1月16日(土)本日の稲中サタデースクール(1)北区立学校は、年間10回の土曜授業を実施するよう定められています。 しかし、本校ではそれとは別に年間7回のサタデースクールを実施し、稲付中ならではの特色ある教育活動を推進しています。 本日は、3年生のみを登校させて、入試対策講座を行いました。 全校の教職員が入試対策用の講座を開設し、生徒は自分に必要な2講座を選択して時間割(60分×2コマ)を組むというものです。 写真は、都立高推薦入試などで導入されている「集団討論」対策講座の様子です。 受講希望者が多いので、2コマとも5教室に分けて行っていました。 そのため、総勢10名の先生方が担当されています。 討論のテーマも「校則について」など身近な話題から、「国際社会に貢献できる人材に必要な資質」といった専門的なものまで、志望校の傾向に沿った内容を用意してくださっていました。 校長 武田幸雄 1月15日(金) 本日の授業風景(6)道徳の副読本から『新しい惑星への旅』を使用しています。 新たに発見された惑星に、自分たちが人類で初めて移住することになったという仮定で、持っていく荷物(12個まで)を班で相談しています。 道徳の内容項目【 よりよい社会の実現 】に関連させた取り組みですが、高校入試の集団討論を見据えたコミュニケーションスキルの向上も、今回の話し合い活動の重要な目的でした。 水、薬、植物の種 …。 12個という制限があるので、班の中で優先順位をつける活発な話し合いが進みます。 私の「受験生なのだから、筆記用具と過去問を」という提案は、各班で即座に却下されました。 来月『オデッセイ』という映画が公開されます。 火星に一人取り残された宇宙飛行士が、水や空気などを確保し生き延びる姿を描いています。 入試が終わり、本当に過去問が必要なくなったら見に行ってください。 校長 武田幸雄 1月15日(金) 本日の授業風景(5)大きな単元『身のまわりの現象』のうち、これまでに『光の世界』『音の世界』の学習を終え、現在は『いろいろな力の世界』に入っています。 本日は、「水中ではたらく圧力(水圧)」を取り上げていました。 授業前半は、高低差をつけて3か所に穴をあけたメスシリンダーに水を入れ、穴から吹き出す水の勢いを観察したり、薄いゴム膜を張った透明パイプを水槽に沈め、ゴム膜のへこみ方を観察したりしました。 それらによって水圧の特徴を確認したら、今度は自分たちで実験です。 コインを載せたプラスチックのふたを水槽に入れ、透明な管を使ってそのふたが沈まないようにするにはどうすればよいかを考えます。 どの班も悪戦苦闘していましたが、最後に森山先生がネタばらし。 学習したばかりの水圧の特徴の一つ「水の深さが、深いほど大きい」を利用して丁寧に扱えば、いとも簡単に実験成功しましたね(写真・上)。 校長 武田幸雄 1月15日(金) 本日の授業風景(4)『木彫盆』に取り組んでいました。 四角い木材の中にある円形部分に、彫刻を施していきます。 図柄の輪郭に仕切りを入れ、その仕切りに向かって図柄の外側から彫り進めるのがコツです。 そうすることで、図柄全体が浮き上がって見えるようになります。 彫刻刀を使う作業が終わった人は、紙やすりで細かい部分を磨いていました。 立体感のある図柄に仕上がると良いですね。 その作業も終わった人は、木彫用着色剤を塗っています(写真・上)。 赤や緑、黄色などから自分の図柄に合った色を選んで着色していました。 この後さらにワックスも塗布して、光沢も出すそうです。 ただ新田先生のお話では、北区連合展覧会に出品するためのタイムリミットが近づいているとのことなので、そろそろラストスパートをかけましょう。(ただし、焦って彫刻刀でケガをしたりしないように!) 校長 武田幸雄 1月15日(金) 本日の授業風景(3)『ネット時代のコペルニクス 〜 知識とは何か』(吉見俊哉)を学習しています。 情報化社会の可能性や限界、さらにインターネットを活用した知識の創造について述べた論説文です。 筆者は、インターネットによる検索と、図書館で本を使った調べものを、比較対照するかたちで論を進めます。 本日は主に前半部分を読み進めながら、「知識とは何か」について考えました。 やや硬いテーマでもあり、「論説文は、難しい」と感じている人もいるかもしれません。 しかし、テーマが何であれ、すべての論説文は「筆者が、あることを主張するために書いた文章」なのです。 その主張が何であるかを見つけること。 そして、主張の正当性を裏づけるために、筆者がどのような根拠(比喩や例、データなど)を用いているかを整理すること。 以上が、論説文読解の基本です。 校長 武田幸雄 1月15日(金) 本日の授業風景(2)小説『走れメロス』を学習しています。 【メロスは激怒した。】で始まる太宰治の小説です。 本日は、そのメロスが激怒した相手「暴君ディオニス」の人物像をまとめていました。 多くの場合小説の登場人物は、その行動や表情、しぐさ、セリフや言葉遣いなどで人物像が描かれます。 今回も、その手掛かりとなる表現に線を引いたり、友達と相談したりして確認しました(写真・中・下)。 個人的に私は、人を信じることのできないディオニスがメロスに言った【 疑うのが正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。】というセリフに注目しました。 さらに【 わしだって、平和を望んでいるのだが。】とも言っていたディオニスに、一体どんな過去があったのか …? そんなことを想像してみるのも、この小説を読む面白さの一つかと思います。 校長 武田幸雄 1月15日(金) 本日の授業風景(1)講師の白尾先生を中心に、担任の先生方が入られています。 自分の興味ある国について調べ学習をしています。 フランス、エジプト、アルゼンチン … と、人により興味のある国もさまざまです。 2時間連続の授業設定なので、1時間目は教室で地図帳を使い、面積や人口などを確認しました(写真・上)。 2時間目はパソコン(PC)室に移動して、インターネットを使った調べ学習です(同・下)。 地図帳では他国と比較しながら調べられるメリットが、PCでは調べたいことが瞬時に検索できるメリットがあります。 2時間続きだったおかげで、それぞれの「良いとこ取り」ができましたね。 校長 武田幸雄 1月15日(金)の給食牛乳 マンハッタンクラムチャウダー ハッシュドポテト ブロッコリー添え 今日のランチタイムは、「世界の料理・アメリカ」についてです! 稲付中では、平成26年度からオリンピック教育推進校としてオリンピックを実施してきた国の勉強をしています。給食でもオリンピック開催国の料理について触れていきたいとおもいます。 アメリカ料理の種類 について スロッピージョーズとは、トマトソースで煮込んだひき肉をパンにはさんで食べるアメリカ料理のことです! トマトを使用したものが多く、トマトケチャップやトマトジュースもアメリカが発祥となっています。早くから缶詰や冷凍食品が普及しており、特に冷凍野菜が頻繁に使われます。その理由は、昔のアメリカでは広大な土地のためトマトを遠くへ運ぶ間に腐ってしまうことがありどうしたら腐らせずに運べるかが課題でした。そうして考えられたのが加工食品です。アメリカではこのような理由で加工食品が進歩したそうです!肉料理はアメリカ南部発祥が多い。 栄養教諭 佐藤 綾子 1月14日(木) 本日の授業風景(3)『木工キーホルダー』づくりに取り組んでいます。 4cm×7cmの小さな木片に施したデザインを切り抜き、そこにキーホルダーを取り付けます。 これが、技術科としての卒業制作になるのだそうです。 イルカや馬といったお馴染みの動物の他、自分の星座、好きなブランドのロゴマークをデザインしている人もいます。 中にはグループで分担して、ジグソーパズルのピースを作っている人たちもいました。 小さな木片を切り抜く際には、電動糸のこ盤を使用することもできます(写真・上)。 ただし、「指を切らないように」「必要な部分まで切り落とさないように」と、見ているこちらがハラハラしました。 切断した木片は、糸ノコギリや紙やすりなどを使って、さらに細かい部分を仕上げます。 その作業が、いかに繊細で集中力を必要とするかが、(写真・中・下)の2人の真剣な表情からも伝わってきますね。 校長 武田幸雄 1月14日(木) 本日の授業風景(2)本日から、陸上競技の『長距離走』に取り組み始めました。 距離は、1000mです。 1周150mの校庭のトラックを、6周と2/3走ることになります。 第1回目の本日は、無理して記録を伸ばすのではなく、1000mという距離感と自分のペースをつかむことが最大の目標です。 2人一組になり、お互いにラップタイムを計測する形で走っていました。 松村先生がタイムを読み上げ、ペアになっている人がそれを記録用紙に記入してあげています。 その作業をしながら「頑張って!」という声援をかけてあげている姿が、微笑ましく感じられました。 お正月に中継された箱根駅伝の合間に【 なぜだろう、必死に走る姿を見ると、こう叫びたくなるのは。 『頑張れ!』】というテレビCMのコピーが流れていました。 その気持ち、本当によくわかりますね。 校長 武田幸雄 1月14日(木) 本日の授業風景(1)通常の少人数指導では、2クラスを習熟度別に3グループに分けて授業を行います。 ただし、2年生は3クラスなので、現在は1組が他クラスと合併せず2グループに分かれています。 両グループとも『平行四辺形の性質』の学習です。 平行四辺形には【 2組の対辺はそれぞれ等しい 】【 2組の角はそれぞれ等しい 】【 対角線はそれぞれの中点で交わる 】という性質(定理)があります。 本日は、その3つの性質を証明する作業に取り組みました。 また、授業の冒頭、(写真・中・下)のグループでは、25日にテストが行われる『2年生で学習した図形に関する決まり事』の復習も行いました。 先の『平行四辺形の性質』も含め、定理や定義など33の決まり事についての確認作業です。 3年生になって苦労しないように、2年生で学んだことは、2年生のうちにしっかり押さえておきましょう。 校長 武田幸雄 1月14日(木) 第67回 北区小中学校 書き初め席書会北区では毎年この時期に、各小中学校から選出された代表生徒を集めて席書会を開いています。今年で67回目となる伝統ある行事です。 稲付中では原則として2年生の中から代表生徒を選んでいます。今年は、永井 遥さんが参加しました。 そして、小学生37名、中学生12名が厳粛な雰囲気の中、書写に集中していました。 永井さんは、写真のとおり 「 紅梅の里 」 を堂々とした、とても素晴らしい作品に書き上げてくれました。 席書会終了後に行われた審査会 ( 写真:中 ) は、さすがに各校の代表生徒の作品だけあって12枚どれもが素晴らしいものでした。 そんな中、厳正な審査の結果、永井さんの作品が、 見事 『 区長賞 』 という最高の賞に選ばれました。 おめでとうございます! 永井さんは、来週1月21日(木)に行われる授賞式で区長より賞状が授与されます。また、中学生の受賞者を代表しての言葉を述べることになります。緊張すると思いますが、12校の代表という誇りを持って臨んでください。 副校長:高田勝喜 1月14日(木)の給食牛乳 五目炒め パリパリサラダ 今日のランチタイムは、「豆腐」についてです! 栄養教諭 佐藤 綾子 1月13日(水) 本日の授業風景(4)東京では、昨日未明に初雪が降りました。 また、本日は今シーズン初の冬日(最低気温が0度未満)になったそうです。 そのように一気に冷え込んできた中、『柔道』に取り組んでいました。 授業場所の体育館2階スペースも大変寒いのですが、誰一人そんな素振りを見せず、凛(りん)とした態度で臨む姿に感心しました。 外部指導員としてご指導くださるのは、北区柔道会理事長の菅原先生です。 本日はご指導初日ということで、柔道の歴史や礼儀作法について教えていただきました。 その際、「柔道を始めた人を知っていますか?」という菅原先生の質問に対し、すかさず○○さんが「ナントカ五郎!」 菅原先生が苦笑いしながら「『ナントカ』ではなく、嘉納治五郎(かのう じごろう)です」と教えてくださいましたが、とりあえず「ナントカ五郎丸!」と答えなくて良かったですね。 校長 武田幸雄 1月13日(水) 本日の授業風景(3)通常は、2クラスを習熟度別に3グループに分ける少人数授業ですが、本日は先生の出張の関係で単学級での授業です。 両クラスとも、1年生で学習する最後の章『資料の散らばりと代表値』に入りました。 資料の分布の様子を調べるために、資料をどのように整理したらよいかについて学習する章です。 この章では新たな数学用語がいくつも出てくるので、その意味をしっかり理解しておくことが大切です。 本日だけでも「階級」や「度数」などの用語が出てきましたね。 2年生で学習する『確率』や、3年生の最後に取り上げる『標本調査』とも関連してくる学習なので、しっかり押さえておきましょう。 なお、4組では宿題も出されました。 ちらほら不満の声も聞かれましたが、「今日は4時間授業で3時30分まで家庭学習ですから、十分できるはずです」という先生の指示には、ぐうの音も出ませんでしたね。 校長 武田幸雄 1月13日(水) 本日の授業風景(2)本日はALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)のピーター先生がおみえになる日なので、少人数ではなく単学級の授業です。 授業の冒頭は、アクティビティーに取り組みました。 「 How was your winter vacation ?」(冬休みは、どうだった?)と隣の人に尋ね、そこからお互いの冬休みの思い出を教え合っていました。 それが終わると、水野先生が授業の目標を【 Mr.Peter と、英検対策をしよう 】と黒板に書かれました。 1・2年生の皆さんは、きたる23日(土)の稲中サタデースクールで英検を受検します。 その際、最も多くの人が受検する4級レベルのリスニング(聴き取り)問題を、水野先生とピーター先生が読み上げてくださいました。 全部で30問ありましたが、貴重な英検対策の機会となりましたね。 校長 武田幸雄 1月13日(水) 本日の授業風景(1)C教室で、卓球に取り組んでいます。 ダブルスのゲームを行っていますが、最低限のルールを除き、みんなが気持ちよく取り組めるための細かな約束事は、自分たちで決めていました。 卓球ダブルスといえば、昨日の全日本選手権で本校の平野美宇さん(エリートアカデミー)と伊藤美誠さんの「みうみまペア」が初戦でまさかの敗退となり、私は大変残念な思いがしていました。 しかし、5組の皆さんが楽しそうに、そして、自分たちの決めた約束事を守ってプレーしている姿を見て、残念な気持ちも少し晴れました。 平野さんも、シングルスでは必ずリベンジを果たしてくれるでしょう。 校長 武田幸雄 1月13日(水)の給食牛乳 フレンチサラダ みかん 今日のランチタイムは、「みかん」についてです! こぼれ話・・・ 毎年、外部講師でお越しいただく先生が授業時間の関係で給食を召し上がることができなくなり、とても残念がられていました。「おいしい給食を楽しみにしていたのに・・・」うれしい限りですが、授業時間の関係です。先生、何かのおりに召し上がっていただけたらと思います・・・ 栄養教諭 佐藤 綾子 1月12日(火) 本日の授業風景(4)『衣生活と自立』に関する実習について、これまでに1年生はアイロンの掛け方や裁縫ミシンの使い方といった基礎技能を習得してきました。 現在は、それらを活用した作品づくりに取り組んでいます。 具体的には、「かんたんエコバッグ」の作製です。 使用済みペットボトルなどを利用して再生された繊維(エコデニム)を使って、トートバッグをつくっていました。 ステッチがポイントの大きなポケット、四角い外ポケット、外から見えない内ポケットと、デザインはポケットのつけ方によって大きく3種類に分かれ、それによって作り方も若干異なります。 また、ポケットのつけ方を工夫することで、オリジナルのデザインにすることも可能です。 完成したバッグをどんな用途で使うのかによって、ポケットをつける位置やデザインも決まってきそうですね。 校長 武田幸雄 1月12日(火) 本日の授業風景(3)松岡先生が(写真・上)の電子黒板で指差されている岩は … いえ、「岩」と呼んではいけないと松岡先生がおしゃっていたので訂正します。 電子黒板に映っている「島」は、沖ノ鳥島です。 『国家と国際社会』の学習で、「主権国家とは何か」を取り上げていました。 地理で学習した日本の範囲(領土・領海・領空)の復習として、東西南北の端にある島を確認しているところだったのです。 ご存知のように沖ノ鳥島は、東京から約1700km離れた海上にある日本最南端の島です。 海面からわずか1mほどの高さの小さな島ですが、広大な経済的排他水域を有する重要な島となっています。 そこで、水没させないための護岸工事が施され、保全が図られているのです。 ちなみに沖ノ鳥島は2つの島から構成されていますが、それぞれに東京都小笠原村沖ノ鳥島1番地・2番地という住所?があります。 校長 武田幸雄 |
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