1月16日(月) 本日の給食日本は、世界で一番「 ゆず 」の生産量が多く、消費量も多い国です。 「 ゆず 」は、カリウム・ビタミンC・クエン酸が豊富で、風邪予防、疲労回復に効果的です。特に、ビタミンCは皮に多く含まれています。また、 ゆずの香りには、リラックス効果があります。 栄養教諭 稲橋 1月13日(金) 本日の給食タラは魚へんに雪と書きます。冬の寒い時期に脂がのっておいしくなるので、日本では鍋料理の定番になっていますね。タラは日本だけでなく、ヨーロッパを始め世界中で食べられている魚です。イギリスとアイルランドでは、タラ漁をめぐって戦争を起こしたこともあるそうです。 今日は、タラに粉を付けて油で揚げて、ねぎをたっぷり使った和風のたれをかけました。 栄養教諭 稲橋 1月12日(木) 本日の給食チーズパン チキンキエフ 茹でブロッコリー ボルシチ 牛乳 「 ボルシチ 」は、ロシアや隣のウクライナを代表する料理です。 「 テーブルビート 」 という野菜を使い、キャベツや芋などの旬の野菜や、肉を煮込んだ料理です。独特の赤い色をしたスープです。本場では、これにサワークリームを添えて食べます。 「 テーブルビート 」は、赤紫色で甘さがある野菜です。ほうれん草のピンク色の部分に似た味がすると思います。栄養も豊富で、古代ローマでは薬として使われていたそうです。 ※ 真ん中の写真が「 テーブルビート 」、下の写真がその断面です。 栄養教諭 稲橋 1月11日(水) 本日の給食果物は、旬を迎えた「ネーブルオレンジ」です。「ネーブル」とは「へそ」という意味の英語です。19世紀にブラジルでオレンジの枝変わりで生まれた果物で、アメリカを始め世界中に広まりました。日本へは、明治時代に伝わってきました。今日は和歌山県産の「ネーブルオレンジ」です。 栄養教諭 稲橋 1月10日(火) 本日の給食2017年、給食室も無事にスタートすることができました。 最初の献立は、「 お赤飯 」 にしました。 汁物は七草を入れたお吸い物です。 1月7日は、「 人日の節供 」 といい、春の七草を入れた 「 七草粥 」 を食べる風習があります。今日は春の七草を大量に手に入れることが難しかったので、他の葉物の野菜も足して 「 七種類の葉物の汁物 」 にしています。 年末年始のごちそうで疲れた胃腸をいたわり、1年の無病息災を願って栄養を摂りましょう。 栄養教諭 稲橋 12月22日(木) 本日の給食バターライス タンドリーチキン ゆでブロッコリー 野菜スープ パンナコッタいちごソース りんごジュース 「 タンドリーチキン 」は、鶏肉を香辛料とヨーグルトに漬け込んで、タンドールというオーブンで焼く料理です。本場では骨付きの肉を使うそうですが、今日は骨なしにしました。しっかり漬け込んで焼いたので、柔らかく仕上がりました。 栄養教諭 稲橋 12月21日(水) 本日の給食ほうとう 元気サラダ おしるこ 牛乳 冬至は1年で1番昼が短く、夜が長い日です。暦の上では寒さの厳しい「 冬至 」ですが、今日は暖かいですね。 冬至にはかぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習があります。かぼちゃは風邪予防と体を温める効果があります。ゆず湯は体がポカポカになりますね。 「 ほうとう 」は、山梨県の郷土料理。八王子産の万次郎かぼちゃを入れています。 栄養教諭 稲橋 12月20日(火) 本日の給食酢豚は角切りの豚肉を素揚げして、野菜と甘酢のあんでからめた中国料理です。給食では、栄養のためじゃが芋の素揚げも一緒に入れました。豚肉はビタミンB1が豊富です。ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変換するときに必要な栄養素で、成長期の中学生にもとても重要です。 「中華風コーンスープ」は、コーンの甘さととふわふわのたまごがおいしいようで、生徒に人気のスープです。 栄養教諭 稲橋 12月19日(月) 本日の給食石狩ご飯 かぼちゃと竹輪の天ぷら みそ汁 牛乳 今日のかぼちゃは、「 万次郎かぼちゃ 」 という名前です。高知県で、海外から持ち込まれた種から生まれたかぼちゃで、うまく育てば一つの種から100個くらい収穫できるそうですが、量も味もそして大きさも、気候に大きく影響を受けるようです。 今日は八王子市の「 とうきょう元気農場 」で育ったものです。甘くてやわらかく、生徒にも好評でした。 写真は給食室で撮った万次郎かぼちゃと、その断面です。 栄養教諭 稲橋 12月16日(金) 本日の給食冬野菜が美味しい季節です。根菜などの冬野菜は、寒さによって細胞が凍ることを防ぐために、糖をたくさん作ります。冬の大根やかぶが甘くておいしいのはそうした理由があるのです。 今日は、かぶとブロッコリー、カリフラワーなどの野菜を使ったカレーライスです。 栄養教諭 稲橋 12月15日(木) 本日の給食「 みそ汁 」は、日本の家庭料理には欠かせない汁物です。 昔は毎食「 みそ汁 」を食べることが普通でしたが、今は毎日食べる家庭も少ないのではないでしょうか。 学校では、「 和食 」献立を推進しているので、週に2回くらいはみそ汁を出すようにしています。かつお節でだしをとって、2種類のみそを合わせて作っています。 栄養教諭 稲橋 12月14日(水) 本日の給食カナダ風フレンチトースト 鶏肉のメープルマスタード焼き マッシュポテト 牛乳 カナダでよく食べられる魚はサーモンです。カナダ産のサーモンは脂が乗っているので、日本でも人気があります。サーモンはグリルのほか、チャウダーに入れることも多いそうです。 また、カナダはメープルシロップの生産量が世界一です。さとうカエデの木の樹液から作るメープルシロップは、天然の甘味料として世界中で親しまれていますね。今日はフレンチトーストと魚の味付けに使っています。 栄養教諭 稲橋 12月13日(火) 本日の給食麻婆豆腐丼 無限もやし 大学芋 牛乳 さつまいもは東京都産です。八王子にある「とうきょう元気農場」で育ったものです。都内は農地が少ないですが、空いた土地を利用して給食の食材を育てる取り組みがされているのです。 野菜を育てることは、肉体労働であるだけでなく、天候に左右されるためとても大変です。でも、生産者がいなくては、栄養のあるおいしい野菜を食べることができません。地元で農業を営んでくれている生産者に、感謝していただきましょうね。 栄養教諭 稲橋 12月12日(月) 本日の給食ごはん ゼリーフライ わかめのごま風味 東京豚汁 牛乳 「 東京豚汁 」は、東京都産の食材を使いました。 大根は江戸東京野菜の「 練馬大根 」で、4回目の登場です。 里芋は、「 東京土垂1号 」という、東京で開発された品種です。これは八王子産です。 本当は人参も八王子産を使う予定でしたが、うまく育たなかったため、今回は手に入りませんでした。食べ物は自然の恵みだということ、実感しますね。 栄養教諭 稲橋 12月9日(金) 本日の給食高野豆腐入り親子丼 ふろふき大根 果物(みかん) 牛乳 「 ふろふき大根 」 は、大根をやわらかく炊いて練りみそを添えて食べる、日本の料理です。旬の大根の味をしっかり味わってほしいという思いから献立に入れました。 今日の大根も、江戸東京野菜の「 練馬大根 」です。大根の甘みを感じることができました。 栄養教諭 稲橋 12月8日(木) 本日の給食ごはん イカのごまがらめ 磯香和え 東京小麦粉のすいとん 牛乳 江戸時代に東京に持ち込まれた小麦がありました。優良な小麦粉を作ることができ、うどんにするとおいしく香りが良いので好まれていました。麦の草丈が長いので、農家のわら屋根にも利用されていた、優秀な品種でした。 しかし、倒れやすく収穫量が少ないため、戦時中に姿を消し、「 幻の小麦 」 となってしまいました。 その小麦粉を何とか増やして育て、この時期に東京の学校給食で食べられるようになっています。途絶えた種を復活させ増やすことは、大変な苦労があったことと思います。感謝して味わって食べたいですね。 栄養教諭 稲橋 12月7日(水) 本日の給食練馬大根スパゲッティー 豆乳スープ 小松菜サラダ 果物(みかん) 牛乳 「練馬大根」は江戸東京野菜のひとつです。特徴は長さが長いことで、長いものだと1mにも及びます。今日は60cmでしたが、これでも見た瞬間「大きい!」という声があがりました。品種改良のされていない伝統野菜なので、辛みは強いと言われていますが、今日は食べやすかったです。今日から4日間、練馬大根を使った献立を出しますので、お楽しみに。 栄養教諭 稲橋 12月6日(火) 本日の給食「 芋煮 」 は、東北地方の鍋料理です。 秋の東北では、河原で芋煮を囲んで楽しむ 「 芋煮会 」 というイベントが行われます。秋に多く収穫された里芋を、肉や旬の野菜と一緒に煮込んで食べます。 サバは塩麹に漬け込んで焼きました。生徒も良く食べていました。 栄養教諭 稲橋 12月5日(月) 本日の給食「 根菜チップス 」 には、蓮根とさつま芋、ごぼうの3種類を使いました。 蓮根はビタミンとミネラルが多いので風邪の流行るこの時期に食べたい野菜です。ビタミンCが多いことと、咳やのどの痛みに効くタンニンという成分が多いことが特徴です。低温の油でじっくり揚げて、歯ごたえよく仕上げました。 栄養教諭 稲橋 12月2日(金) 本日の給食餃子には直径15cmの餃子の皮を使ったので、かなりの大きさになりました。一つ一つひだをつけて包みました。 スープの青菜は青梗菜です。ビタミン、ミネラルが豊富で抗酸化作用もあるので、風邪予防、生活習慣予防に効果的です。青梗菜も今が美味しい時期です。 栄養教諭 稲橋 |
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