10月21日(火) 本日の授業風景 (3)東京都教育委員会では、『 教育研究員 』 という研修を設けています。 これは、都内各地区の教育研究活動の中核となる教員を育成し、東京都の教育の質の向上を図るというものです。 教育研究員として承認された先生は、1年間かけて教育内容 ・ 方法の実践的研究を行います。 4月以降、各地区の先生方が集まる月例会の他、夏休み中には宿泊研修も行ってきました。 小林先生は、中学校社会科の研究員として、4月から研究を続けてこられました。 本日は、その成果を検証する研究授業です。 そのため都教委の指導主事の先生や、各地区の研究員の先生方が参観されています。 そんないつもと少し違う雰囲気の中で始まった授業は、『 オセアニア州 』 の学習です。 オーストラリアが、当初はイギリスに軸足を置いていた貿易相手を、アジア諸国へと変えてきた要因を班単位で考察しました。 今まで学習した知識や資料を動員し、まだ学んでいない事柄について考察する。 そして、皆で意見を出し合って至った結論を、わかりやすく発表する … 。 これからの授業に求められる学習形態の一つが、実践されていました。 校長 武田幸雄 10月21日(火) 本日の授業風景 (2)2クラスを習熟度別に3つのグループに分けて授業を行っています。 本日は、木村先生のグループにお邪魔しました。 『 相似な図形 』 の学習で、『 三角形の相似条件 』 を取り上げています。 1つの図形を、形を変えずに一定の割合に拡大 ・ 縮小したときに得られる図形は、もとの図形と 【 相似 】 の関係にあると言えます。 現在は、その図形を 「 三角形 」 に特化した学習です。 「 相似な三角形 」 といっても、向きがばらばらにかかれていると、一瞬それが相似であるようには見えません。 そんなとき活躍していたのが、( 写真・上 ) で木村先生が操作されている電子黒板です。 デジタル教科書をセットしてあるため、パネルタッチひとつで図形が向きや位置を変え、2つの三角形が相似であることを視覚的に確かめられました。 こうした授業を受けられる稲中生は、そうでない学校と比べ恵まれています。 「 恵まれている 」 といえば、さらにこのグループには講師の佐藤先生も入られていました ( 写真・下 )。 少人数授業を TT ( チーム・ティーチング ) で受けられるのですから、こちらもまたずいぶん恵まれていましたね。 校長 武田幸雄 10月21日(火) 本日の授業風景 (1)『 英会話たいそう 』 というDVDを使用しています。 ラップやレゲエなど、現代の若者にとって身近なリズムに合わせ、ジェスチャーを交えながら発音を繰り返しているうちに自然と語学力が身につくよう工夫された教材です。 DVDには、日常会話でよく使われるフレーズが100近く収録されていますが、本日はその中から 『 Thank you = はっきりお礼を言おう 』 というコンテンツを取り上げていました。 「 This is for you . = どうぞ ( これをあなたに )」 で始まり、何かを人に勧める言い方、何かをもらったときのお礼、断り方、相手に許可を求める言い方などを、リズムに合わせて復唱しました。 それにしても、DVDに出てくる外国人のオーバー・アクションは、もはやジェスチャーという域を超えていましたね。 教室であの動きを全員が忠実に再現したら、きっと隣の人とぶつかって、Ouch ! ( あ痛っ!) … だったでしょうね。 校長 武田幸雄 10月21日 職場体験(1)上の写真は日の基保育園(上)と桐ヶ丘児童館(下)の活動の様子です。 普段の学校生活では学ぶことのできない経験を通じて、多くのことを感じ、学び、 成長してほしいと思います。 2学年担当:宮地俊寿 10月21日(火)の給食牛乳 ツナサラダ 千切り野菜スープ 今日のランチタイムは、「区内統一メニューによる残菜調査」についてです! 栄養教諭 佐藤 綾子 10月20日(月) 本日の授業風景 (4)「 書く 」 学習に主眼を置いた教材 『 気持ちを込めて書こう 』 に取り組んでいます。 自分の気持ちを効果的に伝える工夫を考え、相手や目的に応じた手紙を書けるようにすることが目標です。 2年生は明日から3日間、職場体験に出かけます。 本日も午後から、事前打ち合わせを兼ねてお世話になる事業所にお邪魔しました。 事後のお礼訪問も含めると、実質的に5日間かけての実施です。 そして、体験終了後には、お世話になった事業所の方々に 「 お礼状 」 で感謝の気持ちを伝えることになります。 そういった意味からも、この時期に取り上げる教材として、きわめてタイムリーだと言えるでしょう。 「 拝啓 」 などの頭語から、時候の挨拶 → 主文 ( 手紙の中心 ) → 末文 ( 結びの言葉 ) と続け、最後を 「 敬具 」 など結語で締めくくります。 また、日付や署名、宛名を書く位置なども、作法にのっとらなければなりません。 本日は 「 お礼状 」 の下書き ( 練習 ) に取り組みました。 便せん1枚とはいえ、メールに慣れてしまった世代には肩の凝る作業かもしれませんね。 しかし、丁寧な手書きの文字は、何より心が伝わるものですよ。 校長 武田幸雄 10月20日(月) 本日の授業風景 (3)2クラスを習熟度別に3つのグループに分けて授業を行っています。 本日は、すべてのグループにお邪魔しました。 いずれも 『 比例と反比例 』 の学習で、『 比例する量 』 や 『 比例のグラフ 』 を取り上げています。 「 比例 」 は小学校でも学習していますが、そのときは 【 x の値が2倍、3倍となると、y の値も2倍、3倍となる関係 】 【 y = きまった数 × ( かける ) x 】 などと教わったかもしれません。 それがわずか1年後の現在、教科書では次のように説明しています。 【 y が x の関数で、y = a x の式で表されるとき、y は x に比例するという 】 … 「 算数 」 と 「 数学 」 の違いを実感したのではないでしょうか? また、『 比例のグラフ 』 では、【 x 軸と y 軸の交点 O ( オー ) を原点という 】 ことも学習しましたが、この 【 O 】 は 「 最初の ・ 起源の 」 といった意味をもつ 「 original 」( オリジナル ) の頭文字だと教わりました。 こちらは 「 算数と数学の違い 」 というわけでもありませんが、英語が入ってくるあたり 「 中学校の学習 」 が実感できますね。 こうした現在の学習が、2・3年生でも学習する関数の基礎となるので、しっかり身につけておきましょう。 校長 武田幸雄 10月20日(月) 本日の授業風景 (2)担任と生徒 ・ 保護者とが膝を突き合わせて話し合うことは、進路を選択するうえで重要なことです。 しかし、それ以上に重要になってくるのが 「 学力 」 であることは、言うまでもありません。 そして、その学力を保障する基盤となるものが、一時間一時間の授業です。 したがって、いくら面談が重要だからといって各教科の授業をカットしてしまうようでは、本末転倒と言わざるを得ません。 稲付中ではそうした前提に立って、なるべく授業をカットしないで済む形で面談を実施しています。 具体的には、時間割変更して教科の授業を確保し、「 総合的な学習の時間 」 や 「 学活の時間 」 をカットするようにしています。 そのため本日の学活の時間も、3学年だけは教科の授業を行っていました。 写真は上から順に、4組 ( 数学 = 木村先生 ) → 3組 ( 英語 = 土井先生 ) → 1組 ( 社会 = 西澤先生 ) の様子です。 先生方も、過密日程の中で授業と面談を両立させています。 保護者の皆様にはスケジュール調整等でご無理をお願いしているかと思いますが、上記のような事情を斟酌していただければ幸いです。 校長 武田幸雄 10月20日(月) 本日の授業風景 (1)川島先生 ・ 長谷川先生 ・ 講師の小山先生が担当されています。 体育館で 『 バスケットボール 』 に取り組んでいました。 しかし、よく見ると、通常のバスケットボールとは少し違うようです。 それもそのはず、一方のチームはバスケットボールなのですが、もう一方のチームはポートボールだったのです。 12月4日(木)に開かれる 「 特別支援学級5校合同バスケット & ポートボール大会 」 に向けての練習でした。 ドリブルやパスは両チーム共通のルールですが、バスケット・チームはバスケットゴールに、ポート・チームは台上のゴールマンにシュートします。 川島先生もポート・チームの助っ人として参加されていました。 このところ、朝晩を中心にすっかり涼しく ( 肌寒く ) なりましたが、コートを走り回る皆さんの額には汗が光っています。 運動の後はよく汗を拭きすぐに着替えて、風邪をひかないようにしてください。 校長 武田幸雄 10月20日(月)の給食牛乳 鰆のマスタード焼き 小松菜ソテー 吉野汁 今日のランチタイムは、「小松菜」についてです! 栄養教諭 佐藤 綾子 10月19日(日) 赤羽西地区大運動会「 運動会日和 ( びより )」 という言葉がぴったり当てはまるような青空の下、赤羽西地区にある9つの町会 ・ 自治会の皆さんが、さまざまな競技やレクリエーションに汗を流していました。 参加者の多くは、小学生やその保護者 ・ ご家族の方々でしたが、稲中生の姿も見かけることができました。 地域の活性化や連携強化につながるこうした行事には、可能な限り参加できるとよいですね。 校長 武田幸雄 10月19日(日) 今週の予定 ( 10/20 〜 25 )10月20日(月)【通常授業】 学年朝礼 ( 衣替え完全実施 ) 21日(火)【通常授業】 職場体験 ( 2年 ) 22日(水)【通常授業】 職場体験 ( 2年 ) 23日(木)【通常授業】 職場体験 ( 2年 ) 24日(金)【通常授業】 25日(土)【土曜授業】 ( 75分 × 2コマ ) ★ ★ ★ ★ ★ ※ 20日(月)より冬服に完全移行します。 ブレザーやネクタイ ・ リボン、胸章など、本日中に準備しておきましょう。 ※21日(火)〜23日(木)の3日間、2年生は職場体験に出かけます。 それに先立つ20日(月)の午後は事前訪問、体験後の24日(金)の午後は事後訪問に出かけます ( 事業所の都合により、別日程の場合もあります )。 ※ 25日(土)の土曜授業は、75分の授業を2時間行います。 公開授業ですので、ぜひ保護者 ・ 地域の皆様もご来校ください。 校長 武田幸雄 10月18日(土) 『 あしなが学生募金 』 実施中!「 あしなが学生募金 」 は、44年の歴史をもつ募金活動で、毎年春と秋の2回実施されています。 善意によって集められた募金は全額 「 あしなが育英会 」 に寄付し、病気 ・ 災害等で親を亡くした遺児の奨学金にあてられます。 全国約200の拠点で実施されているこの募金活動には、稲中生のボランティアも協力しています。 今回は総勢50名以上の応募があり、例年になく大勢の稲中生が、街頭の人々に呼びかけたりチラシを配ったりしていました。 募金活動は、明日と来週末 ( 25日・26日 ) も赤羽駅の改札口付近で実施されます。 保護者 ・ 地域の皆様も、ボランティア活動に頑張っている稲中生を見かけられた際には、ご芳志や励ましのお言葉を賜れれば幸いです。 校長 武田幸雄 10月18日(土) 一週間を振り返って2週連続で、休み明けの台風接近が心配されました。 しかし、今週は先週の反省を活かし、事前の配布プリントの内容も変更、また、生徒に対しては、そのプリントを使って全校集会の場で一斉に説明しました。 そうした事前指導が奏効したことに加え、台風が予想以上に早く通過したこともあり、当日は混乱することなく2学期の始業式を迎えることができました。 保護者の皆様のご理解とご協力にも、心より感謝申し上げます。 台風による被害だけでなく、広島の土砂災害や御嶽山の噴火など、今シーズンは自然災害のニュースが目にとまります。 改めて 【 備えあれば憂いなし 】 という言葉の重みを感じている方も、多いことでしょう。 稲付中でも16日(木)、今月の避難訓練を実施しました ( 写真 )。 想定は 「 火災 」 でしたが、こうした訓練を重ねることで、自然災害や不審者対応など、さまざまな緊急事態への対応力を育むことになると思っております。 さて、私事ですが、今週は毎日出張がありました。 それも仕事とはいえ、学校を出る仕事というだけで気が重くなります。 それが一週間続いたストレスで体調を崩さないようにしなければと、心しているところです。 校長 武田幸雄 10月17日(金) 3年生 ・ 理科 『 太陽の観測 』対物レンズと接眼レンズを通った太陽の像は、( 写真・上・手前 ) にある投影板にうつし出されます。 それを生徒目線で撮影したのが ( 写真・下 ) です。 中央付近と左側に、黒点がはっきり確認できるかと思います。 また、前の記事にもあるとおり、この太陽の像は刻々と位置を変え、あっという間に投影板の外に出ていってしまいます。 太陽が動いている ( ように見える ) こと = 地球が自転してしていることを、実感できる観測でしたね。 校長 武田幸雄 10月17日(金) 本日の授業風景 (3)『 宇宙の広がり 』 の学習で、本日は 『 太陽 』 を取り上げていました。 授業の前半は、教室で 「 太陽は何でできているか? 」 「 太陽は自転しているか? 」 「 黒点とは? 」 といった、大まかな太陽の基礎知識を確認しました。 その際にも、電子黒板やデジタル教科書などのICTが活躍しています。 教科書では小さな太陽の写真も、ICTを利用すれば大写しに。 また、観測衛星から見た太陽の映像も、迫力があると同時に幻想的でしたね。 授業後半は、屋上に出て太陽を観測することになりました。 もちろん太陽を直接見ることはできないので、接眼レンズの先に太陽投影板をつけた望遠鏡を太陽に向け、その投影板にうつった太陽の像を観察します。 投影板にうつし出された太陽は、刻々と位置を変えていくので、東から西へと動いているのがよくわかりました。( 厳密には太陽が動いているのではなく、地球が自転しているのですが … ) 先ほども言ったように、望遠鏡で太陽を直接見ることはできません。 しかし、反対側から覗くと、その先にあるものが上下左右逆さまに見えて、望遠鏡の仕組みがよくわかります。 ( 写真・下 ) の○○さん、何か見えましたか? 校長 武田幸雄 10月17日(金) 本日の授業風景 (2)『 絵文字 』 に取り組んでいます。 「 絵 + 文字 」 という言葉からもわかるように、ある文字と関連のある絵や模様などを文字の一部に組み込むことで、より印象深く意味を表現できるようにしたものです。 そのためには、柔軟なアイディアや発想力が必要になります。 ただし、それ以上に重要なのは、やはり美術作品としての文字をかくうえでの基礎・基本。 つまり、レタリング ( デザイン化された文字をかくこと ) の技術です。 そこで、まず絵文字の横に、もともとの文字 ( 漢字一文字 ) を、明朝体かゴシック体のいずれかでかきました。 現在は、多くの人がその作業を終え、いよいよ絵文字の作製に入っています。 「 日 」 の部分が花びらになっている 【 春 】。 「 雨 」 の部分がカミナリ雲になっている 【 雷 】。 シンデレラ城や花火、アトラクションなどを、文字全体に上手に散りばめた 【 楽 】 … 。 皆さん、なかなかのアイディアです。 また、アイディアばかりでなく、全体的なデザインや色彩感覚、そして、何より丁寧に作品を仕上げようとしている姿勢に感心させられました。 完成した作品が廊下に貼り出されるのが、今からとても楽しみです。 校長 武田幸雄 10月17日(金) 本日の授業風景 (1)2クラスを習熟度別に3つのグループに分けて授業を行っています。 ( 写真・上 ) は、土井先生グループです。 本日は、1年生の復習に取り組んでいました。 土井先生の言葉を借りるなら 「 学び直し 」 です。 これまでも土井先生グループでは、タイミングを見計らいながら 「 ローマ字 」 や 「 アルファベットの大文字 ・ 小文字 」 など、基本的な英語の復習に取り組んでいます。 本日は 「 be 動詞の使い方 」 を取り上げていました。 2年生の前半が終わり、いよいよ中学校での英語学習も折り返し点を過ぎました。 こうした授業で改めて基礎・基本の再確認をしておくことは、今後の学習に必ず役立つことでしょう。 佐藤先生グループ ( 写真・中 ) と、志村先生グループ ( 同・下 ) では、教科書 LESSON 5 の USE − Read 『 My Dream 』 を学習していました。 自分の夢について綴ったスピーチ原稿を読む単元です。 いえ、スピーチなので、厳密にいうと 「 読む 」 のではなく 「 話す ・ 語る 」 感覚が大事です。 「 have a 」 を 「 ハブ ア 」 ではなく 「 ハヴァ 」 と発音するなど、何回も練習して流暢なスピーチにしてください。 校長 武田幸雄 10月17日(金)の給食牛乳 魚のフレーク揚げ コールスローサラダ コーンスープ 今日のランチタイムは、「じゃがいも」についてです! 栄養教諭 佐藤 綾子 10月16日(木) 本日の授業風景 (5)本日から 『 慣用句 ・ ことわざ ・ 故事成語 』 の学習に入りました。 まず、それぞれの意味を確認していました。 「 慣用句 」 とは、二つ以上の言葉が結びついて、もともとの意味とは別の意味で使われるようになった言葉です。 また、「 ことわざ 」 は、古くから世間で言いならわされてきた、生活上の知恵や教訓が込められた言葉、そして、「 故事成語 」 とは、中国の古典に由来し、歴史的な事実や言い伝えをもとに作られた言葉のことです。 教科書には、慣用句の一例として 【 頭が下がる ・ すずめの涙 】、同じく、ことわざの一例で 【 猿も木から落ちる 】、故事成語では 【 他山の石 】 などが載っていました。 意味とあわせて、しっかり覚えておきたいものです。 意味を覚えるといえば、多い誤用の一例も紹介されていました。 【 気が置けない 】 【 情けは人のためならず 】 は、いずれも 「 油断できない 」 「 情けをかけることは、その人のためにならない 」 などの誤用で知られています。 先日も、【 煮詰まる 】 【 世間ずれ 】 【 やぶさかでない 】 といった慣用句を、間違った意味で解釈・使用している割合が多いという文化庁の調査発表がありました。 ちなみに上の3語の正しい意味、わかっていますか? 校長 武田幸雄 |
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