10月15日(木) 本日の授業風景(2)古文『扇の的』を学習しています。 出典は、鎌倉時代に成立した『平家物語』です。 約50年に及ぶ平家一門が、どのように栄華をきわめ、そして、滅亡していったかを語る軍記物語です。 『扇の的』は、源平合戦でいうところの「屋島の戦い」における一場面です。 那須与一(なすのよいち)が、平家の船に掲げられた扇を、弓矢で見事に射抜く様子が描かれています。 古文の学習では、原文を朗読することで、その独特の調子やリズムに慣れることも大事な目標です。 本日の授業でも、内山先生の範読に続け、全員が声に出して読んでいました。 なお、次回の授業では【 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり … 】で始まる『平家物語』の冒頭の一節について、読みのテストを行うそうです。 暗唱できるぐらい、しっかり読み込んでおきましょう。 校長 武田幸雄 |
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