ラマダン in モロッコ東っ子のみなさんはどのように過ごしているでしょうか? 私は2学期の準備をしつつ、新学期に向けて充電中です。 さてモロッコ第3弾! 「タジンなべ」って聞いたことありますか? 先がとがっている面白い形をしたなべです。 よく火が通り、お野菜そのものの風味を残すことができる、優れもの!ですね。 このタジンなべはモロッコのものです。 タジン料理をマスターしたいのもありましたが、タジンなべを作るところも見てみたくて、連れて行ってもらいました。 フェズという町にある焼き物工房です。 ここではたくさんの人たちが手作業で陶器(とうき)作りをしていました。 むらさき色にぬっているのに、焼きあがると青くなるなど、焼き物の神秘にふれることができました。 暑い地域だからこそ、天日干しでもすぐ乾くなどの利点を生かした焼き物がモロッコで生きる人々の生活に根づいていて驚きました。 もう一つ、驚いたことは「ラマダン」です。 今までもイスラム教が国教の国を訪れたことはありましたが、ここまで多くの人々がイスラム教徒の国は初めてでした。 毎年「ラマダン」と呼ばれる断食をする1か月の修行の時期があります。 私たちが行った時はちょうど4年に1度といわれる真夏のラマダンでした。 朝4時半から夜7時半まで食事も水も取らずに1日過ごすという修行を全員がします。 子どもたちも12歳からラマダンをするそうですが、いきなり始めるのはかなりきついので、8歳くらいから少しずつ練習していくそうです。 昼間は40度以上あるところで水一滴さえも飲めないなんて私には耐えられないなと思いました。 私たち観光客が食事をしていてもそれを横目で見つつ、何も口にすることができない…すごい修行だなと思いました。 死ぬまで続くこの修行をし続ける、強い精神力に驚きました。 かんたえ コメント入力
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