にはすでにレシピがあったほど昔から食べられている家庭料理です。
今日は,ラザニア風なので,普通のマカロニで作っています。
●ジェラート
イタリア語で「凍った」という意味です。フィレンツェで初めて作(つく)られました。イタリア人の夏には欠かせないアイスクリームのようなデザートです。
イタリアではブリオッシュというパンにはさんで食べられることもあります。
文責:栄養士 阿部 綾

敬老の日(9/13)

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 9月14日は敬老の日です。長年にわたって社会に尽くしてこられたお年寄りの長生きをお祝いする日です。日本は今では世界一の長生きの国ですが,私たちは80歳くらいまで元気でいられるのでしょうか?元気で長生きするためには,よい食生活をおくっていくことが欠かせません。お年寄りの食生活を学び,自分の食事を見直していくことも大切ですね。
今日のご飯は「菊花寿司」といい,ご飯に菊の花を混ぜたお寿司です。
古代中国で菊は「おきな草」「千代見草」「齢草」と呼ばれ,邪気を払い,長生きする効能があると信じられていました。9月9日の重陽の節句にも,菊を飾ったり,菊の花を浮かべたお酒を酌み交わして祝ったり,前の夜に菊に綿をおいて露を含ませ,身体をぬぐうなどの習慣がありました。
文責:栄養士 阿部 綾

宇宙の日(9/12)

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今日は「宇宙の日」だそうです。1992年は,世界中が協力して宇宙や地球環境について考えようという「国際宇宙年」でした。日本でも,この国際宇宙年をきっかけに,みんなで宇宙のことをよく知り,考えていこうということで「宇宙の日」をきめることになり,ふさわしい日を募集しました。その結果,1992年に毛利衛さんが,宇宙飛行士としてスペースシャトルで初めて宇宙へ飛び立った日である9月12日が選ばれたのだそうです。
宇宙飛行士の人が宇宙船の中で食べる宇宙食にはどんなものがあるか知っていますか?
昔はチューブに入ったどろどろの離乳食のような食べ物という感じでしたが,最近は水やお湯でもどるスープやご飯,レトルトのステーキやハム,魚料理,ナッツやクッキーなどのお菓子,生の果物なども食べられるそうです。
また,ケチャップやマヨネーズなどの調味料も使うことができるということで,宇宙でもおいしいものが食べられる時代になったのですね。
文責:栄養士 阿部 綾

タウリン(9/11)

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ホタテ貝は,北海道,東北地方,サハリン近海,オホーツク海などの寒い海でとれます。最近では天然のホタテ貝はあまりとれず,青森県などでたくさん養殖されています。養殖されているホタテは,海に浮かべたいかだにつるした縄にぶらさげるようにして養殖されています。
貝類には「タウリン」というアミノ酸がたくさん含まれています。ホタテも貝柱と呼ばれる部分にたくさんのタウリンをもっています。タウリンには,生活習慣病を引き起こす,コレステロールが増えるのを抑えてくれる働きがあります。また,タウリンは眼の中にある網膜というところを発達させ,視力の低下を防ぐという作用もありますよ。
文責:栄養士 阿部 綾

なまけ草(9/10)

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 「にら」の原産地はシベリア地方です。中国ではずっと昔から栽培されていて,2つの名前で呼ばれているそうです。1つは「陽起草」といいますが,もう一つは「なまけ草」といいます。「なまけ草」なんて名前で呼ばれてしまうわけは,「にら」が1回収穫してしまっても,そのあと何回も収穫でき,手抜きをしても育つからだそうです。「にら」は,なんと一つの株から10回も収穫できるそうです。
「にら」には独特の香りがありますが,この香りの成分は,ねぎの仲間と似たもので,肉の生臭みを消し,うまみとよく調和をします。ですから,中華料理にはたくさん使われていますね。

文責:栄養士 阿部 綾

食べ物を大切にする日(9/9)

 今日は「食べ物を大切にする日」です。9月9日は9という数字が二つあるところから,食べ物を捨てない(ナイン)残さない(ナイン)というごろあわせだそうです。由来はなんだかおもしろいですが,食べ物を無駄にしないということはとても大事なことですね。
今でも世界のどこかでは,飢餓のために5秒に1人の割合で子どもが死んでいるそうです。世界中には食べたくてもご飯が食べられない人がたくさんいるのです。まだ食べられるものを捨ててしまったり,冷蔵庫の奥などに入れて忘れてしまったり,きらいだからといって,簡単に残したりすることのないよう,気をつけたいものです。私たちが,毎日食べられることは幸せだということを,今日はよく考えてみましょう。

文責:栄養士 阿部 綾

ソルベ(9/6)

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「ソルべ」というのはフランス語で「シャーベット」のことです。「シャーベット」は甘くしたフルーツジュースやフルーツのピューレを凍らせて作る氷のお菓子ですね。細かいみぞれ状で,口の中で溶けやすく,食後のデザートや食事中の口直しとして出されます。
「シャーベット」という言葉は,アラビア語の「シャルバート」からきているそうです。「シャルバート」は,くだものなどから作ったシロップを水で薄め,砕いた氷を入れて冷やした飲み物のことだそうです。それが,ヨーロッパ各地に広がり,フランスで「ソルベ」と呼ばれるようになったのです。
「シャルバート」の歴史は古く,冷蔵庫などなかった古代のギリシャやローマでも,暑い夏に,高い山から取ってきた雪で,ワインを冷やしたり,氷のお菓子を楽しんだりする習慣があったのだそうです。

文責:栄養士 阿部 綾

みんな大好き!ミートソース

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日本でスパゲティーといえば,ミートソースかナポリタンかというところですが,実は「ミートソース」という呼び名は日本独特のものなのです。
本場イタリアでは,「ボロネーゼ」が似たスパゲティーでしょうか。食の都ボローニャの裕福な人が,お隣の国フランスの「ラグー」という煮込み料理をもとにして,ワインや肉,野菜をぜいたくに使って作らせたものだそうです。
日本では,第二次世界大戦の後,兵庫県の宝塚市にあったイタリア料理店「アベーラ」の初代店主オラッツィオ・アベーラさんがスパゲティーミートソースとして初めてお店に出したのが最初のミートソースだという説があります。
1959年に缶詰めのソースとしてミートソースが販売されたことで,日本の家庭にミートソースが普及したといわれています。

文責:栄養士 阿部 綾

豆腐(9/4)

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 とうふは大豆をつぶし,水を加えて煮て,「にがり」というものを入れてかためたものです。とうふの80〜90%は水分で残りの10〜20%が大豆からできています。たった10〜20%と思うかもしれませんが,手作りのとうふ一丁に使われる大豆の量は,350〜400粒にもなるそうです。
そんな大豆のたんぱく質をまとめて固めた食べ物であるとうふは,大豆と同じように栄養が詰まっています。
最近注目されているのが,「イソフラボン」という成分です。イソフラボンはカルシウムが体の中で使われるときに働きますが,その他にも,ホルモンのバランスを調えてくれたり,記憶力・集中力を強化したりするのにも役立っています。

文責:栄養士 阿部 綾

とうがらし(9/3)

暑いときにはピリッと辛い味付けにすると,食欲が増しますね。この,ピリッと辛い味をつけるものに,唐辛子があります。
唐辛子の辛味の成分はカプサイシンといいます。この,カプサイシンは体の中の脂肪を分解してくれる酵素「リパーゼ」を元気にするので,ダイエットに効果があるといわれています。しかし,このダイエット効果を有効にするには,運動と組み合わせるとよく,ただ唐辛子をたくさん食べるだけでは,胃を悪くしてしまいますので,注意が必要です。
カプサイシンには血の流れをよくして,食欲を増し,汗を出す作用もあります。汗をかくと体温が下がるので,暑い地域ではカレーやマーボー豆腐などの料理に唐辛子をたくさん使っているものを好んで食べています。

文責:栄養士 阿部 綾
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そぼろ(9/2)

 そぼろというのは,「おぼろ」という意味からきています。もともとは,えびや鯛,ひらめの身をみりんと塩をいれた汁で煮て,すり鉢でつぶして,もとの煮汁でぽろぽろになるまで炒り煮したものをいいましたが,現在では,たらや,鮭,鶏,豚,牛ひき肉を使ったり,卵のそぼろを加えたりしたものもあります。
ぽろぽろに炒ってあるので,消化がよく,子どもからお年寄りまで食べやすく,お弁当のおかずにも向いています。
給食では,よく噛めるように,アーモンドを入れています。そのままたべるのではなく,ご飯と混ぜて食べてほしいですね。
昔は,食べ残した魚の身をむしって,濃い目の味をつけて保存し,お弁当に使うことも多かったようです。暮らしの知恵ですね
文責:栄養士 阿部 綾
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