9月17日(水) 本日の授業風景 (4)物語 『 星の花が降るころに 』( 安東みきえ ) の学習に入りました。 同じ物語ジャンルですが、前の授業まで栄養教諭の佐藤先生と TT で行ってきた 『 大人になれなかった弟たちに …… 』 とは、全く趣の異なる作品です。 本日は全文を通読した後、主要な登場人物やわからない語句について確認しました。 わからない語句については、この物語のキーワードの一つでもある 【 あたかも 】 を挙げている人が多いようでした。 次に、物語を大きく3つの場面に分けるとしたら、どこで区切れるかを考えました。 この物語の場合、すでに場面の転換する箇所が1行あいています。 しかし、「 1行あいているから 」 を理由にしてはいけません。 内山先生も再確認してくださっていましたが、物語の場面は登場人物や場所、時間などが転換することで区切れます。 もし1行あいていたとしたら、「 なぜ1行あいているのか 」 を説明できるようにしておきましょう。 授業の最後に、わからなかった語句 【 あたかも 】 の使い方や意味調べが宿題になりました。 【 友達の調べた答えを写させてもらい、あたかも自分でやってきたかのようなふりなど、絶対にしないでくださいね!】 校長 武田幸雄 9月17日(水) 本日の授業風景 (3)体育館で 『 マット運動 』 に取り組んでいました。 「 開脚前転 」 「 開脚後転 」 「 倒立前転 」 「 伸膝後転 」 「 側方倒立回転 」 「 三点倒立 」 の6種目について、自分のレベルに合わせて練習しています。 各種目とも、評価のポイントは5段階に分かれています。 例えば 「 開脚前転 」 の場合、「 回転できるが立てない 」 の1点から 「 マットにつく直前に足をつき、膝を伸ばしたままスムーズに立てる 」 の5点まであります。 取材しながら面白いと思ったのは、同じレベルの友達同士で練習しながらつける 『 アドバイス記録 』 です。 友達の演技を見ながら、どんなアドバイスをしてあげて、その結果友達の演技がどう改善されたかを記録します。 喜多村先生のお話では、「 同じ種目に取り組む友達へのアドバイスは、自分の演技にも役立てることができるのです 」 とのことでした。 なるほど、【 人の振り見て我が振り直せ 】 ということかもしれませんね。 練習を終えた人は、喜多村先生の前で実技テストを行い、その場で評価とアドバイスをいただいていました ( 写真・下 )。 そのアドバイスを活かして練習し、いつか最高評価をもらえると良いですね。 校長 武田幸雄 9月17日(水) 本日の授業風景 (2)これは、現時点での学力定着度をはかるためのもので、結果を学校の成績 ( 評価・評定 ) に反映させることはありません。 結果は、今後いよいよ本格化する進路選択 ( 志望校選びなど ) に活用します。 1〜5時間目を利用して、国語・数学・英語・社会・理科の5教科のテストを行います。 これは、都立高入試と同じ時間割りです。 また、各教科の問題の内容・量も、都立高入試の共通問題とほぼ同等です。 写真は、1時間目・国語のテストの様子です。 問題構成が、「 漢字の読み 」 「 漢字の書き 」 「 文学的文章の読解 」 「 説明的文章の読解 」 「 古典を含む文章の読解 」 という5つの大設問である点も、都立入試と一緒です。 その他、選択問題・記述問題の出題数や、200字作文が出題されている点なども、ほとんどここ数年の共通問題と一致していました。 そういった点、模擬都立高入試と言えるかもしれません。 また、皆さんも知ってのとおり、過去の都立校入試で採点ミスのあったことが判明しました。 その改善策として、一部の都立校ではマークシートが採用される予定です。 今後は、そうした問題への対策も必要となるかもしれませんね。 校長 武田幸雄 9月17日(水) 本日の授業風景 (1)( 写真・上 ) は、2・3年生の様子です。 仲山先生と小山先生が担当されて、空間図形の学習に取り組んでいました。 正多面体や角錐、円錐などの立体について学びます。 本日は、それらの立体を切り開いた状態、つまり、立体の展開図から正多面体を作っていました。 正四面体に始まり正六面体、正八面体 … と、徐々に難易度も上がっていきます。 焦らず、丁寧に仕上げましょう。 1年生は、分度器を使って角度を測る練習です ( 写真・下 )。 授業の目標は、『 分度器マスターになろう! 』。 長谷川先生と吉野先生のご指導を受けながら、鋭角 ・ 鈍角さまざまな角度を測っていました。 なお、この時間は小学生の授業見学も行われていました。 早いもので、約半年後には1年生の皆さんも 「 上級生 」 と呼ばれる立場になりますね。 頼りがいのある先輩になれるよう、勉強も頑張ってください。 校長 武田幸雄 9月17日(水)の給食牛乳 ベーコンと野菜のソテー ポタージュ 今日のランチタイムは、「かぼちゃ」についてです! 栄養教諭 佐藤 綾子 9月16日(火) 本日の授業風景 (2)佐藤先生と ALT・エド先生によるTTの授業です。 前の記事と同様 ALT の先生の授業なので、少人数ではなく単学級で授業を行っています。 ただし、佐藤先生は、土井先生のようにコスプレはしていらっしゃいません。 読み物教材 『 LET'S READ 1 』 の学習です。 「 A Pot of Poison ( 毒のつぼ )」 という読み物ですが、どんな内容でしょうか? 実は全校生徒が、すでに5月の稲中サタデースクール ( SS ) で学習しています。 In a temple far away , a priest and two boys live .( 昔、あるお寺に、和尚さんと二人の小僧さんが住んでいました ) … といえば、5月に行ったスクールコンサート ( 狂言教室 ) を思い出した人もいるはずです。 読み物は、狂言の演目 『 附子 ( ぶす )』 の英語バージョンでした。 忘れた人は、このHP画面のカレンダーで5月17日の記事をクリックしてください。 狂言師 ・ 善竹富太郎さんの名演技が、ありありとよみがえることでしょう。 授業では、4人一組で和尚さんと二人の小僧さん、ナレーターの役割を決め、せりふの音読練習を行いました。 今後はできれば暗記して、発表会を行うのだそうです。 善竹さんやエド先生に負けない名演技に、期待します! 校長 武田幸雄 9月16日(火) 本日の授業風景 (1)ALT のスティーブン先生がおみえになる日だったので、少人数ではなく単学級に戻して授業をこなっています。 … おや? 本日は、スティーブン先生以外にもう一人 ALT の先生がいらしゃっているようです ( 写真・上・左 )。 その正体は、金髪のかつらをかぶった土井先生でした。 本日は、土井先生も外国人になりきって授業を行うため、こうしてコスプレ?をしてくださっています。 内容は、修学旅行の事前学習を兼ねた授業でした。 まず、スティーブン先生が説明された京都・奈良の名所を当てるクイズです。 This is a temple that is famous for its garden . ( 庭園で有名なお寺です )等、説明には現在学習中の関係代名詞も使われています。 クイズで頭がほぐれたところで、いよいよ修学旅行の事前学習に入りました。 取り組んだのは 『 Interview in Nara & Kyoto 』。 旅行先の奈良と京都で、外国人観光客に英語でインタビューするという学習です。 相手の名前や出身地を尋ねるといった共通質問のほか、班ごとにオリジナルの質問を考え、スティーブン先生と土井先生を相手に仮想インタビューを行いました。 こうしたリハーサルの成果が、京都や奈良で活かされると良いですね。 校長 武田幸雄 9月16日(火) 連合体育大会放課後練習石野さんは、稲付中学校の運動会にもお出でいただきましたが、トリノオリンピック ・ スピードスケートに出場されたオリンピアンです。 石野さんは、中学生の頃、陸上競技部に所属していたということです。今日の練習では、主に短距離走 ( リレーも含む ) を見ていただきました。 手の振り方や腿上げ ・ スタートの仕方など、基本的なことを教えていただきました。 1時間程度の短い練習時間ですが、速く走るためのポイントを一流のアスリートからしっかり学んでください。 今日を含めて、4回の練習に指導に来ていただけます。 ぜひ、オリンピアンの方から何かを学び、自分の記録更新に役立ててください。 副校長:高田勝喜 9月16日(火)食育授業新原さんと宮後さんをお招きして「骨の成長に必要なことを考えよう!」というテーマで授業をお願いしました。毎年、1・2年生に実施している食育授業です! 骨の役割 1.身体を支える 2.脳や内臓を守る 3.カルシュウムを蓄える 骨は単なるカルシュウムの塊ではなく、カルシュウムとコラーゲンからできている。 食べ物から摂るカルシュウムは、不足すると骨から血液中に流れ出てしまう。だから カルシュウムが不足しないように牛乳などのカルシュウムを摂り、骨に蓄積することが大切! 小さいときからサッカーをしていて、高校をスポーツ推薦で入った男子の話では、カルシュウムが不足したために、骨折ではなく骨が薄くなって裂けてしまい、治るのにとても時間がかかり、試合に出てなかった。カルシュウムの大切さがよくわかった・・・という男子高校生の実話を聞きました。昔、新原さんが授業をされた時の生徒さんの話です。 1年生は、真剣に話に聞き入っていました! 稲中生は、日頃から牛乳の残菜はほとんどありませんが、中学生として必要な牛乳の量やカルシュウムのことをよく学べたと思います。 本日、一生懸命書いたワークシートを持ち帰り、ご家庭でカルシュウムのお話をしますので、話を聞いてお手数ですが一言コメントのご記入をお願いします! 提出日は19日(金)です! 栄養教諭 佐藤 綾子 9月16日(火)の給食牛乳 鯖のキムチ味噌煮 じゃことコーンのナムル 味噌汁 今日のランチタイムは、「しめじ」についてです! 栄養教諭 佐藤 綾子 9月15日(月・祝) 『 敬老の日 』今日は 『 敬老の日 』 です。 『 国民の祝日に関する法律 』( 祝日法 ) によると、【 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う 】 ことを趣旨として、1966年(昭和41)に制定されました。 2003年(平成15)までは9月15日に固定されていましたが、祝日法の改正 ( ハッピーマンデー制度の導入 ) に伴い、翌年から9月の第3月曜日に変更されました。 では、なぜもともとは9月15日だったのでしょうか? 聖徳太子 ( 飛鳥時代の皇族・政治家 ) が大阪の四天王寺というところに、日本で最初の悲田院 ( ひでんいん = 貧しい人や身寄りのない人を救うための施設 ) を建てた日にちなんでいるという説もありますが、定かではありません。 ※ 続きは 【 おりたたみ記事 】 をクリックしてください。 校長 武田幸雄 9月14日(日) 今週の予定 ( 9/15 〜 19 )9月15日(月・祝) 〈 敬 老 の 日 〉 16日(火) 【45分授業】 中央委員会 17日(水) 【 通常授業 】 3年・学力テスト 18日(木) 【45分授業】 19日(金) 【45分授業】 修学旅行事前検診(3年) ★ ★ ★ ★ ★ ※ 16日(火)18日(木)19日(金)は、連合体育大会の放課後練習があるため45分授業です。 ※ 16日(火)の6時間目 「 総合的な学習の時間 」 に、1年生は外部講師の方をお招きして食育の授業を行います。 ※ 17日(水)の3年生・学力テストは、国語 ・ 数学 ・ 英語 ・ 社会 ・ 理科の5教科について、現時点での学力到達度をはかるために実施します。 結果は進路指導の資料として用い、学校の評価 ・ 評定には反映されません。 校長 武田幸雄 9月13日(土) 香取神社 ・ 祭礼本日、私が訪ねたところ、境内にある神楽殿 ( かぐらでん ) で行われていたお囃子 ( はやし ) の奏者に、稲付中1年生の○○さんがいました。 地域のために稲中生が貢献しているようで、嬉しくなりました。 祭礼など地域行事では、若い世代が参加するだけでも活性化が図られます。 友達やご家族と誘い合って参加し、大いに盛り上げてください ( ただし、羽目を外したり、帰宅時間が遅くなったりしないように気をつけましょう )。 校長 武田幸雄 9月13日(土) 一週間を振り返って逆に、朝晩を中心に冷え込む日もあったせいか、体調を崩す生徒も見られました。 クラスによっては、複数の生徒が38度前後の発熱で欠席した日もあります。 季節の変わり目は、健康管理を心がけてください。 10日(水)には、稲付中 SF ( サブファミリー ) による小中連携授業が行われました ( 当日の記事参照 )。 本校学区域にある SF 小学校の先生方にお越しいただき、授業の補助 ・ 参観をしていただくという取り組みです。 その連携授業後の分科会で出された意見を、翌11日・12日、早速授業改善に役立てている先生方もいらっしゃいました。 そうした授業力向上への教員の情熱は、必ずや生徒の学力向上につながるものと信じております。 学力向上といえば、昨日、校長を対象とした都教委主催の 『 東京都学力向上施策に関する説明会 』 が中野で開かれました ( 写真 )。 要は、都教委の策定した数学科と英語科の 「 習熟度別指導ガイドライン 」 の説明会です。 説明によると、全都における習熟度別指導の実施率は、数学科で約60%、英語科では約40%だそうです。 しかし、稲付中では、すでに両教科で実施しています。 本校の教育施策の方向性が、間違っていないことを実感しました。 校長 武田幸雄 9月12日(金) 本日の授業風景 (3)『 第一次世界大戦と日本 』 の学習で、本日は 『 国際協調の高まり 』 を取り上げていました。 1918年(大正7)に第一次世界大戦が終わり、その後の国際関係がどのように変わっていたのかを学習します。 第一次世界大戦が終わると、アメリカのウィルソン大統領が提唱した 「 民族自決 」 が、特に東欧諸国で進みました。 「 民族自決 」 とは、民族が政治的に独立し、他国から干渉されることなく自分たちの政府をつくることです。 教科書に載っている当時のヨーロッパの地図には、ベルサイユ条約によって独立が認められた国々が色塗りされていました。 フィンランド、ハンガリー、ポーランド … 。 いろいろな国が、このときに独立したのですね。 当時と状況は異なりますが、実は現在もヨーロッパのある国で、民族の自決権を求める動きのあることを知っていますか? それは、英国 ( イギリス ) におけるスコットランド地方の独立問題です。 その問題の背景には、第一次世界大戦後に広まった 「 民族自決 」 の気運もあります。 スコットランド独立の是非を問う住民投票の結果が出るのは、来週の18日。 生徒の皆さんも、社会の勉強だと思って注目してください。 校長 武田幸雄 9月12日(金) 本日の授業風景 (2)夏休み前、『 生物育成に関する技術 』 の一環として 「 ミニトマトの栽培 」 に取り組みました。 今回は、その際に使った袋コンテナを再利用し、ダイコンとカブの栽培を行います。 「 袋コンテナ 」 は、中に培養土の入った土嚢 ( どのう ) のようなものです。 その培養土は、多くの場合再活用できます。 一般には、天日干しをするなどして乾燥させ、「 ふるい 」 にかけてゴミなどを取り除いてから使います。 しかし、校内には全員の培養土を天日干しするスペースがありません。 やむを得ず、シャベルを使って念入りに土を掘り起こしました。 そうすることで、中に残った古い根や虫などをとり除いたり、土に酸素を混ぜたりできます。 … と、そのための作業とわかっていても、土の中から虫が出てくると、思わず悲鳴をあげてしまいます。 また、トマトの実から落ちた種子が、新たな芽を出しているコンテナもありました。 植物の生命力を感じましたね。 ダイコンは 「 冬自慢 ( ふゆじまん )」、カブは 「 東京長カブ ( 滝野川カブ )」 のタネを宮地先生からもらいました ( 写真・上 )。 技術科だけでなく、食育の学習にもなる品種です。 こちらも強い生命力で、立派に育ちますように! 校長 武田幸雄 9月12日(金) 本日の授業風景 (1)『 絵文字 』 に取り組んでいます。 「 絵 + 文字 」 … つまり、ある文字に、その文字と関連のある絵や模様など組み込みます。 そうすることで、より象徴的に文字の意味を表現できるようにしたものです。 まずは、美術作品としての文字を書くうえで、基本的なスキルを身につけなければなりません。 そのため、自分の決めた漢字を、ゴシック体 ・ 明朝体のいずれかでレタリング ( デザイン化された文字を書くこと ) しました。 レタリングができたら、それをもとにいよいよ絵文字を作製します。 ここからは、柔軟なアイディアや想像力が求められます。 漢字の一部(部首)を変形させたり絵に置き換えたりしながら、イメージをひろげていました。 「 瓜 」 の部分がキツネの絵になっている 【 狐 】。 漢字全体が紙で包まれているように描かれた 【 包 】。 「 風 」 の部分に強風が吹き荒れているかのような 【 嵐 】 … 。 皆さん、なかなか良いセンスです。 ○○くんは、美術室前の廊下で非常口表示を見上げながら作業しています。 理由を尋ねると、人が駆けているピストグラムを参考に、【 走 】 の下の部分を脚の絵にしているのだとか。 それもまた、素敵なアイディアですね。 校長 武田幸雄 9月12日(金)の給食牛乳 キャベツのおかか和え すまし汁 今日のランチタイムは「北区中学校・統一メニュー」についてです! 北区食育部の中学校では、毎年、区内統一のメニューで残菜を調査し研究をしています。 稲付中では、ランチタイムの中で「世界中の子供たちが秒単位の中で飢えに苦しんだり亡くなっている話を聞きました・・」 日本は飽食の中で暮らしています。自分たちが、毎日食事を食べられる幸せを感じてほしいものです・・・・・ 栄養教諭 佐藤 綾子 9月11日(木) 本日の授業風景 (3)『 世界の諸地域 』 の学習です。 一般に、世界は島々も含めて6つの地域に分類されます。 それが、アジア州、ヨーロッパ州、アフリカ州、北アメリカ州、南アメリカ州、オセアニア州です。 そのうち南北アメリカを一緒にして5区分にしたものが、五輪 … つまり、オリンピックのシンボルマークになったと言われています。 「 オリンピック教育推進校 」 の生徒としては、ぜひ知っておいてもらいたい基礎知識です。 ちなみに、世界を大陸別に6つに分けたときは、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸、南極大陸となります。 こちらは、五輪マークとは関係ありません。 さて、授業はヨーロッパ州の学習に入りました。 まずはヨーロッパの自然 ( 地形や気候など ) を学習します。 その際、小林先生が、アルプス山脈の話から 『 アルプス一万尺 』 の歌詞の意味も教えてくださいました。 ♪ アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを さあ踊りましょ … 今まで 「 一万尺 ( いちまんじゃく )」 を 「 一万弱 」、「 小槍 ( こやり )」 を 「 子ヤギ 」 と勘違いしていた人、意味を知らずに歌っていた人 … いますよね? 校長 武田幸雄 9月11日(木) 本日の授業風景 (2)中学校の音楽の授業では、和楽器の学習について 【 3年間を通じて1種類以上の楽器の表現活動を通して、生徒が我が国や郷土の伝統音楽のよさを味わうことができるよう工夫すること 】 と定められています。 その和楽器について、今年度は三味線を学習しています。 楽器を保管する関係で、場所は新校舎の集会室 ( 柔道場 ) です。 また、授業の際には、本校の保護者や地域の方にも、外部指導員としてご協力をいただいています。 【 三味線をひく 】 という慣用句があります。 「 相手に合わせて適当なことを言う 」 とか 「 事実とは違うことを言う 」 といった意味で使われます。 では、なぜ、そのような意味で使われることになったのでしょう? その理由としては 「 三味線は、歌い手に合わせて調子を変えたりするから 」 「( 三味線には猫の皮を使っていたことから ) 『 猫をかぶる 』 = 本性を隠すという意味につながったから 」 など、諸説あるようです。 いすれにせよ、あまり良い意味では使われない慣用句ですが、実際の三味線の音色は実に優雅です。 『 さくらさくら 』 の演奏が窓から聞こえるのか、外を歩く人が時折立ち止まって、笑顔とともに新校舎を見上げていました。 校長 武田幸雄 |
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