9月3日(水) 1学年 国語科 ・ 資料当時の配給米を実際に計量したもの ( 年齢によって量が違います )と、食器に盛られているのは、左が本日の給食で出された 「 すいとん 」 で、右が戦時中に作られていた具のほとんど入っていない 「 すいとん 」 です。 【 ヒロユキは死にました。 < 中 略 > 泣きもせず、弟は静かに息をひきとりました。 母と僕に見守られて、弟は死にました。 病名はありません。 栄養失調です …… 。】 【 弟はその小さな小さな棺に、母と僕の手で寝かされました。 小さな弟でしたが、棺が小さすぎて入りませんでした。 母が、大きくなっていたんだね、とヒロユキのひざを曲げて棺に入れました。 そのとき、母は初めて泣きました。】 上記は、物語の一節です。 授業中、【 僕 】 である米倉さん自身の声で朗読されるその部分にさしかかったとき、○○さんはそれまで教科書を持っていた手を何回か目頭にあて、涙をぬぐっているように見えました。 そういう感性 … 。 私は、大好きです。 校長 武田幸雄 |
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