校舎内の机やいす、教材教具、備品等は海からの漂流物や砂、泥にまみれ、壊滅的な状況となった。

津波により、校舎１階と体育館が浸水した。

完成した新しい図書室

新しい図書室での調べ学習の様子。『生き抜く力』を身に付けさせるべく、教育課程を工夫しながら、本校はいま、復興の道を歩んでいる。

学校の場所

学校全景 来年で創立２０周年を迎えます。

教育課程の中核を成す学校図書館をめざして〜名称は彩の森図書館。コンセプトは子ども参加型図書館。

全学年４月に実施する図書館オリエンテーション〜図書館の利用指導　分類・配置・検索の仕方・マナー等の指導です。

国語の単元では、並行読書と読書会を取り入れます。「たくさん読む」がキーワード　３年国語「サーカスのライオン」で、テーマ「じんざは幸せだったか」について意見交流しています。

図書資料の活用で教科のねらいにせまる。「よりよく読む」がキーワード。２年国語「たんぽぽ」図鑑で調べ「ひみつはっけんカード」に書き込んでいます。

「宮澤賢治ブックフェア」銀河鉄道が走る〜図書ボランティアのみなさんによる　季節の掲示が工夫されています。

彩の森図書館　休憩時間の様子　大休憩・昼休憩の他にも、地域ボランティアの方のお手伝いで、朝８時から開館しています。

福島県いわき市浜通り南部の太平洋を臨む沿岸部に位置する。

震災前の学校の全景

学校近くには美空ひばりの唄「みだれ髪」の舞台となった白亜の
「塩谷崎灯台」や「薄磯海水浴場」がある。

地震と防波堤を超えて襲いかかる津波により町はほぼ壊滅
児童は避難所や仮設住宅に身を寄せ、バス通学を余儀なくされる。
　

学校再開後も問題は山積し、放射能の影響により校庭の除染を行った。
近隣の学校に間借りしての学校生活が１年ほど続いた。

平成２４年度には、本校舎にて学校を再開し、「復興祈念運動会」や「復興祈念祭」を開催した。

地域と学校が一丸となってプール除染を行った。

鉄板と人工芝上でプール開きを行った。
ＰＴＡや地域が、児童と地域の笑顔を取り戻すために今も走り続けている。