5月23日(土) 一週間を振り返って学年を問わずいくつかの授業で、先週行われた春季考査の答案が返却されている場面を見ました。 毎回、答案を受け取った瞬間に見せる生徒の表情からは、歓喜 ・ 安堵 ・ 悲哀 ・ 絶望? … さまざまな感情が見てとれます。 ただし、これも定期考査のたびに言うことですが、得点に一喜一憂するだけで終わってしまってはいけません。 特に結果の思わしくなかった人は、「 後悔 」 ではなく 「 反省 」 することが大事です。 両者の違いを簡単にいうと、「 後悔 」 は 「 失敗を、ただクヨクヨするだけ 」。 それに対して 「 反省 」 は、「 失敗という結果に至った原因 ・ 過程を分析し、同じ失敗を繰り返さないよう改善策を練ること 」 です。 計画した学習時間 ( 配分 ) は、適当かつ十分だったか? 立てた計画を確実に実行できたか? 実行できたとしても、その学習方法は適正だったか? さらに根本的なことを問うならば、学習意欲は旺盛だったか … ? 以上のような分析は、得点に関係なく全員が行わなければなりません。 なぜなら反省は、自分の弱みの克服だけでなく、自分の強みのさらなる向上にもつながるからです。 ちなみに週が明けると … ちょうど夏季考査5週間前ですよ。 校長 武田幸雄 |
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