【知多・知多中】携帯電話を利用するときのルールやマナー
今年度は、中学校1年生の各学級において、携帯電話を利用するときのルールやマナーについて学習することを中心に取り組んできた。知多市のコンピュータ部会から配布されたDVD教材を用いて、「個人情報を狙う悪質なサイト」、「巧みに忍び寄る犯罪者たち」、「加害者になる子どもたち」について、その実態や対応の仕方について学習を深めた。
○ 生徒の実態 携帯電話を持っている生徒はまだ少なく、意識の中で自分にはまだ関係がないと思っている生徒が多い。また、生徒たちに携帯電話について知っていることを聞くと、電話がかけられることはもちろん、メールができる、写真や動画が撮れる、ゲームができる、インターネットでいろいろなことが調べられる、音楽が聴ける、などと答えた。 次に、携帯電話の危険性を確認すると、チェーンメールが来る、電話代が高くなる、夜遅くまでメールやゲームをやってしまい生活が不規則になる、ことなどをあげた。携帯電話を利用することの陰の部分に対する知識は不十分で、知らないところで、もっと危険な罠が潜んでいることを教える必要性を感じた。 ○ 学習の内容 DVD教材を試聴して以下のことを学習することができた。 ・携帯の利用について、約束事を決めておかないと、友達とトラブルを起こしたり、生活時間帯が不規則になってしまうこと ・プロフに自分の顔写真を載せたり、本名などの個人情報を何気なく書きこんでしまったりすることで、犯罪に巻き込まれてしまうこと ・何気ない書きこみで人を傷つけ、自分が加害者になってしまうこと ・ワンクリック詐欺によって、膨大な架空請求をされてしまうこと ○ 学習の成果 生徒の感想をみると「携帯電話は便利だけれど、使い方を間違えると危ないものだと思った」、「掲示板に書き込むということは世界中の人に知らせてしまうことで、誰がみているかわからないし、いい加減なことは書き込めないことがわかった」、「身に覚えがないのに、お金を請求されるメールが来ても、絶対に支払ってはいけないことがわかった」等の感想があげられた。この授業を通して、情報を扱う時は、一人一人がルールやマナーを守ることが大切で、困ったときは一人で抱え込まず、親や先生に相談することが大切であるという意識を高められた。 【半田・亀崎小】情報モラル教育への取組
本年度は、6年生情報教育カリキュラム「ネットショッピング・プロフ」について学習した。Web上の疑似体験教材を各自に自由に操作させる中で、安易なクリックや書き込みがどのような危険性をもっているかを指導した。また、個人情報を安易に公開することの危険性や個人情報の保護・著作権について学習した。
また、6年生の児童・保護者を対象にして愛知県警察本部サイバー対策室より講師を招き、近年のサイバー犯罪の事例をもとに事件や犯罪に巻き込まれ、被害者や加害者にならないように学習した。携帯電話やゲーム機が普及して子どもたちの利用も広がってきた今日、使い方を間違えると思わぬ危険に遇うことがある。児童も保護者も十分注意してほしいものである。 【飛島・小中一貫教育校飛島学園飛島小学校】
飛島小学校では、2月に5年生を対象としてKDDI株式会社より講師を招き、「ケータイ安全教室」を開催しました。今回は、初級編として携帯電話の安心・安全な使い方と基本的なルールやマナーについて、様々な場面の事例についてビデオを視聴したり、クイズをしたりしながら楽しく学ぶことができました。
その後、メールのマナーやルールについても事例をもとに学び、犯罪やトラブルへの対処法を教えていただきました。生徒は有料サイトやチェーンメールが引き起こすトラブルに悩む主人公の様子を真剣に見つめ、疑問に思ったことを質問していました。 携帯電話を持ち始めたばかりの生徒や利用を考えている生徒にとって、トラブルに巻き込まれる前に、このような学習をすることは意義深いことであると考えます。また、5年生はこの時期に社会科で「情報化社会を生きる」という単元を学習しており、学習内容とも関連づけて話を聞くことができました。生徒の携帯電話に関わる状況にはそれぞれ違いがあるため、次年度以降も継続して指導していく必要があると感じました。 【豊川・赤坂小】携帯電話のマナー
携帯電話のマナーについて、6年生に授業を行った。使用した教材は、「春野家ケータイ物語」である。教材に含まれているワークシートとDVDを中心に授業を進めた。子どもたちも関心が高い内容と見えて、真剣に考えていた。携帯電話のマナーだけではなく、生活の中のマナーも同時に考えることができて有意義な授業であった。
【豊川・赤坂小】資料 【豊明・沓掛小】「個人情報をしっかり守る、よくないページが出てきたときの対処法」
豊明市内では、国語の時間に「ゆるやかにつながるインターネット」という教材があり(光村図書 1月中旬)、今回情報モラルにおける授業を行う以前に、インターネットを使うにあたっての注意点を学習していたので、授業に対する子どもたちの関心は高かった。
本時の授業では、最初にeライブラリのネットモラル「インターネットを利用するためのルールとマナー集 こどもばん」というページを印刷して子どもに配り、インターネットを楽しく安心して利用するために身につけること、覚えておくことを説明した。この教材では「自分の身は自分で守る」「相手のことを思いやる」「声や表情は伝わらない」「パスワードは他人に教えない」「個人情報はすぐには答えない」「先生や親などの説明をよく聞く」の6項目をインターネットを利用する上でのルールとして挙げられていた。 次に、ジャストスマイル4の「個人情報をしっかり守る」「よくないページが出てきたら」という情報モラル実践教材についての学習を行った。これらの教材では、児童用パソコンの受信ボックスに送られてきたメール本文のリンクをクリックすると、ゲーム感覚で自分や友達の個人情報を教えたり、ウイルス感染や駆除の仕方を疑似体験することができる。最初にインターネットを安全に利用するためのルールを押さえていたので、多くの子どもは自分の「本当の個人情報」をパソコンに打ち込んだり、用心せずにメールの本文のリンクをクリックすることはなかった。しかし35名中10名の子どもは自分や友達の「本当の個人情報」を打ち込む結果となった。授業の最後には、教師がスライド教材を用いて、再度、個人情報をしっかりと守る、よくないページが出ても無視する・先生や親などの大人に相談する、ということを確認した。 今回、eライブラリ、ジャストスマイル4を用いることで、インターネットを使う上で気をつけなければいけないことを視覚的、疑似体験を通してわかりやすく学習することができた。 【西尾・一色中】身近にある危険性や危険回避の方法を学ぼう
一色中学校では、3学期に2年生の技術の時間を利用して、情報モラルの授業を行っています。生徒の中には、実際にブログを書き、プロフィールの欄に生年月日など個人情報を載せ、本人の顔がはっきりわかる写真を使っている者が多くいます。そういった生徒に、身近にある危険性を自覚してほしいと願い、毎年行っています。
また、インターネットサイト『情報モラルを学ぼう(http://www.wmc.gr.jp/security/)』を活用して、ネット詐欺やコンピュータウィルスなどを疑似体験することで、危険性を学ぶ試みもしています。授業後、生徒の感想には「一歩間違えると大変なことになるので、これから気をつけて使って生きたいです。」というものがありました。 全校での取り組みとしては、6月20日に全校生徒・職員を対象に、「ネットトラブル防止教室」を開催しました。今年は、NTTドコモから2名の方を講師に迎え、情報社会で安全に生活するための危険回避方法やセキュリティの知識・技術、健康への意識を高めることを中心に話をしていただきました。 【大口・大口南小】インターネット上の情報との上手なつき合い方
情報モラル教育を実践する前に、学級で携帯電話やパソコンなどの情報ツールの利用状況についてアンケートを実施した。集計結果は以下のようになった(5年生1学級24名で実施)。
・自分の携帯電話を持っている はい(1人、4%) いいえ(24人、96%) ・児童が家庭でパソコンを利用するか はい(18人、75%) いいえ(6人、25%) ・子供だけで家庭のパソコンを利用するか (家庭でパソコンを利用する児童のみの回答) はい(7人、39%) いいえ(11人、61%) ・子供だけでインターネットを利用する場合の利用目的(複数回答可) ニュースを見る(2人) 検索(4人) チャット(2人) その他、インターネットを利用することの問題点について知っていることを記入させたところ、「間違った情報がある」、「不当な請求をされることがある」、「個人情報が流出する」、「危険なサイトがる」、「危険な人にかかわってしまうことがある」、「ブログなどで誹謗・中傷されることがある」などの回答があった。 アンケート結果から、携帯電話の所有率が低い反面、家庭で子供だけでパソコンを利用する率が高いことが分かった。また、インターネットの利用上の危険性についての知識がある児童もいたが、ほとんどの児童はその危険性について知らないまま利用していることが分かり、継続的な情報モラル教育の必要性を感じた。 本時の授業では、DVDを使い「インターネット上の情報との上手なつき合い方」について学んだ。授業後には、「インターネット上の情報がいつも正しいとはかぎらないということを知り驚いた」という児童の感想が多く見られた。今後も、教科の調べ学習などを通して、インターネット上の情報を有効活用していけるような指導を継続していきたい。 【大口・大口南小】資料1 【大口・大口南小】資料2 【新城・東郷中】『インターネットを通じた人との関わり』
本校では、道徳や学活の時間に、各学年の実態に応じて、情報モラルの学習に取り組んでいます。
11月の授業公開時に、1年生では、『インターネットを通じた人との関わり』をテーマに保護者と一緒に考えました。最近は、自宅でコンピュータを利用する生徒が多く、掲示板、チャット等も日常的なものとなっている生徒もいます。授業では、ゲームサイトの利用から起きる架空請求や、掲示板を通じた友達とのトラブルについて、自作教材を活用して考える機会にしました。 また、本校では、年に3回インターネットや携帯電話を中心とする情報機器の利用に関するアンケートを行っています。そのアンケートを通じて、生徒たちは、常に新しいコミュニケーションツールに興味をもち使用していること、またその利用が急激にひろがっていることがわかってきました。大人がその流れについていくことは、難しいですが、アンテナを高くしていきたいと考えています。それ以上に、生徒と話したり、活動する場面を多くして、生徒の変化を感じとれるようにしたいと思います。 【蟹江・蟹江小】「けいたい電話をなくしたら・・・」
3年生は、習い事を始めるなどの理由から、自分の携帯電話を持つ子が少しずつ出てきています。また、子どもたちに聞いてみると、携帯電話を使ったことがないという子はおらず、電話やメール、写真、動画、インターネットなど、いずれかは使ったことがあるという実態がありました。しかし、「写真を撮るのが楽しい」「友達とメールを交換するのがおもしろい」といったように、おもちゃ感覚で触れている様子も見られました。
そこで、「ネット社会の歩き方(http://www.cec.or.jp/net-walk/index.html)」のアニメーションを活用し、「携帯電話をなくしたらどうなるか」ということを考える中で、「携帯電話は個人情報が詰まっており、悪用されることもあるので、使い方に気をつけないといけない」ということを感じさせようと考え、授業を行いました。 子どもたちは、「携帯電話をなくすと電話ができない」「メールができない」「家族に叱られる」といったように、自分の生活に不都合になるという意見でしたが、「知らない人に電話を使われる」「知り合いに嫌がらせの電話やメールをされる」「なりすまされて携帯電話に登録してある知り合いや親戚が困ることになる」と、周りの人たちにも迷惑がかかるといったように、意見が深まっていきました。 そして、携帯電話の使い方について、なくさないよう管理をしっかりすることはもちろん、「必要のない情報は入れない」「むやみに写真やビデオなどを撮らない」「人に借さない」といった使い方についても学習することができました。今回の学習を生かして、実際に自分が携帯電話を使う際に、よりよい使い方ができるようになればと思います。 【春日井・中央台小】人権週間に全校で情報モラルについて学習しました
本年度は、人権週間(12月4日〜10日)に全校で情報モラルについて取り組みました。学年の実態に応じた指導を心がけ、おもに「Netモラル」を活用して、携帯電話やインターネットなどの正しい使い方について考えさせました。コンピュータ室で個々が学習を進めていく学年もあれば、教室の大型プラズマTVで話し合いを中心に認識を深めていく学年もありました。下に学習した一例を記します。
なお、この学習した事柄は、事前・事後において学年通信等で各家庭に周知し、保護者の協力を求めました。学校だけでなく、家庭や地域の協力が不可欠であるからです。今回の指導をきっかけに、折あるたびに指導を重ねていきたいと思います。 【学習課題】 1 不適切なWebに遭遇したときの対処法 2 ケータイと私たちの生活 3 ネット上にある”キケン” 4 文字だけで思いを伝える難しさ 5 掲示板を使うときに気をつけること 6 チェーンメールへの対処 7 写真と肖像権 8 著作物の利用 9 架空請求と不当請求 【岡崎・美川中】人権啓発ビデオを利用した学習
本校では、12月上旬に「インターネットの向こう側」という人権侵害をテーマにした人権啓発ビデオを視聴し、ネット社会の落とし穴や注意しなければならない点について話し合う授業を行った。生徒たちにとって身近な携帯電話やインターネットでのちょっとした誹謗中傷や個人情報の掲載が、人間関係の大きなトラブルとなり、自分や相手を追いつめていくことなどを学んだ。
生徒たちの感想からは、「便利な手段だからこそ、気を付けなければいけないことが多いと思った」、「ネットの怖さをきちんと理解して利用しないといけない」、「自分の考えが甘かったところもあるので、注意していきたい」などの意見が見られ、生徒の意識が一段と高まったと感じられた。 【稲沢・稲沢西小】「個人情報を守るために」
1月17日に、5年生の児童(35名)を対象に、「情報モラル教育推進の手引」を活用して、「個人情報の公開」についての授業を行いました。
授業の最初に、ネットワークの仕組みや掲示板について説明しました。その後「えっ!どうしよう!」という話に沿って、主人公の気持ちに寄り添いながら、インターネットの魅力や危険性について考えさせました。 多くの児童は当初、「掲示板で交流している相手(しゅんさん)は、どこの誰か分からない」ということや、「掲示板に個人情報を載せてはいけない」ということを分かっていました。しかし、掲示板を通してやっと気の合う話し相手ができたという主人公の気持ちを考えさせると、途端に「しゅんさん」が信頼できる人のように感じ、何とかして「しゅんさん」にだけ個人情報を教える方法はないか考えはじめました。掲示板に個人情報を書き込むことの危険性を知識としてもっていても、心に不安を抱えていたり、言葉巧みに語りかけられたりすると、危険性があるという認識もついどこかへいってしまうことがよく分かりました。 情報モラル教育を継続的に行うことで、情報モラルに関する知識を確固たるものにして、「分かっているのに」「つい」といった判断の誤りを、自分で修正していけるようにする必要があると実感しました。 最後に、「インターネットで知らない人と交流するとき、どんなことに気を付けたらよいでしょう」という問いかけをしたところ、「家の人に相談してからやる」「仲良くなっても、個人情報を教えない」という意見が出ました。 今後もインターネットの光と闇の両面に焦点を当てながら、児童が安全に留意しながら、インターネットを活用できるようにしていきたいと思います。 【稲沢・稲沢西小】資料 【北名古屋・熊野中】携帯安全教室・技術科の授業
本校は、情報モラル教育について、今年度以下の事柄を実施した。
1.携帯安全教室 12月5日に、1年生を対象に携帯安全教室を開いた。今回は、総務省e‐ネットキャラバンの講師を招き、DVDの映像を交えながら講義をしていただいた。生徒はDVDの映像を興味深く視聴しながら、携帯電話の危険性について学ぶことができた。 2.技術科の授業 11月〜12月に技術科で、3年生が情報モラルに関する授業を行った。これは、教科書の「情報通信ネットワークの利用」という単元中の「4 情報伝達の安全性とマナーを考えよう」という授業で、授業の最後にはチェックシートを利用し、生徒が自己チェックを行った。 生徒は、教師の話を真剣に聞きながらノートをまとめ、チェックシートの記入をしながら、「この前、こういうことがあったよ。」「えっ、これってだめなんだね。知らなかった。」などとお互いに話をしていた。 3.その他 上記のほかにも、生徒たちの間でアドレス交換が流行る年度初めの時期やチェーンメールなどの携帯電話にまつわるトラブルなどが発生した場合には、各学年、クラスで啓発と適切な対処法について話をしている。 【東海・加木屋小】5年生の情報モラル授業
愛知県警の方を招き、5年生の児童を対象に情報モラルの授業を行いました。教室にある大型テレビを使い、インターネットの危険性について学習しました。
まず、使ったことのある児童も多いネットゲームの危険性について話を聞きました。IDやパスワードの意味やその使い方などの話を聞いた後、実際に起こった小中学生の事件について話し合いました。他人のパスワードを勝手に使い、ゲーム上のアイテムを盗んだ子どもが逮捕されるという事例を聞き「怖いなぁ。」「パスワードは他人に教えてはいけない。」という意見が出ました。 つぎに、著作権の話を聞きました。漫画やCDなどを安易にインターネットに投稿するのは、犯罪になるということを知りました。インターネットで動画などを視聴している児童は、初めてそのことを知りとても驚いていました。 授業でインターネットやICT機器を使う機会が多くなり、児童の中に便利なものだという意識は十分にできてきています。しかし、犯罪に巻き込まれる危険があることや、自分も罪を犯してしまう可能性があるということを知り、今後も継続的に伝えていきたいと思いました。 【尾張旭・旭丘小】親子で考えるインターネット安心安全講座
本校では、インターネットの危険性について、親子で考えてもらおうと、毎年学校公開で、インターネット安心安全講座を開いています。今年度も、愛知県警察サイバー対策室から講師を招き、6年生の児童と保護者を対象に、携帯電話やインターネットの安心な利用についての学習会を開きました。
オンラインゲームやブログ、掲示板、メールについて具体的に気をつけることや、してはいけないことを話していただきました。インターネットや携帯電話の使用について、一番大事なことは、親子で十分話し合うことや、困ったことがあったら必ず大人に相談することだと教えていただきました。 今後も、子どもたちの安全のために、情報モラルについて、保護者によびかけるとともに、学校でも学習を充実させます。 【田原・田原南部小】パソコンで「情報モラル」について学びました(3年生)
田原南部小学校では、3年生の「道徳の時間」に田原市教育委員会学校間ネットワークにある「Netモラル」という教材を活用して、情報モラルについての学習をしました。
はじめに電子黒板を使って、「Netモラル」内にあるいろいろな教材の紹介をしました。その中の「シュミレーション」ができるソフトを紹介して、その使い方を説明しました。子どもたちは、「ゲームができる」と思い、喜んでそれぞれのパソコンで始めました。しかし、例えば携帯電話からの「無料ゲームソフト」のダウンロードでは、「請求額45,000円」などという内容が送られてきて、子どもたちも「えぇ,ただじゃないの?」と驚いていました。 その後、子どもたちには「Netモラル」の中のアニメーション番組やその他のシュミレーションソフトを各自で選んで視聴させて、情報モラルについての理解を深めました。そして、ネット社会は便利な反面、“怖さ”もいっぱい潜んでいることを学ぶことができました。 【授業後の子どもの感想】 今日の4時間目に,コンピューター室に行って動画を見ました。それは,インターネットやケイタイのこわいところ,いじめなどのことをやりました。その動画を見て,サイトやケイタイのこわさを知りました。私も,人の気持ちをよく考えて行動しようと思いました。 【東浦・北部中】携帯電話の正しい使い方・著作権・個人情報などについて
東浦町立北部中学校では、毎年入学してくる生徒を対象に愛知県警の方を招いて、「携帯電話の正しい使い方」について親子で話を聞いている。
それに加えて今年度は、3年生の技術・家庭科の授業で、財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)の「ネット社会の歩き方」、総務省「国民のための情報セキュリティーサイト」などのサイトを利用して「情報モラル」について学習した。生徒ぞれぞれが、興味・関心に応じて「著作権」、「個人情報保護」、「ネット詐欺に注意」など様々なテーマを設定した。調べた内容をレポートにまとめ、発表会を行い、情報の共有化を図った。生徒にとって、パソコンや情報端末が身近になってきているため、興味をもって発表を聞く様子が印象的であった。 【大府・共長小】携帯電話の使い方についての学習をしました
6年生を対象に、NTTドコモの視聴覚教材「ケータイ安全教室」を用いて、携帯電話の使い方についての学習をしました。近年、小学校でも携帯電話を所持する児童が増えてきています。今のところ大きな本校ではトラブルはありませんが、一歩間違えば被害者にも加害者にもなりかねません。そこで、以下を狙いとして学習を進めました。
(1)携帯電話のルールやマナーについて理解を深めること (2)携帯電話に潜むリスクについて知ること (3)携帯電話にかかわる犯罪やトラブルに巻き込まれないための方法を知ること まず、携帯電話の使用状況についてアンケートを取ると、以下のような結果になりました。 Q1.携帯電話を所持している はい・・・31% いいえ・・69% Q2.携帯電話をどのようなときに使うか 通話、メール、インターネット(ニュース、天気予報、電車の時刻調べ) 写真、ゲーム、音楽ダウンロード、テレビ、目覚まし 授業は、勝手に写真をとっていいのか、違法サイトから音楽をダウンロードしていいのか、回ってきたメールを人に送ってもいいのかといった具体的な事例を用いて、携帯電話使用のルールやマナー、場合によっては違法行為になることを指導しました。また、個人情報の公開や知らない人への返信、「なりすまし」の具体例などの犯罪やトラブルに巻き込まれる事例を紹介し、その危険性を理解させました。はじめは自分とは無関係のことだと思っていた子どもたちも、自分もリスクと隣合わせにいることに気付いたようでした。 子どもたちからは、「基本的なことだけど、どれも大切なことだと思う。」という感想も出され、携帯電話について再認識する時間になりました。 【新城・鳳来中】「バーチャル社会のおそろしさ」
パソコンや携帯電話は便利なツールであるが、中学生が使用する場合、ブログでの中傷、情報漏えい、出会い系サイトへの接続など、様々な問題の発生が危惧される。本校では、生徒がこうした問題の被害者、加害者にならないように、保護者と連携して、「情報モラル教室」を開催している。
本年度は7月13日に、新城市まちなみ情報センター館長の藤本忍氏を講師として、PTA生徒育成委員会が中心となって、「情報モラル教室」を開催した。今回、藤本氏に講師をお願いしたのは、ご自身がバーチャル社会にのめりこみ、ひきこもり生活を送った経験をお持ちだからである。身近な事例をもとに、バーチャル世界の怖さ、インターネット社会に潜む危険について、全校生徒、保護者にわかりやすく語っていただいた。以下はその感想である。 <生徒の感想> ・僕は小学校の時にゲームしかやらなかったことがあったけど、そういう時に母や父が怒ってくれました。うるさいと思ったけれど幸せだったんだなあと思いました。 ・「インターネットにのめりこみすぎると、現実の世界では、お金、人望、仕事が無くなる」 と教えてくれました。自分で時間を厳しく決めてやれるようにしたいと思いました。 ・電話での話は自分と相手しか聞けないけれど、インターネットは1対多数です。そのことを頭においてパソコンを利用したいです。 ・私は「無料」というゲームに弱いので、インターネットに入ってゲームをしたらお金をとられていたことがありました。むやみにやったら大変なことになることが分かりました。 ・ウェブサイトで知り合った友達に「何歳?」「何市?」と聞かれて思わず答えてしまったことがあります。今考えたら悪い人かもしれないから気をつけた方がよかったと後悔しています。 <保護者の感想> ブログやツイッターなどを書くのは自由ですが、世界に見られていることを自覚することが大切です。藤本さんはネット社会を生き抜くための「3つのチカラ」として、次の能力を示されました。 1 検索力−ほしい情報を探し出せるか 2 判断力−本当とうその情報を見極められるか 3 想像力−無料ゲームの配信会社はどうやって利益を出しているか 最後に一番大切なのは健全な親子関係であると語られました。 ご自身の体験談を交えた大変興味深いお話でした。 【新城・新城小】インターネットの6つの約束(情報モラル教室)
6年生が1月に、愛知県警察本部の生活安全部の方をお招きして、「インターネットの6つの約束」についてお話をしていただきました。その中で、インターネット等により、情報が簡単に入手できる環境の中で、それを正しく活用する方法や、著作権・知的財産権についての学習をしました。教材のDVDやプレゼンテーションといった、分かりやすい説明をしていただき、児童もより安全な情報の活用の仕方を学ぶことができました。
<児童の感想> ・わたしがこわいと思ったことは、悪口を書かれることです。そんなことをされたらと考えると、とても不安です。わたしは絶対にそんなことがしません。 ・はじめは「わたしには関係ない」と思っていたけれど、話を聞いているうちに、身近なところにたくさんの危険があることを知りました。 ・家の人から「個人情報をインターネットに書いたり、人に言ったりしてはいけない」と言われていたけど、どうしてなのかが、今日のお話でよくわかりました。 ・インターネットは簡単に知りたいことが分かるので便利だと思います。でも、使い方をまちがえると、大変なことになることがよくわかりました。 |