救給カレー
ごはん
牛乳
トマトたっぷりスープ
冷凍パイン
今日のランチタイムは「防災の日と給食」についてです。
1923(大正12)年9月1日午前11時58分に、関東大震災が起こりました。神奈川県沖を震源として発生したマグニチュード7.9の地震災害です。
190万人が被災、10万5千人余が死亡あるいは行方不明になり犠牲者のほとんどは東京と神奈川が占めていました。
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9月1日は、関東大震災が発生した日であるとともに、立春から数えて210日目の日で、台風がよく来る日とされています。
この時期は台風シーズンでもあり、昭和34(1959)年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害(全半壊・流失家屋15万3,893戸、浸水家屋36万3,611戸、死者4,700人、行方不明401人、傷者3万8,917人)となったことをうけ、よく年の昭和35年に地震や風水害等に対する心構えなどを育成するため、防災の日が作られました。
9月1日は 「国はもとより、国民の一人一人が台風、高潮、津波、地震などの災害について、認識を深め、これに対処する心がまえを準備しようという日なのです。
もちろん、災害に対しては、つね日ごろから注意を怠らず、万全の準備を整えていなければなりません。災害の発生を未然に防止し、あるいは被害を最小限に止めるには、どうすればよいかということを、みんながそれぞれに考える日でもあります。日頃から、学校でもいろいろな訓練をしているのはこのためです。
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さて給食についてです。今日は、救給カレーというカレーがでています。このカレーは、2011年の東日本大震災の時に、人はショック状態になると食欲が落ちてしまうことがわかって、日頃から食べなれたものは食べやすいという傾向があるということで開発されたものです。すべての電気・ガス・水道が止まってしまった状態で、温めたり水を加えなくても食べられ、救援物資が届くまでの72時間「いのちをつなぐため」の非常食を目指して開発されました。非常時でも通常に近い食事を食べられるように、かみごたえのある食材を入れ満足感が得られるようにし、また食物アレルギーの特定原材料などを27品目除いて作られた「食物アレルギー」を持つ人にも配慮したカレーです。衛生にも気を付け個別包装したスプーンもついて、賞味期限は2年間もあります。今日の救給カレーだけでは、ごはんの量が足りない人もいるとおもいますので、別にごはんをつけてあります。
スープも残さず食べてください。
栄養教諭 佐藤 綾子