1月26日(金) 本日の授業風景(1)ヘルマン・ヘッセ作「 少年の日の思い出 」を学習しています。 『 本時のねらい 』は、「 P.212〜の「 僕 」とエーミールの思いのせめぎ合いを読み取る。」です。 国語の教科書では、多くの出版社が採用している作品です。 少年時代、チョウやガの収集に夢中になっていた 「 僕 」。 友人のエーミールが非常に珍しいクジャクヤママユを手に入れたという話を聞く。 そして、エーミールのいない部屋で美しいガを見た 「 僕 」 は、つい魔がさして … 。 何となく思い出したという保護者の方もいらっしゃるのでは? 授業の終盤、「 僕が自分のチョウをつぶした。」場面について、自分の考えを話し合い、発表しました。 ・自分がしてしまったことに対する償いとして、 ・もうどうでもいいという気持ちから、 ・うしろめたい気持ちから、 ・チョウ集めとの決別の思いから、 etc 『 一度起きたことは、もう償いのできないものだということを悟った。』という 「 僕 」 の言葉にあるように、辛い体験や失敗から厳しい現実を学び、子どもを大人へと成長させていくのでしょうね。 校長:高田勝喜 |
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