12月17日(水) 本日の授業風景 (2)古文 『 扇の的 』 の学習です。 鎌倉時代の軍記物 『 平家物語 』 の一節です。 屋島で繰り広げられた源平の合戦で、源氏の那須与一 ( なすのよいち ) が、平家の舟に掲げられた扇を弓矢で射る場面を描いています。 ひととおり本文の学習を終えた本日は、発展学習として 「 群読 ( ぐんどく )」 に取り組んでいました。 音読や朗読はご存知かと思いますが、群読とは文字どおり 「 複数の人が声に出して読む言語活動 」 と言えます。 今回の群読は、班単位で行っていました。 すでに前の授業で班ごとに話し合い、一人ずつ読むところ、2〜3人で読むところ、全員で読むところなどの分担を決め、練習してきました。 本日は、その発表会です。 【 ころは二月十八日の酉の刻ばかりのことなるに … 】 一班ずつ教室の前に出て、練習用の台本や教科書を手に読み上げていきます。 すべての班の発表が終わったところで、クラス全員による挙手で最優秀班を決めました。 最後に加藤先生から 「 全体的にもう少し大きな声で、感情を込められればもっと良かった 」 との講評がありました。 私も同意見ですが、自分の分担を暗記してきた人もいたりして、短い練習時間の中でよく頑張ったと思います。 校長 武田幸雄 |
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