「 自主的 」な活動から「 主体的 」な活動へ!

6月26日(木) 本日の授業風景 (2)

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 3年3・4組 数学 ( 少人数 ) の授業の様子です。

 本校数学科の3名の先生方のほかに、パワーアップ講師の佐藤先生が各クラスを回られています。 そのため佐藤先生がお見えになったときは、少人数 & TT ( チーム・ティーチング ) という手厚い指導体制です。

 全クラスとも 『 平方根 』 のまとめの授業でした。 ある数 x を2乗すると a になるとき( x ² = a であるとき)、 x を a の平方根といいます。 その平方根を表す記号が 「 √ 」 ( ルート ・ 根号 ) です。

 私はこの 「 √ 」 記号が出てくるたびに、小川洋子さんの小説 『 博士の愛した数式 』 を思い出します。 80分しか記憶のもたない数学博士と、その博士の世話をする家政婦と小学生の息子とのふれあいを描いた作品です。

 物語の中で博士は、家政婦の息子の頭が 「 √ 」 のように平らだったことから、こんなあだ名をつけます。 【 君はルートだよ。 どんな数字でも嫌がらず自分の中にかくまってやる、実に寛大な記号、ルートだ。】( 小説より )

 第1回・本屋大賞の受賞作品なので、興味のある人は読んでみてください。 ただし、それも夏季考査が終わってから。 しっかりと目の前の学習をしなかった者に対しては、いくら 「 √ 」 でも 【 実に寛大な記号 】 とはなりませんよ。

                                      校長 武田幸雄
最新更新日:2024/03/25
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