6月26日(木) 本日の授業風景 (3)『 植物の分類 』 の学習に入りました。 種子をつくる植物と、つくらない植物とに分けて学習しています。 本日は 「 つくらない植物 」 のうち、シダ植物 ( イヌワラビ ) の観察に取り組んでいました。 「 種子をつくらない植物は、いったい何によってふえるのか? 」 … かつて私もそんな疑問を抱いたことがありますが、実は種子をつくらないシダ植物やコケ植物は、「 胞子のう 」 の中にある胞子でふえるのです。 有名なところでは、私たちが俗に 「 ツクシ 」 と呼んでいるのは、シダ植物の仲間である 「 スギナ 」 の胞子のうをつけた茎のことです。 スギナにくっついて出てくることから、「 付く子 」 でツクシとなったという説もあります。 したがって、本日の観察も、イヌワラビの葉の裏側にある胞子のうと、その中に入っている胞子を確認することが目的です。 「 鼻息やくしゃみで、胞子を吹き飛ばさないように!」 と、小野先生から注意が与えられていました。 ( 写真・下 ) では、左の○○くんが通常の顕微鏡を使用しているのに対し、右の△△さんは双眼実体顕微鏡を使用しています。 観察物を立体的に見るのに適した顕微鏡ですが、膨らんだ胞子のうの様子がよくわかったでしょうか。 校長 武田幸雄 |
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