本日の全校朝礼では、私からの話と保健委員会・生活委員会から連絡や報告がありました。校長講話については、「 校長講話・ここをクリック 」でご覧いただけます。
全校朝礼では、下記の表彰も行いました。
【 東京都産業教育振興会 作文コンクール 】
・佳 作 : 小 平 くん( 2年 )・ 福 島 さん( 1年 )
【 北区立中学校連合展覧会 】
・書写の部 : 舘 野 さん( 3年 )・美術の部 : 酒 田 さん( 3年 )
・技術の部 : 石 垣 くん( 2年 )・家庭の部 : 石 原 くん( 3年 )
・美術の部 : 佐々木くん( 3年 )
※ 連合展覧会出品生徒を代表して、上記の生徒に賞状を授与しました。
【 稲付中地区4校連 思いやり標語 】
・優秀賞:秋 山 くん( 3年 )
・優良賞:小 薬 さん( 3年 )・佐 宗 くん( 2年 )
蔭 山 くん( 1年 )
校長:高田勝喜
校長講話 ・ ここをクリック
今週末の金曜日には、3年生の都立高校一般入試が行われます。
そこで、今日は「試験に臨む心構え」として、よく言われる『4つのあ・ず』について、伝えたいと思います。
それは「あ」で始まり「ず」で終わる4つの言葉です。入試だけでなく1・2年生も今週行われる「領域診断テスト」や来週の定期考査にも役立つので、よく聞いていてください。
1つ目の【あ・ず】は【慌てず】です。
問題用紙が配られ「始めてください。」の合図に、1秒2秒を惜しんで問題に取りかかる人がいます。気持ちはわかりますが、そこで慌てないことです。まずはゆっくり落ち着いて、自分の名前と受験番号を丁寧に、しっかり書きましょう。気持ちを落ち着かせ、ざっと最後まで問題に目を通し、およその時間配分を考えてから問題に取りかかりましょう。
始まりの1秒2秒を慌てるより、始まりの10秒・20秒で自分を落ち着かせることの方が大切なのです。
次の【あ・ず】は【焦らず】です。
途中で難しい問題、わからない問題に直面しても、決して焦らないことです。多くの入試問題は、平均点が60点前後ぐらいになるように作成されているものです。
「自分に解けない問題は、他の人にも解けない」くらいの気持ちをもってください。そして、このとき一つ目の「慌てず」のところで、ざっと最後まで問題に目を通しておいたことが、生きてきます。つまり、問題のあとの方にある「簡単な問題」や「解けそうな問題」「得意な問題・分野」に、先に取り掛かることもできるのです。難しい問題、解けそうもない問題に焦ることなく、上手に時間をつかってください。
3番目の【あ・ず】は【諦めず】です。
今「難しい問題は、後回しにしてもいい。」というようなことを言いましたが、だからといってまだ時間が余っているのに「解けそうもないからもう、いいや」と、諦めないことです。
一度解いてわからなかった問題でも、他の問題を解いたあとでやり直したら、解き方や答えがひらめくこと、他の問題がヒントになるということもあるのです。
4つ目、最後の【あ・ず】は【侮らず】です。
「侮る」とは、相手を軽く見て油断する、といった意味です。たとえ簡単に解けた問題でも、時間の許す限りしっかりと見直しをしてください。
特に都立高校の入試では、マークシートが導入されています。答えは合っていたのにマークする箇所を間違えた、マークの仕方を間違えた…などということは、絶対に避けたいケアレスミスです。
特に数学の試験では、分数で答える問題など特に注意が必要です。
試験に臨む心構え【4つのあ・ず】をしっかり覚えておき「始め」の合図がかかったら、心の中で唱えてから今まで蓄えてきた力を十分発揮してきてください。
慌てず(あわてず)・焦らず(あせらず)・諦めず(あきらめず)・侮らず(あなどらず)
3年生の皆さんの健闘を祈っています。