腹八分目(10/16)
「おなかがいっぱいになった」と感じているのは、胃や腸だと思いますか?
じつは、食欲は、脳の「視床下部」というところにある「満腹中枢」と「空腹中枢」の神経細胞の働きで調節されているのです。だから、おなかがいっぱいとかんじるのも脳の働きなんですよ。 でも、おいしいからといって、おなかいっぱいに食べると、胃や腸が大忙しになります。すると、無理しすぎて、胃や腸の働きが悪くなり、おなかが痛くなってしまうのです。体のためには、「もうちょっと食べたいな」というところでやめるのがいいのです。これを「腹八分目」といいます。 文責:栄養士 阿部 綾 |
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