本日の朝礼の様子です。校長先生の講話のあとに、表彰がありました。以下、ご紹介します。おめでとうございました。
○社会を明るくする運動作文コンクール 感謝状 3年 杉山 成実
○全国中学校ものづくりフェア優秀賞および審査員賞 2年 関谷 友来
○東京都中学校アンサンブルコンテスト 銅賞
2年 関 柚菜・西森 しおり・中山 緒斗寧・畑中 優奈 1年 小野 央菜
○東京都公立学校美術展覧会出品者
国語(書写)1年 大野 柚貴・宮越 悠輔
美術 2年 香月 心優・加藤 佑人・上原 美波
家庭 2年 鹿島 杜心・加藤 佑人 1年 秋山 美月・三澤 由芽
技術 1年 仁科 紡希
なお、校長講話については、「おりたたみ記事」をご覧ください。
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和顔愛語を大切に
皆さん、おはようこざいます。
「和顔愛語」という言葉があります。仏教で使われる言葉です。漢字からだいたいの意味は解ると思いますが、「穏やかで温和な顔つきや言葉遣い、振る舞い」だそうです、
人を温かくする言葉の一番は、「ありがとう」だと言われていますが、人は忙しかったり、いらいらしていると、どうしても顔つきが険しくなったり、つっけんどんになったりします。
相手にいつも感謝の気持ちをもち、「和顔愛語」の気持ちで接する・・みんながそういう気持ちでいれば、愚かな争いやもめごともなくなるかもしれません。
けれども、人間は「自分だけは」という気持ちが強いために、世の中からいっこうに戦争がなくなりません。
有名な小説家の夏目漱石は、晩年、人生の理想として「則天去私」という言葉を人生の理想としていました。これは、「自己本位=自分勝手」と対極にある言葉で、「自分を捨てて、天のあるがままに従う」という意味です。なかなか難しいところですが、人間が理想としたいところです。
パナソニックの創業者である松下幸之助氏が生前にお話しされた言葉です。
「感謝の気持ちを忘れてはならない。感謝の心があってはじめて、物を大切にする気持ちも、人に対する謙虚さも、生きる喜びも生まれてくる。」
「和顔愛語」の気持ちを大切に、相手に対する思いやりの心をいつももちつづけていきたいものです。
さて、3年生の皆さん、先日、都立高校の発表がありました。結果は、すべての人たちが希望通りとはいきませんでしたが、自分の進むところが最高の進路先です。後悔はあって当然ですが、第一希望ではない場合でも、ぜひ自分の進む進路先に誇りをもてるよう、気持ちを新たにしてもらいたいと思います。
3月は、1年の締めくくりです。残りの日々を充実したものにしてください。