【扶桑・扶桑中】情報モラル教材に関する研修8月27日の現職教育で、どのような教材があるのか、教材会社の関係者等を招いて教員研修を行いました。 従来からあった紙芝居型の物語教材に加えて、プロフ作成などを疑似体験できるソフト、STで扱える6コママンガ教材など、さまざまな教材があることを学びました。 これまで主に技術科の授業で活用してきた教材を、今後、学活や道徳で指導したり、対象を保護者に広げたりするなど、幅広く活用していくことを検討しています。 全ての県立学校と県教委事務局を対象に研修会を開催!長時間にわたる研修でしたが、参加者からは「このDVDを保護者、児童・生徒、教育に関係する全ての人が見る必要があると思った。」「講演を聞いて、ケータイが学校に入ってきたことで、学校が変わってしまったということを実感できた。」という感想がありました。 今後も保護者の方々への啓発とともに、私たち教育委員会の全ての職員が意識を高めていかなければならないと思いました。 企業の方にも情報モラルこの事業は、仕事の都合で学校の保護者会や子育ての研修会などに参加するのが困難な保護者等のために家庭教育の機会を提供するため、企業からの希望により県が無料で講師を派遣して企業で研修を行うという事業です。 今年度は、情報モラルの向上について教育委員会で一丸となって取り組んでいることから、新たに情報モラル関係の講師さんを登録させていだだきましたところ、企業から派遣の希望があり、本日、住友生命保険相互会社 名古屋営業センターにて研修会を開催いたしました。 講師の先生は、情報化社会の危険についてショッキングな事例を実際に見せながら、気軽に個人情報を発信する危険性を分かりやすく説明していただきました。また、マインドマップに基づいて、上手なコミュニケーションの取り方や、家庭でルールをつくることの大切さも説明していただきました。 【東栄・東栄中】情報モラル教育の実践報告について○教材:DVD「ちょっと待って、ケータイ 〜被害者にも加害者にもならないために〜」「Disc 1=子ども向け」を使用 ○準備:DVDを再生する機材、プロジェクター、スクリーン、感想用紙 ○授業の流れ 1:言葉の意味を知っているかを確認する。 2:自分専用の携帯やメールアドレスを持っているかを把握した。 3:DVDを視聴する。 4:感想を書く。用語の解説、内容の説明をし、携帯の使い方についての理解を深める。 【生徒の感想】 ・見て改めて、自分に起こったら本当にこわいと思った。今の携帯は便利すぎるのでこういう事がおこるような気がする。携帯は電話の時だけに使えば十分だと思う。 ・使うときがあればビデオのようにならないように気をつけて使っていきたい。 ・メールをやるけど、あまり気にしていなかったので、気をつけていきたい。 ・使い方を間違えると悪い方向にいってしまうので、気をつけて使っていきたい。 ・携帯は相手が分からない場合もあるから、気をつけた方がいいと思った。 ・改めて携帯はほしくないと思った。 ・テレビとかで聞いたことはあったけど、よく分かっていなかったので、1つ1つのことがよく分かった。これからも携帯を使うときには注意したい。 ・ネット上でのいじめは被害者にとって嫌なことなので、やりたくないと思った。 ・携帯はメールや電話だけだと思っていたけど、今日の4つのことで発展していったのは驚いた。 ○この授業を取り組んでみて 生徒は意味を知らないで利用することが多い。だからこそ、起こり得る事実を知っておくことは必要だと思った。安易に考えている子も多く、被害に遭ってからでは遅いことに気づいてほしい。このDVDは、保護者用も用意されており、機会があれば保護者の方にも見てもらい、携帯についての正しい知識を持ってもらえたらと思う。 【豊橋・西郷小】ネットモラルについての道徳授業(6年生)【小牧・小牧西中】匿名性の恐ろしさを考える
2年生の道徳で、ネット上での誹謗・中傷についての啓発CMを教材として、「匿名性の恐ろしさ」をテーマに情報モラル授業を行いました。匿名性のもつ恐ろしさを考えていく上で、誹謗・中傷が行われるサイトにかかわる人間には、どのような立場の者がいて、それぞれがどのような気持ちでかかわっているかを突き詰めていきました。
このほか、3年生ではチェーンメールに対する対処法を、1年生では、セルフディフェンスの一環として、一般的なネット上の悪意に対する注意点を指導しました。2学期には、県警の方によるサイバー犯罪防止教室も予定しています。 【豊田・築羽小】親子でメール機能を体験したり、メールの問題について理解したりする授業を行う次にチェーンメールの実例みて、周囲に及ぼす影響、実態について理解し、その正しい対処方法を学んだ。 親子でメール機能を体験したり、メールの問題について理解したりする授業を行うことで、保護者が児童のインターネットやメールについての実態に関心を高めるきっかけとなった。また、実際にチェーンメールの実例を見ることで、具体的な対処方法について考えることができた。今後も親子で学ぶ場面を増やすことで、家庭全体での情報モラルに対する関心を高めていきたい。 【豊田・若林東小】学級活動での情報モラル教育(4年生)
若林東小学校では、4年生の学級活動の時間に、ビデオ教材を使用した情報モラルの授業を行った。
・題材名「文字だけで思いを伝える難しさ」 ・ねらい「文字だけでは気持ちが正しく伝わらないことがあることを知り、誤解を与えないために気をつけるべきことを考えることができる。」 ・授業の流れ 1.事前にコンピュータ室でメールの送受信を行った。 2.授業では、友達からのメールの返事「いいよ」という言葉の意味を誤解したことによって起こった問題についての話し合いを行った。また、誤解を与えないために気をつけるべきことについて話し合った。 【豊田・広川台小】教材「春野家のケータイ物語」を活用し、授業を行いました(3年生)
広川台小学校では、3年生を対象に授業を行いました。配布していただいた教材「春野家のケータイ物語」を活用し、授業を行いました。まだ3年生で自分専用の携帯電話をもっている児童は、ほとんどいません。しかし携帯電話を使うときのマナーを考える授業の中で、生活の中でのマナーを考えることができました。児童の授業の感想には、「携帯の正しい使い方がわかった。」「携帯を持ったらいろんなマナーを守ろうと思う。」「これからルールやマナーを守って、人に迷惑をかけない。」「決まりやマナーを守るのは人に迷惑をかけないこともあるけど、自分のためにもなることがわかった。」など、決まりやマナーに対する意識を高めることができました。
今後、学校全体での情報モラル学習を進め、さらに意識を高めていきたいと思います。 【岩倉・五条川小】「著作物の利用」について,授業を行いました(4年生)ネット上で配信される教材を使用し,インターネット上の画像を自分のホームページに貼り付けた主人公の気持ちを考えることで,他の人が作ったものを使うときに気をつけることを考えた。 著作権とは何かについて,CDのダビングとインターネットの画像をコピーすることの違いから知った子どもたちは,ソフトのアンケート機能を使って,いろいろな著作権侵害の場合について○×クイズ形式で理解を深めた。 学習を終えた子どもたちは,「著作権について初めて知った。」という感想を書き,普段のいろいろな場面で「これって著作権は大丈夫かな。」と気にするようになっている。 愛知県公立高等学校PTA連合会の取組
5月に行われた愛知県公立高等学校PTA連合会総会の折に、「ネット規制法をめぐる諸問題」として総務省東海総合通信局情報通信部長の吉田正彦氏に講演していただきました。
また、7月3日に県教育委員会生涯学習課と共催で行われた公立高等学校PTA指導者研修会では、生涯学習課長から、今年度、県教育委員会が一丸となって情報モラル向上に取り組んでいることを伝えました。 この日の講演は、「『人、かかわる、育つ』−“私のプロセス”“あなたのプロセス”を大切に−」と題して、人間関係づくりの基本について、南山短期大学名誉教授で日本体験学習研究所名誉研究員の星野欣生(よしお)氏に講演していただきました。 生活の中に携帯電話やパソコンが入り込み、便利になった半面、人と人との関わりが表面的になっている現状を見直し、一方通行ではなく、「相手」を意識したコミュニケーションの必要性を説く、体験学習を取り入れた形での講演は、集まった保護者の方にも好評でした。 【宝飯・小坂井東小】情報モラル教材「忘れずに マナーもいっしょに ケータイしよう」【豊田・追分小】情報をやりとりする際のルールについて学習(4年生)4年生では、「情報モラルについて知ろう」ということで、情報をやりとりする際のルールについて学習しました。いろいろな情報伝達・収集の手段の中でも、インターネットは相手の顔が見えないため、みんなが気持ちよく利用するためにはルールやマナーを必ず守ることが大切だとわかりました。また、授業の最後には、「うその情報を出さない。」「人を侮辱するようなことを絶対に書かない。」など、それぞれの約束も考えました。これからも、安全にインターネットを利用するために学習を進めていきたいと思います。 【津島・神守中】「情報モラル」について学習(1年・技術)「ネット社会の歩き方」を使い、ネットショッピングの疑似体験をしました。トラブルに巻き込まれたとき、どんな対処をすればいいのか、利用する前に確認することなどをグループでまとめ、発表をしました。 ネットワークでつながっている相手がどんな人物かを知る手だてが少ないため,利用する側がよい店舗を選ぶ知識を十分身につけ,リスクも理解した上で『自己責任』において利用することが大切であるということを学びました。 【豊橋・前芝中】非出会い系サイトの参加,十分気をつけて!これらを受けて,夏休み明けの集会にて,個人情報の扱いを今一度見直すことを伝えた。安易な投稿ではなく,周囲にも配慮した内容を意識すること。また,不快な書き込みがあった場合も,犯人特定などを目的に長時間パソコンの操作をしないように十分健康管理にも配慮することも伝えた。 【安城・明和小】安城市教育研究会指定研究メディア教材製作班作成の「マナブくんと学ぼう!!ネットプロへの道」を活用本校6年生の携帯電話所持率は約1割、家庭でのインターネット利用率は2割程度です。いいか悪いかの判断はほぼできていましたが、悪質メールやワンクリックで高額請求が来てしまうことなどは、ドラマやお話でのできごとのように軽く考えていました。中学生になったら携帯電話を持ちたいと考えている児童も多くいるので、特にメールに対するマナーなどを重点的に学習し、トラブルにも上手に対処できるようにしていきたいと考えています。 【豊田・朝日丘中】情報モラル教材「春野家ケータイ物語」を活用して情報モラル教育の実践導入では,コミュニケーションの方法には何があるかを考えさせて,私たちは様々な方法でコミュニケーションをとっていることを確認し,これまでにうまく伝わらなかったことなどの経験を話し合った。その後,携帯電話メールに関する映像資料を視聴した。生徒の授業感想では,「内容をよく考えてから送るようにしたい」「相手にいやな思いをさせるような言葉を使わないようにする」など,相手を意識したコミュニケーションの大切さに気づくことができたと考えられる。 【一宮・朝日西小】インターネットのルールについて学習しました(5年生)【大口・大口北小】「携帯電話の使い方を考えよう」最初に,携帯電話の便利さと怖さについて班で話し合い,話し合った内容を班の代表児童が発表しました。その後,全員で嫌がらせメールを疑似体験しました。多くの児童から「疑似体験だと分かっていても嫌な気分になる。本当なら学校に行けなくなる。」という感想が出ました。学習を通じて,携帯電話を凶器にしてはならないという思いを持ちました。 【豊田・藤沢小】全校で「情報モラル集会」を行いました2回目の集会では、電話での対応体験を通して、個人情報や詐欺的な勧誘に対してどうすればよいかを考えました。 知らない人からかかってきた電話に、素直に名前や住所などを教えてしまう子。自分の好きそうな商品の勧誘アンケートに乗せられてしまい、知らないうちに注文させられてしまう子。体験ではすっかり大人のペースにのせられてしまいました。 パソコンや携帯電話で便利に世界が広がっていく現在ですが、子どもたちの実態に即した情報教育を考え、全校体制で取り組んでいきたいと思います。 |