携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【春日井・柏原中】「サイバー犯罪防止教室」を行いました

 本校では、携帯電話やインターネットの急激な普及によって便利な反面、様々なトラブルも起きていることを重視して、毎年2年生を対象に「サイバー犯罪防止教室」を行っています。
 今年度は愛知県警本部生活安全課サイバー犯罪対策室アドバイザーの杉浦規夫氏を講師に迎え、「サイバー犯罪防止教室 〜自分や相手を大切にするために〜」というテーマでご講演をしていただきました。講演では勝手に映画作品などをユーチューブなどで配信したときの著作権法違反による検挙事例やモバゲーやmixiなどのコミュニティーサイトからの中学生が陥りやすい被害を実例をもとに説明していただきました。
 どの内容も中学生が陥りやすいケースを紹介していただきましたので、生徒の関心は高く有意義な講演となりました。
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【豊橋・植田小】電子メールのルールについて学習しました

 卒業を目の前にし、中学生になったら携帯電話を買ってもらう約束をしている児童も多くいます。そこで、電子メールはいつでもすぐに届けることのできる手紙であることを知り、相手に気持ちよく読んでもらうためには、マナーを守る必要があることを学習しました。
 「事例で学ぶNetモラル」という教材中のビデオクリップを視聴後、ひとりの子から相手の子へのメールの内容や、それに対する反応についてどう思うかを話し合いました。その結果、どちらにも改めるべき点があることや、メールでは気持ちが伝わりにくいので、気をつけなくてはならないということを知りました。
 授業後、児童は「メールで悪口を言ってはいけないことがわかった」「送る時間を考えた方がいい」「大事なことは会って直接伝えた方がいい」などの感想をもちました。

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【日進・南小】メールの使い方を考えよう

 日進市立南小学校では、6年生を対象に情報モラルの授業を行いました。児童に調査を行ったところ、「家にパソコンがあり、インターネットが使える。」という児童は全体の9割を超える数であることが分かりました。また、「自分用の携帯電話を持っている。」という児童は全体の4割ほどで、中学校へ進学する際に携帯電話の購入を考えている児童もいるので、これから利用機会の増えていくメールについて考える授業を行いました。
 メールを使ったコミュニケーションの利点を考えたところ、多くの児童が「好きな時に、簡単に伝えたいことを知らせることができる。」「自分の都合の良いときに開いて見ることができる。」と答えました。しかし、携帯電話を持っている児童の中には、メールを利用したために起こったすれ違いを経験したことがある者もおり、それを防ぐためにどのようなことができるのかについて考えました。
 「メールは便利だけど、必ずしも相手がすぐに見てくれるわけではない。」ということ、「読み取り方の違いによって誤解を受ける可能性がある。」ということを児童は考え、相手を思いやってメールを活用していきたいと感じることができました。

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【日進・東小】著作権について考えよう

 本校では、情報モラルに関する学習を学年に応じた目標を設定し、全学年で指導している。また、内容に応じて、ベネッセのICTサポータによる専門的な指導を行っている。
 社会科や総合的な学習の時間などの授業においてインターネットを活用して調べ学習を行い、そこから写真やデータを収集してまとめをする場面が増えてきている。そこで、「著作権」についての学習を5年生で行った。
 まず、5年生の子どもたちは、情報モラルNaviのコンテンツ「あっという間にすてきな作品」を視聴し、著作権と許諾について学習した。次に、許諾をとるためには、著作権が誰にあるのかを知る必要があるため、コピーライトマークについてスライドを見ながら学習した。その後、筆箱など身の回りのものやインターネットのホームページ等からコピーライトマークを探す活動を行い、身の回りのいろいろなものに著作権があることに気付いた。最後に、アニメーションで「引用」について学んだ。
 子どもたちは、「自分で考えて作ったものには、著作権がある」「他の人の作品を使うには、許可が必要である」こと、「ホームページなどの文章の引用の仕方」などを学び、今後、著作権を考えながら、インターネットを有効に活用していきたいと考えることができた。

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【東海・三ツ池小】インターネットと人権

 5年2組で担任が情報モラルの授業を行いました。今回は人権の中でも特に個人情報の取り扱い方について学習しました。
 アメーバピグなどのSNSを使っている児童が6割いて、さらにはブログを開設して情報を発信している児童もいますが、個人情報の取り扱い方に関しては注意を払っていない児童がほとんどで、安易に発信した情報が個人情報の漏えいにつながる可能性があることに気付いていないのが実情です。
 まず、個人情報とはどういうものかを知り、ブログに写真を載せるときに気を付けるポイントを学びました。「載せたい人の許可をきちんと取る」ことは理解していたものの、個人の顔写真を載せることの危険性については、初めて知ったという児童が多く見られました。プロフィールには住所や名前を載せてはいけないことは児童も理解していましたが、学校名や生年月日も個人が特定される情報であることを知って驚いている児童も多くいました。また、「ネット社会の歩き方」のサイトを用いることで、安易に公開してしまった情報は取り返しがつかないことになってしまうことも学びました。
 児童たちが楽しく使っているSNSですが、友達から誘われ何も知らないまま始めてしまい被害に遭うことも起きています。自分の個人情報は自分で守り、他人の個人情報を侵害しないということを継続的に指導していく必要性があることを感じました。
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【蒲郡・三谷中】情報モラルを考える

1 実践方法
 本校では、コンピュータや携帯電話を使って友達とメールのやりとりをしている生徒が非常に多く、なかには「迷惑メール」や「チェーンメール」がきたという生徒もいた。そこで、メールのよい点と悪い点を話し合い、その後、資料「情報とモラル」(スライド)を使用し、生徒たちに情報を扱う上でのマナーやルールを学習させることにした。

2 授業の様子と生徒の感想
 メールのよい点について、「すぐに相手に伝わる。」「たくさんの友達に一斉に送ることができる。」など、たくさんの意見が出た。メールの悪い点については、「平気で友達の悪口が書けてしまう。」「気持ちが伝わらない。」という意見や、「迷惑メールがきて嫌な思いをしたことがある。」という自分の体験をもとにした意見も出た。メールは便利であるが、よい点ばかりではないということを確認させることができた。
 次に、教師が「情報とモラル」について、プレゼンテーションソフトを使いながら情報の危険性や犯罪行為について伝えた。生徒の感想には、「メールやブログは誰が見ているか分からないので、怖いなと感じた。」「これからは、もっと言葉に気をつけていこうと思った。」など、情報を大切に扱っていこうとする気持ちが書かれているものが多くあった。

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【岡崎・奥殿小】インターネット上の情報の扱い方

 今年度は5年生担当ということで、インターネットの正しい利用に重点をおいて指導しました。
 本校は小規模校でありますが、昨今のインターネット普及の広さから学校の規模や地域性、さらに言えば国籍にも関係なく、世界と通じることができるという点で、IT環境さえ十分あれば、他のどの地域とも格差なく世界中からの情報を扱うことができることを子ども達に理解させるようにしてきました。しかし、インターネットはその利便性はもちろんですが、その危険性をも理解・把握していなくてはいけないことも十分理解していなくてはなりません。教科学習や総合的な学習の時間でインターネットを利用する一方で、道徳や学級指導で、ネットの危険性や情報についての誤った理解や操作の仕方について指導・学習してきました。
 年度当初に、たくさんの指導用のビデオを年間数回に分けて視聴させ、それぞれの場で子ども達に利用の利便性とともにある危険性について議論させています。今回は、ネット上で情報が広がるしくみを指導・学習させました。間違った情報が間違った認識や操作から、ネット上に広がってしまうことの怖さととにも、情報についての扱い方や考え方をまとめさせました。子ども達の中には「ネットは一夜にして有名になってしまう面白さもある代わりに、一夜にして地獄に落とされてしまう怖さもある」と述べ、多くの子が利便性の裏側にある危険性を正しく認識できていたようです。
 今後もこうした取り組みを段階を追って行っていきたいと思います。
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【北名古屋・西春小】携帯電話とインターネットの正しい使い方や問題点、対処法について学びました

 平成24年3月6日(火)に、本校の3年生を対象に、携帯電話とインターネットの正しい使い方や問題点についての学習会を実施しました。
 事前アンケートでは、携帯電話やインターネットを安全に使うための「フィルタリングソフト」について、約半数の児童は知らないと答えていました。見知らぬ人とつながり、犯罪に巻き込まれることがあるということを知らない児童も約20%いました。携帯電話の利用目的として、「通話」と「メール」がそれぞれ約30%いました。また、携帯型ゲーム機でインターネットを通して、対戦ゲームで遊んだことがある児童も約半数いました。
 学習会では、携帯電話やインターネットを安心して利用するためのルール、マナーについて話し合いました。特に、迷惑メールの実態や様々なトラブルが発生している有害サイトへのアクセス、個人情報を公開することの危険性について学びました。児童の日常生活に密着しており、便利な携帯電話やインターネットが使い方によっては、いじめや犯罪のもとになることを知り、便利さの裏にある危険性についても考える良い機会となりました。

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【豊川・音羽中】有害情報について

 「日常生活にひそむ有害情報」「携帯電話の正しい使い方とルール」「トラブルに巻き込まれないために」についてのモラル教育向上に取り組もうと考えました。
 アンケートを取ったところ、携帯電話の所持率は、中学3年生で42%でした。有害情報を考えさせたところ、出会い系サイト、掲示板、感情的なブログなどがあげられました。また、「携帯電話やインターネットで嫌な思いをした経験はありますか?」という問いには、携帯を持っている生徒の約半数である52%の生徒が「嫌な思いをしたことがある。」と答えていました。その中でも「チェーンメールが届いた」や「知らない人から電話がかかってきた」など不審なメールや電話を経験した生徒がいることがわかりました。また、携帯を持つにあたっての保護者とのルールについて質問したアンケートには84%の生徒が何かのルールを設定していました。
 有害情報について考え直させることで、「普段気にせずに携帯を使ってるが、危険と隣り合わせである。」といった振り返りを書いた生徒もいました。これからの使い方を考え直すことができました。
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【武豊・武豊中】携帯電話の注意点

 本校では、町の情報教育研究会で作成し検討した情報モラル指導案集をもとに、情報モラル教育の授業を行っています。2年生では「携帯電話利用上の注意」というテーマでメールや掲示板の正しい使用方法や、ネットいじめについて授業を行いました。アンケート結果では携帯電話でのメールを使用したことがある生徒は23人、インターネットで掲示板を使用したことがある生徒は18人に上りました。DVDで実際にあった事件についての映像を見たり、それぞれのケースについて対応をまとめたりしました。
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【扶桑・扶桑東小】IDとパスワードについて考えよう

 扶桑町で多く活用されている「事例で学ぶNetモラルWeb版」という教材を用いて,扶桑東小学校も情報モラルについての学習に取り組んでいます。学年に応じた内容を学ぶことによって、その時に必要なモラル意識がついていくものと考えています。
 そこで、今回2年生で実践した「IDとパスワードについて考えよう」では、パスワードの重要性を学習しました。内容は、パスワードの設定をしなかったことにより、他人にデータが変えられてしまったという事例でした。子ども達も事例を見ながら「危ない!」「ダメだよ!」と口にし、パスワードを設定することの大切に気付くことができました。しかし、いざ自分たちでパスワードを作るとなると、相手に推測されにくいように作ることは難しく、頭を抱えていました。この活動を通して子ども達は、パスワードの大切さをさらに強く感じることができたようです。
パスワードは
・他人には,推測されにくいもの。
・他人には,教えない。
この2つの重要さを学ぶよい機会となりました。
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【扶桑・扶桑中】1年間の情報モラル教育の取り組み

 今年度は、情報教育の年間計画に従って、6月に携帯マナー教室を全校集会の形で開催し、1月・2月には、ICTSを利用して、情報モラルの授業を各学級2時間ずつ行った。  
 6月9日(木)には、全校生徒を体育館に集めて、全国Webカウンセリング協議会の安川雅史先生を講師にお招きし、講演をしていただいた。携帯電話やPCのネット環境に潜む危険について知る機会を設けた。映像資料やパンフレットに基づいて犯罪に巻き込まれた様々な事例の話を伺い、生徒も被害者とならないための細かな対応策を学ぶ事ができた。
 扶桑町の6小中学校には、ICTSとして、契約している情報モラル教育の専門家に定期的に来校していただき、情報教育の授業をサポートしていただくシステムがある。今年度は、他の小中学校の了解を得て、1月と2月に1週間ずつ連続で、来校していただく計画をたて、全学級のそれぞれの道徳の授業にT2として、参加していただいた。事前学級担任と授業の流れについて打合せを行い、扶桑町コンピュータ委員会で計画・準備したカリキュラムの内、どの内容について実施するのかを相談してから、実践した。DVD教材やPCのネットワーク教材について、T2として専門家の話を聞く時間を設け、質の高い授業を展開することができた。

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【日進・香久山小】情報モラル教育の取り組み

 香久山小学校では、ベネッセのサポーターの支援を受けて情報教育の授業を行っています。一年生は、パソコンに親しむ、二年生は、マウス、キーボードの入力に慣れる等、日進市の情報教育のカリキュラムに従って、各学年で授業を行っています。そして、授業の最初の10分間ぐらいを使って、情報モラルの授業を行っています。今年度、3年生では、「メールの基本的なマナー」「インターネットの情報を使う時のマナー」について授業をしました。
 児童の感想には、「メールを送るときには、敬語を使うようにしたい。」「もし携帯電話を持てたら、もらってうれしい言葉を送りたい」「インターネットに書いてあることをそのまま写さないようにしたい」「ルールを守ってインターネットをやりたい」という感想がありました。これからも、学年に応じた情報モラル教育に取り組んでいきたいと思います。

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【東郷・春木台小】「立ち向かえ!ひきょうな書き込み、深まるキズナ」

 5年生の児童を対象に、情報モラルの授業を行いました。事前の調査では、携帯を所有している児童は少ないですが、家庭ではパソコンでインターネットを閲覧できる環境にある児童も多くいました。また、一部の女子の間でSNSサービスが流行っていて、友達だけでなく、見ず知らずの人と交流している児童もいました。そこで、情報モラル教材を用い、掲示板を使ったネット上のいじめの事例を題材に、責任ある情報発信について学習をさせました。
 授業を通して多くの児童が、インターネット上におけるコミュニケーションは、使い方によっては相手を不快にさせたり、深く傷つけたりすることがあるという影の部分について認識をもつことができました。授業後の感想でも、「掲示板には個人情報を書き込まない」「人の悪口は絶対に書かない」といった意見が多くみられました。今後もネット上に潜む危険についての指導を続け、子どもがトラブルに巻き込まれないよう、啓発していきたいと思います。

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【田原・童浦小】責任ある情報発信について考えよう

 本校4年生を対象に田原市教育委員会学校間ネットワークの「Netモラル」を活用して、ネット上での「責任ある情報発信」について学びました。授業に先立ち子どもたちに聞き取りをしたところ、4年生の児童の約半数が、家庭のパソコンなどを使い、検索やゲーム、掲示板の利用などでインターネットを利用していることがわかりました。
 しかし、インターネットには、ウィルスや個人情報の漏えいのなどの危険性があることや、情報発信をするときに人を傷つけてしまうことがあることを、知っている子はあまりいませんでした。そこで、「責任ある情報発信」をテーマに、「Netモラル」の「文字だけでつたえるたのしさやむずかしさ」「けいじ板を使うときに気をつけること」を教材として情報モラルについて学ぶことにしました。
 「Netモラル」は、学びたい事例について音声付きの紙芝居的な動画を通して、子どもたちが体験的に学ぶことができるため、子どもたちも興味関心をもって学習に取り組めました。掲示板を使うときの約束について学習し、授業の感想では、「変なことを書くとみんなに見られてはずかしい」「“ばか”とか、らんぼうなことばを使ってはいけないことが分かった」「読む人の立場になって気をつけて書かないといけないと思った」といった意見が出ました。この学習を通して子どもたちは、「読む人がいやな気持ちにならないよう気をつけたい」など、メールや掲示板について安全に正しく使おうとする姿が見られました。
 今後、一層高度化する情報化社会に生きていく子どもたちが、ネットモラルについてさらに理解を深められるよう指導していきたいと思います。

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【津島・南小】著作権・肖像権について

 本校では、5年生を中心にネットモラルの授業を行ってきた。インターネットに接続することは様々な情報を得る上で便利ではあるが、外部の人と接触することであったり、手に入れる情報によって著作権や肖像権が関わったりすることなどを、年間を通して指導してきた。
 今回の授業では、著作権や肖像権についても触れながら、自分の好きなテレビ番組を紹介しあう活動を行った。子どもたちは、今まで学んだことを生かしながら、ワードを使って画像や文章を構成し、好きなテレビ番組の紹介を一枚の紙にまとめることができた。

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【津島・神島田小】「ネットの向こうは本人?」

 5年生の授業参観を利用して、親子で学べる情報モラル授業を行いました。インターネットやケータイ・スマホなど、児童を取り巻く情報環境は日進月歩で変わっていきます。ともすると、保護者よりも児童のほうが情報機器の扱いに長けている場合があります。保護者の「頭越しのコミュニケーション」が、思わぬ情報トラブルに発展することもあります。親子で情報社会の光と影を学び、家庭内でのルールを決める大切さを学習しました。

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【設楽町・田口小】ケータイの危険から子どもを守ろう

 本校では、日頃から道徳の時間や総合的な学習の時間等で、情報モラルの大切さを小学生にわかる例を使って指導している。安全で正しいインターネットの使い方、著作権、肖像権についても適宜指導している。
 また、携帯電話を持つ子どもが増えてきていることから、保護者が子どもの携帯電話利用についてしっかりと把握し、危険から子どもを守ることができるように、3月3日、3学期の保護者会で、「安心ネットインストラクターによる講習会」を開催した。
 この講習会で、子どもたちの携帯電話等によるインターネット利用の危険性を知るとともに、ペアレンタルコントロールを学び、「携帯電話は親との連絡だけに使う」「他に使う場合は、約束事をはっきりと決めておく」「ホワイトリスト方式のアクセス制限サービスを申し込む」等、判断力・自制力の未熟な子どもを守るための具体的な手立てを考えることができた。

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【春日井・東高森台小】インターネットの利便性と危険性について

 今では児童の家庭でもインターネット環境が整ってきている。我がクラスの4年生では、在籍児童の3分の2ほどが家庭でインターネットを、自分一人で利用した経験がある。それは、パソコンであり、携帯電話であったりする。そこで、便利な面の裏で危険性も隠れていることを教えることが大切である。
 「事例で学ぶNetモラル」の教材を使い、インターネットを利用しているときに不適切なページが出てきたとき、どの様に対処すべきかを考えた。お話の主人公のとった行動やそのときの気持ちを考えさせ、もし自分たちがそのような場に遭遇したときに、どうしたらよいかを話し合った。多くの児童が、すぐにページを閉じたほうがよいと考え、判断がつかないときは大人に相談すると答えた。また、インターネットでゲームをしている児童が何人かいたので、無料と書いてあっても、それは一部であり、クリックしたことにより多くの料金が取られるサイトもあることを付け加えて説明した。

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【春日井・出川小】児童の発達段階を考慮した系統的な指導

 春日井市立出川小学校では「事例で学ぶNetモラル」を教材として情報モラル教育を進めています。
 年間の指導計画を作成し、児童の発達段階を考慮して各学年で指導するコンテンツを決め、系統的な指導が出来るようにしています。
 3年生では、1月に「写真と肖像権」という内容を学習しました。まず、小学校の学習発表会で幼稚園の頃の写真を使ってA君が発表したところ、たまたまその写真にクラスの女の子の泣いている姿が写っており、それを見た女の子が恥ずかしくて泣いてしまったという内容のクリップを児童に見せました。その後、この事例における「問題点」と「どうすれば良かったか」の2点について話し合いをし、最後にまとめのクリップを見せて学習の押さえをしました。この授業を通して、児童は「1.人が写った写真を勝手に使ってはいけない。2.人が写った写真を使うときはその人に許可をとる」ということを学びました。

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