マーラーカオ(6/20)

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 今日のデザートは「マーラーカオ」といいます。変わった名前ですね。
マーラーとは,「マレーシア風の〜」という意味です。カオは「蒸しケーキ」のようなお菓子という意味ですので,あわせると「マレーシア風の蒸しケーキ」ということになります。でも,マーラーカオはマレーシア名物のお菓子ではありません。実は,作られたのは中国なのです。ですから,日本から見たら,「中国の人が作ったマレーシア風の蒸しケーキ」となり,ちょっとややこしいですね。
日本でもインドの「カレー」や中国の「ラーメン」,ドイツの「ハンバーグ」といろいろな国の料理を取り入れて食卓を豊かにしていますが,他の国でも上手にいろいろな国の料理や文化を取り入れているのですね。

文責:栄養士 阿部 綾

ツタンカーメン王のお墓にも(6/19)

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グリンピースは,冷凍や缶詰にされて一年中出回っていますが,本当は,今頃の季節が旬の食べ物です。
地中海や,イランのあたりが原産地だといわれていますが,ヨーロッパでは,石器時代の遺跡からも発掘される,最も古くから作られてきた作物の一つです。
エジプトのツタンカーメン王のお墓にもグリンピースがいっしょに埋葬されていたそうです。発見された後,ためしに,埋葬されていた豆をまいてみたら,なんと3000年たった現代に芽をだしたというお話があります。すごいですね。ちなみに,さやは紫色で,中の実は緑色だったそうです。
ところで,グリンピースは枝豆と同じで,「えんどうまめ」になる前の,みじゅくな豆を食べているのを知っていますか? また,さやの中の豆が大きくならない状態の内に収穫して食べるものが,「キヌサヤ」です。この3つは,みんな同じ「えんどうまめ」ですが,栄養価の違いから,成熟して「えんどうまめ」になると豆の仲間になり,赤色の食品のグループに入りますが,グリンピースとキヌサヤは,野菜の仲間になり,緑色の食品のグループに入るのです

文責:栄養士 阿部 綾

アスパラガス(6/18)

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 今では一年中売られている「アスパラガス」ですが,国産で,味や香りがよいのは,5〜7月に出回るものです。
アスパラガスには,グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあるのを知っていますか?見た目はずいぶん違いますが,この2つはもともと同じものです。グリーンアスパラガスは太陽をたっぷり浴びて育ったもの,ホワイトアスパラガスは土をかぶせて光を当てないようにして育てたものなのです。
ヨーロッパではスタミナをつけたいときにグリーンアスパラガスを食べるそうです。グリーンアスパラガスにはビタミンAやB2,カルシウム,鉄,などの栄養がたくさんあります。また,疲れをとる「アスパラギン酸」や血をきれいにしてくれるといわれる「ルチン」があるので疲れている人や,貧血の人にとてもよい食べ物です。

文責:栄養士 阿部 綾

郷土料理を食べよう1  〜ささだんご〜(6/17)

「ささだんご」は新潟県特産の,あんの入ったよもぎだんごを笹の葉で包み,蒸したお菓子です。新潟市では,スゲやイグサのひもで両端をしばり,中央を結びますが,北蒲原では中央は結ばないなど,地域によっていろいろな形があります。
雪国の暮らしを書きつづった「北越風土記」によれば, 笹には殺菌作用があるため,ささだんごは戦国時代に持ち歩く保存食として生まれたのだそうです。戦国武将の上杉謙信が発明したという言い伝えもあります。

 現在では端午の節句(こどもの日)の供物として食べられることが多いようです。
昔はあんこだけでなく,おにぎりのように,中に梅や,おかかなどもいれていたそうですが,今では,きんぴらを入れたものくらいしかみかけなくなりました。きんぴらをいれたものや,中身があんこ以外のささだんごを,「あえもんだんご」と呼び,ささだんごと区別している地域もあるそうです。

文責:栄養士 阿部 綾

サプリメントだけでは・・・(6/14)

最近,サプリメントやビタミン剤,健康食品のコマーシャルをよく見ます。サプリメントや健康補助食品をとり続けていれば,バランスのよい食事ができているのでしょうか?
「サプリメント」とは,「補う」とか「追加する」という意味です。様々な事情でバランスの取れた食事がとれない人が,不足した栄養素の補給や,病気にならないよう,健康を保つための食品のことで,薬ではありません。
お医者さんや,専門家の指導のもと,どうしても足りない分をサプリメントで補うもので,ふだんから栄養補給をサプリメントに頼りきったり,健康食品ばかり食べて,食べる楽しみを見失ったりするのは問題です。
ふだんから,バランスのよい食事を心がけ,季節の恵みや,おいしいものを口にすることは,心の栄養にもなります。サプリメントを上手につかって,食生活を楽しみながら,健康を保ちましょう。

文責:栄養士 阿部 綾

毎日食べたい食品「みそ」(6/13)

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 「みそ」は,江戸時代から「食べると健康になる」「毒を消す」「血のめぐりをよくする」などといわれてきました。当時は,みその効果は科学的には証明されていませんでしたが,昔の人は経験から,そう感じていたようです。
「畑の肉」とよばれる大豆から作られるみそは,とてもたくさんのたんぱく質を含んでいます。それが,みその中にいるこうじ菌に分解されているので,大豆よりも消化がよく,効果的に筋肉や血液を作るもとになります。
エネルギー源のごはんと,体をつくるみそ,ビタミンのとれる野菜などの入ったみそ汁の組み合わせは,とても栄養のバランスがとれていますから,昔の人の考えは正しいといえるでしょう。
その他にも,みそ汁を毎日飲んでいる人は飲んでいない人にくらべて,胃がんの発生率が少ないという研究もあります。また,コレステロールを低下させるとか,老化防止の効果にも注目されています。「みそ」はすばらしい食品ですね。

文責:栄養士 阿部 綾

新潟のご当地グルメ「たれかつ」(6/12)

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 みなさんは,とんかつには何をかけて食べますか?ソース,しょうゆ,ケチャップ,マヨネーズ・・・?意外となんでも合いそうですね。
新潟市では砂糖やみりんとしょうゆで作ったあまじょっぱいタレにかつをくぐらせる「たれかつ」が有名です。給食にも,ときどき登場しますね。最近では,このタレに「ぶり」という魚のかつをくぐらせた「ぶりかつ」も,新潟県のご当地グルメとして注目されています。
今日のとんかつには「長岡市」で有名な「洋風カツどん」のタレを作ってかけてみました。昔,長岡市にあった「小松パーラー」というお店が始めた料理で,とんかつの上にケチャップやデミグラスソースでつくったタレをかけたものです。今ではたくさんのお店で提供されているので,長岡市の人たちにはとても馴染み深い料理になっています。
同じ新潟県でも,地域によっていろいろな味が定番となっています。最近では,「B級グルメ」といって,安くておいしい,地元の人たちに愛されている地域の名物料理を食べる機会も多くなりましたね。

文責:栄養士 阿部 綾

紀元前3200年の古代エジプトでも(6/11)

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「ガーリック」とは,にんにくのことです。にんにくは,世界中でさまざまな料理に使われています。
にんにくの原産地は中央アジアといわれていますが,紀元前3200年というはるか昔,古代エジプトですでに栽培され,利用されていたそうです。
世界で一番古い医学書「エーベルス・パピルス」にも,にんにくは薬として載っています。また,にんにくには独特の強いにおいや風味があるため,魔よけとして使われたり,いろいろな言い伝えがあったりします。例えば,「吸血鬼ドラキュラ」はにんにくが苦手,などですね。
日本には8世紀頃,中国を通じて伝わりましたが,にんにくの「力をつける作用」が煩悩を刺激するといわれ,お坊さんたちの間では食べることを禁じられていました。
今でも元気を出したいときに,にんにくを食べる人もいますが,本当ににんにくには元気をだす効果があるのでしょうか?
にんにくには,糖質を分解し,エネルギーに変えてくれるにおい成分「アリシン」がはいっています。また,アリシンは,豚肉などにたくさん入っているビタミンB1の働きを高めますので,豚肉や魚とにんにくをいっしょに食べると疲労回復や,体力をつける効果がアップするのです。
こんなにすごい力をもったにんにくですが,にんにくのパワーは強すぎるので,食べ過ぎたり,生で食べたりすると胃をいためてしまいますので注意が必要です。

文責:栄養士 阿部 綾

ジューシーフルーツ(6/6)

今日のかんきつは,「みしょうかん」「ジューシーフルーツ」「河内晩柑」などいろいろな名前で呼ばれています。
今から80年くらい前に,熊本県の河内村で発見されました。「文旦」という1kgほどもある,とても大きなみかんの仲間で,皮の色は熟しても黄色いままです。3月から7月頃まで収穫でき,みかんの仲間の中では,遅い時期にとれるため,「晩柑」と呼ばれます。
また,「ジューシーフルーツ」とも呼ばれるだけあって,果汁がたっぷりで,とてもおいしい果物です。見た目はグレープフルーツに似ていますが,グレープフルーツとは違って苦味はなく,とても甘いのが特徴です。
かんきつのさわやかな酸味や,香りは,食欲を刺激します。梅雨が近づき,体調や,気持ちの盛り上がりが今ひとつ・・・という人には,気分転換にもぴったりの食べ物です。みかんの仲間にたくさん入っている「クエン酸」や「ビタミンC」は体の疲れをとってくれる働きがあり,体調を整えるのに欠かせない栄養なのです。

文責:栄養士 阿部 綾

梅の日(6/6)

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6月6日は「梅の日」だそうです。
今から500年くらい昔の6月6日,当時の天皇陛下が京都の賀茂神社に詣で,梅を奉納して祈ったところ,たちまち雷の音とともに,雨が降り始め,豊作をもたらしたという言い伝えがあります。人々は,その雨を「梅雨」と呼び,梅に感謝するとともに,災いや疫病を除き,福を招く梅を贈り物にするようになったのだそうです。これが「お中元」の始まりといわれています。
亀田の梅の木もそろそろ青い実をつける頃でしょうか。
梅の実は,梅干や梅酒,梅ジャムなどに加工されます。加工された梅には食べものを腐りにくくする働きや食欲増進,腸の働きを調える効果などがありますが,生の青い梅は中毒を起こすことがありますので,食べてはいけません。
それと,「梅雨(つゆ)」の時期は,気温や,湿度が上がり,カビや,食中毒などが発生しやすくなります。給食でも注意していますが,家でも,熱をしっかり通したものを食べる,長い時間,部屋の中に食べ物を放っておかないで冷蔵庫などに入れる,手洗いをしっかりするなど,気をつけてくださいね。
文責:栄養士 阿部 綾

ナチュラルチーズ(6/5)

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チーズは世界に数百種類もありますが,大きく分けると「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2つの種類に分けられます。
今日,給食にでているチーズはプロセスチーズです。味やにおいにくせがなく食べやすいことから日本では昔からなじみが深く,たいていの人はチーズといえばプロセスチーズを思い浮かべるでしょう。海外では地域によって,さまざまな特色のあるチーズを作る文化が発展していますが,それらはほとんどが「ナチュラルチーズ」です。
「ナチュラル」というのは「自然な」という意味ですし,プロセスチーズの「プロセス」は,「手を加えた」という意味があります。その名の通り,何種類かのナチュラルチーズを加熱し,溶かして,混ぜ合わせてつくったものが「プロセスチーズ」です。熱を加え,殺菌してあるので,品質が安定し,長く保存することができます。また,スライスチーズや6Pチーズ,とろけるチーズなどいろいろな形をつくることもできます。そのかわり,熱で殺菌してしまうので乳酸菌はいなくなり,「ナチュラルチーズ」のように保存している間に熟成しておいしくなるということはありません。

文責:栄養士 阿部 綾

虫歯予防デー

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今日は6月4日,「虫歯予防デー」です。
歯と,歯ぐきがじょうぶなことは,健康や長生きをするために大切なことの一つです。何でも食べられる健全な食生活を送るためには,80歳で20本の歯が残っていることが望ましいとされています。
簡単なことのように思えますが,「歯の寿命は60年」といわれるほど「虫歯」や,「しそうのうろう」などで自分の歯をなくし,入れ歯にしている人はたくさんいます。現在,お年寄りの多くが食べる楽しみを満喫できない毎日を送っているのです。80歳で20本の歯を残すことを実現するためには,子どもの頃からの歯の健康づくりが重要です。
みなさんは,虫歯や歯ぐきの病気にならないよう,口の中をきれいに保つ習慣ができていますか?まずは,1よくかんで食べる。2食べたら歯をみがく。3寝る前にも歯をみがく。の3つを守って,虫歯のない健康な歯を目指しましょう。

文責:栄養士 阿部 綾

6月の給食目標

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6月になりました。今月の目標は「よくかんで食べよう」です。
みなさんは,一口何回くらいかんでいますか?わからない人は,今,ご飯を一口分,口に入れてかんでみましょう。あまりたくさん入れすぎないようにしてくださいね。

よくかむと,どんないいことがあるのでしょうか。

1.よくかむと,脳に刺激が伝わり,頭がよくなる!
2.よくかむと,おなかがいっぱいになったよ,というサインが脳に伝わり,太りすぎを  予防する!
3.よくかむと,つばがたくさん出て,消化がよくなる!つばは,口の中の細菌をやっつ  ける働きもあるので,虫歯になりにくくなる!

どうですか?とてもいいことがたくさんありますね。
「一口30回かむと体にいい」といわれています。30回より少なかった人は,これからゆっくり,よくかむようにしてくださいね!
また,やわらかいものばかりでなく,固いものをしっかりかんで食べることも大切です。するめやナッツ類,生野菜,いかやたこ,フランスパンなどのしっかりかめる食品を,おやつなどに取り入れられるといいですね。

文責:栄養士 阿部 綾

麦ごはんとナン(5/31)

 今日の主食は,麦ごはんとナンがあるので,ごはんの量がいつもの量の半分になっています。キーマカレーと一緒に食べてください。ナンは,米粉を使ったナンが出ています。米粉は,お米を粉末にしたものです。米粉は,これまでおせんべいやまんじゅうなどの和菓子に使われていましたが,最近では,パンやケーキ,ラーメンなどいろいろなものに使われるようになりました。小麦粉はほとんど外国から輸入されていますが,日本でたくさん作ることのできる米粉を利用することで外国からの輸入に頼らなくてもよくなります。今日出ているナンは,米粉を使っているため,ふつうの小麦粉を使ったナンよりもモチモチした食感です。ぜひ味わってみてくださいね。

文責:栄養士 六間口

えびのからあげ(5/30)

 今日給食に出ている「えびのからあげ」で使われているえびは,新潟県内の新潟市,佐渡,上越,糸魚川の各地でとれた「南蛮エビ」です。南蛮エビは,一般的には「甘エビ」と呼ばれていますが,正式には,「ホッコクアカエビ」といいます。新潟では色や形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから「南蛮エビ」と呼ばれています。甘みが強く、他のエビとは違った独特の食感があります。よくかんで食べましょう。

文責:栄養士 六間口

つみれに使われている魚の種類は?(5/29)

今日は,つみれ汁がでています。つみれに使われている魚の種類はどれでしょう?
1.さんま   2.ぎす   3.さけ

▼正解は・・・

ひじきの炒め煮(5/28)

 今日の給食は、ひじきのいため煮が出ています。
ひじきは、浅い海で太陽のめぐみをいっぱいにあびているのでとても栄養価が高い海草です。ひじきは漢字で書くと、動物の「鹿」と尾っぽの「尾」と野菜の「菜」の字を書いて「ひじき(鹿尾菜)」と読みます。とてもかわいらしい漢字になりますね。ひじきの1本をよーく見てみてください。鹿の尾っぽに見えるでしょうか?? 今日も良くかんでいただきましょう。

文責:栄養士 六間口

毎日のように給食に出てくる食材といえば?(5/27)

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 毎日のように給食に出てくる野菜といえば・・・にんじんですね。にんじんは緑黄色野菜の代表的な野菜です。カロテンと呼ばれる栄養素がたっぷりふくまれていて、食べるとみなさんの体の中でビタミンAに変わり、体の抵抗力を強め、病気にかかりにくくします。また、がんという病気や老化の防止にも役立つといわれています。今日の給食のきんぴらのように油と一緒に食べると、カロテンの吸収が良くなります。好き嫌いせずに食べてくださいね。

文責:栄養士 六間口

疲労回復におすすめの・・・(5/24)

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5月,6月は,運動会のシーズンですね。運動会では,普段の実力が発揮できるといいですね。食事では,何といっても普段から栄養バランスのとれた食事をとることが大切です。そして運動会当日の朝は,朝食をしっかり食べてエネルギー補給してきてください。今日の給食で使われている食材の中で運動会の練習で疲れているという人におすすめの食材があります。それは,ほたてです。ほたてには,疲労回復効果のある成分が入っています。今日の給食もしっかり残さず食べて疲れをとり,元気に過ごしましょう。

文責:栄養士 六間口

揚げパン(5/23)

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 きょうは,みなさんが大好きな揚げパンです。今日のようなメニューの日は,給食の残量がいつもの半分くらいになります。揚げパンに使っているパンは,米粉を使った米粉パンです。そのため,ごはんのようなもちもちした食感になります。米粉のパンと小麦粉のパンを比べると,米粉パンの方が発酵しにくいので作りにくいそうです。また,かんそうすると,パサパサしてしまいます。
今日も味わって残さず食べてくださいね。

文責:栄養士 六間口
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