1月27日(水) 本日の授業風景(3)『武士の台頭と鎌倉幕府』の学習で、『武家政権の成立』を取り上げています。 黒板には、授業の目標が【『承久の乱』を体験しよう】と書かれていました。 えっ! 教室で戦(いくさ)を始めるのですか? …と、そんなわけはありません。 「もし、自分がこの時代の武士だったら」という仮定で、「承久の乱」にどうかかわるかを考え、友達と討論するという取り組みです。 「承久の乱」とは、北条氏が実権を握っていた(執権政治)鎌倉幕府と、幕府を倒そうとする後鳥羽上皇との間で起きた戦です。 まず歴史的背景を確認してから、自分ならどちらに味方するかを考えました。 そして、その理由をもとに、違う意見の人を味方にするべく説得します。 刀や弓矢を使った戦ではありませんでしたが、友達を説得しようとする言葉のバトルが、教室のあちこちで展開されていました。 校長 武田幸雄 1月27日(水) 本日の授業風景(2)『住生活と自立』の学習で、「移動と収納の空間」にかかわる実習を行っています。 取り組んでいるのは、合理的な収納を行うための「ブック型収納箱」の作製です。 写真を見ればおわかりのように、本でいえば表紙の部分がふたになっている小物入れです。 アクセサリーや文房具など、散らかりがちな小物類を収納するのにちょうどよいサイズです。 すでに多くの人が、仕上げの作業に入っています。 それもそのはず、関先生のお話では、授業で取り組むのは本日が最後なのだそうです。 小物入れ内部にフェルトを貼り付け、見栄えを良くしたりしています。 また、表紙と本体に小さなマグネットを取り付け、ふたがきれいに閉じるようにしなければなりません。 簡単なようで実はその工程が難しいらしく、何回もふたを開けたり閉めたりして調整していました。 校長 武田幸雄 1月27日(水) 本日の授業風景(1)昨日に引き続き本日も、都立高推薦入試が行われていました。 稲付中からも、52名の受検生が出かけています。 そのためこれも昨日と同様、終日4クラスすべての授業が閑散とした雰囲気でした。 本日は、ALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)用に時間割を組んであったので、単学級で授業を行っています。 しかし、上記の理由により、いつもの少人数授業と変わらない光景でした。 また、取り組んでいる内容も、普段の授業と同じです。 簡単な英会話や単語の復習、そして、写真のとおり真剣な表情で解いているのは、他県の公立高校の過去問(長文問題)です。 2組に限らず本日登校していた人の中には、すでに進路の決まっている人もいれば、一般入試を控えている人もいます。 そうした中、すべての人が平常心で授業を受けている姿に、私は心から感心しました。 校長 武田幸雄 1月27日(水)の給食いちごジャム 牛乳 魚のフライ ポテトサラダ 今週は、全国学校給食週間で初めての給食から年代を追った給食を再現しています。今日は、昭和38年の給食です! 栄養教諭 佐藤 綾子 1月26日(火) 本日の授業風景(3)本日は、都立高の推薦入試(第1日目)でした。 稲付中からも53名の受検生が出かけています。 そのため本日は終日、どのクラスも閑散とした雰囲気で授業が進められていました。 ただし、この授業だけは別でした。 黒板にはこの授業の目標が【 農作物ランキングの復習 】と書かれています。 1年生で学習した地理の復習で、松岡先生お手製の「農作物かるた」に取り組んでいました。 4人一組のテーブルの上には、都道府県名を記した札が並べられています。 松岡先生の読み上げる「ざわわ、ざわわのサトウキビ」といったヒントから、生産量が最も高い沖縄県の札を取るといった具合です。 途中からは農産物だけでなく、県庁所在地や世界遺産、有名な山脈、歴史上の人物や事件などをヒントに札を取ったりもしました。 教室の中は、出席者わずか16名とは思えないような盛り上がりでした。 校長 武田幸雄 1月26日(火) 本日の授業風景(2)随筆『言葉の力』(大岡 信)を学習しています。 前回は「読む」活動を中心にした授業でした。 本日は「書く」活動に重点をおき、全文を200字以内に要約する学習に取り組みました。 筆者は、ある染色家の織った美しい桜色の着物を見て、その淡いピンク色は、桜の花びらを煮詰めたものと思い込みます。 しかし、実は桜の樹の皮から取り出したと教えられ、驚くのでした。 【 桜は全身で春のピンクに色づいていて、花びらはいわばそれらのピンクが、ほんの尖端だけ姿を出したものに過ぎなかった。】 … ということに気付いた筆者は、「言葉」もそれと同じではないかと考えます。 一つの言葉が、その人の内なるものの発露であるととらえると、普段自分がどんな言葉で話しているかを再考させられます。 稲付中の重点目標『あじみこし』の『こ』(言葉遣い)の大切さがわかる教材ですね。 校長 武田幸雄 1月26日(火) 本日の授業風景(1)『木彫盆』を作っています。 現在は、約半分の人が彫刻刀を使った作業を終え、紙やすりで細かい部分を磨いていく作業に取り組んでいます。 時間をかけて取り組まなければならない作業です。 (写真・上)で山積みにされているのは、かつて上級生たちも使用してきた紙やすりの紙片です。 さまざまな目の粗さがあり、適度な大きさでクシャクシャになっているぶん使いやすくなっています。 他のクラスと比べ全体的に作業が遅れているようなので、新田先生に理由を伺ってみました。 すると「暦と時間割の関係で授業が少なかったのと、丁寧に作業を進める人が多いからです」とのことでした。 今後は、着色剤やワックスを塗布して、彩色を施したり光沢を出したりする作業も控えています。 また、『木彫盆』以外の作品制作もあるようなので、丁寧ながらも手際よい作業を心がけましょう。 校長 武田幸雄 1月26日(火)の給食ごはん 牛乳 魚の付け焼き ほうれん草のクリーム煮 今週のランチタイムでは、日頃は担任の先生からの食育コメントを給食委員会でコメントしています! 各クラス、一言ずつ食育コメントに自分たちの言葉をのせてクラスメイトに説明しました! 栄養教諭 佐藤 綾子 1月25日(月)1年生&5組・百人一首大会(2)先週末からTVニュースや天気予報では、再三「最強寒波」という言葉を耳にしています。 体育館の床からしんしんと伝わってくる寒さが、その言葉が嘘でないことを証明しているかのようでした。 ただし、競技にあたっては、防寒着や座布団などを持参するよう指示が出ています。 そのため、もしかしたら一番寒かったのは、防寒着もなく取材をしていた私(校長)だったかもしれません。 競技の結果は、団体優勝(クラスごとに獲得した総枚数を参加人数で割り、平均値が最も多かったクラス)と、個人賞(2回合計で個別に獲得した枚数)の表彰があるようです。 結果発表が、楽しみですね! 校長 武田幸雄 1月25日(月)1年生&5組・百人一首大会(1)百人一首カルタは、これまでに古典学習の一環として国語の授業で取り上げてきました。 また、1年生は冬休みの宿題にもなっています。 本日は、その成果を発揮するときです。 会場の体育館には柔道用の畳が敷かれていて、それぞれの競技場所に原則6名ずつ分かれています。 ルールは「散らし取り」の2回戦制で、メンバーを入れ替えて行います。 筝(そう = こと)の雅やかな音色が流れる中、星野先生が朗々とした声で上の句を読み上げ始めました。 すると、それに続いて、あちこちから札を取る「はい!」という声と畳を叩く音が聞こえてきました。 校長 武田幸雄 1月25日(月) 本日の授業風景(4)合唱コンクールで歌う学年課題曲『COSMOS』と、このクラスの自由曲『My Own Road』の練習です。 いずれの曲も、ポイントを絞って集中的に歌っています。 一つの曲には、たいてい「一番盛り上がる部分」「一番のきかせどころ」があります。 一般に「サビ」と呼ばれることが多いのですが、本日はそのサビの部分を繰り返し練習していました。 授業後半は、合唱曲『前へ。』の練習に入りました。 まだ取り組み始めて間もない曲なので、ソプラノ・アルト・テナーともに音取りができていません。 そのためパート練習が中心でした。 萩谷先生のお話によると、この曲はアルトの音を取るのが比較的難しいのだそうです。 そこで、短時間ですが、休み時間もアルトパートの人だけが残って、練習を頑張っていました。 校長 武田幸雄 1月25日(月) 本日の授業風景(3)各クラスとも10名前後の人が、朝から出願に出かけています。 そのため午前中の教室をいろいろ回ってみましたが、どの教室も【写真・上】のようになんとなく寂しい感じがしました。 その【写真・上】は、2組・理科の授業の様子です。 「宇宙」に関する復習問題に取り組んでいました。 【写真・中】は、3組・美術の授業です。 ガラス皿制作や篆刻(てんこく)に取り組んでいます。 【写真・下】は、4組・音楽の授業の様子です。 合唱コンクールで歌う課題曲『大地讃頌』自由曲『ヒカリ』を練習しています。 人数の少なさを感じさせないぐらい、元気に歌っていました。 ところで、本日は全校朝礼がありましたが、出願に行っていた人は不在でした。 そこで、講話内容を印刷物にして配付してもらったので、ぜひ目を通しておいてください(学校HP記事にもアップしてあります)。 校長 武田幸雄 1月25日(月) 本日の授業風景(2)「数学で暗記?」と思われた方も、いらっしゃるかもしれません。 しかし、定理や定義も含め、数学にはさまざまな決まり事があります。 それらのうち、図形に関する決まり事を覚えるためのコンテストです。 範囲は【 三角形の合同条件 】や【 平行四辺形の性質 】など、2年生の図形で学習した33の決まり事です。 これは冬休みの宿題にもなっていましたし、授業でも何回か取り組んできました。 本日のコンテストは、そのすべてを30分以内で答えます。 合格点は、28点。 それに達しなかった人は再テストを受けたり、得点に応じた課題が出されたりします。 数学科の先生のお話では、各学年で学習する決まり事をしっかり覚えておかなかったばかりに、上級学年で苦労する人が多いそうです。 絶対に合格して、3年生に進級したいものですね(写真は、いずれも3組)。 校長 武田幸雄 1月25日(月) 本日の授業風景(1)『物質の成り立ち』を学習しています。 ある物質を、それ以上できないまで小さく分割した粒子が、「原子」です。 そして、その原子の種類ごとに番号をつけて並べ、整理した表を「周期表」といいます。 本日は、その周期表を取り上げていました。 写真は、池田先生がスマホにダウンロードしたアプリを使って、音声で説明してくれる周期表を電子黒板に映しだしてくださっているところです。 先日、日本の理化学研究所が、原子番号113の新元素発見者として認定されました。 発見者には命名権も与えられるため、周期表にどんな名前が加わるのか、とても楽しみですね。 校長 武田幸雄 1月25日(月) 全校朝礼・校長講話【 北区・書き初め席書会 】 区長賞 = 永井さん(2年生・写真は『おりたたみ記事』の後に掲載) ※校長講話の内容は、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 1月25日(月)の給食稲付中では、日本で初めて出た給食の再現メニューです!栄養価の関係で、牛乳とすいとんがついていますが、本来は おむすび 焼き鮭 漬物 です!山形県の忠愛小学校で初めての給食が実施されました!明治22年のことです! 今日のランチタイムは「全国学校給食週間」についてです! いつも、食育コメントを読んでいる先生に変わり今週は給食委員がコメントを一部考えて食育コメントを読みます! 栄養教諭 佐藤 綾子 1月24日(日) 今週の予定(1/25〜29)1月25日(月)【 通常授業 】 全校朝礼 26日(火)【 通常授業 】 27日(水)【 通常授業 】 28日(木)【 通常授業 】 29日(金)【 通常授業 】 オリンピック教室(2年生) ★ ★ ★ ★ ★ ※ 3年生の入試関係で、私立一般出願や都立推薦入試などがあります。 日程も含め詳細は、各自でしっかり確認しておいてください。 ※ 29日(金)のオリンピック教室は、2名のオリンピアンの方をお招きし、2年生を対象に実施します。 校長 武田幸雄 1月23日(土)本日の稲中サタデースクール北区立学校は、年間10回の土曜授業を実施するよう定められています。 しかし、本校ではそれとは別に年間7回のサタデースクールを実施し、稲付中ならではの特色ある教育活動を推進しています。 今回は、原則1・2年生全員を対象に、英語検定試験(英検)を実施しました(3年生は、昨年10月に実施)。 これは、稲付中で推進している『一人一資格運動』の一環として行っています。 『一人一資格運動』は、稲付中に在籍する3年間で、必ず一つは資格を取得しようという取り組みです。 一つ資格を取得したらさらに上級の資格、あるいは、漢字検定や数学検定など複数の資格取得を目指します。 資格の取得は学力向上に役立つことはもちろん、自信や達成感を得られます。 また、高校入試の際、アドバンテージになることもあります。 今後も、さらに上級・複数の資格取得を目指して挑戦しましょう。 校長 武田幸雄 1月22日(金) 本日の授業風景(3)『エコキューブラジオ』の制作に取り組んでいます。 現在は、抵抗器やコンデンサなどの部品を、本体基盤に「はんだづけ」しているところです。 「はんだ」とは、鉛(なまり)と錫(すず)の合金です。 熱した「はんだごて」でそれを少しずつ溶かし、たくさんの小さな部品を基盤に取り付けます。 一つ場所を間違えたり、接着が不十分だったりしただけで支障をきたすため、丁寧な作業が必要です。 ところで、私が技術室に入ったとき、○○さんが水道の水で指を冷やしていました。 「どうかしましたか?」と尋ねると、「はんだごてが、ちょっと指に触れてしまいました」との返事。 幸い、火傷にまでは至らなかったようですが、○○さん以外にも何人かの「あちっ!」という声が聞かれました。 宮地先生からも注意を受けていると思いますが、はんだごての扱いは慎重にお願いします。 校長 武田幸雄 1月22日(金) 本日の授業風景(2)本日は、私立高校の推薦入試で出かけている人もいます。 そのため、いつも以上の「少人数」で授業を行っています。 いずれのグループも、復習を兼ねて都立高一般入試の類似問題に取り組んでいます。 取材に伺ったのは、島袋先生グループです。 演習の授業ですが、その1時間の目標が黒板に明記されています。 ちなみに昨日教室を回ったときは、同じ演習でも【 ケアレスミスをなくす 】とありました。 本日は【 根拠をもって解答する 】と書かれています。 どういうことかと思って見ていると、自分で問題を解いたあとグループ学習になり、各自の解答の根拠を説明し合っていました(写真・上)。 「私は消去法で【ア】を選びました。 【イ】には○○という単語が出てくるので、本文の内容とは異なり … 」といった具合です。 友達にわかりやすく説明することで、理解も一段と深まるようでした。 校長 武田幸雄 |
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