9月4日(金) 本日の授業風景(4)『大人になれなかった弟たちに……』の学習です。 昨年亡くなった俳優・作家の米倉斉加年さんが、ご自身の体験をもとに著した物語です。 栄養教諭の佐藤先生が、チーム・ティーチングで入られています。 太平洋戦争末期の食糧難の時代、主人公の「僕」には、生まれたばかりの弟「ヒロユキ」がいました。 その「ヒロユキ」のための配給のミルクを、「僕」はひもじさから盗み飲みしてしまいます…。 黒板にかかれた授業の目標の一つに【 戦時中の食生活について知る 】とありました。 それに関しては佐藤先生が、さまざまな実物資料(配給切符・サトイモなど)や映像資料を用いて説明してくださいました。 一日分の配給米を実際に手にしたり(写真・下)、本日の給食と戦時中のすいとんを写真で比較したりもできました。 そうした当時の食糧事情の理解が、「僕」や「母」の心情の理解にもつながるはずです。 ※ この授業は東京都栄養教諭研究会の研究授業を兼ねていたので、東京都教育委員会をはじめ大勢の参観者がおみえになっていました。 校長 武田幸雄 9月4日(金) 本日の授業風景(3)先月下旬から雨や曇りの天気が多く、気温も例年より低い日が続きました。 しかし、今日は強い日差しと30度以上の気温が戻り、久しぶりのプール日和となりました。 男女とも、平泳ぎのテストを行っています。 田村先生からは、「通常の平泳ぎではなく、競泳用の平泳ぎで泳ぐように」との指示が出ていました。 言うまでもなく「競泳用」とは、スピード重視ということです。 水のかき方、ブレスの仕方、脚の開き方(キックの仕方)…。 同じ平泳ぎでも、長い距離を泳ぐときとは明らかに別の泳法です。 実際に泳いでみて、スピードの違いを体感できたのではないでしょうか。 写真は、平泳ぎのテスト終了後に男子が取り組んだ、バタ足練習の様子です。 ビート板を前に立て、わざと水の抵抗を増した状態で泳ぎます。 あちこちで「前に進まないよ!」という声が聞かれました。 校長 武田幸雄 9月4日(金) 本日の授業風景(2)夏休みの宿題だった『北区小・中学生アイディア工夫展』の出品作品に添付する、出品票を書いています。 自分の作品の特徴や工夫した点などを書いていますが、何人かの人の作品を紹介します。 (写真・上)のグーループの作品は左から、望遠鏡 → 貯金箱 → ペンケース付きブックバンド → キツツキの置物 → もくねんさん鉛筆 です。 「もくねんさん」とは、鉛筆のおがくずを粘土にしたものです。 (写真・中)の二人は、左の○○さんがトイレットペーパー巻き取り器を、右の△△さんはタオル入れを作りました。 タオル入れは、上部から収納したタオルが下から順に取り出せるようになっています。 (写真・下)の○○くんが作ったのは、靴のにおい消しです。 銅イオンの消臭効果を利用して、5円玉を銅線でつないでいます。 靴のサイズや形状に合わせて形を変えられるところも、ポイントなのだそうです。 校長 武田幸雄 9月4日(金) 本日の授業風景(1)3年生・国語科で出された夏休みの宿題は、約500の漢字の読み書き習得でした。 本日は、その中から100の漢字が出題された『夏休み明け漢字テスト』に取り組んでいます。 授業の前半は検診があった関係で、全員がそろうまでのわずかな時間を復習にあてることができました。 その間、必死に書き取りをしている人もいれば、達観したかのようにじっとテスト開始を待つ人もいます。 また、復習している最中に、「あっ、漢字を間違えて覚えていた!」と気がついた人もいました。 「歳暮」の【 歳 】の字でしたが、テストにも出題されていたので、直前にわかって良かったですね。 【 はんぷ = 頒布 】【 ざんてい = 暫定 】【 いかん = 遺憾 】…。 普段使っている言葉でも、改めて漢字にするとなると一瞬???という漢字が多くありましたね。 日頃から漢字を使う重要性を感じました。 校長 武田幸雄 9月4日(金) 本日の給食●麦ごはん ●牛 乳 ●すいとん ●サワラのマスタード焼き ●ごま和え 9月3日(木) 本日の授業風景(3)本日は時間割の関係で、美術の授業を2時間取材させていただきました。 1年生は『絵文字』に取り組んでいます。 「絵+文字」からもわかるとおり、一部に絵や模様を組み込んだ文字を作成します。 ただし、もちろんその絵や模様は、文字と何らかの関連性がなければなりません。 例えば、【 炎 】という文字をメラメラ燃えているように描けば、文字のもつ意味をより印象的に表現することができます。 このクラスでも 「くさかんむり」が雑草に、「刈」部が植木ばさみや鎌になっている【 苅 】や、さまざまな拳銃やライフルで構成されている【 銃 】など、アイディアに富んだ作品が目にとまりました。 ただし、まだほとんどの人が構想を練っている段階です。 いくつもの候補の中から、どれがよいか先生に尋ねている人もいました。 自由な発想に基づいた、個性あふれる作品に期待しています。 校長 武田幸雄 9月3日(木) 本日の授業風景(2)2クラスを習熟度別に3グループに分けて授業を行っています。 本日は、斎藤先生グループにお邪魔しました。 「2次方程式の解」について、いろいろな問題を通して考えています。 黒板には、この授業の目標が【 2次方程式の解の意味を考える 】と大きく書かれていました。 【 2次方程式の解 】とは、2次方程式を成り立たせるような文字の値のことです。 その値を求めるにあたり、『(x²−▲)=● の形』『解の公式』『因数分解』を用いる方法があります。 そのうち最も適切な解法を選ぶためには、それぞれの意味をきちんと理解しておかなければなりません。 授業では「なぜ、そういう解き方をしたのか」についても自分で説明できるようにしながら、やや複雑な2次方程式に取り組みました。 論理的な思考力を深めるうえで、とても有用な学習でしたね。 校長 武田幸雄 9月3日(木) 本日の授業風景(1)『銅板レリーフ壁掛け』制作に取り組んでいます。 最初に新田先生の説明を聞いたり、過去の作品を見たりしてから、原図をかき始めました。 各種図鑑などを参考にして、何を描くか考えています。 あちこちで、友達と相談しているグループも見られました。 動植物・自然の景色・人物…。 参考意見が多すぎたのか、この時間内で構想がまとまらなかった人も、大勢いたようです。 完成した銅板は、木枠(額)にはめ込みます。 そのため銅板のデザインだけでなく、それと一体化した木枠のデザインも考えなければなりません。 次の授業から、少しスピードアップが必要ですね。 原図が完成したら銅板に転写し、いよいよタガネを使った「打ち出し」作業が始まります。 その際、時間が足りなくなり焦って作業を行うと、肝心の銅板に穴をあけてしまうおそれがあるので要注意です。 校長 武田幸雄 9月3日(木)の給食牛乳 チゲ風スープ カリカリポテト ピオーネ 今日のランチタイムは、「ピオーネ」についてです! 栄養教諭 佐藤 綾子 9月2日(水) 本日の授業風景(3)『 身のまわりの物質とその性質 』 の学習で、「白い粉末の区別」について実験しています。 金属など固まりの物質と違い粉末状の物質は、体積を正確に測ることが難しいので、密度での区別が困難です。 本日の実験で使用した白砂糖・デンプン・食塩・グラニュー糖も、すべて白い粉末です。 見た目はあまり変わらないそれらを区別するには、どのような方法で調べればよいかを確かめました。 見た目や手触り、水に入れたときの様子はどうか? また、熱したときに変化はあるか…? 実験ではガスバーナーも使用しましたが、まだ使用法を教わってから日が浅いため、多くの班で着火に苦労していました。 実験の目的が、電子黒板に大きく【 有機物と無機物の理解(区別)】と示されていました。 さて、熱した結果(写真・下)のように燃えたり焦げたりした白い粉は、有機物・無機物のどちらなのでしたっけ? 校長 武田幸雄 9月2日(水) 本日の授業風景(2)『現代社会の見方・考え方』の学習で、前半は『変わりゆく家族』を取り上げました。 電子黒板に映し出されたアニメ「サザエさん」の1シーンを見ながら、家族形態の変化を確認しました(写真・上)。 後半は、集団生活における「対立と合意」についてのアクティビティーです。 松岡先生から「自分がある部活動の部長だという前提で、予算編成会議に出席してください。」という指示が出ました。 予算規模は、総額で1千万円。 文化部・運動部あわせて8つの部が黒板に掲示され、それぞれに部員数や活動実績が記されています。 それをもとに自分の部の予算を請求し、他の部と調整を図るのです。 一律均等の配分方法と、費用対効果の高い配分方法とを比較しながら、自然に「公正と効率」について考えることができましたね。 日常の学校生活における合意形成でも、活かせるのではないでしょうか。 校長 武田幸雄 9月2日(水) 本日の授業風景(1)『 動物の生活と生物の変遷 』 の学習で、『 生物と細胞 』 を取り上げています。 植物と動物のからだは、たくさんの細胞が集まってできていますが、本日はその細胞のつくりを観察していました。 観察する植物の細胞は、オオカナダモとタマネギです。 そのうちタマネギは、カッターやピンセットで表皮を薄くはがして切り取らなければならないので、その作業に苦労している人の姿が見受けられました。 動物の細胞は、自分の頬(ほほ)の内側の粘膜を、綿棒でこすって採取しました。 まず綿棒に付いた細胞をスライドガラスにこすりつけ、そこに染色液(酢酸カーミン)を垂らしてから観察します。 しかし、こちらも作業に苦労する人が多かったようで、細胞がつぶれてしまったり、泡が入り込んだりしているプレパラートが目立ちました。 最後は、「 困ったときの小野先生頼み 」でしたね。 校長 武田幸雄 9月2日(水)滝野川かぶ種まき2栄養教諭 佐藤綾子 9月2日(水)滝野川かぶの種まき1ます、教室で北区の名称がついた滝野川かぶのお話を聞き、種の巻き方や育ってからの対応について学びました! 1 植え付ける一人一人の畑(袋に土が入ったもの)に2センチほどの深さで穴を5個あける。 2 芽が出るまでは、1日2回の水やりをします。 3 3から4日たつとかわいい芽がでてきます。 4 芽が出てきたら、芽が折れないように周りからそっと水をあげる。 5 20センチくらいになったら間引きしながらさいご2本に残すようにして育てる 6 大きくなってから大切なのは、青虫駆除。しっかりと駆除しよう! 以上のことを守って2年生全員で大きな滝野川かぶをつくり12月23日の品川かぶ言品評会に乗り込もう! 大塚さんも1位のトロフィをとりに来てくださいと話していました! 大きな滝野川かぶできるのが楽しみです! 【滝野川かぶと品川かぶ】 伝統野菜 江戸東京野菜の1つで、滝野川かぶが品川かぶより先にできていたのでは・・というかぶ。通常のかぶは、土の上にできますが、滝野川かぶ(東京長かぶは、葉が土の上にでき、根は土の下にできるかぶです。 栄養教諭 佐藤綾子 9月2日(水)の給食牛乳 姫冬瓜のすまし汁 パリパリサラダ 今日のランチタイムは、「姫とうがん」についてです! 東京都が農地の少ない区部の小中学校の学校給食に都内産農産物を提供するため、八王子市内の都有地に「とうきょう元気農場」(八王子市大谷町・宇津木町)を開設しその畑で、今年作られた冬瓜です! 大きさ約1.5kgのミニサイズで果肉はやわらかく煮物やあんかけなどに適しています。今日の給食では、すまし汁に入っています。 食べきりサイズで使い勝手が良い冬瓜です! 今日の姫冬瓜は、各クラスを回ってその姿をお披露目しています! 栄養教諭 佐藤 綾子 9月1日(火) 本日の授業風景(3)今後1年生は、授業で調理実習に取り組みます。 そのため本日は、調理室で「調理実習の進め方」を確認していましました。 写真は、いずれも「手の洗い方」を実習しているところです。 手のひら・手の甲・爪・指の間、さらには手首に至るまで、決まった方法で念入りに洗います。 これからの季節、調理実習だけでなくインフルエンザや感染性胃腸炎の予防にも役立ちそうですね。 授業ではこの他、調理器具の収納場所や、ごみの処理の仕方などを確認しました。 また、包丁の扱い方の説明も受けました。 調理に欠かせない包丁は、扱い方を誤ると危険な凶器と化します。 そこで、布巾にくるんで運ぶことや、相手に刃を向けないようにすることなど、絶対に守らなければいけないことを教えていただきました。 しっかり守って、安全で美味しい調理実習にしましょう。 校長 武田幸雄 9月1日(火) 本日の授業風景(2)本日は、佐藤先生グループにお邪魔しました。 チャイムと同時に始まった授業では、早速今朝の朝礼で話した『一日7はい運動』が実践されていました。 ただし、英語の授業ですから、もちろん返事も英語です。 佐藤先生の呼名に対し、「はい」ではなく「Yes」や「Here」で返事をしていました。 日本語・英語に関係なくしっかり返事をして、先生とのコミュニケーションをとってください。 このあと授業では、関係代名詞「that」の学習に入りました。 まず「 This is a teacher that … 」と、ある先生の特徴を「…」部に入れた例文を聞き、それが何先生かを当てます。 佐藤先生は 「young(若い)」「cute(可愛い)」等の単語を用い、ある名前を誘導しようとしているようです。 しかし、それを見透かした生徒の皆さんは、最後までその名前を出しませんでした。 校長 武田幸雄 9月1日(火) 本日の授業風景(1)写真はいずれも1年生・技術分野の授業の様子です(担当=長谷川先生・川島先生)。 『立体伝言ゲーム』を行っています。 まず3人ずつ2チームに分かれ、各チームとも1列に並んで座りました。 次に、先頭の人だけが、長谷川先生から教室の「あるもの」を見せられます。 黒板消し、トイレットペーパー、チョークの箱…。 それを見た先頭の人は、後ろの人に絵か言葉で「あるもの」の形状を伝えます。 それを続けて最後の人が、「あるもの」の正体を黒板にかくというゲームです。 しかし、どちらのチームも絵で説明したときはうまく伝わりましたが、言葉で説明するとなるとなかなか伝わりません。 このゲームを通して、「ものの形を説明するには、言葉よりも絵(図)のほうがわかりやすい」ということが実感できました。 これを受けて今後は、木材加工の製図作業にとりかかっていくのだそうです。 校長 武田幸雄 9月1日(火) 「ふれあいアンケート」実施!夏休み明け初日の本日は、全校的に1時間目を学活の時間に設定しました。 各学年とも宿題をはじめとする提出物の回収をしたり、1年生はスペリングコンテストを行ったりするからです。 また、2・3年生はこの時間を利用して、「学校生活や友人関係に関するアンケート(通称『ふれあいアンケート』)」も行っていました。 稲付中では、このアンケートを年間6回とります(今回は3回目)。 長期休業明けは、生活習慣の乱れや友人関係の変化、進路や学習への不安感などから、精神状態が不安定になる生徒もいます。 そうした心の変化を早期にキャッチすることが、今回のアンケートの目的です。 1時間目をスペリングコンテストに使った1年生は、終学活を延長してアンケートをとりました。 ご家庭でもお子さんの様子で気になることがありましたら、すぐに学校までご相談ください。 校長 武田幸雄 9月1日(火) 全校朝礼・校長講話まずは全校生徒のそろった姿を見て、全員が【 命落とすな 】の約束を守ってくれたことにホッとしました。 身だしなみも【 品格落とすな 】の約束が守れているようで、稲中生の意識の高さを感じました。 また、夏休み中にNHK全国学校音楽コンクールに出場した稲付合唱団の皆さんが、素晴らしい合唱を披露してくれました(写真・中・下)。 おかげで気持ちよく学校生活のリスタートが切れましたね。 ※ 校長講話は、下の『 おりたたみ記事 』をクリックしてください。 |
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