5月22日(金) 本日の授業風景 (4)【 本日の授業風景 ( 2 ) 】 の記事もそうですが、教科の特性上、理科の授業取材では実験や観察などの様子を取り上げることが多くなります。 では、いつも実験や観察を行っているのかといえば、けっしてそうではありません。 むしろ、一つの実験や観察に取り組んだら、そこで明らかになった事物 ・ 現象に対する科学的な見方や考え方を養わなければならないのです。 そのため普通教室における講義形式の授業も、とても重要になってきます。 このクラスも前回の授業では、『 葉 ・ 茎 ・ 根のつくりとはたらき 』 の学習の一環として、ムラサキツユクサの葉を観察しました。 葉の裏側の表皮を切り取ってプレパラートを作り、顕微鏡を通して見えた姿をスケッチしています。 それを受けて本日は、「 では、見えたものは何で、どんなはたらきをしているのか 」 などを、知識として習得する授業です。 実験 ( 観察 ) と、講義 … 。 「 どちらが大事? 」 ということはありません。 「 どちらも大事 」 なのです。 校長 武田幸雄 |
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