おおきい本

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今年もまた、6年生が卒業します。

今年もまた、2年生は3年生へ、3年生は4年生へ・・・それぞれ進級します。


新しい場所へ巣立つ人たちへ、この場所でまた一年間がんばる人たちへ、この本を紹介します。



『おおきくなるっていうことは』(えほん お)
みなさん、この一年間でどんなところが「おおきく」なりましたか?
背がぐーんと伸びた人、体重がちょっぴり増えた人、クツのサイズが大きくなった人も、いるかもしれませんね。それから、なわとびがたくさんとべるようになったり、いろいろな字をおぼえたり、そうじが上手にできるようになったり・・・これも、みなさんが「おおきく」なったことなんですよ。

この本の中に、こんな文があります。
「おおきくなるっていうことは じぶんより ちいさなひとが おおくなるってこと」
「おおきくなるっていうことは ちいさなひとに やさしくなれるってこと」

体やできるようになった事みたいに、目には見えないけれど、みなさんの心も「おおきく」なっているんですよ。

これからも、心を、おおきくおおきくお〜〜っきくしていってくださいね!


   さくら咲く氷のひかり引き継ぎて(大木あまり)

木の本

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亀田東小の図書館は3階にあるので、外の様子が遠くまで見えます。このごろは雪の白色がなくなって、木の緑色がよく見えるようになりました。

学校のすぐ近くにある「みずっちたんく」や東っ子ファームの奥には、周りの建物より高い木が、何本も立っています。校歌に出てくる竹林も、あちらこちらに見えます。そうそう、校舎の工事でなくなってしまった校門や中庭の木が、いくつかグラウンドに引っ越しています。(前に紹介した「カエル岩」もいっしょです!)工事が全部終わったら、今度はどこに植えられるのかな?

というわけで、今回は「木の本」を紹介します。

●『せかいいち おおきな うち』(えほん せ)
「ぼく、おとなになったら、せかいいちおおきなうちが、ほしいな!」どこかの畑のキャベツに住んでいる、ちびかたつむりくんは言いました。でもお父さんは「うどの たいぼく」と言うと、おはなしをはじめました・・・え?木がぜんぜん出てこないって?じつはもう出ているんです。それは、お父さんが言った「うどの たいぼく」。漢字にすると「うどの大木」で、大きくても役に立たないよ、ということです。ことばの中に「木」があったんですね。・・・さてさて、かたつむりのお父さんは、どんなおはなしをしたのでしょう?

●『日本の風景 松』(650/ゆ)
パッと見てすぐ名前が分かる木!といったら、みなさんどんな木を思いますか?きっと「松!」っていう人がたくさんいると思います。あのトゲトゲの葉ですぐ分かりますね。その松にも、「クロマツ」と「アカマツ」があるって知ってましたか?この本を読むと、どちらがどの松なのか分かります。それから私たちの近くのいろいろな所で、松がかつやくしていることも分かります。門松や防風林、それから習字で使うあるものも、昔は松から作っていたそうですよ。

たいへん!の本

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寒かった2月ももうすぐ終わり。ですが、学校の周りの道は、雪がたくさん残っていて、とても狭くなっています。朝がとても寒い日は道が凍って、つるつるになっています。除雪車が集めた雪が、とても大きな山になっているところもあります。まだまだ雪でたいへん!なのです。

というわけで、今回は「たいへん!の本」を紹介します。


●『マフィンおばさんのぱんや』(えほん ま)
アノダッテは、マフィンおばさんのパンやさんを手伝う男の子です。ある夜アノダッテは、おばさんがパンをつくる地下室へ、そーっと行きました。おばさんにはないしょで、一人でパンを作ってみたかったのです。パンだねをつくって、こねて、ジャムにほしぶどうにチョコレートをまぜて、かまどに入れました。あとはパンができるのをまつだけです。ところが・・・たいへんです!かまどのパンが、どんどんどんどん、あんなことになるなんて!

●『小学生のまんが方言辞典』(810/し)
「本がたいへんです!」と言われたら、みなさんはどんなことを思いますか?本が壊れちゃったのかな?それとも水の中に落ちちゃった?でも山梨県で「本がたいへん!」と言ったら、「へえ〜何冊くらいあるの?」と聞かれるでしょう。この本によると、山梨県では「たいへん」は“たくさん”という意味なのだそうです。場所によって、言葉は同じでも意味が違うのですね。反対に、意味は同じでも言葉が違うこともあります。「ちっとばか」に「ちくと」、「まめ」に「ぎっぱね」などなど・・・。奈良県では、「りっしんほいらん」という遊びがあるそうです。みなさんも必ずやったことのある、あの遊びなんですよ。


ところで、たいへん!な雪ですが、東っ子はみ〜んなケガすることなく、学校に来ています。地域の方が、雪かきや登下校のパトロールをしてくださったり、除雪のお仕事の人たちが、雪の山を別の場所へ運んだりしてくれているからです。大勢の人からのやさしさで、東っ子は今日も元気です!

丸い野菜の本

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「丸い野菜」というと、みなさんはどんな野菜を思いますか?じゃがいも、玉ねぎ、トマトも丸いし、でこぼこしているけど、かぼちゃも丸い野菜になるかな?

今回の丸い野菜は、給食のおかずによく出てきます。(実は今日の給食にも入っていました!)1月は、おせち料理の中に入っていました。そして2月は、鬼を追い払うために投げたり、年の数だけ食べたりしました・・・そう!答えは「豆」です!今回は「豆の本」を紹介します。

●『しょうたとなっとう』(610/ほ)
「納豆?やだ〜きら〜い!」という人もいますね。この本のしょうた君も、納豆が大きらい!初めて食べたとき、あのネバネバが手や顔についてしまって、とっても気持ち悪かったんです。それで、納豆がきらいになってしまいました。ある日、しょうた君はおじいちゃんといっしょに、畑に「あおだいず」の種をまきました。芽が出て、花が咲いて、豆の入った「さや」が、どんどん大きくなっていきます。そして、どんな豆ができたかというと・・・。

●『ソラマメばあさんをおいかけろ』(913/た)
デパートの文房具売り場にいたおばあさんを見て、タンタは、息が止まるくらいびっくりしました。なぜならその人は、タンタが学校の宿題でもらった「ソラマメ」だったから!タンタとおねえちゃんのカオルは、おばあさんの後を追いかけます。ところがおばあさんは、レジをすませると、デパートを出て電車に乗ってしまいました。二人ももちろん、電車に飛び乗ります。3時45分までには、デパートに戻って、お母さんと帰らなくてはなりません。二人はそれまでに、ソラマメばあさんの正体をあばくことができるのでしょうか!?・・・そしてソラマメばあさんは、文房具売り場で何を買ったのでしょう?

十二支の本

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2012年最初のブックラビットは、「十二支の本」の紹介です!みなさんは十二支ぜ〜んぶ言えるかな?

 子(ねずみ)・丑(うし)・寅(とら)・
 卯(うさぎ)・ 辰(たつ)・ 巳(へび)・
 午(うま)・未(ひつじ)・ 申(さる)・
 酉(とり)・戌(いぬ)・亥(いのしし)

・・・ですね!十二支は日本だけでなく、他の国にもあります。日本とはちょっと違う動物もいて、モンゴルでは、トラの代わりにヒョウが入ってます。またベトナムでは、ウシの代わりに水牛が、ウサギの代わりに日本でおなじみの「あの」動物が入っているそうですよ!
*『きみはなにどし?』(福音館書店 刊)より

●『十二支のはじまり』(えほん/じ)
「一月一日に、わたしの家で、ごちそう大会をします。十二番目までに来ると、ごほうびもあります。みなさん、ぜひ来てください!」かみさまの話に、動物たちはみんな大喜び!でも、ねずみはねこに負けたくなくて、「ごちそう大会は、二日だよ。」と言ってしまいます。そして一月二日。本当のことを知ったねこは、ねずみを見ると追いかけるようになりました。うそを言われておこったから?いえいえ、そうじゃないんですよ。

●『ね、うし、とら・・・十二支のはなし』(えほん/ね)
こちらは中国のおはなしです。十二支のために、十二種類の動物を選んだシュン・ユー。半分は神様で、半分は人間という、ふしぎな人です。ところがそのシュン・ユー、とっても困っているのです。なぜかというと、どちらが十二支の一番目になるかで、ねずみと牛があらそいになってしまったから。ねずみは「私はとっても賢いんです!」と言うし、牛は「私はとっても強いんです!」と言うし、なかなか決まりません。どちらを一番目にするか、いったいどうやって決めたらいいのでしょう?

文責:図書館司書 伊藤

冬にはたらく車の本

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今回のブックラビットは、「冬にはたらく車の本」の紹介です。

トラックや消防車・バス・トラクター・ショベルカーなどなど、はたらく車はた〜くさんあります。そのなかでも、冬にはたらく車といえば・・・?

そう!「じょせつ車」です!
どんなに雪がたくさんつもっても、みなさんがちゃんと道を通れるようにしてくれる、冬のつよ〜いヒーローです。

●『くらべてみよう!はたらくじどう車 5』(530/く)
じょせつ車にもいろいろな名前があるって、知ってましたか?この本には、「じょせつトラック」・「じょせつドーザー」・「じょせつグレーダー」などの車がのっています。写真もあるので、どこを見ればどの車なのかが、すぐに分かるようになっています。これを読めば、じょせつ車はかせになれるかも!

●『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』(えほん/は)
けいてぃーは、「じぇおぽりす」という町の「どうろかんりぶ」ではたらくトラクターです。冬になると、雪をのけるための道具をつけて、じょせつ車に変身するのです。赤いからだでとても力持ちのけいてぃーは、「どうろかんりぶ」の人たちのじまんです。ところがある日、「じぇおぽりす」にたくさんの雪がどんどんどんどんふって・・・とうとう町は、すっかり雪の下にかくれてしまいました!「どうろかんりぶ」の人たちも、けいさつやびょういんの車も、だれもかれも動けなくなってしまった「じぇおぽりす」。けいてぃーも、雪の下にうもれてしまったのでしょうか?


文責:図書館司書 伊藤

14000さつのおひっこし その後

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ひっこしから早一ヶ月が過ぎました。今は、ブックラビットチルドレン委員会(図書委員会)による「読書ゆうびん」の真っ最中です。休み時間になると、図書館は大にぎわい!本を読む人に、借りる人返す人、読書ゆうびん用のハガキを取りに来る人もいます。ハガキ一枚一枚にスタンプを押して、クラスごとに仕分けをする、委員会メンバーたちの姿もあります。
その姿を見て、「そういえば去年の仕分けは、図書館とは別の部屋でやったなぁ・・・」と思い出しました。

今の図書館は、およそ2クラス分の教室+廊下の広さがあります。前よりとても広くなったおかげで、図書館を使う人と委員会の活動をする人が、同じ部屋ですごせるようになりました。また授業の時間でも、調べ物をするクラスと読書用の本を借りるクラスが、同じ時間に図書館に来ることもできるようになりました。

新しい図書館では、毎日たくさんの人が来て、たくさんの本が使われています。こんなにすばらしい図書館になったのも、大勢の方々が力を貸してくださったおかげだと、改めて思います。

協力してくださった皆様、本当にありがとうございました!

14000さつのおひっこし その3

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5・6時間目は、5年生チームが来てくれました。運ぶのは、図書館の本の大部分を占める、物語の本です。数は多いけれど、大きな本や重い本はほとんどないので運びやすい・・・のですが。運んだ後の「置く場所」がとても大変!なのです。

まず、同じ物語の本でも、文庫は専用の本棚があるので、場所が違います。また、文庫ではない本でも、日本の物語か外国の物語かで、場所が変わります。さらに、同じ日本の物語でも、ミステリーやホラー・低学年向けの本は、場所が異なり・・・もう目が回りそうです!

「先生!!この本の本棚、ここですか!?」
「・・・・・・ごめん。向こうです。」
「ええ〜〜〜っ!!」

と、図書館の端から端へ運びなおしたことも、何度かあったとかなかったとか・・・。あっちへこっちへそっちへと、本を運んでもらって、物語の本もすべて運ぶことができました。


こうして14000冊の引っ越しは、たった一日で終わったのでした!

13000さつのおひっこし その2

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3・4時間目には、4年生&6年生のチームと、6年生同士のチームが来てくれました。

この時に運ぶのは、図鑑などの調べものの本。だいたい絵本より少し厚いくらいの本です。それなら一度にたくさん運んでも大丈夫・・・かと思いきや、見かけによらず重い!のです。

調べものの本は、ほとんどが図書館用に作られています。たくさんの人に使われても本が壊れにくいように、破れにくい紙や丈夫な紙で作ってあります。特別な紙を使っている分、本が重くなるのです。

しかし!いつも元気な東っ子には、そのくらいの重さなんて、なんのその。重い本をどっさり持って、新しい図書館にやってきます!「先生これどこ〜?早くしないと、本落ちちゃう〜」「・・・ごめん、それ、向こうの本棚だわ。」「え〜〜〜!?」というやりとりが、何度かあったとかなかったとか・・・。

こうしてあっという間に、調べものの本の引っ越しは終わったのでした。(つづく)

文責:図書館司書 伊藤

13000さつのおひっこし その1

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10月11日(火)は、後期の始まりの日。そして、図書館の本13000冊の引っ越しの日でもありました。

始業式が終わった2時間目。いつもはシ〜〜ンとしてだれもいない北校舎に、4年生が集まりました。「がんばるぞーー!」「オーー!」のかけ声がひびき、引っ越しスタートです!

まずは絵本の引っ越しからです。約4000冊もある絵本を、4年生さんが新しい図書館へ、どんどん運んできてくれます。どんどんどんど・・・ん?「先生−!星のシールの本って、どこに入れたらいいですか−?」「ええ!!もう星シール!?」

星シールの本を運んだら、絵本の引っ越しは終わりです。わずか45分で、約4000冊の引っ越しが済んだのです!「・・・『くつやのこびと』のこびとさんみたい・・・」とのつぶやきがあったとかなかったとか・・・。(つづく)

新しい図書館です!

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 今年度の図書館は、パソコンが変わり、本のバーコードや貸出カードも変わりました。そして今日は、ついに図書館の場所が変わりました。新しい図書館がオープンしたのです!

休み時間になると、たくさんの子どもたちが来てくれました。「すごーい!ひろーい!!」「先生、あの本どこにあるの−?」図書館に、いろいろな声が響きます。司書にとって、子どもたちでにぎやかな図書館ほど、うれしいものはありません。

開館までには、いろいろな方々がご協力してくださいました。

ピカピカの図書館を作ってくださり、本棚を北校舎から新校舎へどっさり運んでくださった、業者の皆様。
イスやらあれやらこれやら、もろもろの小物を快く運んでくださった、先生方。
そしてなにより、おととい11日に、13000冊もの本を運んでくれた、4・5・6年生のみなさん。

すばらしい図書館を、今日開館することができました。本当にありがとうございました。

*11日の本の引っ越しの様子は、このブログで順次アップする予定です。

文責:図書館司書 伊藤かおり


長い本

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「弥生(やよい)」・「皐月(さつき)」・「師走(しわす)」・・・このことば、どこかで聞いたことはありませんか?これは、3月・5月・12月の昔の呼び方です。そのころは、「旧暦(きゅうれき)」というカレンダーを使っていました。明治時代になって、今のカレンダーを使うようになったのです。ちなみに8月は「葉月(はづき)」、10月は「神無月(かんなづき)」と呼びます。

では9月は・・・「長月(ながつき)」です。日が短くなり、夜が少しずつ長くなってくる「夜長月(よながづき)」を略して、「長月」になったといわれているのだそうです。(『ポプラディア情報館 年中行事』p120より)

というわけで今回は、「長い」本の紹介です。

●『これはのみのぴこ』(えほん こ)
この本には、図書館にある本の中で、一番長〜い文がのっている!・・・かもしれません。最初のページにあるのは、「これはのみのぴこ」の一行。ページをめくると、「これはのみのぴこの」「すんでいるねこのごえもん」の二行。ページをめくるたびに行が増えて、最後のページではなんと15行!文を書いたのは、「スイミー」や「スヌーピー」を日本語に訳したことでも有名な、谷川俊太郎(たにかわ しゅんたろう)さんです。

●『長い長いお医者さんの話』(989/ち)
この本には、『長い長いおまわりさんの話』というお話も入っています。
プラハの町のおまわりさんは、たいへんです。夜が明けるまで、町を交代でパトロールするのです。パトロール中も、いろいろな事件がおこります。ネコがケンカしていたり、スズメの子が巣から落ちていたり、リスに家をとられた“チビ・オニ”に呼ばれたり、お姫さまをさらった七つ頭のかいぶつがいたり・・・あれれ?・・・とにかく、プラハのおまわりさんは、たいへんなのです。文を書いたのは、カレル・チャペックさん。絵はお兄さんの、ヨセフ・チャペックさんが描いています。

ありがとうの本

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 この9月に東っ子みんなでがんばったこと、それは「あいさつ」です。自分からあいさつをしよう!ということで、今月の朝は、いつもよりもっと元気な

「おはようございます!」

が、あちらこちらで聞こえました。また今週は、国際委員会“世界ふしぎ知らせ隊”のみなさんが、ほかの国での「おはよう」を教えてくれました。タイの「サワッディー」に、アメリカの「グッドモーニング」。明日はどの国の「おはよう」でしょうか?

そのあいさつの中から、今回は「ありがとう」の本を紹介します。

●『ありがとうのおはなし』(913/も)
このほんの中には、3つのおはなしが入っています。その中の一つは、子猫のチャーのはなし。チャーとおばあさんの住む家には、古いかきの木があります。二人とも、この木がだいすきです。でも、このかきの木、ただの木じゃないようです。なぜなら、ときどき木の上のほうから、「どうもありがとう」という小さな声が、チャーには聞こえるのです。さてさて、一体だれが言っているのでしょう?

●『ありがとうのえほん』(えほん あ)
この本の中では、「ありがとう」が17回も出てきます。こんなにたくさん言えるかな?お家の人に言って、おとなりの家の人に言って、学校の先生に言って、クラスのとなりの席の人に言って、そのまたとなりの・・・う〜ん、足りない!はてさて、17回も一体だれに言っているのでしょう?

とっておきの場所の本

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 いよいよ夏休み!今年の夏休みは学校の工事があるため、42日間あります。去年より5日間も長いのです!海へ行って、山へ行って、あのお店このお店にも行ったら、次はどこへ行きましょうか?・・・実は、とっておきの“場所”があります。そこへ行くのに、お金はほとんどかかりません。また家からその場所まで、すぐに行ったり来たりできます。しかももれなく、大人にも分からないナゾや事件を解決しよう!というイベント付きです。

というわけで今回は、そのとっておきの“場所”こと、少年探偵団の本を紹介します。

●『こちらマガーク探偵団』(933/ひ)
「ウイリーという名前の少年が、自分の家の庭で、奇妙なことをしている。空っぽの箱を、頭からすっぽりかぶり、右や左や後ろを向いては、ウーンとうなっている。そしてその箱を捨てて、また別の箱をすっぽりかぶる。その繰り返しである。いったい何をしているのだろう?」
このナゾ、みなさんだったら、どうやって解きますか?名探偵・マガークには、このくらいのナゾ解きなんて簡単です。・・・ウイリー本人に「何してるの?」と聞いたのです。その一言がきっかけで、マガーク探偵団がたんじょうします。団員は、マガークに親友のロカウェイ・ウイリーにもう一人。探偵事務所もIDカードもある、なかなか立派な探偵団です。あとは事件が来るのを待つばかり。・・・ところでウイリーは、どうして箱をかぶっていたのでしょうね?

●『お江戸の百太郎』(913/な)
浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ・・・。蔵に大事にしまっていた宝物が、煙のように消えてしまったり。お屋敷への道を聞いてきたのは、ゆうれい!?だったり。花のお江戸は、あちらこちらで事件がおこります。それをばっさばっさと解決するのは、岡っ引きのむすこの百太郎。友だちのお千賀ちゃんや寅吉といっしょに、悪いやつをつかまえます!お話を書いたのは、あの「ズッコケ三人組シリーズ」で有名な、那須正幹(なす まさもと)さんです。

夏の本

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日本には、いろいろな季節の行事があります。お正月に節分、ひなまつりに端午の節句などなど・・・。では夏の行事といえば、みなさん、何を思いますか?「七夕」「土用の日」「夏祭り」「海開き」など、これまたたくさんありますね。

今回はその中から二つ、「お盆」と「花火」の本を紹介します。

*「お盆」とは、ご先祖さまの霊を家に迎えて、おまつりする行事です。ご先祖さまが迷わないように、玄関にちょうちんを飾って目印にしたり、「迎え火」をしたりします。また「盆菓子」という、赤や緑・白の花の形をしたお菓子をおそなえします。お店に行くと、そろそろ置いてあるかもしれませんよ。

●『かえるのうらめしやさん』(えほん か)
「おもてめしや」という名前のご飯やさんをしている、かえるさん。夏が近くなるとうれしくなってきます。それは、大好きなおばあちゃんに会えるからです。いよいよその日、かえるさんは「おもてめしや」のかんばんを“うら”がえします。さあ!「うらめしや」の開店です!このお店に来るのは、いつもとはちがうお客さんばかりです。かえるさんのおばあちゃんも、来てくれるでしょうか?

●『花火の図鑑』(790/い)
夏祭りといえば、やっぱり花火です!その花火には、「スターマイン」・「満星(まんぼし)」・「雷(らい)」など、それぞれ名前があることを、知ってましたか?この本には、花火の名前とその写真がた〜くさんのっています。また、花火の種類・花火の色のつくり方・花火の歴史などなど、花火についての話もた〜くさん書いてあります。この本があれば、花火博士になれること間違いなし!(かな??)新潟県の花火ものっています。

かえるの本

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亀田東小の中庭には、いろいろな動物がいます。カモが1羽、ウサギが2羽、それから、コイが大きいの小さいのあわせて・・・た〜くさん!

そしてもう一匹。彼(?)には、だれもエサや水をあげません。でも彼は、雨の日も雪の日も、いつでも中庭の入口のほうをながめています。まるで、中庭で遊ぶ子どもたちがケガをしないようにと、見守ってくれているようです。さて、彼とはいったい誰でしょう?・・・オバケ?・・・いえいえ。実は、カエルそっくりの大きな岩なのです。その名も「カエル岩」。校舎が新しくなるため、そのカエル岩とも、もうすぐお別れになるかもしれません。

カエル岩にありがとうの気持ちをこめて、今回はかえるの本です。

●『どれみふぁけろけろ』(913/ひ)
たっくんは、いつもプールの日は元気がありません。「ぼくも、かえるになりたいなあ」とつぶやいたら・・・かえるの学校のせいとになっちゃいました!かえるの学校って、どんなべんきょうをするのでしょうか?お話と絵をかいたのは、東君平(ひがし くんぺい)さん。かわいらしいかえるがいっぱいの本です。

●『火よう日のごちそうはひきがえる』(933/え)
そうじが大好きなウォートンと、りょうりが上手なモートンは、ヒキガエルの兄弟です。そのウォートンが、みみずくにつかまってしまいました!しかもみみずくは、「火曜日は、わしのたんじょう日。その日のごちそうが、おまえだよ。」と言うじゃありませんか!火曜日まであと5日。ウォートンは、ぶじに逃げられるのでしょうか?それとも食べられてしまうのでしょうか?それとも・・・?

ここで一句。(本当は春の句。「蛙(かわず)」というのは、かえるのことです。)

   ゆうぜんとして山を見る蛙かな (小林一茶)

図書館の本

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 運動会も大成功で終わった6月14日。ついに図書館がオープンしました!

オープンまでには、ボランティアの保護者の方々・図書委員会のメンバー・先生方が、たくさんたくさん助けてくださいました。特にボランティアの保護者の皆様には、急なお願いにもかかわらず、大勢の方から参加してくださるとのお返事をいただきました。
皆様、本当にありがとうございました。


そこで今回はオープン記念!図書館の本を紹介します。

●『ハルおばあさんのオルガン』(えほん は)
ミドリノ村の丘には、音楽図書館があります。図書館の館長さんは、ハルおばあさん。この図書館には、受付のカウンターはありません。そのかわりに、オルガンが一台、うたの本がた〜〜くさんあります。おきゃくさんが本をかりるとき、ハルおばあさんは、本のバーコードをなぞったりしません。そのかわりに、オルガンのふたを開けてこう言います。「さあ、いっしょにうたいましょう!」こんな楽しい音楽図書館。実は、あるヒミツがあったのです。さてさて、そのヒミツとは・・・?

●『きょうりゅうが図書館にやってきた』(933/ふ)
今日から待ちに待った読書週間!トムたちはさっそく町の図書館のイベントに出かけました。そして図書館員のブラウンさんが、おはなし会を始めようとした、ちょうどその時。部屋に入ってきたのは・・・なんと恐竜の赤ん坊!それもイグアノドンという、木や草を食べる恐竜の赤ちゃんです。ところで、本は紙で出来ていますね。そして紙は、何で出来ているかというと・・・!?


ちなみに亀田東小の図書館のろうかには、「白い馬」がいます。最近になって気が付いたのですが・・・いつ来たのかな???

運動会の本

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図書館で仕事をしていると、学校のいろいろな声や音が聞こえます。教科書を読んでいる声や、リコーダーの練習の音、体育館からは元気に走っている足音などなど・・・。今朝からは、こんな声も聞こえてきました。「第一応援歌、よ〜〜〜い!」「おーーー!!」

そう、東小では、もうすぐ運動会なのです!先日の大空集会では、運動会のスローガンが発表されました。紅組・白組それぞれのマスコットも、そろそろ決まります。今朝からは応援練習も始まって、運動会への雰囲気が、盛り上がってまいりました!

というわけで、今回は運動会の本です。

●『たぬきの たろべえの たこやきや』(913/に)
運動会といえば、かけっこ(徒競走)!この本でも、徒競走が登場します。登録選手は、東海道新幹線に、とうふに、とんびに、とんかつに、とっくり。遠くでは、鳥たちも、トップはだれか?と、トークしています。途中では、とんでもない、トラブルがあったり、ところどころで、停まったり。さてさて、トップでゴールするのは、どの選手!?同じ文字で始まることばが集まった、楽しいお話です。

●『オタマジャクシのうんどうかい』(913/あ)
ドーナツ池にあるオタマ学校でも、明日のうんどう会のために、かけっこの練習です。かけっこ、とはいっても、学校にいるのはみんなオタマジャクシ。だから、しっぽでいっしょうけんめい水をかいて、ゴールまで泳ぐのです。でもしっぽが半分しかないタマは、スピードが出ないのでいつもビリ。そこでみんなは「タマにしてあげられること」を考えます・・・さあ!タマのうんどう会のスタートです!

ちなみに東小の運動会では、昨年・一昨年は赤組の優勝でした。今年も赤組の連勝か?それとも白組念願の優勝なるか?どちらもガンバレ!!

田畑の本

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亀田東小学校には、「東っ子ファーム」という畑があります。場所は、学校から歩いて約30歩。先月はまだ土ばかりの茶色いファームでしたが、今月になると、あちらこちらで小さな緑が見られるようになりました。また東小では、毎年米づくりにもチャレンジしています。そろそろ田植えに行く頃でしょうか。

というわけで、今回は畑&田んぼの本です。

●『ぜんべいじいさんのいちご』(えほん せ)
山に住んでいる、ぜんべいおじいさん。一番の楽しみは、おいしいいちごをたくさん作ることです。畑にいちごの苗を植えた後も、おじいさんにはまだまだ仕事があります。苗がかれないように、毎日畑を見回ったり、実が虫に食べられないように、わらをしいたりと、大いそがしです。さあ、今年のいちごはどんな味かな?

●『半日村』(えほん は)
半日村(はんにちむら)には、お日さまの光が半日しか当たりません。どうしてそんなに短い時間しか当たらないのかというと、村にとっても高〜い山があるから。お日さまの光がなかったら、お米もおとなも子どもも、元気にはなれません。ある日の朝、一人の子どもが、ふくろをもって、山に登っていきました・・・。絵をつくったのは、滝平二郎(たきだいら じろう)さん。紙に描く絵ではなく、木を彫ったり紙を切り抜いたりしてつくる、版画と切り絵による絵なんです。


お米も野菜も人間も、み〜〜んな元気に育ちますように!!

ともだちの本

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 4月の大空集会では、全校で「ともだち集まれゲーム」をしました。グループのみんなで○×クイズの答を考えたり、あくしゅをしたり・・・。みなさん、ともだち100人、増えたかな!?これからも、クラブや運動会の練習がはじまったり、清掃の班が新しいメンバーになったりします。新しいともだちが、またまた増えそうですね!

というわけで今回は、「ともだちの本」を紹介します。

●『ともだちや』(えほん と )
森のキツネがはじめた商売は、その名も「ともだちや」!一時間100円・二時間200円で、キツネがともだちになってくれます。さて、みなさんなら買いますか?買いませんか?それとも・・・?テレビでも放送された「ともだちや」シリーズの、一番目の本です。

●『オオカミのともだち』(えほん お )
“ひとりでいるのが、いちばんきらくでいい。”この本に出てくるオオカミは、ずっとそう思っていました。今もやっぱりそう思っています。でも住みかの岩には、だれかさんの顔の絵が、貼ってあるんですよ。お話を書いたのは、「あらしのよるに」シリーズの作者の、木村裕一(きむら ゆういち)さん。絵を描いたのは、『おじぞうさん』・『ふきまんぶく』などで有名な、田島征三(たしま せいぞう)さんです。

一人の時間も楽しい、ともだちと一緒の時間ならもっと楽しい!ですよね!

文責:図書館司書 伊藤かおり
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学校行事
4/5 新任式/前期始業式
4/6 入学式/2・3年休み
新潟市立亀田東小学校
〒950-0123
新潟県新潟市江南区亀田水道町3-2-45
TEL:025-381-4196
FAX:025-381-4197