ハロウィン(10/31)

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今日は「ハロウィン」ですが、どんな日か知っていますか?
2000年以上前のヨーロッパに住んでいたケルト人たちにとって、新年は11月1日でした。その前日、10月31日の夜は死者の霊が家族を訪ねてきたり、精霊や魔女が出てきたりすると信じられていました。これらから身を守るために仮面をかぶり、魔除けに焚火をたいてその周りを踊るという行事が、長い間に、収穫を祝うお祭りに変わったのが「ハロウィン」です。
かぼちゃをくりぬいて「ジャックオランタン」をつくり、魔女やお化けに仮装した子どもたちが、近所を1件ずつ訪ね、「トリックオアトリート(お菓子をくれなきゃいたずらするよ)」と唱えます。家庭ではかぼちゃのお菓子をつくり、「ハッピーハロウィン」とこたえて渡します。なんと、お菓子をもらえなかったら本当にいたずらをしてもよいのだそうです。
ハロウィンはアイルランド、イギリス、アメリカ、カナダ、プエルトリコ、ニュージーランド、オーストラリアなどの国で実施されています。

文責:栄養士 阿部 綾

天然記念物「類産梨」(10/30)

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梨は中国から伝わり、日本ではずっと昔、弥生時代には食べられていました。江戸時代には品種改良や栽培が盛んに行われていて、100種類くらいの品種を育てていたそうです。
「なし」という言葉が、「何も無し」という言葉につながるため、縁起が悪いので、家の庭には植えないほうがいいなどといわれることもあります。また、なしの反対の意味に変えて、「ありの実」と呼ぶこともあります。
梨がしゃりしゃりした歯ごたえなのは実の中に「石細胞」と言われる食物繊維があるからです。ほとんどが水分で、栄養はあまりありませんが、余計な塩分を体の外に出してくれる「カリウム」という栄養や、疲れをとってくれる「アスパラギン酸」が入っています。
新潟市の南区、月潟には「類産梨」という種類の梨があり、日本で1本しかない梨で、天然記念物にも指定されているそうです。どんな梨か食べてみたいですね。

文責:栄養士 阿部 綾

バランス良く何でも食べましょう(10/29)

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みなさんの体は、今、成長している途中です。どんどん体が大きくなっていくこの時期は、食べる量や食べる物の種類を自分勝手に少なくしたり、食べ過ぎてしまったりすると、大変なことにつながります。
例えば、ダイエットだからといって食事を減らしたのに、おなかがすいてお菓子をたくさん食べてしまったらどうなるでしょうか?
かえって肥満の原因になってしまいますね。
「1日3回の食事」を、「ごはんを中心にして」、「いろいろな食べ物を組み合わせて食べる」ことが、1番の肥満予防です。バランスよくなんでも食べて、病気やストレスに負けない丈夫な体を作りましょう。

文責:栄養士 阿部 綾

「のっぺい」の中には?(10/26)

「のっぺい」は新潟県に古くから伝わる郷土料理です。2007年に農林水産省により、郷土料理100選に選ばれた新潟県を代表する料理ですが、実は「のっぺい」という料理は島根県や奈良県、長野県など他の県でも郷土料理としてよく食べられているのです。

 新潟県ではとうふ、とりにく、にんじんやさといもなどの根菜を煮て、さといもの自然なぬめりを出したお汁ですが、他の県ではくず粉などをつかってとろみをつけます。とろみをつけるのは、汁を残さず食べる工夫なのだそうです。

 もともと家庭料理なので、地域や家ごとにいろいろな具をいれたり、だしが違ったりします。新潟県は鮭やイクラを入れることが多いようです。みなさんの家の「のっぺい」はどんなものが入っているでしょうか。
 
 郷土料理は、長い時間をかけて親から子へ、そして家庭や地域へ受け継がれてきた料理ですから、いつまでも残していきたいですね。

文責:栄養士 阿部 綾

上手につきあいましょう(10/25)

インスタント食品は手軽で簡単に食べられるので、ついつい利用してしまいますね。でも、インスタント食品を取り過ぎると、塩分、糖分、脂肪分の摂りすぎで、健康に影響があることがわかっています。
なるべく続けて食べるのはやめ、栄養のバランスを考えて野菜や果物をプラスするなど、インスタント食品と上手につきあうようにしましょう。
今日の給食についているりんごも、体の中のいらない塩分を外に出してくれるカリウムという栄養をたくさんもっていますよ。

文責:栄養士 阿部 綾

昔はおやつとして大活躍!(10/24)

クイズ私は誰でしょう。
1.私はよくお菓子に使われます。だから、わたしとさとうはとても仲良しです。
2.わたしはだいずを小さく砕いて粉にしたものです。
3.今日の給食にも使われています。

▼正解は・・・

サプリメント(10/22)

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 みなさんは、「サプリメント」という言葉を聞いたことがありますか?サプリメントとは、不足している栄養を補うための食品です。お年寄りや、病気の人、激しい運動をする人など、食べるのが難しい人や、食事だけでは栄養を取りきれない人がサプリメントで栄養を補給したりします。

 錠剤や、カプセルなどの形をしていますが、薬ではありません。
テレビなどのCMで、栄養が簡単にとれることを強調して、これさえ食べれば大丈夫!と思っている人もいるかもしれませんが、食べ物から栄養をとることはとても大切なことです。

 料理をしたり、食感や味を楽しんだりすることを通して心の健康にもつながります。
サプリメントを利用する時は、本当に自分に必要なのかを考え、表示や説明をよく読んでからとるようにしましょう。

文責:栄養士 阿部 綾

渋皮の役割は?(10/19)

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栗は、日本と朝鮮半島南部原産です。日本ではとても古くから食べられていて縄文時代の主食でした。日本のほぼ全域で栽培されています。茨城、熊本、愛媛、岐阜、埼玉県でたくさん作られています。
栗は、ごまやアーモンドなどと同じ種の仲間ですが、他の種より脂肪が少なく、でんぷんが多いのが特徴です。
さて、栗の実の中には渋皮と呼ばれる苦い皮があります。この渋皮は何のためにあるのでしょうか。
1.硬い外の皮を支えるため
2.とりや動物から中身を守るため
3.中の栄養をのがさないため


▼正解は・・・

大豆の栄養パワー(10/18)

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大豆の栄養の約30パーセントは体を作るもとのたんぱく質です。たんぱく質は筋肉や内臓など、体をつくっている成分で、生きていくために絶対に必要な栄養素です。肉や魚、卵もたんぱく質をたくさんもっていますが、大豆のたんぱく質は、血液の中のコレステロールを下げたり、肥満を防ぐ効果があるといわれています。
他にも、大豆レシチン、腸の中でビフィズス菌を増やすオリゴ糖、骨がスカスカになる病気の骨粗鬆症を予防するイソフラボンといった栄養がつまっています。大豆の栄養パワーをもっと取り入れて、健康になりましょう。

文責:栄養士 阿部 綾

すいとん(10/17)

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「すいとん」とは小麦粉を水でねってつくった平べったいだんごをいれたお汁です。江戸時代から昭和の初めくらいまでは、すいとん専門のお店や屋台があり、とても身近な食べ物でした。
地方によって「ひっつみ」「はっと」「つめり」「とってなげ」「おだんす」などと呼び方が違い、その地域でとれる野菜などをつかった郷土料理でした。
第二次世界大戦の終わりごろ、食べるものがなくなったとき、米の代わりに「すいとん」と呼ばれる代用食を食べていました。これは、今日のお汁や、全国の郷土料理と違い、水でゆるくといた小麦粉を、直接鍋に入れてかためたもので、野菜や肉、だしなども入っていなかったのでとてもまずかったそうです。

文責:栄養士 阿部 綾

腹八分目(10/16)

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「おなかがいっぱいになった」と感じているのは、胃や腸だと思いますか?
じつは、食欲は、脳の「視床下部」というところにある「満腹中枢」と「空腹中枢」の神経細胞の働きで調節されているのです。だから、おなかがいっぱいとかんじるのも脳の働きなんですよ。
でも、おいしいからといって、おなかいっぱいに食べると、胃や腸が大忙しになります。すると、無理しすぎて、胃や腸の働きが悪くなり、おなかが痛くなってしまうのです。体のためには、「もうちょっと食べたいな」というところでやめるのがいいのです。これを「腹八分目」といいます。

文責:栄養士 阿部 綾

マグネシウムがたくさんとれる食品(10/15)

みなさんは、「マグネシウム」という栄養素を知っていますか?マグネシウムは主に骨や歯を作っている成分の1つですが、その他にも筋肉の動きを伝えたり、細胞の中にあるミネラルという大切な成分を調整してくれたりする健康で長生きするために必要な栄養素です。

最近、このマグネシウムが足りない人が多くなってしまいました。なぜかというと、洋風のおかずが好きな人が増え、日本人が昔から食べていた食品を食べる量が減ってきたからです。
マグネシウムをたくさんとれる食品は、「そば バナナ のり ひじき まめ ごこく とうふ まっちゃ ごま わかめ やさい さかな しいたけ いちじく こんぶ かき いも なっとう とうもろこし くるみ」です。これはちょっとおぼえきれないな〜という人は、一番最初の文字を取って、「そばのひまごとまごはやさしいこかい?なっとく!」とおぼえてください。・・・これでもちょっと長いですね。

文責:栄養士 阿部 綾

世界三大キノコの一つ(10/12)

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マッシュルームは、世界で一番よく食べられているきのこです。原産地はヨーロッパですが、アメリカや中国でもたくさん作られています。メロンをつくるための温室で、マッシュルームがとれたため、早くから人工的に栽培することができるようになりました。日本のしいたけ、東南アジアのフクロタケとならんで、世界3大きのこといわれています。
きのこは加熱しないとうまみ成分がでてこないので、生で食べてもおいしくないのですが、マッシュルームは生で食べてもおいしいきのこです。しぼうをエネルギーに変えてくれる働きがあるので、ひまんを予防してくれます。腸の中をきれいにしてくれたり、においをとってくれたりする働きもあるそうです。

文責:栄養士 阿部 綾

共通する動物は?(10/11)

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クイズです。学校の教室や、校長室、給食室にはいるけれど、保健室にはいない動物ってなあに?(ヒント:ひらがなで考えるとわかりやすいですよ。)
▼正解は・・・

10月10日は「目の愛護デー」

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10月10日は目の愛護デーです。10という数字を2つ横にすると、まゆげと目に見えることから、この日は毎年、目の健康にかかわる活動が進められています。みなさんも、目のために、暗い所で本を読まない、ゲーム画面を長時間見つめない、汚れた手で目をこすらないなどを心がけましょう。
今日のゼリーに使われているブルーベリーは、目によいといわれています。ブルーベリージャムが大好物だったイギリスのパイロットが、毎日パンにたっぷりとブルーベリージャムをつけて食べていたところ、夜、飛行機を操縦していた時、薄明かりの中でもはっきりと周りの景色が見えたのだそうです。それからいろいろと研究され、野生のブルーベリーに入っている「アントシアニン」に目の働きを助ける効果があるらしいということがわかりました。

文責:栄養士 阿部 綾

日本独特の食べ方「口中調味」(10/9)

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昔から日本の食事は、白いご飯と汁物に、3つのおかず(1.肉・魚の主菜、2.野菜・海藻の副菜、3.佃煮や漬物)の「一汁三菜」が基本でした。これは、米作りが始まった弥生時代から、現代まで続いています。
また、和食は、おかずを食べたら次にご飯を食べ、お汁を飲んだらご飯を食べるといったような食べ方が基本で、ごはんとおかずをいっしょに食べ、口の中で混ぜながら食べる日本独特の食べ方を、「口中調味」といいます。こうすることで、自分の好きな味の濃さに調節して食べることができ、味覚も発達するといわれています。
「ばっかり食べ」といわれる食べ方は、全てを食べ終わる前におなかがいっぱいになり、濃い味で味覚が慣れてしまうため、もっと強い味が欲しくなってしまいます。口中調味はバランスよく食べることができ、体にもやさしい食べ方なのです。

文責:栄養士 阿部 綾

イギリスから伝わってきた食べ物(10/3)

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「カリー・ド・ライス」ってどんな料理かわかりますか?
▼正解は・・・

甲州ぶどう(10/2)

 ぶどうは、果物の中でも、りんごやいちごと同じく、古くから食べられてきた果物です。また、ぶどうは世界で一番たくさん作られている果物ですが、生で食べる品種よりも、ワインになる品種をたくさん作っています。ぶどうの品種は5000種類もあると言われています。
日本にも「甲州ぶどう」という日本原産の品種があり、戦国武将の武田信玄で有名な甲斐の国(いまの山梨県)では、1300年以上も前から栽培されていたそうです。江戸時代には、将軍家にも献上され、明治時代までぶどうといえば、「甲州ぶどう」のことでした。今でも山梨県は、ぶどうの名産地です。

文責:栄養士 阿部 綾

八十八の手間をかけて・・・(10/23)

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「米」という漢字は、「八十八」を表しているといわれています。この「八十八」という意味は、米が実るまでに、草をとったり、水を調整したり、肥料をまいたりなど、88回くらいのたくさんの手間がかかるからだといわれています。米が私たちのところにとどくまでに、いろんな苦労があるのです。
だから、昔の人は、米の一粒一粒まで大事に食べました。私たちも、作ってくださる方の苦労を考え、なるべくお茶碗に米粒を残さないで食べるようにしたいですね。

文責:栄養士 阿部 綾

食欲の秋(10/1)

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10月になりました。だいぶ涼しくなって、食欲がわいてくる時期ですね。秋は、植物が実る季節でもあります。亀田で作られているおいしいものがたくさんお店で売られるようになるので、今月は、地場産物や旬の食材を味わってください。新潟市は農業の盛んな市です。季節ごとにいろいろな作物がとれます。給食でもできるだけ新潟市や新潟県でとれたものを使えるように地元の農家の人や、JA、八百屋さんに協力してもらっています。
10月に、亀田でとれる食材は、なし、じゃがいも、さつまいも、さといも、たまねぎ、ながねぎ、ごぼう、こまつな、だいこん、ほうれんそうなどです。

文責:栄養士 阿部 綾
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学校行事
10/31 ALT
11/1 全校朝会
11/2 学習発表会準備/授業4時間
11/3 学習発表会/文化の日
11/5 振替休業日
11/6 ALT
給食
10/31 むぎごはんわかめふりかけ/ちゅうかふうたまごスープ/とりにくとだいずのチリソースに/セレクトデザート
11/1 ごはん/みそわんたんスープ/いかのちゅうかいため/だいこんのちゅうかづけ
11/2 ごはん/すきやき/ツナとひじきのつくだに/ポテトサラダ
11/6 わかめごはん/チンゲンサイのスープ/ポークしゅうまい/ごまマヨネーズサラダ/みかん
新潟市立亀田東小学校
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新潟県新潟市江南区亀田水道町3-2-45
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