3月20日(日)今週の予定(3/21〜25)
※ 写真は、先週の授業風景です(2年生)
3月21日(月・祝) < 春 分 の 日 >
22日(火)【 通常授業 】 球技大会(1年)
23日(水)【 通常授業 】 球技大会(2年) 大掃除(5h)
24日(木)【45分授業】 保護者会
25日(金)【45分授業】 修了式(6h)
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※ 行事等に伴う時間割変更は、各学年の指示に従ってください。
※ 24日(木)の保護者会全体会は、午後2時20分から行います。
校長 武田幸雄
【校長より】 2016-03-20 06:14 up!
3月19日(土)これからも稲付中は、ただ、ただ、前へ。
昨日、卒業式後の「3年生・送り出し」の際、全校生徒が校庭に集まり、萩谷先生の指揮で3年生を中心に『前へ。』を合唱しました。 3年生が手をつないで歌う姿が、とてもいとおしく感じられました。
そして、そんな3年生を支えるように、共に歌ってくれていた1・2年生を見て、「3年生が卒業しても、稲付中は大丈夫!」と確信しました。 これからも、稲付中は歩み続けます。 ただ、ただ、前へ。
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前 へ。 (作詞)武田幸雄 (作曲)萩谷房子
雨上がりの新しい朝 かかと踏んだ靴で
わざと水たまりの中を 歩く君
飛びはねた雨粒が 通り過ぎた時間(とき)を映して 輝いて見えた
君とケンカして 涙流した教室で
君と仲直りして もう一度泣いた
君に約束するよ たとえ歩き疲れて 立ち止まっても
つま先だけは 前に向けておくと
そして いつか必ず歩き出すよ 前(あした)へ。
あかね色に染まる放課後 心に秘めた夢
わざとふざけたフリして 語る君
窓照らす夕焼けに 少し伏し目がちな 君の瞳が輝いた
君とふざけ合い 笑い転げた教室で
二度と同じ時間(とき)を 過ごすことはないさ
君に約束するよ 夢を夢のままでは 終わらせないと
今日から二人 別の道を歩み
そして 新たな出会いあふれている 前(みらい)へ。
そして いつか羽ばたき飛び立ってゆく 前(あした)へ。
【校長より】 2016-03-19 06:10 up!
3月18日(金)第67回卒業証書授与式・校長式辞
本日は、ご多用中にもかかわらず、本校第67回卒業証書授与式に際し、北区教育委員会を代表されて教育委員会・事務局次長・田草川昭夫様、ならびに、大勢のご来賓の皆様にご臨席を賜りました。
高い所からではございますが、学校を代表して心より御礼申し上げます。
保護者の皆様におかれましては、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。 至らないところも多々あったかと存じますが、私たち教職員は、この3年間全力でお子さんの指導に当たってまいりました。
本校の教育活動に対し、今日まで賜りました皆様のご理解とご協力に、厚く御礼申し上げます。
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さて、3年生の皆さん。
私は、皆さんのことが大好きでした。 そんな皆さんへの思いを、最後にどんな形で伝えようかと、私はこの数日間ずっと考えてきました。 そして、こう決めました。
今から私は、皆さんに三つの告白をします。
といっても、たいした内容ではありません。 ただ、自分の気持ちをまっすぐ伝えるには、その方法が一番良いのではないかと思ったのです。 どうか少しの間、我慢して聞いてください。
まず最初の告白は、今かかっているこの曲のことです。 もうわかっていると思いますが、これは皆さんが後ほど歌う『JUPITER』です。
この曲は、5年前に東日本大震災が発生した際、被災地を励ます曲として、東北地方で多くリクエストされたことで知られます。
合唱曲としての『JUPITER』を作ったのは、世界的な作曲家・指揮者として知られる松下 耕さんです。 先週行われた合唱コンクールで、金賞を受賞した3年2組の皆さんが歌った『信じる』の作者としても知られます。
実は、私が稲付中の前に勤務していた学校では、毎年その松下さんが率いる合唱団のコンサートを開催していました。 そして、最後はこの『JUPITER』を、松下さん自らの指揮で、3年生と一緒に歌っていただくのが恒例でした。
この曲は、第72回NHK音楽コンクールの全国大会で、全国代表校の中から選抜された中学生が歌った曲でもあります。 そんな選りすぐりの中学生用に松下さんが編曲したので、きわめてハイレベルな合唱曲といえます。
東日本大震災が発生した5年前、稲付中に着任した私は、音楽科の萩谷先生に尋ねました。 「この学校の3年生に『JUPITER』を歌わせられますか?」
残念ながら、萩谷先生の答えは「NO」でした。 そして、次の年も同じ質問をしましたが、萩谷先生の答えもまた同じでした。 3年目と4年目、私はもう尋ねることさえしなくなりました。
ところが、稲付中で迎えた5回目の秋、音楽室から皆さんの歌う『JUPITER』が聞こえてきたではありませんか。 後で萩谷先生に伺ったところ、「今年の3年生なら、歌えると思いました」との答えが返ってきたのです。
学校改築に伴い、この体育館で挙行できる卒業式も今回が最後。 そんなメモリアルな卒業式で、皆さんが最高難度の合唱曲に挑む背景には、そうした5年越しの経緯があったということ…。
それが、私の最初の告白です。
二つ目の告白です。
今でこそ「東京で一番の中学校」というフレーズは、私たちが共有する夢のキーワードとして使われています。 では、いつから稲付中が「東京で一番の中学校」を目指すようになったか、皆さんは知っていますか?
実は、皆さんが入学したときからなのですよ。 3年前の入学式、私は皆さんにこう語りかけました。 「『東京で一番の中学校を築く』という夢は、皆さんと力を合わせれば十分に実現可能な夢だと、私は信じる。」
「3年後、皆さんには『東京で一番の中学校で学んだ』という誇りを胸に、稲付中の門を巣立っていってほしい。 その夢への挑戦が、今始まった。」 …皆さんは忘れているでしょうけど、私は確かにそんなことを話したのです。
さらに3年前、皆さんの入学と同時に変えたものが二つあります。 それは、教育目標と制服です。 教育目標は、創立以来変わらなかったものを、皆さんの入学に合わせて66年ぶりに改定しました。
制服のモデルチェンジについても、皆さんは現行の制服で入学した最初の生徒です。 つまり、夢も目標も外見も、そのすべてを刷新したのが3年前。 皆さんの入学は、まさに新生稲付中のスタートでもあったのです。
この生徒となら、学校に新しい価値を創り出せるかもしれない。 皆さんは、そんな可能性を感じさせる生徒でした。 そして今、私は自分の目に狂いはなかったと、心からそう思えています。
これが、二つ目の告白です。
さて、最後の告白です。
3年生の皆さん。 私は、皆さんのことが大好きでした。 だから、それを時々言葉にして伝えてきました。 「私は、皆さんのことが大好きですよ」と。 しかし、実は今、そのことを少し後悔しています。
どんなに皆さんのことが好きでも、もう明日からはそれを伝えることができない。 だとしたら、「時々」ではなく、もっともっと、毎日毎日でも、皆さんが聞き飽きるほど口にして伝えてくればよかった…。 そう後悔しているのです。
3年生の皆さん。
皆さんは、これから先の長い人生で、もしかしたら自分のことを嫌いになることがあるかもしれません。 自分が生きている価値を見いだせずに、消えてしまいたいと思うことがあるかもしれません。
そんなときは、どうか今日の私を思い出してください。 皆さんは、一人の校長に、一人の人間に、そこまで愛される存在だったのです。 それは、皆さんが、そこまで愛されるに値する、魅力あふれる存在だったからなのです。
私も、これから先の教員人生で、また別の学校でさまざまな生徒に出会うことでしょう。 もしかしたら、自分とは全く異なる価値観をもつ学校で、自分の思いが全く伝わらない生徒に出会うかもしれません。
でも、そんな時には、私も皆さんのことを思い出すことにします。 皆さんと稲付中で過ごせた3年間があったから、これからも私は、生徒と夢を共有できる校長であり続けられると思います。
最後にもう一つだけ、おまけのカミングアウトをしておきます。
皆さんと共に夢見てきた「東京で一番の中学校」。 その夢が実現できたかどうかは、校長の私が判断することではありません。 その答えは、生徒である皆さん一人ひとりが出してください。
ただ、私にも、一つだけ断言できることがあります。 それは、3年間皆さんと同じ船に乗り、同じ旅を続けてこられた私は、間違いなく「東京で一番幸せな校長だった」ということです。
3年前、この稲付中学校に入学してきてくれて、どうもありがとう。 3年前、私に出会ってくれて、一緒に旅をしてきてくれて、本当にありがとう。 今、船は港に着きました。
そして、皆さんがそうであるように、私も一度船を下りて、4月からまた別の船で、新たな航海に出ます。 だから、お別れだけど「さよなら」は言わずにおきましょう。 どうか皆さん、お元気で。
Bon voyage!(ボンボヤージュ!) 良い旅を!
平成28年3月18日 北区立稲付中学校長 武田幸雄
【校長より】 2016-03-18 18:18 up!
Bon voyage! (ボン・ボヤージュ!)
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
3年生として稲付中学校をリードしてくれた君たちの姿は、在校生に稲付中学校の伝統として引き継がれました。
さぁ、東京で一番愛されている卒業生の皆さん。 これから新しい旅が始まりますね。 君たちの母校は東京で一番の中学校です。 その誇りを胸に、前へ一歩を踏み出しましょう。
教諭 長谷川正樹・小熊祐介
【学校生活】 2016-03-18 17:44 up!
退場3
【学校生活】 2016-03-18 17:00 up!
退場2
【学校生活】 2016-03-18 16:59 up!
退場1
【学校生活】 2016-03-18 16:59 up!
校歌合唱
指揮 鈴木くん(3年生)
伴奏 中村さん(3年生)
【学校生活】 2016-03-18 16:58 up!
卒業生 「立志のことば」
立志のことば
木曽さん・鈴木(海)くん・田村さん
斎藤さん・宮崎くん・鈴木(團)くん
式歌「大地讃頌」 指揮 佐藤さん 伴奏 黒原さん
式歌「Jupiter」 指揮 勝浦さん 伴奏 中村さん
式歌「旅立ちの日に」 指揮 岡光くん 伴奏 鳥畑さん
【学校生活】 2016-03-18 16:52 up!
在校生、卒業生を送ることば
送る言葉 (藤巻さん 2年生)
式歌「そのままの君で」(指揮・太田くん 伴奏・宮地さん 2年生)
【学校生活】 2016-03-18 16:49 up!
来賓代表祝辞
【学校生活】 2016-03-18 16:36 up!
北区長・北区教育委員会告辞
北区長・北区教育委員会告辞の様子
(北区教育委員会・事務局次長・田草川様)
【学校生活】 2016-03-18 16:35 up!
校長式辞
【学校生活】 2016-03-18 16:18 up!
卒業証書授与
【学校生活】 2016-03-18 16:17 up!
入場2
(写真・上)3年3組
(写真・中)3年4組
(写真・下)3年5組
【学校生活】 2016-03-18 16:17 up!
入場1
【学校生活】 2016-03-18 16:16 up!
平成27年度 第67回 卒業証書授与式
春の訪れを感じる美しい青空の中、平成27年度第67回卒業証書授与式が挙行されました。 ご多用の中、大勢の方にご臨席を賜り誠にありがとうございました。
お集まりいただいた方々から卒業生へ向けた、深い、深い愛情を感じる感動的な式となりました。 卒業証書授与式の様子を写真でご紹介します。
式 次 第
一 開式の辞
一 国歌斉唱
一 学事報告
一 卒業証書授与
一 校長式辞
一 北区長・北区教育委員会告辞
一 来賓代表祝辞
一 在校生、卒業生を送ることば
式歌 「そのままの君で」
一 卒業生、立志のことば
式歌 「大地讃頌」
「Jupiter」
「旅立ちの日に」
一 校歌合唱
一 閉式の辞
教諭 長谷川正樹・小熊祐介
【学校生活】 2016-03-18 16:15 up!
3月17日(木) 卒業式を前に …
3年生の皆さん …。
皆さんが下校したあと、下級生たちが一生懸命、心をこめて会場を設営してくれましたよ。 さあ、あとは皆さんが、そんな下級生たちの頑張りに応える番です。
堂々とした入退場、一糸乱れぬ礼儀作法、会場の一番後ろまで聞こえるような呼名の返事、気持ちをこめた立志の言葉 & 式歌 …。 3年間、「東京で一番」を目指してきた皆さんなら、できるはずです。
私は明日、そんな皆さんの姿を見られることを楽しみにしています。 そして、それが皆さんとのお別れになる寂しさを、一生懸命おしころそうとしているところです。
校長 武田幸雄
【校長より】 2016-03-17 20:50 up!
3月17日(木)卒業式前日の3年生(3)
本日3時間目、3年生は最後の学年集会を開きました。
まず、プロジェクターを使ってスクリーンに映し出されたのは、学年の生徒全員からのビデオレターです。 7名の学年所属の先生方全員に、温かい(時々、意味不明な)メッセージが流されました。
続けて「思い出のスライドショー」です。 三送会とは違ったスライドもあり、会場は笑いに包まれていました。 そして、お待ちかねのメイン・イベントは、学年の先生方による1曲限定ライブでした。
吹奏楽部の皆さんにも助けてもらいながら、『どんなときも』の熱唱&迷演奏を披露してくださいました。 アンコールでは宮地先生のソロ演奏もあり、体育館は本物のライブ会場さながらの盛り上がりでした。
校長 武田幸雄
【校長より】 2016-03-17 18:15 up!
3月17日(木)卒業式前日の3年生(2)
本日2時間目は、やはり最後の卒業式・全体練習でした。
1・2年生の盛大な拍手の中、3年生が入場してきます(写真・上)。 最前列に空席が1列設けてあるのは、証書授与を待つ生徒と終えた生徒の動線が、混乱しないようにするためです。
卒業式の中では、在校生が代表生徒の「送る言葉」に続けて式歌『そのままの君で』も歌います(写真・中・下)。 心のこもった歌声で、お世話になった3年生への感謝を伝えてください。
きっと3年生の皆さんは、それに応える形で「立志の言葉」の中で『大地讃頌』『JUPITER』『旅立ちの日に』を熱唱してくれることでしょう。(もしかしたら、涙声になってしまうかもしれませんが…)
校長 武田幸雄
【校長より】 2016-03-17 17:38 up!