9月8日(月) 本日の授業風景 (3)1年生の学習内容である 『 気体の性質 』 の復習です。 酸素、二酸化炭素、水素などの気体を集めるにはどうすればよいか、また、その気体にはどのような性質があるかを調べる実験に取り組んでいます。 うすい塩酸などの 「 酸 」 を入れた試験管に、スチールウール ( 糸状の鉄 ) や石灰石、貝殻、チョーク、大理石などを入れて、発生する気体を調べます。 … えっ! 貝殻? チョーク? 大理石??? 実は、貝殻もチョークも大理石も、主成分は石灰石と同じ CaCO₃ ( 炭酸カルシウム ) なのです。 したがって、うすい塩酸にそれらを入れて出てくる気体は、いずれも同じ○○○○○だったはずですよね? 出てきた気体の集め方は、水への溶けやすさや、空気と比べた密度の大小によって、「 下方置換 ・ 上方置換 ・ 水上置換 」 のいずれかを採用します。 これもまた、理科学習の基礎基本ですね。 基礎基本といえば、北区・基礎基本調査で現2年生は、この 『 気体の性質 』 分野の正答率が低いという傾向が出ていました。 そんな分析もあって樋口先生は、こうした復習に取り組まれていたようです。 校長 武田幸雄 |
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