8月31日(月) 稲付中・夏景色(17)その反動でしょうか、数日来のしのぎやすさを有り難く思う一方で、青い空と白い雲も恋しくなっています。 勝手なもので、額の汗をぬぐいながら恨めしく見上げた8月前半の空に、思慕の念すら覚えるほどです。 校庭に熱中症対策用の簡易ミストを設置したり、部活の生徒に塩飴を配付したり、連日のように赤旗(気温35度以上)を掲示したり…。 上の写真は、そんな猛暑の続いた某日に撮影したものです。 明日から再開される学校生活を前に、学校HP記事【稲付中・夏景色】シリーズで使用した写真を見返しながら、過ぎ去った夏の日々と、高田敏子さんの『忘れもの』という詩を思い浮かべています。 校長 武田幸雄 ★ ★ ★ ★ ★ 忘れもの 高田敏子 入道雲にのって 夏休みは いってしまった 「 さよなら 」 のかわりに 素晴らしい夕立をふりまいて けさ 空はまっさお 木々の葉の一枚一枚が あたらしい光とあいさつをかわしている だがキミ! 夏休みよ もう一度 もどってこないかな 忘れものをとりにさ 迷い子のセミ さびしそうな麦わら帽子 それから ぼくの耳に くっついて離れない波の音 |
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