11月28日(金) 本日の授業風景 (5)道徳教育の内容項目のうち 【 法やきまりの意義を理解し、遵守するとともに、自他の権利を重んじ義務を確実に果たして、社会の秩序と規律を高めるように努める 】 を取り上げた授業です。 道徳の副読本から 『 死刑について考えよう 』 という資料を用いていました。 罪に対する刑罰のあり方について考え、社会秩序を向上させる態度を育てることが目的です。 資料には、3種の新聞記事が載っていました。 【 幼い子供と妻を殺され、犯行当時少年だった犯人に死刑を求め続けた男性の記事 】 【 犯人が、死刑になりたいという理由で起こした通り魔殺人の記事 】 【 再審で無罪判決を受け、34年ぶりに釈放された死刑囚の記事 】 それらを読み比べながら、死刑制度存続の賛否について、班の友達と意見交換したり自分の考えをまとめたりしました。 賛成 ・ 反対のどちらにせよ、根拠を明確にしたうえで自分の意見をもつことができたでしょうか。 ところで、授業後 「 この時期に死刑制度問題を道徳で扱った理由 」 を、学年主任の土井先生に尋ねたところ、理由は 「 高校入試の集団討論を見据え、討論しやすいテーマで練習してほしかったから 」 だそうです。 なるほど! 校長 武田幸雄 |
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