12月8日(木) 本日の給食ごはん イカのごまがらめ 磯香和え 東京小麦粉のすいとん 牛乳 江戸時代に東京に持ち込まれた小麦がありました。優良な小麦粉を作ることができ、うどんにするとおいしく香りが良いので好まれていました。麦の草丈が長いので、農家のわら屋根にも利用されていた、優秀な品種でした。 しかし、倒れやすく収穫量が少ないため、戦時中に姿を消し、「 幻の小麦 」 となってしまいました。 その小麦粉を何とか増やして育て、この時期に東京の学校給食で食べられるようになっています。途絶えた種を復活させ増やすことは、大変な苦労があったことと思います。感謝して味わって食べたいですね。 栄養教諭 稲橋 12月7日(水) 本日の給食練馬大根スパゲッティー 豆乳スープ 小松菜サラダ 果物(みかん) 牛乳 「練馬大根」は江戸東京野菜のひとつです。特徴は長さが長いことで、長いものだと1mにも及びます。今日は60cmでしたが、これでも見た瞬間「大きい!」という声があがりました。品種改良のされていない伝統野菜なので、辛みは強いと言われていますが、今日は食べやすかったです。今日から4日間、練馬大根を使った献立を出しますので、お楽しみに。 栄養教諭 稲橋 12月6日(火) 本日の給食「 芋煮 」 は、東北地方の鍋料理です。 秋の東北では、河原で芋煮を囲んで楽しむ 「 芋煮会 」 というイベントが行われます。秋に多く収穫された里芋を、肉や旬の野菜と一緒に煮込んで食べます。 サバは塩麹に漬け込んで焼きました。生徒も良く食べていました。 栄養教諭 稲橋 12月5日(月) 本日の給食「 根菜チップス 」 には、蓮根とさつま芋、ごぼうの3種類を使いました。 蓮根はビタミンとミネラルが多いので風邪の流行るこの時期に食べたい野菜です。ビタミンCが多いことと、咳やのどの痛みに効くタンニンという成分が多いことが特徴です。低温の油でじっくり揚げて、歯ごたえよく仕上げました。 栄養教諭 稲橋 12月2日(金) 本日の給食餃子には直径15cmの餃子の皮を使ったので、かなりの大きさになりました。一つ一つひだをつけて包みました。 スープの青菜は青梗菜です。ビタミン、ミネラルが豊富で抗酸化作用もあるので、風邪予防、生活習慣予防に効果的です。青梗菜も今が美味しい時期です。 栄養教諭 稲橋 12月1日(木) 本日の給食「 肉じゃが 」は、意外にも生徒に人気の献立のようです。 だしをしっかり取って、煮崩れないようにじっくり煮込みました。 りんごは岩手県江刺の 「 サンふじ 」 です。青森県に近いこの土地では、りんごの生産がとても盛んです。蜜入りのおいしいりんごでした。 栄養教諭 稲橋 11月30日(水) 本日の給食「 かぼちゃとブロッコリー 」 の入ったカレーです。 かぼちゃは切った後オーブンで火を通してからカレーに入れることで、煮崩れを防ぎ、うまみもアップします。 ブロッコリーは今が旬。値段も安くなってきました。 予定では、「 ひじきと青大豆のサラダ 」 でしたが、青大豆が手に入らなかったので「 枝豆 」 に変更しました。 栄養教諭 稲橋 11月29日(火) 本日の給食頭から尻尾まで食べられるししゃもは、「 小魚 」に分類されます。 骨ごと食べるのでカルシウムが豊富です。成長期の中学生にとって、カルシウムは重要な栄養素の一つです。 乳製品だけでなく、小魚や豆類、小松菜など緑の野菜にも多く含まれるので、積極的にとってほしいです。 栄養教諭 稲橋 11月28日(月) 本日の給食玄米ご飯 さばのマーマレード焼き はりはり漬け にら玉汁 牛乳 「 かきたま汁 」 の予定でしたが、今日は、「 にら玉汁 」 に変更しました。 にらはカロテン、ビタミンB2、カルシウムやカリウムなど、栄養満点の緑黄色野菜です。さらに、血行をよくして体を温め、胃腸の働きを助ける効果もあります。寒いこの時期、風邪予防や疲労回復にとてもよい野菜です。( 稲中ランチタイム通信より ) いつも栄養バランスを考えたメニューに感謝しています。 今日も美味しくいただきました。 副校長:井上 隆 11月25日(金) 本日の給食ジャージャー麺 ツナとわかめのサラダ 豆かりんとう コーヒー牛乳 ジャージャー麺とコーヒー牛乳は3年1組のリクエストです。 ジャージャー麺は中国北部の家庭料理です。本場は塩辛い味付けらしいですが、給食は甜麺醤をつかい、甘めの味付けにしています。 サラダの野菜は「滝野川かぶ」と練馬の青首大根を使用しています。旬の地場野菜を味わえる幸せを感じてもらえたら…と思います。 栄養教諭 稲橋 11月24日(木) 本日の給食わかめご飯 ブリ大根 かきたま汁 果物(りんご) 牛乳 ブリ大根は「冬」の代表的な料理ですね。ブリも大根も、寒さが厳しい時期においしい食材です。この時期、ブリは脂が乗って、大根は甘みが増します。今日の大根は練馬産の青首大根です。 栄養教諭 稲橋 11月22日(火) 本日の給食菜飯 東京大根のおでん 野菜の胡麻和え 果物(みかん) 牛乳 江戸東京野菜の 「 大蔵大根 」 を使ったおでんにする予定でしたが、大蔵大根は天候不順の影響を受け、うまく育たなかったため数量を確保できませんでした。 伝統野菜のタネは、育つ環境に大きく影響を受けるということが分かりました。 大根は、東京都産の「 青首大根 」に変更しておでんを作りました。大根の葉は炒めてご飯に混ぜ、「 菜飯 」にしています。 栄養教諭 稲橋 11月21日(月) 本日の給食「 クラム 」とは、二枚貝のことです。今日は「 アサリ 」を使って作りました。 アサリは鉄分とビタミンB12が豊富に含まれるため、貧血予防によい食材です。特に体が大きく成長期する時期にある中学生にとっては、重要なな栄養素です。 栄養教諭 稲橋 11月16日(水) 本日の給食黒米さつまいもご飯 タラの和風あんかけ 即席漬け どさんこ汁 牛乳 東京都の学校給食のために、都有地を使って作られた畑が八王子市にあります。「とうきょう元気農場」という名前の畑で、旬の地場野菜を学校にとどけてくれます。今日はそこで収穫された「さつまいも」を使用しました。 さつまいもは9月から11月が旬です。収穫してから少し時間を置くと、水分が抜けて甘みが増しおいしくなります。 栄養教諭 稲橋 11月15日(火) 本日の給食メロンパン ポークビーンズ 海藻サラダ 果物(みかん) 牛乳 今日は5組のリクエストです。「 メロンパン 」 は、小麦粉とバターで作った生地をこねて丸パンにのせ、模様を付けて砂糖をまぶし、焼きました。給食室は朝から生地作りで大忙し。メロンパンの生地は固く、とにかく力が要るので大変です。何とか時間内に間に合いました。 パン屋さんのような甘くて香ばしい香りに、生徒たちは大興奮でした。 ※写真中:メロンパンの生地をのばしているところ 写真下:模様をつけているところ 栄養教諭 稲橋 11月14日(月) 本日の給食「 ワンタン 」 は、中国料理の一つです。中国の中でも、地域によって大きさや中の具、包み方が異なるそうです。給食では、ワンタンの皮で豚肉を包んで、白菜などの野菜と一緒にスープにしました。 栄養教諭 稲橋 11月11日(金) 本日の給食りんごが旬をむかえています。今日は岩手県産の 「 フジ 」 という品種です。蜜入りのとっても甘いりんごで、子どもたちからも「甘くておいしい」と絶賛でした。 「りんごが赤くなると、医者が青くなる。」と言われるくらい、健康によい果物です。旬のりんごのパワーで「医者知らず」な冬にしたいですね。 栄養教諭 稲橋 11月10日(木) 本日の給食納豆は日本人が誇る発酵食品のひとつですね。「スタミナ納豆」は、ひき肉と、にんにく、しょうが、ねぎなどの香味野菜といっしょに納豆を炒めて、みそやしょう油で味付けをしています。隠し味にラー油を少し入れました。 納豆と分かった瞬間、ざわめきが起こったクラスもありました。しかし、教室をまわっていると「納豆おいしい!」とか「もっとご飯がほしい!」と言ってくれる生徒も多かったです。 栄養教諭 稲橋 11月9日(水) 本日の給食カレーうどん ブロッコリーのサラダ アップルパイ 牛乳 2年1組と2年3組のリクエストです。 今日は風が冷たいですね。カレーうどんはスパイスが効いているので体が温まると思います。 朝からりんごを煮て、一つずつパイ生地につつんで、アップルパイを作りました。手作りの出来立てなのでサクサクでとてもおいしいです。 栄養教諭 稲橋 11月8日(火) 本日の給食仙台油麩丼 元気サラダ きぬかつぎ 牛乳 宮城県の北部や岩手県の南部で食べられている仙台麩(せんだいふ)は、小麦粉を練ってとりだしたグルテンを、棒状にのばして油で揚げて作る、油麩(あぶらふ)です。今日の給食は、野菜と仙台麩をだしで煮てたまごでとじました。 「きぬかつぎ」とは、里芋を皮ごと蒸して、塩やみそで食べる料理の名前です。皮が半分ついた里芋が、平安時代の女性の衣装に似ていることから、「きぬかつぎ」という名前が付けられたそうです。旬の味をそのまま感じられる、粋な料理です。 初めて食べる生徒が多く、押し出しただけでつるりと皮がむけることを教えると、楽しそうに食べていました。 写真中:フランスパンのような仙台麩。25cmあります。 写真下:里芋をの上下を落として、このまま蒸します。 栄養教諭 稲橋 |
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