7月18日(金) 本日の授業風景 (1)ホットケーキづくりに取り組んでいます。 … というと家庭科の調理実習のようですが、歴(れっき)とした理科の実験です。 『 化学変化と原子 ・ 分子 』 の学習で、『 物質の成り立ち 』 と関連した実験といえます。 ホットケーキを作る材料として用意されているのは、小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、そして牛乳です。 班の仲間と相談しながらそれらを調合し、実際に焼いて食べてみます。 もちろんレシピはありません。 できあがったホットケーキの味や食感、表面の様子、切り分けたときの中の様子などから、「 なぜ、そうなったのか 」 「 何が足りなかったのか ( 多すぎたのか )」 といった要因を考察していくのです。 例えば … ホットケーキの中が穴だらけだった → ベーキングパウダーには、炭酸水素ナトリウムが多く含まれる → 炭酸水素ナトリウムは、熱すると二酸化炭素を発生する → もしかしたら、ベーキングパウダーが多すぎたのでは? … と、そんな仮説も立てられるわけです。 また、理科の実験に必要な 「 物質を正確に測る 」 という技能の習得にも役立っているようでした。 いろいろと勉強になった調理実習 … もとい、理科の実験でしたね。 校長 武田幸雄 |
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