【豊根・豊根小】情報モラル教育の実践報告について教材:平成21年文部科学省「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」 準備:「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」の結果、感想用紙 授業の流れ 1:携帯電話を利用して、どんなサービスを受けることができるのか確認する。 2:携帯電話の利用状況についてグラフ(「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」より)を見て、携帯電話は何歳から持つべきか考える。 3:自分の考えを友だちと聴き合う。 4:携帯電話に関わる問題についてのグラフ(「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」より)を見て、携帯電話の問題について話し合う。 5:感想を書く (児童の感想) ・小中学生の方が被害が多いと思ったけど、高校生の方が多かったのでびっくりしました。自分でも持つようになったら、気をつけたいと思いました。 ・携帯のことを知って、便利だけど、闇サイトなど怖いものがあるので、使い方を決めたりして、携帯を使った方がいいと思いました。 ・授業をやってみて、チェーンメールなどが来ても、無視すれば、どうってこともないということもわかったし、加害者にならないようにしたいと思いました。 ・携帯を持っていれば、楽しいこともあるけど、危ないこともあるということが分かりました。便利だから、いろんなサイトに入るといろんなことが後から起きてくるので気を付けた方がいいと思いました。 ・チェーンメールやインターネット上の悪いことがよく分かりました。自分でサイトを作り、悪口を書くのは、絶対にやりたくないです。自分がいじめられたらとか考えると、こわいです。高校になったら買おうと思っていたけど、携帯を使うという意味がわかっていませんでした。 授業に取り組んでみて 子どもたちは、現時点では携帯の必要性を感じていなかったが、高校に進学したら自分の意志とは関係なく自然と自分たちも持つものであると考えていた。携帯電話についての知識はほとんど持っておらず、どういったことが危険であるということを知らない子がほとんどであった。中学校に進学してからも、継続的に情報モラル教育を行っていく必要があると感じた。 【豊橋・牟呂小】携帯電話の使い方や携帯電話でのトラブルについて学習しました事前調査では、約4分の1程度の児童が、携帯電話を所持しているということであった。主な使用目的は、通話やメールによる家族との連絡であった。中には、友達との連絡に使用している者もいた。 チェーンメールなどのいたずらメールを受け取ったことがある者も数名いた。 まず、携帯電話でどんなことができるかを発表し、その後、そのことからどんなトラブルが発生しそうか、そして、そのトラブルを防ぐためにはどういうことを気をつければよいかについて話し合った。 最後にまとめとして、DVDを視聴し、今後気をつけていきたいことや授業の感想をプリントにまとめた。 この授業を通して、「携帯電話を安心・安全に使うためには、一人一人がルールやマナーを守ることが大切である。」という意識が、児童の中で高まった。 学習情報実践報告 【豊田・若林西小】「インターネットの掲示板の書き込み」についての情報モラル教育を行いました次の授業では、「Netモラル」の教材を使って、掲示板を使うときに気をつけなければならないことについて考えました。主人公の3人がインターネットの掲示板にふざけた書き込みをし、多くの人たちにいやな思いや迷惑をかけてしまうという映像クリップを見て、いろいろな人たちの気持ちについて話し合いました。これまで楽しいと思った掲示板の書き込みも、もっと慎重にていねいに書かなければならないことを学習できました。 【犬山・南部中】電子メールの活用と盲点等学習していますまた、学校保健委員会(ハートアッププラザ)でも、健康委員会がアンケートをし、携帯電話の利用について考えました。 【蒲郡・形原北小】「情報モラル学習 インターネットを正しく使うために」〜3年総合〜学習を終えての児童の感想は次の通りであった。 ・じしんがくるという話がのっていてびっくりしました。ホームページの中には,うそもあることがわかりました。 ・ことば(キーワード)にはいろいろないみがあるので,自分がしらべたいこととぜんぜん関係ないホームページをえらばないようにしたいと思いました。 ・読めない漢字もそうだけど,先生に聞きながら使っていきたいです。 【瀬戸・光陵中】ケータイ安全教室を実施しました○生徒の感想 『犯罪になるとは思えないことまで、犯罪になっていたので、びっくりした。携帯にも、たくさんの注意が必要だということを理解することができました。もし買ったら、注意して使いたいと思います。』 『携帯電話は、とても便利なものだけど、危険なものだということが分かりました。私は、まだ携帯を持っていないけれど、持った時は、安全に携帯電話を使いたいと思いました。』 【蒲郡・蒲郡北部小】「個人情報は教えない」などの内容を学習しました【蒲郡・蒲郡中】「携帯電話利用と情報モラル学習会」開催本年度は「携帯電話利用」に関する学習会を1年生対象に行いました。DVD「ケータイ安全教室」を視聴して、チェーンメールの害やプライバシー保護、学校裏サイト等の問題について考えました。学習会後の生徒の感想には、「パソコンにけっこうチェーンメールがよく送られてくるので、すぐに削除したい」「いずれ携帯を持つ時には、今日の学習を生かしたい」「今日DVDで学んだことは、私のまわりでもいつ起こるかわからないので気をつけたい」などの意見があり、携帯電話の問題について意識を高めることができました。 また、学校では、携帯電話によるいじめ等がなかったかについて調査を行い、実態把握に努めています。今後も情報モラルの啓発を心がけ、定期的な学習会を行っていくように考えています。 【春日井・篠原小】個人情報保護について学習しました【豊田・元城小】学年毎に学年に合わせた情報モラル教育を行っています言葉を選ばないと誤解が生まれやすい、個人情報を書かないということを児童は理解しているようでした。しかし、受け取ったメールは必ず見たいという児童が多く、送信元についての確認についてはまだまだでした。そこで、発信元が特定できないメールについては、開かずに削除することを意識させました。 また、チェーンメールについてもスタディノートのメール機能を使用し、疑似体験をさせました。 あっという間にクラス中に広がり、その怖さを体感することができました。この活動を通してメールの便利さを理解するとともに、その使い方によっては、トラブルの元となるという意識が高まってほしいものです。 【春日井・中部中】「インターネット安心安全教室」を行いました現在、インターネットに関わるトラブルや犯罪は中高生を中心に年々増加しています。インターネットは機械だけを相手にし、人が近くで見ていないことから気軽な気持ちで使え、冗談で書き込んだ悪口や情報が気づかないうちに自分を加害者・被害者にしていることがあると知りました。インターネットの世界では「知らないことは危険なこと」で、使い方やマナーをよく知った上で利用することがとても大切だと学ぶことができました。今回は保護者の方にも参加して頂き、どんなことに子どもがインターネット利用しているのか把握することや家庭内でルールを作ることの必要性も感じてもらえたのではないかと思います。 【春日井・春日井小】あなたならどうする? 〜架空請求のハガキ〜
春日井小学校6年生のほとんどがインターネット経験者です。8割強の家庭でインターネットにつながるパソコンを所有していたり、2割程度の児童が携帯電話を使っていたりします。
その中には「タダゲー」と言われる無料オンラインゲームを楽しんでいる子もいます。幸いながら、架空請求のハガキを見たことがあるという児童はいませんでしたが、予防接種がわりにと、架空請求への適切な対処方法を学習しました。 もし架空請求を受け取ったら「親や友だちに相談する」「見なかったことにする」「捨てる」「警察に届ける」と言った、具体的な対処方法をイメージできました。中には、内緒にしちゃうよね〜という声もありました。 担任が架空請求のハガキを実際に受け取ったことがあるという経験談では、身に覚えのある子が「ひょっとしたら、自分も・・・」という思いで真剣に話を聞いていました。 【瀬戸・水南小】情報モラルの授業を行いました(情報モラルの授業を受けて思ったこと) ○わたしはケータイをお姉ちゃんと共同でつかっていますが、いたずらのメールがきたことがあります。でもそのときはあまりきにしていなかったけど、情報モラルの授業を受けてみてケ−タイは少しこわい物だと思いました。 わたしには電話・メール友達がたくさんいます。ケータイの悪口やいたずらなどには気をつけようと思います。(5年生) ○今まで便利だと思っていたネットが,やり方一つであんなに怖いことになるなんて思いもしませんでした。今日学習したことは,ニュースなどでも見たことがありますが,難しい言葉などで分かりづらかったです。母に「携帯買って」といった ことがあります。母は,即答「ダメ」と言いました。私はとても不満でしたが,その「ダメ」の意味が分かった気がしました。(6年生) 【瀬戸・八幡小】6年生が「ネットモラルについて学ぶ」授業を実践しました「ネットは便利だけど危険なことがたくさんあることがわかりました。ぼくは、危険なことはやらないように大人に相談してからすることが必要だと思いました。」(男子)「ネットやチャットは簡単に登録できるけど、知らないところで利用されたりするから、すぐ登録したり、会員になったりしないようにしたいです。」(女子) この実践に先立って、愛知県が作成したパンフレット「ケータイは子どものオモチャじゃありません」を6年生全家庭に配布し、保護者の方にも理解を深めていただくと同時に、学年だよりを通して、ご家庭でもネットモラルについて話し合っていただくようご協力をお願いしました。 【一色・一色中】サイバー犯罪防止教室を開きました本校では毎年,携帯電話の所有率について調査をしています。その中で,多くの生徒がプロフサイトを利用していることが分かりました。この集会で,個人情報を流出してしまう「だめなプロフの例」や,トラブルにつながる「書き込みNGワード」の例を挙げていただき,中学生にとって具体的で分かりやすく,効果的でした。 【設楽・設楽中】情報モラルの学習会を開催しています具体的には、生徒へのアンケート(携帯電話を持っているか、主な利用目的は何か、家庭で使用ルールを定めているか、など)をもとに本校の実態をとらえ、より望ましい利用の仕方を探ることで保護者や生徒の意識を高めています。本校でも、実際に「迷惑・不審メール」を受け取っていやな思いをした経験をもつ生徒もいるため、そうしたことへの具体的な対処方法なども含めて学習しています。 インターネットや携帯電話が日増しに普及している中、継続的に情報モラルの学習会を実施することが重要であるため、今後も内容や講師などを工夫して取り組んでいこうと考えています。 【春日井・岩成台中】1年生で情報モラルに関する授業を行いましたブログやWEBページはプライベートな生活をつづるものだが、何を書いても許されるわけではないということを、生徒は理解していたようだ。しかし、どの範囲まで書いていいのか、どんな写真なら使用していいのかと聞かれると、明確に回答できる生徒はいなかった。 著作権、肖像権などの用語についての学習するいい機会になったとの生徒の感想が多かった。ルールやマナーを守って情報発信をし、生活に役立てて欲しい。 【豊田・寿恵野小】担任が独自の教材を作成したりして携帯電話の使い方やインターネットの危険性を知る学習をしましたまず、携帯電話については「情報教育研究所」主宰の永坂武城先生を招き、保護者を対象にして講演会を開きました。詳しい資料をもとに、具体的な事例を話されながら説明してくださり、保護者は大変興味深く話を聞いていました。その中で、保護者が携帯電話の必要性を認識し、子どもに持たせる意味を明確にすることや使い方のルールを各家庭でしっかりと決めることを強調されました。携帯電話を使用するにあたり、時間管理や金銭感覚など社会的責任が大きく影響することに改めて驚かされ、情報モラルの重要性を再認識しました。 また、6年生の児童は携帯電話やインターネットの使用頻度が高くなることを予想して、独自教材を作って学級ごとに担任が指導しました。インターネットや携帯電話で個人情報を教えた場合の危険性についてアンケートをとり、その結果から予想される危険性を想定して教材を作りました。その中で、犯罪に巻き込まれたり、友達とのトラブルに発展したりすることを具体的に提示しながら、個人情報を簡単に教えないことを指導しました。児童は、「簡単にメールアドレスを教えない」とか「インターネットはフィルタリング機能が大切だ」など情報モラルへの関心をさらに深めました。 【安城・安城北中】情報モラル講演会を開催しました当日は、生徒が今後も接することの多い携帯電話やインターネットなど情報メディアに潜む様々な危険性について、具体的な事件の例やクイズなども交え、分かり易くお話いただきました。知らないうちに事件に巻き込まれていたり、犯罪を犯していたりする情報メディアの怖さと、その正しい使い方についてのお話しは、生徒にとってとても貴重な学習の場となりました。講演会後の生徒の感想には、「携帯の怖さがわかりました。何かあったらすぐ親に相談したいと思います。」「正しい知識と知恵をもって、携帯を使いたいと思いました。」などの言葉がありました。 永坂先生には、昨年の10月10日(土)にPTA講演会で親向けにも情報モラルについて講演をいただき、親子ともに情報モラルについて学ぶことができました。 【岡崎・六ッ美西部小】週に1度、情報モラルのビデオを視聴しています |