携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【豊橋・中部中】情報モラルに関する実践

 本校では、まず、携帯電話・インターネットの利用・所持実態を調べ、それに基づいて情報モラル教育を実践した。ここでは、1年生の実践について紹介する。

<4月>
 ネットいじめについて学習した。ネットでの人をばかにするような書き込みや写真掲載は犯罪であること、ちょっとした出来心で行ったことが大事になることを学習した。
<5月>
 携帯電話の有効な面について考えた。東日本大震災のときに、ツイッターが役に立ったこと等を例に、使い方によってはとても便利なことを確認した。
<6月>
 メールがどのようなものかコンピュータ室で疑似体験を行い、メールを使った友達への謝り方の例をいくつか示し、それについて考えた。そのことを通し、メールを使ってもよい場面、使わなくてもよい場面について考えた。
<7月>
 夏休みを前に、ネット依存症がどのようなものかを学習し、対処法について考えた。

 夏休みの生活実態を把握し、その後の情報モラル学習を行った。
<10月>
 学校裏サイトについて現状と対策を学習した。
<12月>
 夏休みまでの学習を踏まえて、メール依存について学習した。

 今後も、生徒の所持・利用の実態をもとに、情報モラルカリキュラムを作成し、無理のないように情報モラル教育を学校全体で推進していきたい。

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【新城・鳳来寺小】『みんなのためになるしごと』

 文部科学省・小学校道徳読み物資料集の「みんなのニュースがかり」という資料を利用して、2年生で授業を実施した。子どもたちは、主人公のけいすけのようにニュースを書いてみたくなったようだ。そこで、書き始める前にもう一度この物語が訴えていることは何かを考えさせた。思い思いに意見を述べていく中で子どもたちは、『正しい情報を載せる』というところへ到達した。『ニュース作り』は国語の時間に取り組むことで、子どもたちはその時間を楽しみにすることとなった。
 正しい情報を伝えることが人の役に立つことであり、子どもたちに人の役に立つようなことをしたことがあるかという質問をしたところ、家族にはあるけれど、他人に対しての経験を話すことはできなかった。
 最後に教師が、災害ボランティアの話をして締めくくった。

【新城・鳳来寺小】資料1
【新城・鳳来寺小】資料2

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【岡崎・大樹寺小】個人情報を守る方法を考える

 本校の5年生は、社会科で「情報化した社会とわたしたちの生活」について学んだ。子どもたちは、情報化が進んでいる社会について、便利になった部分が多くあり、暮らしやすい世の中になっていることを理解すると同時に、個人情報の扱いやメール詐欺など、注意しなければならないことも学んだ。その注意しなければならない面について、より深く考えるために、教材「事例で学ぶNetモラル」の「個人情報を守る」を使って授業を行った。
 ビデオクリップの視聴を終えた後、まずは個人情報とはどんなものがあるかを考えた。次々に出される意見を前に、子どもたちからは、「個人情報ってこんなにあるんだ。」というつぶやきも聞こえた。次にその情報を狙ってくる手口や、なぜ個人情報を守らなければならないのかなどを話し合った。「個人情報を守らないとチェーンメールが来たり、詐欺にあったりしてしまう」や「勝手に名前を使われてしまう」などの意見も出された。そして、最後に個人情報を守るためにはどうしたらいいのかを問いかけると「個人情報を教えない」「親や学校に相談する」「携帯のフィルタリングをかける」などの意見が出され、個人情報は守らなければならないという考えを深めることができた。
 教材を通して、個人情報について考えることはできた。しかし、個人情報を悪用して行われる犯罪は、年々巧妙化している。情報モラルの授業を継続的に行い、さらに個人情報の管理意識を向上するようにしていきたいと考えている。

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【犬山市・羽黒小】6年生の実態にあわせた情報モラル教育

 羽黒小学校では6年生を対象に、情報機器の所有状況や使い方に関するルールが設定されているかどうかを調べるためのアンケートを行いました。
 そこから、携帯電話の所有率が家族での共有を含めて4割以上に上ることや、携帯ゲーム機などからも個人でインターネットに接続できる環境が整ってきていること、そのなかの多くの児童が映像やコンテンツのダウンロードを行っていることなどが分かってきました。
 そのため、一人一人が望ましいインターネット利用のあり方について考える必要があるととらえ、「親しい友人のためなら、例え違法だと分かっていてもコンテンツのコピーを行うべきだろうか」というテーマを設定し、「コピーするべき」「コピーは避けるべき」のどちらかの立場に立って自分の考えをまとめ、話し合いを行いました。
 最初は「友達に嫌われるから」「決まりだから」といった理由で判断をしていた児童も、話し合いの中で友人のさまざまな意見を聞いたり、著作権者の立場に立って考えたりする中で、著作権などのきまりがある理由やルールを守る必要性について考えた上で決まりを守るべきだという意見がでるなど、インターネット上のコンテンツとどのように関わるべきかを自分自身にも関わる問題としてとらえ、真剣に考えることができました。
 その他、授業参観の際に、「春野家ケータイ物語」を使用し「携帯電話のルール作り」について保護者を交えて考えるなどの実践を行いました。

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【瀬戸・原山小】こんなものが出てきたら要注意〜インターネットに潜む危険〜

 本校の3年生では、携帯電話やコンピュータを使って、家庭でインターネットを利用している児童の割合は3割ぐらいと少ない。また、自分用の携帯電話やコンピュータを所持していたり、両親のコンピュータを借りたりしている児童も、使用するルールを決めている家庭が多い。それは、好ましいことである反面、「ルールだからダメ」という考えが多く、実際のリスクについて理解しているとは考えにくい。近年の情報端末の進歩と多様化を考えると、今後、児童が自分の情報端末でこの種のトラブルに接する機会は増加すると思われる。
 事前のアンケートによると、インターネットには様々な有害情報があったり、ウイルスによってコンピュータの作動に悪影響がでる危険性があることは理解しているが、個人情報の流出とそれに伴うリスクに関しての理解度は低い。そこで、本校3年生に対して、インターネットで遭遇するトラブルについて学習した。
ホームページを見て、見てはいけないページや怪しいリンクが出てきた時の対応を学習したところ、家族を呼びに行くだけでなく、自分から直ぐにページを閉じると考える児童が増加した。また、実際に個人宛に送られるスパムメールの一覧を見せたところ、その数の多さや、見知らぬ人が知人のように書いたメールの件名に驚いていた。授業の最後に怪しげなホームページに接続した場合の映像を見せたところ、「つないじゃ、ダメ!」と悲鳴にもにた声が上がっていた。
 実際にネット上の問題に遭遇した時、この授業で学習したことが役立てばと思う。
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【清須・新川中】ケイタイとの関わり方について一人一人が考えました

 5月17日の6時間目に、NTTドコモより講師をお招きして、1年生を対象として「ケイタイ安全教室」を実施しました。
 携帯電話は、生徒にとっても身近なものです。映像教材をもとにお話をしていただき、携帯電話の充実した機能が便利な反面、とても怖い面があることがよく分かりました。「ケイタイ安全教室」を通して、生徒一人一人が「ケイタイ」との関わり方を考えるよい機会となりました。
 本校では、犯罪に巻き込まれない、犯罪を起こさないためにも、入学時や長期休業の前に学習を継続していかなければいけないと考えています。
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【安城・安城北中】ネットショッピングの危険性について

 3年生でネットショッピングの危険性についての授業を実践した。授業実践にあたっては、『事例で学ぶNetモラル』を参考にし、その中の「楽しいネットショッピング」を使用した。
 最初にネットショッピングを利用したことがある生徒の数を聞くと、39人中5人であった。実際に購入したものを聞いてみると、「スポーツ用品を購入した」、「音楽をダウンロードした」などの回答があり、この年代にも、ネットショッピングが波及していることが伺えた。
 実践では、まず付属のDVDで映像クリップを生徒に視聴させ、その後、話の流れをふり返りネットショッピングについて考えさせた。生徒は、登場人物のネットショッピングをやってみたい気持ちと、徐々に夢中になっていき、やがて親に相談もせずに勝手に買い物をしてしまう姿を追いながら、考えることができた。また、サイトによっては信用できない場合もあり、代金を振り込んだのに商品が届かない、クレジットカード番号などの重要な個人情報を盗まれることもある、ということに気づくことができた。
 今回の学習を通して、生徒は「ネットショッピングは信用のおけるサイトで親と一緒にやろうと思った」、「お母さんは、ネットショッピングをよく利用しているので、自分も大人になったらやってみたい」、というようにネットショッピングの利便性に興味を示した生徒もいれば、「フィッシング詐欺をいう言葉を初めて聞いたが、仕組みがよくわからないだけに怖いと思った」「ネットショッピングの良いところや悪いところがよくわかった」というように危険性があることも理解できた。

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【知多・旭北小】安全に使うためのケータイ・インターネット講座

 10月19日の学校一日公開日に、6年生で「e−ネットキャラバン」を活用し、講師の先生をお招きして、ケータイ・インターネットを安全に使うための講座を開きました。
 インターネット上での個人情報の取り扱いについてやネットトラブル、ケータイ依存について事例を基に学習をしました。ネットいじめ、ネット詐欺、個人情報の流出、著作権、オンラインゲーム、チェーンメール等のトラブルの事例を紹介し、どのように対処していくべきか、どのように防げばよいのか、どのような意識をもっていればよいのか考えました。
 児童の振り返りには「個人情報が流出しないようにきまりを守ってインターネットを利用したい。」、「ネットで悪口を言わない。」、「今回の授業からインターネットやケータイの恐ろしさを知った。使うときはモラルを持って使いたい。困ったらすぐに親に相談するなど悩みは抱え込まないようにしたい。」などの意見がありました。
 これからインターネットを利用する機会が増えてきます。継続的に情報モラル学習を行い、子供たちにモラルの意識を芽生えさせたいと思います。

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【東海・船島小】携帯電話のマナーについて考えよう

 NHKエデュケーショナル制作のDVD「忘れずにマナーもいっしょにケータイしよう」という教材を使い情報モラル教育を行った。
 本学級の児童に事前調査した結果、自分の携帯を持っている子は少なかったが、親や兄弟が持っているなど、第3学年の児童の周りにも携帯電話はあふれている。そこで、今後児童も持つことになるだろう携帯電話について、どの様に使えば携帯電話は有効的に使えるのか、DVD観賞を行った後、話し合いをした。
 話し合いは主に、携帯電話の良い使い方、悪い使い方に注目して行った。児童は、それぞれ意見を出し、積極的にマナーについて学ぼうという意欲が伺えた。また、「自転車に乗りながら通話している人をみたことがある。」、「電車の中でマナーモードにしていない人がいた。」ということが終わりの感想で上がった。児童は日頃携帯電話を使用している人たちのことをよく見ているということが分かった。情報モラル教育は新しい学習指導要領において、今後ますます力を入れていかなければならないことである。携帯電話のマナーについて保護者や地域を巻き込んで、マナーの向上に努めていきたいと考える。
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【半田・板山小】ケータイ安全教室

 12月13日と14日に6年生の児童を対象に「ケータイ安全教室」を行いました。本校の職員と担当の教員でNTTドコモからいただいたDVD教材をもとに教室を行いました。
 自分の携帯電話を持っているという児童はまだほとんどいませんが、全員がこれから持ってみたいと考えていて、とても興味深く参加していました。携帯電話の正しい使い方を学んだ一方、便利な反面、危険なこと、気をつけなければならないことが多いことなど、グループで話し合いながら、児童たちは真剣に学んでいました。
「そんな危険ととなりあわせだとは知らなかった。」
「だまされないようにお父さんやお母さんにも話したい。」
「知らない人からのメールは返信しない。」
という感想を書いた児童もいました。
 携帯電話やパソコンなど情報機器を使わずに生活することができない、これからの社会を自分で判断して、自分で自分を守るという考えをつくるよいきっかけになったと思います。

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【豊橋・多米小】−IDとパスワードの重要性について−

 5年生になり、社会や理科や総合的な学習の時間に、一人ひとりがインターネットで調べてまとめるという活動を継続的に行う機会が多くなりました。まとめ活動を行う前に、子どもたちにIDとパスワードについて質問すると、正しく理解している子は1割程度でした。そこで、1文字の入力ミスで、友だちの作品を消してしまったという「ぼくの作品が変わっている」という題材を使い授業を行いました。

《子どもの感想》
・IDとパスワードがわかっただけで、簡単にログインできてしまうことを知り、扱いに注意したいと思った。
・パスワードを定期的に変えることの重要性と解読されにくいパスワードを考える必要性がわかった。
・IDパスワードは家の鍵と同じ。勝手に他人のコンピュータにログインするのは、法律で禁止されていることがよくわかった。
・大人(お父さん・お母さんたち)は情報を守るために苦労していることがわかった。
・お父さんのパスワードを解読しようと思ったけど、それはいけないことだと思った。

《学習を終えて》
 子どもたちの生活環境は、インターネットだけでなくたくさんの情報にあふれています。その中で、個人の資産である個人情報を正しく活用・管理することの重要性をこの授業をとおして気づくことができました。

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【豊橋・南稜中】生徒指導部だよりで継続指導

 南稜中学校では、平成21年度には、NTTドコモの講師を招いて全校生徒とPTAを対象にして「携帯安全教室」を開催した。平成22年度は、警察署生活安全課の方から「最近のサイバー犯罪について」の講座を全校生徒対象に開催した。
 本年度は、「ネットでのトラブルに注意」を、より生徒に定着させるため、生徒指導部と協力して生徒と保護者に対して、便り等での意識の高揚を図った。

《ネットや携帯電話を使うときの約束事》
○自分の情報を掲示板などに書き込まない。
○携帯電話依存症にならない。
○知らないメールがきたら保護者に連絡する。
○フィルタリングサービスを活用する。
○掲示板などに友だちを中傷するような言葉を書き込まない。

 被害者にも加害者にもならないように気をつけましょう!

【豊橋・南稜中】資料

【豊橋・富士見小】インターネットの使い方

〜ワンクリック不当請求に気をつけよう〜

1 はじめに
 本学級の児童は4年生35名。事前にコンピュータについて調査を行った結果、家庭でインターネットをしたことがある児童が33名、インターネットを使って何かダウンロードをしたことがある児童が24名いた。児童のほとんどが家庭でインターネットを使える環境にあり、また、音楽やゲームなどを手軽に入手していることがわかった。そこで、「ワンクリック不当請求」について知り、インターネットの正しい使い方を身につけてほしいと願った。
2 授業の実践
 授業では「ネット社会の歩き方〜ワンクリック不当請求に気をつけて〜」の資料を使い、学習を進めた。
 「タケシ君はお金を振り込まなければいけないのでしょうか。」の発問では、28名の児童が「払わなければいけない。」と答えた。その理由として、「自分が悪い。」、「利用規約を読まなかったから。」「入会したから。」というものだった。しかし、知らぬ間に登録画面が表示されても、契約が成立しているわけではないので支払わなくてよいことを告げると安心した様子だった。さらに、このように登録されても、個人情報が相手にもれることはないので催促や脅しのメール等がきても連絡をせず、無視することや、家の人や先生に相談することを伝えた。また、興味本位で怪しいサイトを開かないように付け加えた。
3 おわりに
 授業後のふり返りでは、「メールやインターネットなどいろいろなサイトをしっかりと確かめたり、家の人と相談したりして使っていき、犯罪に巻き込まれないように気をつけたい。」、「今は、携帯電話をもっていないけど、大人になったら使ったりすると思うので気をつけたい。」、「犯罪に巻き込まれないようにするために、変なサイトは見ないようにしたい。」などと書いており、インターネットについて正しい知識を身につけることができた。

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【豊橋・野依小】「楽しいネットショッピング」

 3年生がネットモラル教材「ネットショッピング楽しいネットショッピング」「ネットオークション」のビデオを視聴しビデオの感想をもとに話し合いました。インターネットは、「非常に便利だけど、使い方を間違えるととてもこわいものだ。」ということを学びました。
 クラスの多くの子が、インターネットを使った経験があり、インターネットを利用して買い物ができる事を知っている子も多くいました。また、保護者と一緒に買い物をしたり、家族の人が買い物をしているところを見たりしたことがある子もいました。話し合っていく中で「クリックしていくだけでほしい物が買えて便利だけど、思っていた物と違う物が届くことがある。」「結局、高い物を買うことになっしまっていた。」などビデオを通して、インターネットの便利さの裏側にある危険について知ることができたように感じました。
 「ネットオークション」の教材には、出品する側と買う側の立場がえがかれていて、両方の立場からオークションの仕組みについて知ることができました。多くの子は、ネットショッピングを一人ですることはないと思われますが、保護者の同意のもとで、利用することへの意識付けができました。
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【豊山・豊山小】 PTA総会時に保護者に情報モラル啓発

 本校では、4月25日に行われたPTA総会開始前の時間を利用し、保護者の方に情報モラルについて話をしました。内閣府・総務省・文部科学省から出されているパンフレット「家族で話そう安心インターネット(保護者向け)」を配布し、「子どもを有害情報から守るために親が知っておくこと」について説明しました。
 インターネットやメールを安全に使うためには、3つのポイントがあります。
 1つめは、「情報モラルの厳守」です。子どもに携帯電話を持たせるときは、各家庭で利用目的を明確にすることや危険性について自覚させることが大切です。
 2つめは、「フィルタリングの活用」です。有害情報が含まれるサイトへの接続を防止し、子どもの能力や利用目的に応じた環境を設定することが必要です。
 3つめは、「家庭でのルールづくり」です。生活のリズムを乱さないよう利用時間を話し合うこと、長話やダウンロードにより「高額請求」にならないよう親の目の届く場所で利用させるなど、保護者が利用状況を把握することが子どもの健全な成長を守ることになります。
 どの保護者の方も、真剣に話を聞いてくださり、社会問題の一つにもなっているネットトラブルについて、親の役割が子どもを守ることになることについて理解を深めていただくことができました。今後、学校でも情報モラルについては、道徳や学級活動など、様々な場面で話をしていきます。学校と保護者が一層協力し、子どもたちがトラブルに巻き込まれないよう見守っていきたいと思います。
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【みよし・北中】携帯電話の使い方に関する正しい知識とルール

 携帯電話の使い方に関する正しい知識とルールを伝えることで、トラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ対処方法を学習しました。

〜NTTドコモ映像教材「ケータイ安全教室」を視聴し、アンケートと感想を記入〜
 
 平成23年7月13日(水)6限目に1年生が入門編(27分間)を視聴し、同日5限目に2年生が、翌14日(木)6限目に3年生が応用編(37分間)を視聴した。さらに1年生は11月14日(月)5限目に2・3年生が視聴した応用編を視聴し感想を書いた。
 アンケートを取ったところ、携帯電話の所持率は、中学1年生が46%、中学3年生が52%であった。昨年の所持率は、中学1年生が36%、中学3年生が50%で、中学1年生が10%も所持率が増加していた。
 また、「携帯電話やインターネットで嫌な思いをした経験はありますか?」という問いには、資料のような結果が出た。結果から「チェーンメールが届いた」や「知らない人から電話がかかってきた」など不審なメールや電話を経験をした生徒がいることがわかった。

【みよし・北中】資料

 今回の「ケータイ安全教室」視聴後にはアンケートとワークシートに感想を書き発表した。携帯を持っているS男は「携帯には恐ろしい一面があるということを改めて知りました。変なメールが来たら冷静に判断して削除するようにしたいです。」と感想を述べた。携帯を持っていないH子は「冗談で人の悪口を掲示板に書き込むだけで、法律に触れてしまうことがわかった。気をつけないといけない」と強く訴えた。
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【豊川・天王小】ちょっと待って、ケータイ

 本校6年生は、「ちょっと待て、ケータイ」(ネット安全安心全国推進会議)の資料をもとに、「○×診断クイズ」を解きながら、携帯電話によるインターネットのメールや掲示板等の安全な利用の仕方について学習しました。

(学習を終えた児童の感想)
・ケータイは便利としか思っていなかったけど、自分の少しの油断でまわりの人に迷惑がかかったり、自分が困ったりするので、持ったら気をつけたいと思いました。
・私はケータイを持っているけど、正しい知識を持って使うことが大切だとわかりました。
・ケータイはすごく便利だけど間違った使い方をすると、人を傷つけたり自分が傷ついたりすることがあることがわかりました。
・ケータイのゲームは無料と書いてあってもボタン一つで高額のお金を請求されたりするので、家の人とちゃんと相談してからやりたいと思います。

 携帯電話を持ちたいという児童も多くいますが、実際に持った時には、「チェーンメール」や「なりすまし」などに気をつけたり、掲示板へのいたずら書きや安易に個人情報を公開しないように気をつけたりして、トラブルが起きないようにマナーを守って正しく使おうとする気持ちが持てました。

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【豊川・豊小】「ケータイ安全教室から学ぶ」

 11月28日(月)、豊川市立豊小学校5・6年生を対象に「ケータイ安全教室」を実施しました。携帯電話会社(NTTドコモ)の方を講師としてお招きし、約1時間、携帯電話にまつわるトラブルや注意点についてお話いただきました。子どもたちにとって興味のある、携帯電話についての内容だったので、どの子も真剣に耳を傾けていました。
 ルールやマナーをよく知った上で使わないと、思わぬ被害にあってしまうことや、友だちや家族に迷惑をかけてしまうことなどを知りました。授業後の感想では、「映像やテキストで実際の事例を見ることができて、わかりやすかったです。」「携帯のルールやマナーがクイズで出題されてわかりやすかったです。」「チェーンメールが来て心配したときがあったけど、無視をしておけばいいと聞いたので安心しました。」「便利な分、怖いこともたくさんあるから、気をつけようと思いました。」など、使い方について多くのことを学ぶことができました。 

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【弥富・十四山中】インターネットを安全に使うために

 十四山中学校では、中学校1年生を対象に「インターネットを安全に使うために」と題して、インターネットの正しい使い方の講座を行いました。
 内容は、インターネットで得られる情報の信頼性とインターネットを利用するにあたっての注意点を中心に教えていただきました。この講座を通して、

・ネット上の情報は必ずしも正しいものとは限らないので、自分でその情報が確かなも
のなのかを確認することが大切である
・ネット上では相手の顔や表情が見えないという危険性があること
・自分が情報の発信者となった場合には、自分の思いを誤解されないように思いやりの
ある言葉を意識する必要があること

を学習しました。情報化社会となっているいま、ネット上のトラブルがあとを絶たないのが現状です。そして、中学生でも加害者・被害者どちらの立場にもなってしまうことがあります。様々なことを考えさせ、情報の大切さに気づかせることができる良い機会となりました。
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【西尾・米津小】6年生 道徳での実践

<題材名>
 「言葉の力、私の思い」(学研『みんなのどうとく・6年』より)
<あらすじ>
 インターネット上に自分に対する悪口が書かれ深く傷ついた「私」だったが、いつも通りに優しく接してくれた周囲の人たちの言葉に助けられた。心を傷つけるのも癒すのも言葉の力だと訴える。
<ねらい>
 2−(2) 思いやり・親切
 相手の立場に立って考え、だれに対しても思いやりをもって接しようとする気持ちを育てる。
<授業展開>
導入
(1)コンピュータや携帯電話の、メリットとデメリットについて話し合う。
(2)資料を読み、言葉の力について話し合う。
(3)『心のノート』の「いろいろな形で伝えることができる」を読み、思いやり、親切をどう伝えていく   か考える。
(4)教師の話を聞く。

児童のワークシートより
○ パソコン
<長所>
・いろいろなことを調べられる。
<短所>
・ウイルスが入ると、世界中に色んな ことが広まってしまう。
○ 携帯電話
<長所>
・持ち運び便利。
・どこでも通話できる。
・メールなど連絡もできる。
<短所>
・迷惑メール。
・悪いことにも利用されてしまう。
・だれでも簡単に使える

授業感想
 言葉は、その一言で、相手の気持ちを悪くしたりよくしたりします。決して使いまちがえたりしてはいけないと思います。
 私も、これからも言葉をちゃんと考えてからつかおうと思います。
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