本日の全校朝礼では、下記の表彰も行いました。(敬称略)
【 写真・上 】 吹奏楽部 = 吹奏楽コンクールB組銀賞
個人表彰 = 黒森美圭 ・ 沖 十和子
【 写真・中 】 野球部 = 区少年野球大会・第2位 夏季研修大会・第1位
【 写真・下 】 バレー部 = 夏季研修大会・第2位
また、8月11日に男児を出産された武澤ひとみ先生 ( 日本語適応指導教室 ) の産休代替として着任された横山友子先生もご紹介申し上げました。
※ 校長講話の内容は、下の 【 おりたたみ記事 】 をクリックしてください。
校長講話 ・ ここをクリック
今日から学校生活がリスタートしました。 夏休みに入る前に私が話した 【 3つの落とすな 】 は、しっかり守れたでしょうか。 何より 「 命 」 を落としたり、その危険にさらされたりした人がいなかったことは幸いです。
ただし、「 品格 」 については、身だしなみに関することで先生の指導を受けた人がいると聞いています。 本日は直して登校してきたようですが、そうした自らの品格をおとしめるような行為は、今後二度としないでください。
もう一つの 「 落としてはいけないもの 」 = 「 学力 」 は、どうだったでしょうか? 10日間にわたって行われた SSI ( サマースクール稲付 ) には、各学年とも連日多くの人が参加して学習に励んでいました。
また、街中では、塾の夏期講習に通うという人にも出会いました。 結果はすぐに出ないかも知れませんが、夏にまいた学力の種は、秋には必ず芽を出し、冬から春にかけて花を咲かせるに違いありません。
さて、その学力について、ぜひ次の長期休業である冬休みまでは、学力向上を最優先に考えて学校生活を送ってほしいと思います。 2学期制の北区では、学期の境があるとはいえ、夏休みと冬休みの間は約4ヶ月間あります。
これは、連続して送る学校生活としては、年間で最も長い期間です。 そして、その間、3年生には修学旅行がありますが、運動会や合唱コンクールといった、全校体制で取り組む大きな学校行事はありません。
だからこそ、私は、当たり前のように繰り返される日常の中で、学力向上に努めてほしいと願うのです。 といっても、特別なことを期待しているわけではありません。
言うなれば、「 授業で学力を上げる 」 ということです。 それも、決して難しいことではなく、誰にでもできる簡単なことです。 特に教室での授業中、今から教える3つの習慣を実行するだけで、学力は確実に上がります。
まず一つ目は、「 授業中、常にペンを持つ 」 という習慣です。
鉛筆、シャーペン、ラインマーカーなど何でも良いので、授業中は常に何かしらのペンを手にしてください。 そして、ノートをとるだけでなく、重要なことをメモしたり、マーカーで印を付ける習慣をつけるのです。
二つ目は、「 授業中、元気な声を出す 」 という習慣です。 先生の質問に答えるときはもちろん、教科書を音読するとき、「 はい 」 という返事をするときなども、意識して大きく元気な声を出すようにしてください。
三つ目は、「 顔を上げて授業を受ける 」 という習慣です。 教科書を見たりノートやメモを取ったりしているとき以外は、常に顔を上げて先生のほうを見るようにしましょう。 机に突っ伏したりするなど、論外です。
「 ペンを持つ 」 「 元気な声を出す 」 「 顔を上げる 」 以上の3つに共通しているのは、「 授業に対する前向きな姿勢 」 です。 したがって、それらを意識するだけで、授業を能動的に受けられるようになります。
授業を能動的に受ければ、同じ授業でも受け身で過ごした50分間に比べ、吸収できる知識の量は増え、理解の度合いも深まります。 ですから、簡単な3つの習慣を実践するだけで、学力は確実に上がるのです。
では、Please repeat after me. 学力を向上させる3つの習慣を、みんなで復唱してください。 【 ペン持て。 声出せ。 顔上げろ。】 … 4ヶ月後には、すべての稲中生が、すべての授業で実践できていることを願います。