「 自主的 」な活動から「 主体的 」な活動へ!

10月14日(土) 土曜授業の様子(食育)

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2年生は3クラスを2つに分けて、1時間ずつ食育を行いました。
今日のめあては「 東京エックスを知り、地産池消を考えよう 」です。

 東京エックスの生みの親であるTOKYO X Association の植村会長をお招きして、講義をしていただきました。

 東京エックスは飼料にこだわり、肉質にこだわり、美味しさにこだわって東京で育てられているブランド豚です。
飼料は食物繊維の多い麦や大豆粕などに加え、玄米も与えています。玄米はオレイン酸が多いため、豚の脂にもオレイン酸が移行するそうです。すると、脂身の融点が低く舌触りの良い豚肉になります。

 生産地が東京にあるということは、消費者の声が届きやすいというメリットがあります。それが、地産池消の良さでもあります。消費者のニーズではなく、「Want」(つまり欲しがっているもの)を提供するため、東京での生産にこだわっているのです。

 東京エックスとして育てられた豚の中でさらに品質のチェックがあり、東京エックスとして実際に出荷できる豚肉は全体の85%に留まるという話もありました。

 講義の後、東京エックスの試食をさせてもらいました。その場でカットして、塩コショウだけで味付けしたものです。とてもやわらかくて甘みのある豚肉に、生徒たちは「美味しい!」と感動していました。霜降りで、臭みがなく、肉がきめ細かい、そして脂の融点が低いことが、美味しさのポイントだということが実感できたでしょうか

 すべての食べものは、その「命」をいただいています。豚だけでなく、魚も、植物も。そのことを忘れずにいてほしいというお話が印象的でした。

                       栄養教諭 稲橋

最新更新日:2024/03/25
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