1月15日(金) 本日の授業風景(2)小説『走れメロス』を学習しています。 【メロスは激怒した。】で始まる太宰治の小説です。 本日は、そのメロスが激怒した相手「暴君ディオニス」の人物像をまとめていました。 多くの場合小説の登場人物は、その行動や表情、しぐさ、セリフや言葉遣いなどで人物像が描かれます。 今回も、その手掛かりとなる表現に線を引いたり、友達と相談したりして確認しました(写真・中・下)。 個人的に私は、人を信じることのできないディオニスがメロスに言った【 疑うのが正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。】というセリフに注目しました。 さらに【 わしだって、平和を望んでいるのだが。】とも言っていたディオニスに、一体どんな過去があったのか …? そんなことを想像してみるのも、この小説を読む面白さの一つかと思います。 校長 武田幸雄 |
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