さる5日、岩手県の中学2年生が電車にはねられて亡くなりました。
当時の状況から自殺であると考えられ、先日の記者会見では教育委員会も学校も、その原因が 「 いじめ 」 である可能性の高いことをことを認めています。
また、男子生徒は再三にわたりSOSを発信していたようなので、対応が遅きに失したことが悔やまれてなりません。 かけがえのないお子さんに先立たれた親御さんの心中も、察するに余りあります。
稲付中では、通常年間3回実施する 「 いじめアンケート 」 を倍の6回実施したり、情報を共有できる校内システムを構築するなど、日頃より 「 いじめ 」 の早期発見・早期解決・再発防止に努めております。
また、岩手の事件を受け、本日の終学活では改めて全校生徒に以下の緊急アピールを発したところです。 もしご家庭でもお子さんのことで心配なことがございましたら、すぐに学校までお知らせください。
※ 緊急アピールの内容は『おりたたみ記事』をクリックしてください。
校長 武田幸雄
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先日、岩手県の中学2年生男子が、電車にはねられて死亡するという大変痛ましい事故が発生しました。 報道によると、同級生による 「 いじめ 」 を苦にした自殺といわれています。
もしそれが事実だとすると、絶対にあってはならないことであり、同じ中学生を教える立場にある稲付中の先生方も、心を痛めています。
これも報道によると、亡くなった男子生徒は、生活記録ノートで何回か 「 いじめられている 」 「 死にたい 」 「 死ぬ場所は決まっている 」 といったSOSを発していたそうです。
にもかかわらず周囲の大人が男子生徒を救ってあげられなかったことが、残念でなりません。
稲付中では、「 いじめ 」 の早期発見・早期解決・再発防止のために、「 いじめ 」 を中心とした皆さんの悩みを聞くアンケートを年間6回実施しています。 これは、通常の学校の倍の多さです。
そうした取り組みは、「『 いじめ 』 はどの学校、どの学年、どのクラスでも起こりうる」という先生方の強い危機感、同時に 「『 いじめ 』 は絶対に許さない 」 という先生方の強い決意の表れであります。
ぜひ皆さんも、もし今 「 いじめ 」 をはじめ悩んでいることがあったら、そんな先生方に遠慮なく相談してください。 校長先生以下稲付中の先生方は、全力を挙げて皆さんを守ることを約束します。
「 東京で一番の学校 」 に、「 いじめ 」 はふさわしくありません。 みんなで力を合わせて、「 いじめ 」 のない学校を築いていきましょう。