1月24日(火) 本日の給食おにぎり 鮭の塩焼き 浅漬け すいとん 牛乳 今日から一週間は、「 全国学校給食週間 」です。多くの学校で、給食の歴史や意味について考える取り組みを行います。 今日は明治22年、給食が始まったときの献立を再現しました。貧しくてお弁当を持ってこられない子供のために、学校が簡単な食事を出したことが、給食の始まりです。 おにぎりと焼き魚、漬物という献立でしたが、お腹を空かせた子供たちにとってはごちそうでした。 昔は空腹を満たすためだった給食も、今では「 食育 」の意味が強くなりました。 1人2個ずつのおにぎりを見た生徒に「 全部にぎったんですか?」と聞かれました。そうです、全校で760個、朝から頑張ってにぎりました。愛情たっぷりですよ。 栄養教諭 稲橋 1月23日(月) 本日の給食「 れんこん 」は、食物繊維をはじめ、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養たっぷりの野菜です。 今日は根菜チップスに使っています。れんこんをスライスして油で揚げると、縮んでしまうことが多いです。今日は揚げても縮まないように、手で切ってもらいました。 絶妙な厚さにそろえて切るのはとっても大変ですが、調理員さんの腕の見せどころです。見た目がきれいで、歯ごたえも良いチップスに仕上がりました。 栄養教諭 稲橋 1月20日(金) 本日の給食今日のイカは、「 甲イカ 」というイカで、厚みがあって甘いイカです。「 甲イカ 」は貝殻のような「 甲 」があり、ずんぐりとした形です。 一方、スルメイカのように筒型のイカは「 筒イカ類 」と分類されます。日本人はイカを良く食べます。特にスルメイカは、日本の漁獲量のトップクラスです。 栄養教諭 稲橋 1月19日(木) 本日の給食京都の豆腐丼 大根炊き 豆乳抹茶プリン 牛乳 今日は校長先生が考えた「 そうだ! 京都へ行こう!」 献立です。 「 京都の豆腐丼 」は、京都の有名な豆腐料理店の料理を再現したもので、校長先生のおすすめ料理です。京都はおいしいお豆腐や油揚げが多く、体に優しい味です。 「 大根炊き 」は、京都の千本釈迦堂という寺院の年中行事で参拝客へ振る舞われる料理です。12月の上旬に行われ「 聖護院大根 」を使って料理されるそうです。 「 豆乳抹茶プリン 」の抹茶は、宇治抹茶を使い、上に甘納豆を飾りました。生徒にも、先生方にも好評でした。 また、「 京都の豆腐丼 」の中に使ったねぎは、「 千寿葱 」というねぎで、江戸東京野菜の一つです。ずしりと重たく巻きが強いのが特徴で、甘みが強いです。舌の写真が「 千寿葱 」です。 栄養教諭 稲橋 1月18日(水) 本日の給食湯葉入りすまし汁は、昆布とかつお節でしっかり出汁を取って作っています。 湯葉は1200年くらい前に中国から伝わりました。大豆から作られていて、植物性たんぱく質が豊富です。京都や奈良、日光で精進料理の中に使われ発展しました。京都は「湯葉」という漢字ですが、日光では「湯波」と書きます。 栄養教諭 稲橋 * * * * * * * * * * * * * * * * ※ 本日、「 北区教育研究会 」 が行われるため、生徒は給食後 (13:00)下校となります。15:30までは、家庭学習時間となります。 なお、2年3組は、事前にお知らせいたしましたとおり、研究授業 の対象学級のため下校時間(15:00)が遅くなります。ご協力方よろ しくお願いいたします。 校長:高田勝喜 * * * * * * * * * * * * * * * * 1月17日(火) 本日の給食鮭は川で生まれ、海で育ち、生まれた川に戻って卵を産み、一生を終える魚です。 日本人はサケが大好きです。世界の漁獲量の3分の1を日本で消費しているそうです。 刺身や切り身だけでなく、缶詰やフレークなどの加工品にして食べていますね。今日の給食のように、洋風の料理にも合う魚です。 栄養教諭 稲橋 1月16日(月) 本日の給食日本は、世界で一番「 ゆず 」の生産量が多く、消費量も多い国です。 「 ゆず 」は、カリウム・ビタミンC・クエン酸が豊富で、風邪予防、疲労回復に効果的です。特に、ビタミンCは皮に多く含まれています。また、 ゆずの香りには、リラックス効果があります。 栄養教諭 稲橋 1月13日(金) 本日の給食タラは魚へんに雪と書きます。冬の寒い時期に脂がのっておいしくなるので、日本では鍋料理の定番になっていますね。タラは日本だけでなく、ヨーロッパを始め世界中で食べられている魚です。イギリスとアイルランドでは、タラ漁をめぐって戦争を起こしたこともあるそうです。 今日は、タラに粉を付けて油で揚げて、ねぎをたっぷり使った和風のたれをかけました。 栄養教諭 稲橋 1月12日(木) 本日の給食チーズパン チキンキエフ 茹でブロッコリー ボルシチ 牛乳 「 ボルシチ 」は、ロシアや隣のウクライナを代表する料理です。 「 テーブルビート 」 という野菜を使い、キャベツや芋などの旬の野菜や、肉を煮込んだ料理です。独特の赤い色をしたスープです。本場では、これにサワークリームを添えて食べます。 「 テーブルビート 」は、赤紫色で甘さがある野菜です。ほうれん草のピンク色の部分に似た味がすると思います。栄養も豊富で、古代ローマでは薬として使われていたそうです。 ※ 真ん中の写真が「 テーブルビート 」、下の写真がその断面です。 栄養教諭 稲橋 1月11日(水) 本日の給食果物は、旬を迎えた「ネーブルオレンジ」です。「ネーブル」とは「へそ」という意味の英語です。19世紀にブラジルでオレンジの枝変わりで生まれた果物で、アメリカを始め世界中に広まりました。日本へは、明治時代に伝わってきました。今日は和歌山県産の「ネーブルオレンジ」です。 栄養教諭 稲橋 1月10日(火) 本日の給食2017年、給食室も無事にスタートすることができました。 最初の献立は、「 お赤飯 」 にしました。 汁物は七草を入れたお吸い物です。 1月7日は、「 人日の節供 」 といい、春の七草を入れた 「 七草粥 」 を食べる風習があります。今日は春の七草を大量に手に入れることが難しかったので、他の葉物の野菜も足して 「 七種類の葉物の汁物 」 にしています。 年末年始のごちそうで疲れた胃腸をいたわり、1年の無病息災を願って栄養を摂りましょう。 栄養教諭 稲橋 12月22日(木) 本日の給食バターライス タンドリーチキン ゆでブロッコリー 野菜スープ パンナコッタいちごソース りんごジュース 「 タンドリーチキン 」は、鶏肉を香辛料とヨーグルトに漬け込んで、タンドールというオーブンで焼く料理です。本場では骨付きの肉を使うそうですが、今日は骨なしにしました。しっかり漬け込んで焼いたので、柔らかく仕上がりました。 栄養教諭 稲橋 12月21日(水) 本日の給食ほうとう 元気サラダ おしるこ 牛乳 冬至は1年で1番昼が短く、夜が長い日です。暦の上では寒さの厳しい「 冬至 」ですが、今日は暖かいですね。 冬至にはかぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習があります。かぼちゃは風邪予防と体を温める効果があります。ゆず湯は体がポカポカになりますね。 「 ほうとう 」は、山梨県の郷土料理。八王子産の万次郎かぼちゃを入れています。 栄養教諭 稲橋 12月20日(火) 本日の給食酢豚は角切りの豚肉を素揚げして、野菜と甘酢のあんでからめた中国料理です。給食では、栄養のためじゃが芋の素揚げも一緒に入れました。豚肉はビタミンB1が豊富です。ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変換するときに必要な栄養素で、成長期の中学生にもとても重要です。 「中華風コーンスープ」は、コーンの甘さととふわふわのたまごがおいしいようで、生徒に人気のスープです。 栄養教諭 稲橋 12月19日(月) 本日の給食石狩ご飯 かぼちゃと竹輪の天ぷら みそ汁 牛乳 今日のかぼちゃは、「 万次郎かぼちゃ 」 という名前です。高知県で、海外から持ち込まれた種から生まれたかぼちゃで、うまく育てば一つの種から100個くらい収穫できるそうですが、量も味もそして大きさも、気候に大きく影響を受けるようです。 今日は八王子市の「 とうきょう元気農場 」で育ったものです。甘くてやわらかく、生徒にも好評でした。 写真は給食室で撮った万次郎かぼちゃと、その断面です。 栄養教諭 稲橋 12月16日(金) 本日の給食冬野菜が美味しい季節です。根菜などの冬野菜は、寒さによって細胞が凍ることを防ぐために、糖をたくさん作ります。冬の大根やかぶが甘くておいしいのはそうした理由があるのです。 今日は、かぶとブロッコリー、カリフラワーなどの野菜を使ったカレーライスです。 栄養教諭 稲橋 12月15日(木) 本日の給食「 みそ汁 」は、日本の家庭料理には欠かせない汁物です。 昔は毎食「 みそ汁 」を食べることが普通でしたが、今は毎日食べる家庭も少ないのではないでしょうか。 学校では、「 和食 」献立を推進しているので、週に2回くらいはみそ汁を出すようにしています。かつお節でだしをとって、2種類のみそを合わせて作っています。 栄養教諭 稲橋 12月14日(水) 本日の給食カナダ風フレンチトースト 鶏肉のメープルマスタード焼き マッシュポテト 牛乳 カナダでよく食べられる魚はサーモンです。カナダ産のサーモンは脂が乗っているので、日本でも人気があります。サーモンはグリルのほか、チャウダーに入れることも多いそうです。 また、カナダはメープルシロップの生産量が世界一です。さとうカエデの木の樹液から作るメープルシロップは、天然の甘味料として世界中で親しまれていますね。今日はフレンチトーストと魚の味付けに使っています。 栄養教諭 稲橋 12月13日(火) 本日の給食麻婆豆腐丼 無限もやし 大学芋 牛乳 さつまいもは東京都産です。八王子にある「とうきょう元気農場」で育ったものです。都内は農地が少ないですが、空いた土地を利用して給食の食材を育てる取り組みがされているのです。 野菜を育てることは、肉体労働であるだけでなく、天候に左右されるためとても大変です。でも、生産者がいなくては、栄養のあるおいしい野菜を食べることができません。地元で農業を営んでくれている生産者に、感謝していただきましょうね。 栄養教諭 稲橋 12月12日(月) 本日の給食ごはん ゼリーフライ わかめのごま風味 東京豚汁 牛乳 「 東京豚汁 」は、東京都産の食材を使いました。 大根は江戸東京野菜の「 練馬大根 」で、4回目の登場です。 里芋は、「 東京土垂1号 」という、東京で開発された品種です。これは八王子産です。 本当は人参も八王子産を使う予定でしたが、うまく育たなかったため、今回は手に入りませんでした。食べ物は自然の恵みだということ、実感しますね。 栄養教諭 稲橋 |
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