1月29日(金) JOCオリンピック教室(4)池田先生の授業と同様、2時間目は教室での講義形式の授業です。 楠田先生からオリンピックバリュー(価値)についてのお話をいただいてから、班ごとに印象に残ったことなどを話し合いまとめました。 授業の最後には、全員がJOCのオリジナルノートと広報誌を記念にいただきました(写真・下)。 池田先生、楠田先生、そして、JOCスタッフの皆様、本日はどうも有り難うございました。 本日の特別授業を受けられたことで生徒たちは、オリンピックを今まで以上に身近に感じられるようになったことでしょう。 そして、4年後の東京五輪には、自分にできる形で関わってくれるに違いありません。 校長 武田幸雄 1月29日(金) JOCオリンピック教室(3)1組で講師を務めてくださったのは、女子バスケットボール元日本代表選手の楠田香穂里さんです。 アテネ五輪に出場(10位)されたほか、1998年のアジア大会では金メダル獲得に貢献されました。 オリンピック教室には、フェアプレー精神や仲間と協力し合うことの大切さを、若い世代に伝えるという目的もあります。 そのためアクティビティーも、単に体を動かすというものではありません。 池田先生も楠田先生も、グループ競技の中で、仲間と相談したり助け合ったりする場面を何回か取り入れてくださっていました。 楽しみながらも、自然な形でチームプレーができていましたね。 校長 武田幸雄 1月29日(金) JOCオリンピック教室(2)オリンピック教室では、1時間目に体育館でアクティビティーを行い、2時間目に教室で講義形式の授業を受けます。 そのため2クラスを担当された池田先生は、1〜4時間目まで休憩なしのハードワークでした。 2時間目の講義では、オリンピックの3つの価値であるエクセレンス(卓越)・リスペクト(敬意) そして、フレンドシップ(友情)について、池田先生の体験を踏まえたお話を伺いました。 そのあとは、そんな3つの価値を感じるような場面が、自分の身近なところにもないかどうかを話し合う班活動です。 池田先生のアドバイスを受けたりしながらも、各班で熱心な話し合いが行われていました。 校長 武田幸雄 1月29日(金) JOCオリンピック教室(1)JOC(日本オリンピック委員会)では、オリンピアン = オリンピック出場経験アスリートを中学校へ派遣し、授業形式による直接交流の機会を設けるオリンピック教室を開催しています。 稲付中では、JOCナショナル・トレーニング・センターが隣接していることや、エリートアカデミー生が通っているご縁もあり、4年前からそのオリンピック教室を開催していただいています。 今年度、2年2・3組で講師を務めてくださったのは、バドミントンで北京五輪とロンドン五輪に出場された池田信太郎さんです。 2・3組とも1時間目は、体育館のアクティビティーで汗を流しました。 校長 武田幸雄 1月29日(金) 本日の授業風景(2)光や音、力などについて学んできた『身のまわりの現象』の学習が終わり、新しい大きな単元『大地の変化』に入りました。 まずは『火をふく大地』つまり、火山活動を取り上げています。 本日は、「火山灰」の観察を行っていました。 近年噴火した御嶽山や口永良部島では、巨大な生き物のように空に舞い上がる火山灰の様子が、TVニュースで報じられていました。 その火山灰を拡大して観察し、どのようなものでできているのかを調べます。 観察には、双眼実体顕微鏡を用いていました。 対象物を立体的に観察するのに適した顕微鏡です。 私は先ほど「巨大な生き物のように」と表現しましたが、顕微鏡で観察する火山灰の様子はまったく違っていました。 色や形の異なる数種類の粒が、たくさん混じっていましたね。 校長 武田幸雄 1月29日(金) 本日の授業風景(1)3年生は、合唱コンクールをはじめ卒業式や三送会などで、さまざまな曲を歌います。 主なものを挙げただけでも『大地讃頌』『はじまり』『JUPITER』『旅立ちの日に』『前へ。』などがあります。 それらを練習できる音楽の授業は、わずかに週1時間です。 しかも、この時期の3年生は入試日程とも重なり、貴重な授業にクラス全員がそろうとは限りません。 萩谷先生も、頭の痛いところです。 その萩谷先生が、授業中にこうおっしゃっていました。 「今の体育館で卒業式の式歌を歌えるのは、皆さんの代が最後です。 ぜひ、そんな思いのこもった式歌を、体育館に響かせてください。」 歌を歌ううえで練習時間は大切ですが、「思い」はさらに大切ですね。 今年の夏以降に取り壊される体育館も、きっと自分にとって最後の卒業生 … 現3年生の皆さんが歌う式歌を、楽しみにしていると思います。 校長 武田幸雄 1月29日(金)の給食牛乳 牛乳かんいちごソース 今日で全国学校給食週間は終了です! 今日は、平成7年の再現メニューです! この一週間、給食の始まりからを給食委員が説明しました!みなさん、給食について理解できたでしょうか? みなさんが、暖かい教室で勉強を頑張っているなか、給食室では朝6時から寒い給食室で調理作業をされています。 ぜひ、この機会に給食に携わる方への感謝の気持ちも表し、廊下でお会いすることができたときには、ねぎらいの声掛けをお願いします! 栄養教諭 佐藤 綾子 1月28日(木) 「階段アート」展示中!私が勝手に「 Stairway to Dream 」(夢への階段)と名付けたこの階段アートは、(写真・上・中)が東階段の2階と3階の廊下、(同・下)は西階段の2階廊下から見ることができます。 周囲の雰囲気を一気に明るくしてくれた階段アートですが、なにぶん日常的に大勢の人が通る場所なので、美術部顧問の新田先生のお話では「いつまでもつかは、保証できません」とのことです。 生徒の皆さんは、注意して階段を上り下りしましょう(それは、安全な校内生活にもつながります)。 また、保護者・地域の皆様も、学校にお越しの際はぜひご覧になってください。 校長 武田幸雄 1月28日(木) 本日の授業風景(4)『長距離走』に取り組んでいます。 1000m(1周150mの校庭のトラックを、6周と2/3)走ります。 2人一組になり、自分が走らないときはペアの人のラップタイムを計測してあげます。 スタート前、松村先生からこんなお話がありました。 「残り3周ぐらいから、ほとんどの人のラップタイムがガクンと落ちます。 そういうときこそ、ペアの人が『がんばれ!』と声をかけてあげてください。」 私は、過去に一度だけ抽選に当たり、東京マラソンを走ったことがあります。 そのとき、30kmの手前ぐらい(浅草辺り)から膝の痛みが激しくなり、残り10km以上はその痛みとの戦いでした。 しかし、沿道から大勢の人たちが「頑張れ!」「頑張れ!」と応援してくれたおかげで、なんとかゴールにたどり着けました。 声援のもつ力は、すごいのですよ(ただし、私のタイムは聞かないでください)。 校長 武田幸雄 1月28日(木) 本日の授業風景(3)調理実習『カップケーキ』に取り組んでいます。 以前もお伝えしましたが、現3年生は1年生のとき(関先生が着任される前)、調理実習をあまり経験できなかったのだそうです。 そのため関先生のご配慮で、今回の調理実習も入試日程の合間を縫うように行っています。 ただし、先週は都立推薦入試の出願日と重なっていたので、多くの人がレシピについて説明を受けていません。 いわば「ぶっつけ本番」の調理実習です。 そのせいでしょうか、あちこちから関先生に「バターが固すぎます!」「粉を入れて振っていた袋が破けました!」等のヘルプの声が上がっていました。 それでも男女仲良く協力し合い、そして、何より楽しそうに実習を行っています。 ほんのり甘く温かいカップケーキの味は、入試の緊張感を一時忘れさせてくれたのではないでしょうか? 校長 武田幸雄 1月28日(木) 本日の授業風景(2)2クラスを習熟度別に3グループに分けて授業を行っています。 本日は、島袋先生グループにお邪魔しました。 黒板には、この授業の目標が【 受動態(受け身)を理解する 】と書かれていました。 「受動態」は、「be動詞 + 動詞の過去分詞形」で「〜される」を表します。 授業では、3つの英文(そのうち一つ以上は受動態)を書き、それが何について述べているかを友達に当ててもらいました。 例えば「それは本です」「それは、魔法使いの物語です」という英文に This is written by J.K.Rowling.(それはJ.K.ローリングによって書かれました)と続けたとします。 すると、答えは「ハリー・ポッター」となるわけです。 ほとんどの人が、食べ物や動物など身近なものを取り上げていましたが、やはり「受動態を用いる」という条件に苦労しているようでした。 校長 武田幸雄 1月28日(木) 本日の授業風景(1)2月5日(金)、5組と1年生の皆さんは、「北とぴあ」で開催される音楽鑑賞教室に出かけます。 本日は、その事前学習として、オーケストラに関する基礎知識を学んでいました。 演奏で使用される木管楽器、金管楽器、弦楽器、打楽器の名前を挙げたり、実際に聴く曲目の簡単な説明を受けたりしています。 また、指揮者の役割も確認しました。 (写真・上)は、○○くんがベートーヴェンの『運命』を指揮しているところです。 指揮に合わせて、福本先生がピアノを弾いてくださいました。 なかなかの迷?指揮に、みんな大笑いでした。 校長 武田幸雄 1月28日(木)の給食牛乳 わかめスープ キムチ風漬物 今日は、昭和60年のメニューの再現です! 栄養教諭 佐藤 綾子 1月27日(水) 本日の授業風景(3)『武士の台頭と鎌倉幕府』の学習で、『武家政権の成立』を取り上げています。 黒板には、授業の目標が【『承久の乱』を体験しよう】と書かれていました。 えっ! 教室で戦(いくさ)を始めるのですか? …と、そんなわけはありません。 「もし、自分がこの時代の武士だったら」という仮定で、「承久の乱」にどうかかわるかを考え、友達と討論するという取り組みです。 「承久の乱」とは、北条氏が実権を握っていた(執権政治)鎌倉幕府と、幕府を倒そうとする後鳥羽上皇との間で起きた戦です。 まず歴史的背景を確認してから、自分ならどちらに味方するかを考えました。 そして、その理由をもとに、違う意見の人を味方にするべく説得します。 刀や弓矢を使った戦ではありませんでしたが、友達を説得しようとする言葉のバトルが、教室のあちこちで展開されていました。 校長 武田幸雄 1月27日(水) 本日の授業風景(2)『住生活と自立』の学習で、「移動と収納の空間」にかかわる実習を行っています。 取り組んでいるのは、合理的な収納を行うための「ブック型収納箱」の作製です。 写真を見ればおわかりのように、本でいえば表紙の部分がふたになっている小物入れです。 アクセサリーや文房具など、散らかりがちな小物類を収納するのにちょうどよいサイズです。 すでに多くの人が、仕上げの作業に入っています。 それもそのはず、関先生のお話では、授業で取り組むのは本日が最後なのだそうです。 小物入れ内部にフェルトを貼り付け、見栄えを良くしたりしています。 また、表紙と本体に小さなマグネットを取り付け、ふたがきれいに閉じるようにしなければなりません。 簡単なようで実はその工程が難しいらしく、何回もふたを開けたり閉めたりして調整していました。 校長 武田幸雄 1月27日(水) 本日の授業風景(1)昨日に引き続き本日も、都立高推薦入試が行われていました。 稲付中からも、52名の受検生が出かけています。 そのためこれも昨日と同様、終日4クラスすべての授業が閑散とした雰囲気でした。 本日は、ALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)用に時間割を組んであったので、単学級で授業を行っています。 しかし、上記の理由により、いつもの少人数授業と変わらない光景でした。 また、取り組んでいる内容も、普段の授業と同じです。 簡単な英会話や単語の復習、そして、写真のとおり真剣な表情で解いているのは、他県の公立高校の過去問(長文問題)です。 2組に限らず本日登校していた人の中には、すでに進路の決まっている人もいれば、一般入試を控えている人もいます。 そうした中、すべての人が平常心で授業を受けている姿に、私は心から感心しました。 校長 武田幸雄 1月27日(水)の給食いちごジャム 牛乳 魚のフライ ポテトサラダ 今週は、全国学校給食週間で初めての給食から年代を追った給食を再現しています。今日は、昭和38年の給食です! 栄養教諭 佐藤 綾子 1月26日(火) 本日の授業風景(3)本日は、都立高の推薦入試(第1日目)でした。 稲付中からも53名の受検生が出かけています。 そのため本日は終日、どのクラスも閑散とした雰囲気で授業が進められていました。 ただし、この授業だけは別でした。 黒板にはこの授業の目標が【 農作物ランキングの復習 】と書かれています。 1年生で学習した地理の復習で、松岡先生お手製の「農作物かるた」に取り組んでいました。 4人一組のテーブルの上には、都道府県名を記した札が並べられています。 松岡先生の読み上げる「ざわわ、ざわわのサトウキビ」といったヒントから、生産量が最も高い沖縄県の札を取るといった具合です。 途中からは農産物だけでなく、県庁所在地や世界遺産、有名な山脈、歴史上の人物や事件などをヒントに札を取ったりもしました。 教室の中は、出席者わずか16名とは思えないような盛り上がりでした。 校長 武田幸雄 1月26日(火) 本日の授業風景(2)随筆『言葉の力』(大岡 信)を学習しています。 前回は「読む」活動を中心にした授業でした。 本日は「書く」活動に重点をおき、全文を200字以内に要約する学習に取り組みました。 筆者は、ある染色家の織った美しい桜色の着物を見て、その淡いピンク色は、桜の花びらを煮詰めたものと思い込みます。 しかし、実は桜の樹の皮から取り出したと教えられ、驚くのでした。 【 桜は全身で春のピンクに色づいていて、花びらはいわばそれらのピンクが、ほんの尖端だけ姿を出したものに過ぎなかった。】 … ということに気付いた筆者は、「言葉」もそれと同じではないかと考えます。 一つの言葉が、その人の内なるものの発露であるととらえると、普段自分がどんな言葉で話しているかを再考させられます。 稲付中の重点目標『あじみこし』の『こ』(言葉遣い)の大切さがわかる教材ですね。 校長 武田幸雄 1月26日(火) 本日の授業風景(1)『木彫盆』を作っています。 現在は、約半分の人が彫刻刀を使った作業を終え、紙やすりで細かい部分を磨いていく作業に取り組んでいます。 時間をかけて取り組まなければならない作業です。 (写真・上)で山積みにされているのは、かつて上級生たちも使用してきた紙やすりの紙片です。 さまざまな目の粗さがあり、適度な大きさでクシャクシャになっているぶん使いやすくなっています。 他のクラスと比べ全体的に作業が遅れているようなので、新田先生に理由を伺ってみました。 すると「暦と時間割の関係で授業が少なかったのと、丁寧に作業を進める人が多いからです」とのことでした。 今後は、着色剤やワックスを塗布して、彩色を施したり光沢を出したりする作業も控えています。 また、『木彫盆』以外の作品制作もあるようなので、丁寧ながらも手際よい作業を心がけましょう。 校長 武田幸雄 |
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