携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【安城・新田小】「個人情報の取り扱いに気を付けて」

 Webサイト上で「個人情報の扱い」について、検索サイトと本校ホームページを利用して、授業を行った。子どもは、日頃使っているインターネットから情報を得られることは知っていても、逆にそれが自らの情報を不特定多数に広める危険性をはらんでいることには気づいていない。そこで、名前検索や画像閲覧を通して、個人情報を取り扱う上での留意点を知らせたいと考え、3年生の児童を対象に実践を行った。
 検索サイトでそれぞれ自分の実名を検索してみると、同姓同名の他人の情報がたくさん出てくるが、自分自身のものは見つけられない。一方、本校ホームページを閲覧すると、運動会などの行事写真に自分らしき人物が確認できる。ここで「この写真は、だれが見ることできるか。」と聞いてみると、ほとんどの児童が「新田小関係者」「安城に住んでいる人」と答え、「世界中で見ることができる。」と答えたのは、数人であった。そこで、Webサイト上の情報は世界中から閲覧できることを知らせ、そのため学校ホームページでは、個人が特定できる画像や名前などの個人情報は、掲載していないことを伝え、その理由についても考えさせた。
 学習後、児童は「ホームページが世界中から見られているなんて知らなかった。」「不審者に見られるといけないから、絶対に名前や住所は載せてはいけないと思った。」などの感想を述べていた。
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