第75回卒業式
本日は3年生にとって、義務教育9年間最後であり、集大成の素晴らしい卒業式でした。
どんなときも、元気に爽やかな挨拶をしてくれた3年生、進路という大きな岐路に立ち、めげずに自分に挑戦し続けていた3年生。
私たちはこれまでの皆さんの功績を伝統として受け継ぎ、稲付中学校をさらに発展させていきます。皆さんの新しい進路にエールを送ります。いつまでも応援しています!
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日ごとに春の足音が近づいてくる今日のこの佳き日に、北区教育委員会教育委員、名島 啓太様ならびに、関係地域を始め、ご来賓の皆様のご臨席を賜り、まことにありがとうございます。ご来賓をお招きしての卒業式は、4年振りとなります。卒業生、教職員一同心より御礼申し上げます。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんは、本校の第75回目の卒業生です。先ほど、皆さん一人一人に卒業証書をお渡ししましたが、修学旅行や運動会、面接練習等で、皆さんと話をするごとに、稲付中学校の最高学年としての自覚と誇りをもって、着実に成長する卒業生の皆さんに、改めて感謝と敬意の思いを抱きました。面接練習では、厳しいことも申し上げましたか、見事に乗り越え、次のステップへの第一歩を踏み出すことができました。
皆さんは、本日をもって、中学校3年間の全過程を修了いたしました。これは、小学校と合わせて、9年間の義務教育課程を終え、社会に出るための基礎的知識を身に付け、責任ある大人になるための出発点にたった証明でもあります。
この3年間、皆さんを支えてくださったご両親、保護者の方をはじめ、陰で皆さんを支えてくださったすべての方々に感謝の心をもってください。
4月から皆さんは、それぞれが別々の道に進みます。そして、自分の責任で行動することも多くなってきます。昨年、WBCや大リーグでの活躍、そして、高額年俸でドシャースへ移籍した大谷翔平選手は、高校生の時の「人生の目標シート」に、「人生が夢をつくるんじゃない。夢が人生をつくるんだ。」と書いていたそうです。皆さんは、これからどのような大人になっていくのでしょうか。皆さんには、限りない可能性があります。ぜひ、これからの日本を、そして世界の発展に貢献出来得る人になってほしい、と心から願っています。
卒業は、「別れ」でありますが、次への「出発」でもあります。東井義男(とういよしお)さんという方の「夢と人生」に関する文章に次のような言葉が書いてあります。
若者は夢をもて。
夢を実現するための計画を立てよ。
計画に従って努力せよ。
努力は必ず成果をもたらす。
成果のあるところに感動がある。
その感動の先に次の夢が生まれる。
人生は夢と感動の連続である。
ニュースなどをみていてもわかる通り、若者が夢をもちにくい時代だと言われています。また、1月の能登半島沖地震では、改めて、災害に対する備えと、今ある学習環境への感謝の思いを強くもちました。また、世界に目を向けると、ウクライナやパレスチナを巡る問題は、収束が見えず、教育を満足に受けられない子供も大勢います。
そうした中、昨年、コロナ対策が緩和され、日本を訪れた外国人観光客は、2500万人を超えました。先日、ある企業の方から聞いた話では、世界人口は2050年には97億人になり、その中の25億人の方がアフリカ人になるとのことです。皆さんが中堅になる頃には、アフリカで働いている人も多くなるとも言われています。また、インターネットやSNSの発達により、情報が簡単に手に入る時代です。そうした国際化・情報化の中で、情報を正しく取捨選択し、生かしていく能力が求められています。人間は弱い生き物で、どうしても安易な方向に流されやすい傾向があります。けれども、皆さんとの面接練習で将来について質問をしたとき、多くの生徒たちが、「将来は人の役に立つ仕事をしたい」と答えてくれました。さらに、多くの生徒たちが、戦争に対する思いを語ってくれました。今は、何もできなくても、人の役に立つ、世界に目を向ける生徒が多かったことも嬉しい限りです。世界の情勢は混沌としており、先が見えない時代です。けれども、そうした世の中で懸命に生きている人がいます。誠実に努力をしている人がいます。これからは、そういう人たちから多くのことを学び、泥臭くてもいいので、いつも自分と正面から向き合って歩める人になってください。そして、日本をそして世界を支えられる人になってください。
結びになりますが、保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。中学校時代は多感で難しい時期でもあり、ご苦労されたことも多かったと思います。お子様が生きるこれからの時代は、変化の激しい、混沌とした時代になることは間違いありません。しかし、どんな困難な時であっても、お子様たちは、本校で学んだことを基礎として、これからの人生を力強く生き抜いてくれるものと信じております。この3年間、PTA活動や地域活動を通して、本校の教育にお寄せくださいましたご協力・ご理解・ご支援に心から感謝を申し上げます。今後とも、地域で卒業生の成長を見守っていただきたくお願い申し上げます。
本日の卒業式が、皆さんの輝かしい未来への第一歩となることを祈念し、本日の式辞といたします。
令和6年3月19日
北区立稲付中学校 校長 石川 俊一郎
【学校生活】 2024-03-21 11:24 up!
生徒会朝礼2
生徒会朝礼の後、各学級、部活動や委員会から、卒業する3年生に向けた感謝のメッセージを、生徒会役員で作成し発表してくれました。これまでお世話になり、稲付中学校を引っ張ってくれた3年生にお礼や感謝の言葉が述べられ、最後に生徒会長から感謝の思いと決意が述べられました。
【学校生活】 2024-03-11 13:06 up!
生徒会朝礼1
今朝は生徒会朝礼です。
はじめに、12月から2月にかけて行った「エコキャップで投票しよう!あなたはどっち派?」の結果を生徒会役員から発表されました。結果、稲付中生徒の皆さんは、現在と同様に「夏休みがあり休みが週2日がいい」が多い事がわかりました。合計1706個ものエコキャップが集まりました。これは、感染症予防のためのワクチンなどになり、多くの人の命を救うことができます。ありがとうございました。
次に最近、花粉症で悩んでいる人が多いため、保健委員会より花粉症対策のための工夫について以下、4点を発表してくれました。
・帽子の着用 ・ツルッとした花粉の付きづらい服装の工夫 ・目を覆う眼鏡の着用
・隙間を作らないようにマスクを着用する
最後に表彰です。
夏休みに全校生徒が考えた「ふれあい標語」の入賞者です。おめでとうございました。
優秀賞:3の3 櫻井 紅杏
優良賞:3の4 渥美 真凜 2の2 加藤 佑人 1の2 加藤 莉音
【学校生活】 2024-03-11 11:43 up!
本日の朝礼2
【学校生活】 2024-03-04 13:53 up!
本日の朝礼1
本日の朝礼の様子です。校長先生の講話のあとに、表彰がありました。以下、ご紹介します。おめでとうございました。
○社会を明るくする運動作文コンクール 感謝状 3年 杉山 成実
○全国中学校ものづくりフェア優秀賞および審査員賞 2年 関谷 友来
○東京都中学校アンサンブルコンテスト 銅賞
2年 関 柚菜・西森 しおり・中山 緒斗寧・畑中 優奈 1年 小野 央菜
○東京都公立学校美術展覧会出品者
国語(書写)1年 大野 柚貴・宮越 悠輔
美術 2年 香月 心優・加藤 佑人・上原 美波
家庭 2年 鹿島 杜心・加藤 佑人 1年 秋山 美月・三澤 由芽
技術 1年 仁科 紡希
なお、校長講話については、「おりたたみ記事」をご覧ください。
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和顔愛語を大切に
皆さん、おはようこざいます。
「和顔愛語」という言葉があります。仏教で使われる言葉です。漢字からだいたいの意味は解ると思いますが、「穏やかで温和な顔つきや言葉遣い、振る舞い」だそうです、
人を温かくする言葉の一番は、「ありがとう」だと言われていますが、人は忙しかったり、いらいらしていると、どうしても顔つきが険しくなったり、つっけんどんになったりします。
相手にいつも感謝の気持ちをもち、「和顔愛語」の気持ちで接する・・みんながそういう気持ちでいれば、愚かな争いやもめごともなくなるかもしれません。
けれども、人間は「自分だけは」という気持ちが強いために、世の中からいっこうに戦争がなくなりません。
有名な小説家の夏目漱石は、晩年、人生の理想として「則天去私」という言葉を人生の理想としていました。これは、「自己本位=自分勝手」と対極にある言葉で、「自分を捨てて、天のあるがままに従う」という意味です。なかなか難しいところですが、人間が理想としたいところです。
パナソニックの創業者である松下幸之助氏が生前にお話しされた言葉です。
「感謝の気持ちを忘れてはならない。感謝の心があってはじめて、物を大切にする気持ちも、人に対する謙虚さも、生きる喜びも生まれてくる。」
「和顔愛語」の気持ちを大切に、相手に対する思いやりの心をいつももちつづけていきたいものです。
さて、3年生の皆さん、先日、都立高校の発表がありました。結果は、すべての人たちが希望通りとはいきませんでしたが、自分の進むところが最高の進路先です。後悔はあって当然ですが、第一希望ではない場合でも、ぜひ自分の進む進路先に誇りをもてるよう、気持ちを新たにしてもらいたいと思います。
3月は、1年の締めくくりです。残りの日々を充実したものにしてください。
【学校生活】 2024-03-04 13:46 up!
学年末考査3日目
2月27日 火曜日
学年末考査3日目です。
本日は、全学年とも 「国語・理科・英語」です。
最終日で、少々疲れも出ていると思われる生徒もちらほらいるようです。
3年生は、これで中学校生活最後の考査となりました。
1,2年生は、いよいよ新学年に向けて、精いっぱい挑戦していることと
思います。
皆さん、日ごろの成果が発揮されるとよいですね。
【学校生活】 2024-02-27 10:16 up!
1年生 本日の総合の時間 職業講話 「東京地方裁判所」
2月5日 月曜日 1年生の
5・6時間目の総合の授業の様子です。
東京地方裁判所の裁判官の方に、民事裁判の仕組みや裁判官の仕事内容についての講義をしていただき、具体的な事例を用いてクラスごとにグループディスカッションをしました。
初めて裁判官の方の話を聞いた生徒もいましたが、具体的な仕事内容や民事裁判の進め方を教えていただき、職業選択に向けて深めることができました。
1年HP担当
【学校生活】 2024-02-05 16:30 up!
全校朝礼
本日の全校朝礼では、校長先生の講話の後、進路指導主幹の三瓶先生から、ラウンジの使用期間や使い方について話がありました。昼休みや放課後など、生徒の皆さんになるべく活用してもらいたいと考えていますが、感染症予防のため、3年生の受験が落ち着くまで使用しないことになりました。ただし、学校図書館は大いに活用していただいて構いません。おしゃべりをする場所ではありませんし、静かに読書をしてくださいね。
次に、給食委員会から12月から実施していた、給食準備についての点検調査の発表がありました。いかに、早めにそして丁寧に準備し落ち着いた給食時間にすることができたか。各学年一番良かったクラスを発表してもらいました。
最後に生徒表彰です。おめでとうございます。
国語科
〇第23回全国中学校総合文化祭沖縄大会出展 東京都代表
3−3 清末 聖奈
〇北区書き初め席書会 部長賞
2−3 大井川 ひまり
校長先生の講話はおりたたみ記事をご覧ください。
校長講話 ・ ここをクリック
如月
2月に入りました。今年の冬は、暖冬ともいわれていますが、ここ数日は、寒い日が続いています。けれども、少しずつ春の足音が近づいています。2月3日は「節分」そして、2月4日は「立春」でした。
さて、2月は昔の言い方では「如月」とも言いますが、なぜ、「如月」というのか少し調べてみました。
いくつか説があるようですが、
一つは、旧暦の2月でも、まだ寒さが残っているので、衣を更に着る月であることから「衣更着(きさらぎ)」
また、草木の芽が張り出す月と言うことから、「草木張月(きさらぎ)」
さらに、前年の旧暦8月に雁が来て、更にツバメが来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」
最後に、陽気が更に来る月であることから「気更来(きさらぎ)」
どれも素敵な由来です。
日本には季節があり、その季節を楽しみ、季節それぞれの良さを味わうことができます。この季節は、日本ではまとめの時期でもあります。年度のまとめとして、2月、3月と稲付中をさらに素晴らしい学校にするためにも皆さんの力を精一杯発揮しましょう。
3年生は、進路が決まった生徒もいますが、大多数の生徒たちがこれからが本番です。体調管理に気を付けて、自分が望んでいる進路に向けてベストを尽くしてください。
陰ながら応援しています。
【学校生活】 2024-02-05 09:50 up!
全校朝礼
本日の全校朝礼では、校長先生の講話の後、進路指導主幹の三瓶先生から、ラウンジの使用期間や使い方について話がありました。昼休みや放課後など、生徒の皆さんになるべく活用してもらいたいと考えていますが、感染症予防のため、3年生の受験が落ち着くまで使用しないことになりました。ただし、学校図書館は大いに活用していただいて構いません。おしゃべりをする場所ではありませんし、静かに読書をしてくださいね。
次に、給食委員会から12月から実施していた、給食準備についての点検調査の発表がありました。いかに、早めにそして丁寧に準備し落ち着いた給食時間にすることができたか。各学年一番良かったクラスを発表してもらいました。
最後に生徒表彰です。おめでとうございます。
国語科
〇第23回全国中学校総合文化祭沖縄大会出展 東京都代表
3−3 清末 聖奈
〇北区書き初め席書会 部長賞
2−3 大井川 ひまり
校長先生の講話はおりたたみ記事をご覧ください。
校長講話 ・ ここをクリック
如月
2月に入りました。今年の冬は、暖冬ともいわれていますが、ここ数日は、寒い日が続いています。けれども、少しずつ春の足音が近づいています。2月3日は「節分」そして、2月4日は「立春」でした。
さて、2月は昔の言い方では「如月」とも言いますが、なぜ、「如月」というのか少し調べてみました。
いくつか説があるようですが、
一つは、旧暦の2月でも、まだ寒さが残っているので、衣を更に着る月であることから「衣更着(きさらぎ)」
また、草木の芽が張り出す月と言うことから、「草木張月(きさらぎ)」
さらに、前年の旧暦8月に雁が来て、更にツバメが来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」
最後に、陽気が更に来る月であることから「気更来(きさらぎ)」
どれも素敵な由来です。
日本には季節があり、その季節を楽しみ、季節それぞれの良さを味わうことができます。この季節は、日本ではまとめの時期でもあります。年度のまとめとして、2月、3月と稲付中をさらに素晴らしい学校にするためにも皆さんの力を精一杯発揮しましょう。
3年生は、進路が決まった生徒もいますが、大多数の生徒たちがこれからが本番です。体調管理に気を付けて、自分が望んでいる進路に向けてベストを尽くしてください。
陰ながら応援しています。
【学校生活】 2024-02-05 09:49 up!
生徒会朝礼
今朝は生徒会朝礼です。
まず、風邪、インフルエンザが流行しているため、手洗い、うがいをしっかりと行うこと、また、1年の集大成としての学年末考査に向け悔いのないように取り組もうと、生徒会役員から話がありました。職員室前のラウンジでは2月6日(火)から「自習室」が始まります。利用できる日が学年単位で決まっていますが、うまく活用しながら学習に取り組みましょう。
今日は、前回の生徒朝礼に続き、5組クラブ・運動部からの抱負の発表がありました。部活動ができることに感謝すること、あいさつをしっかりすること、対外試合では、マナーを大切にして近隣の方や周りの方々に迷惑をかけないこと等、各部長から述べてもらいました。
最後に、保健委員会から感染予防について注意喚起を行いました。1手洗い・うがいをする 2マスクを着用する 3換気をする の3点です。マスク着用は個々の判断ですが、現在、特にインフルエンザの流行が懸念されています。ご協力をお願いします。
【学校生活】 2024-01-29 10:28 up!
生徒会朝礼
今朝は、生徒会朝礼です。
はじめに、生徒会長から、全校生徒に向けて今年の目標について、健康に気をつけながらそれぞれの目標を達成させていこう との話がありました。その他、本部役員から、12月に集めたユニセフ募金についての報告がありました。トータルで 13,815円でした。皆さん ご協力ありがとうございました。
最後に、新体制となった各部活動から、今年の目標と活動内容について話がありました。今回は文化部です。部活動ができることや仲間と一緒に作り上げていくことを感謝して活動に励みたい等の内容でそれぞれの部長が力説していました。次回は運動部です。楽しみにしています。
【学校生活】 2024-01-15 10:07 up!
本日の全校朝礼
新しい年が明けました。おめでたいところではありますが、このたびの未曾有の災害に際しまして、被災されている皆さまに心からお見舞い申し上げます。
さて、年明け、最初の朝礼の様子です。
はじめに、校長先生から、元旦にあたり自分の目標をしっかりともち、この1年を過ごすようにとのことでした。詳しくは「おりたたみ記事」をご覧ください。
次に、生活指導主任の水戸先生から、「当たり前にできることがどれほど素晴らしいことか。小さいことの積み重ねが大きいことに繋がっていくことから、小さいことでも一つ一つきちんとやっていこう」とお話がありました。
最後に表彰がありました。1月号の学校便りに載せますので、そちらをご覧いただければと思います。
おりたたみ記事 ・ ここをクリック
一年の計は元旦にあり
皆さんおはようございます。
最初に、この度の「能登半島地震」で被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
さて、「一年の計は元旦にあり」とも言いますが、皆さんは、このお正月に目標を立てましたか。日本人は、古来から、節目には、過去を振り返り反省して、次への目標を立てる、ということを多く行ってきました。「勉強を頑張ろう」「部活で活躍できるようにしよう」という目標にした人もいるだろうし、「毎日、ランニングをする」という目標を立てた人もいるかもしれません。「ランニングをする」という目標には、「〜のために」という理由があることが多いです。「バスケット部で試合終盤まで走れる体力をつけるため」などというのが理由になります。
目標には、理由がありますが、その理由はさらに二つに分けることができます。それは、終わりのあるものとないものです。例えば「成績をよくするために」は、成績が良くなってしまえばそれで終わりとなってしまいます。「試合で周りに迷惑をかけないために」は、終わりがありません。一般的に、「終わりのあるもの」は「自分のために何をするか」ですが、「終わりのないもの」は「ほかの人のために何ができるか」という違いがあります。「成績をよくする」は「自分のため」、「試合で周りに迷惑をかけない」は「他の人のため」です。
皆さんの目標は、「終わりのあるものですか、終わりのないものですか」。「自分のためですか、他の人のためですか」自分のため、と考えるのが悪いのではなく、将来的には、その考えをさらに発展させることが大切です。
例えば「成績が良くなるため」という理由の人は、「将来、社会に役立つ科学の研究をするため」。「長距離の記録を伸ばす」という人は、「将来指導者になって、多くの選手を育てるため」などです。
私たちは、この地域社会の中で、多くの人に支えられています、地域社会のため、地域の人たちのために、自分の目標をしっかりともってこの一年を過ごしてほしいものです。
さて、最後に3年生の皆さん。目標に向かってベストを尽くしてください。
【学校生活】 2024-01-09 10:11 up!
全校集会
本日、今年最後の全校集会が行われました。気温も低い中、生徒会長の号令で整列し校長先生の講話、生活指導主任の水戸先生のお話に耳を傾けていました。
校長先生の講話は当たり前のことを徹底して実践すること「凡事徹底」を通してお話してくださいました。詳しくはおりたたみ記事に掲載しましたので、ご覧ください。
水戸先生からは「冬休みのしおり」に注意してほしいことは詳しく載せてあるのでよく読み注意すること、また、1年が終わることや、年度が替わるということは各々、立場が変わることになり、新年あけて1月から3月という期間は、次の立場への準備期間である、というお話をされました。
稲付中の生徒のあいさつは素晴らしいです。年末年始、元気に過ごし、また、元気なあいさつで登校してきてください。
校長講話 ・ ここをクリック
凡事徹底
皆さん、おはようございます。
少し前になりますが、2014年に開催されたサッカーワールドカップブラジル大会で、試合以上に、応援する日本人サポーターの行動が注目されました。
試合そのものは、日本代表チームは、初戦で敗退。しかし、その後のサポーターの行動が全世界のネットやメディアで絶賛されたのです。
彼らは、客席を日本代表チームと同じ「サムライブルー」に染めるために、青いビニール袋を使用していました。試合後、サポーターは、そのビニール袋を活用し、ごみを拾い、後片付けをしてからスタジアムを後にしました。この行為が絶賛されることになります。
地元の新聞は、「日本代表チームは敗北したが、応援団のカリスマ性は、ブラジル人の心をつかんだ」と報道し、リオデジャネイロ州政府は、その行為を称えるため、サポーター代表として駐リオ日本総領事館や地元日系団体代表を表彰しました。
「言葉が通じなくても、その行為だけで素晴らしさが伝わってきた。日本人の行動は文化的な遺産だ」という賞賛の言葉もいただきました。
けれども、この活動は特別のものではありません。日本が初めてW杯に出場したフランス大会から行ってきた「当たり前のこと」だったのです。でも、この「当たり前のこと」ができないのも現実です。だからこそ、新聞で紹介されたのです。
では、なぜ「日本人サポーター」は「当たり前」にできるのでしょうか。それは、自分のこと以上に周りの人のことを優先して考えることができるからです。そこには、「感謝」や「思いやり」といった気持ちが強く含まれています。靴をそろえたり、ごみを拾ったり、挨拶をしたりといった私たちが「当たり前」に行っていることは、実は、「感謝」や「思いやり」の気持ちを含んだ素晴らしい行為なのです。
イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんは、「凡事徹底」という言葉で「当たり前に実践する」ことをもう一歩踏み込んで「当たり前のことを、他の人にはまねできないほど徹底的に実践する、やり続ける」ことの大切さを述べています。それには、覚悟と努力が必要です。
そこまでいかずとも、「当たり前のこと」を続けることは、結構難しいことです。簡単そうにも思われますが、自分のことを優先してしまうと。ゴミを拾ったり、靴をそろえたりという簡単なことさえ、できなくなることもあります。「自分のために」も大切ですが、「誰かのために」という気持ちが、学校という集団生活では大切です。
皆さんは、日ごろの学校生活では、周りを意識して過ごしているでしょうか。
さて、ここからは3年生に向けてです。いよいよ進路に向けて待ったなしです。勉強は辛い。私自身も中学校時代を振り返ってみると、何度も逃げ出したくなりました。なぜか今まで読んだ漫画等が気になって、集中できないこともたくさんありました。
けれども、結局は自分自身です。優しい言葉を掛けてくれる家族や友人がいたとしても、最後は自分です。進路は、今いる大人も様々な形で通り抜けてきた道です。自分を信じて、自分を強くもって、希望する進路に向けてベストを尽くしてください。陰ながら応援しています。
最後に、冬休み、お正月は、家族にとってもゆっくりしたいものです。ぜひ、何かしらお手伝いをしてください。
それでは、皆さん、よい年をお迎えください。
【学校生活】 2023-12-25 11:42 up!
3学年 学年集会
3年生は5校時に学年集会を行いました。冬休みの過ごし方や受験に向けて注意してほしいこと、心構えなどを学年の教員から話しがありました。また、生徒を代表して、各クラスの学級委員と学年委員長から最近の生活態度の反省や、みんなで協力し合って受験を乗り越えていこうとの意気込みを発表しました。
あと1日の登校で冬休みに入ります。健康に気を付けながら、自分の進路をしっかりと切り拓いていってほしいと願っています。
よいお年をお迎えください。
3年HP担当
【学校生活】 2023-12-22 14:22 up!
稲付中 ー年末大掃除ー
今日は、今年最後の大掃除です。日頃、お世話になっている教室や廊下を念入りにきれいにしています。床磨きにも熱が入ります。「先生、扉の汚れも落としていいですか!」「机は、運びますね」と、生徒の皆さんは、気持ちよく楽しそうに掃除してくれています。普段には見られないような、生徒の一生懸命な様子に、先生たちもにこやかに掃除に勤しんでいました。
【学校生活】 2023-12-22 12:15 up!
本日の朝礼
本日の生徒会朝礼では、最初に生徒会役員からペットボトルのキャップ集めについての話がありました。これまでと同様にキャップを集めるのではなく、生徒の夏休みについて、以下の内容でキャップをBOXに入れることとしています。皆さんご協力をお願いします。
「あなたはどっち派?
A:夏休みがあり休みは週2日 B:夏休みがないけど休みは週3日」
続いて、保健委員会からお互いを大切にした伝え方“アサーション”について、「アサーションとは事実を伝えた後、自分の気持ちを伝え、最後に提案またはお願いをする形で相手とコミュニケーションをとる形です。一方的に言いたいことを押し付けたり、あいまいに自分の気持ちを言えなかったりすると、良い関係は築いていけません。お互いを大切にした伝え方をしていくようにしましょう。」とのお話がありました。また、先週からハンカチチェックをおこない、感染症予防のためには、こまめな手洗いと、きれいなハンカチで拭くことの大切さを伝えてくれました。最近、感染性胃腸炎が流行りだしています。気をつけていきたいですね。
相樂先生から、先月の避難訓練の反省点から、いざというときの注意点を、近藤先生からは落とし物について、心当たりがないかとのお話がありました。落とし物は、職員室前のラウンジに飾ってありますので、心当たりがなくても来てみてください。3月末には処分いたしますので、注意してみてくださいね。
本日の表彰です。技術ものづくりフェアinTOKYO おめでとうございます。
第1位 関谷 友来 全国中学生創造ものづくり教育フェア作品コンクール出展
第3位 大澤 睦実
奨励賞:戸梶 綾乃・成瀬 司・藤岡 理恵子・関谷 友来・鈴木 啓太
・廣田 栞己・河野 柊花・大澤 睦実
【学校生活】 2023-12-18 10:16 up!
2学年薬物乱用防止教室
本日の6校時、2学年対象に薬物乱用防止教室が行われました。赤羽警察署の方に来ていただいて、薬物の種類と特徴について、身体に対する影響、薬物使用に対する刑罰、誘われた時の対処方法などを、詳しく説明していただきました。話を聞くだけでなく、薬物使用防止のDVDを見たり、展示資料を見学したりと、皆真剣に取り組み理解を深めていました。
2年HP担当
【学校生活】 2023-12-15 16:10 up!
本日の全校朝礼
朝晩の冷え込みが徐々に増してきました。今年もとうとう12月に入ってしまいました。まさに、「光陰、矢のごとし」です。今年最後の月を大切に過ごしていきたいものです。
本日の朝礼では、校長先生から「幸せへの道しるべ」と題して講話がありました。おりたたみ記事に載せましたのでご覧ください。また、教育委員会からの通知で「体罰や性暴力は許されないこと、教職員等の言動で困ったことがあれば相談すること」についても講話がありました。生徒・保護者宛に配布しましたので、必ずご確認ください。
明日から生徒会役員が取り組んでいるユニセフ募金が始まります。また、給食委員会からは給食準備時間の計測の取り組みについて説明がありました。安全に手際よく準備できるクラスには最後に美味しいご褒美がくるかもしれません。みなさん、協力しましょう。
おめでとう!本日の表彰
北区1年生大会 優勝 女子バレーボール部
校長講話 ・ ここをクリック
幸せへの道しるべ
みなさんおはようございます。
さて、皆さんが幸せだなあ・・と思うのはどんな時ですか。例えば、成績が上がった時だとか、先生に褒められた時、部活動で表彰された時など、たくさんあると思います。「幸せ」と言っても、ひとそれぞれ感じ方も考え方も違うとは思いますが、「クラスや学年が協力し合っている」「世界中で紛争や戦争がなく平和である」ことは、みんなの「幸せ」という意味では、大切な視点です。反対に、けんかを巡るトラブルや「戦争・紛争」のニュースなどを見たり聞いたりすると心を痛めます。けれども、子供たちの間でのトラブルなどは、話を聞いてみると、トラブルを起こそうと思っていないことが多いことがわかります。どこかに自分勝手な思い込みや、間違った判断でトラブルになることが多いように思います。また、個性を尊重するあまり、わがままを個性的だととらえたり、自分を大切にするあまり、他人との間で摩擦が起こることもあります。
日頃から、一人一人が意識するべきことについて、「道しるべ」を提案します。
一つ目は、何かあった時、先生や大人、先輩からアドバイスを受けることがあります。その時、言われた内容に対して、批判的になったり、自分勝手に思い込んだりせずに、謙虚な気持ちで聞くことです。
二つ目は、自分の夢や希望の実現に向けて、本気で取り組むことです。結果ばかりを気にすると心が委縮してしまいます。中学校は失敗しながら成長するところでもあります。結果ばかり気にせず、「自分のもてる力で全力で頑張ろう」という気持ちをもつことです。その結果、自分の周りの人たちも影響を受け、それが自分に返ってくることも多くあります。不平や不満ばかりの自分とは違う自分を変えることができます。
三つめは、お互いを思いやる気持ちをもつことです。仲間には、勉強が得意な人、スポーツが得意な人、自分に厳しくできる人、心の優しい人など、さまざまな個性をもった人がいます。そのそれぞれの個性をお互いに認め合い、尊重することが、お互いが気持ちよく生活を送る上での基本となります。
自分を主張することも大切ですが、お互いがお互いを思いやることができる集団では、楽しいことは10倍に、苦しさは10分の1になるとも言います。これが、本当の「幸せ」なのだと思います。
12月になりました。師走・・一年の締めくくりです。
素晴らしい仲間たちと意味のあるクラス創りをよろしくお願いします。
【学校生活】 2023-12-04 14:36 up!
3年 校長面接練習
本日、放課後、校長先生による3年生の面接練習を行いました。待っている間の緊張感が伝わってきます。どんなことを、具体的に聞かれるのか、不安でいっぱいだったり、予想して答え方を決め、すんなりと答えられたりと様々です。
ただ、答え方を決めているだけでは実際の面接会場では厳しいかもしれません。何度も何度も繰り返し練習することが必要です。さらに、具体的に明確に答えられるように、「なぜ?」との問いをいくつも自分で考え、答えを用意しておくことが大切です。
本番で、しっかりと腹が座っていられるように準備をしておきましょう。わからないことは、すぐに、先生方や、身近な大人、先輩を頼り聞くとよいでしょう。
がんばれ、受験生!!
【学校生活】 2023-11-20 17:03 up!
2学年学年集会
本日の6校時、体育館にて2学年の学年集会を行いました。内容は、輪番制になっている学年の先生からのフリートークで、「大学時代に学んだ言語学について」の話、学年で取り組むプラスソングの話と授業で使うものの貸し借りの注意、来年の1/16(火)〜18(木)に行われるEC(イングリッシュキャンプ)岩井のガイダンスなどです。
EC岩井は、皆、楽しみにしているようですが、ルール・マナーをしっかりと守り、実りのあるものにするとともに、これから行われる校外学習(都内巡り)や、来年度の修学旅行に繋がる素晴らしいものにしてほしいと思います。
2年HP担当
【学校生活】 2023-11-20 16:04 up!