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11月7日(火)立冬

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2017年11月7日は冬の始まりの日、二十四節気の一つ『立冬(りっとう)』立冬は暦の上で冬が始まる日とされ、各地で紅葉が進み北日本では初雪の便りが聞かれるます。日暮れが目立って早く感じられるようになり、東京では日の入りが1か月で30分近く早まり、日の入りは16時40分頃です。
寒さも感じ、風邪をひくことも多くなります。気をつけましょう。
★一度紹介しましたが、「たて書きコラム」というアプリがあります。時々、全国新聞のコラムを読んでは、各地域の季節を感じています。
●山形新聞のコラム談話室から
夫の詩の中で好きな作品を問われ、妻は「秋の」を挙げた。「秋の方向は/どちら?/答のように/枯葉が散る」と始まりこう続く。「まだ梢(こずえ)で輝くことに夢中な紅葉たちも/少し遅れて同じ答え方をするでしょう」。
 夫は酒田市出身の詩人吉野弘さんである。妻喜美子さんが選んだ他の6編とともに3年前、雑誌「ユリイカ」吉野弘特集号に紹介された。秋がこの先向かう季節を指し示すように、枯れ葉は無言で梢を離れる。今のところ華やかさを謳歌(おうか)している紅葉もやがて同じ道を辿(たど)る。
 平易な言葉に滋味が宿る。暦の上ではきょうが立冬だが、現実の季節感にぴったりの作品である。とはいえ高い山はもう冬。鳥海山では10月4日に初冠雪が確認され、本県を縁取る他の山並みも続いた。山形メディアタワーから望む月山や朝日連峰も神々しさを増している。
 冒頭の詩では、散った枯れ葉は地面を覆い「このあとの行方を土に聞いている」。山形市では6日、初霜と初氷を観測した。自然の答えは四季の巡りに忠実だ。
ー以下略ー
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