3月6日 第77回卒業式式 辞 本日は、一宮市立今伊勢中学校、第七十七回卒業式を挙行するにあたり、一宮市教育部総務課長様、市議会議員様、学校運営協議会並びにPTA役員のみなさまのご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、今日までわが子を見守り、その健やかな成長を、ひたすら願ってこられた保護者のみな様におかれましても、本日のお子さまの姿をご覧になり、感慨も、ひとしおのことと存じます。これまでのわが子に対して注いでこられた、無償の愛情に敬意を表すとともに、感謝申し上げ、お子さまのご卒業を、心よりお祝い申し上げます。 そして、二百四十七名の卒業生のみなさん、ご卒業、おめでとうございます。 今、みなさんの心にはどんな思いが、浮かんでいるのでしょう。仲間とともにつくり上げてきた、体育祭や合唱コンクールといった行事、先輩や先生方から学んだことを、一生懸命に繰り返し練習した部活動、楽しかったことや苦しかったことなど、様々な場面が浮かんでいることでしょう。 本日、この今伊勢中学校を巣立つみなさんの、これからの人生に向けてのメッセージを紹介します。 (中 略) 「才能」とは、決して一部の人ものではなく、そこに時間を注ぎ、「努力を傾ける姿」を、一生懸命に取り組む姿をあなたの「才能」であると言っていると思います。あなたがあなたらしくあることが、あなたにとっての特別な力になるようです。 みなさんは、それぞれの人生の旅立ちの時を迎えました。これからも、あなたの保護者や先生方、その他多くの人々がみなさんを応援し、支えてくださいます。 (中 略) 今伊勢中学校は、「自他共栄」をキーワードにみなさんの活動を見守ってきました。自分もまわりも一緒に成長し、あなたが周りの人とともに「幸せを感じ」、「希望」をもって「誠実」に歩むことができたなら、そのとききっと、あなたは「幸せ」になり、人はそれををあなたの「才能」と呼ぶことでしょう。 今、卒業生のみなさんは、周りの人々からの、たくさんの「愛」を感じ、仲間とともに成長した「よろこび」につつまれていることと思います。また、この一年間、今伊勢中学校の最高学年として、後輩たちへ「勇気」を示し、導いてくれました。ありがとうございました。みなさんはとても立派でした。 これからも、この今伊勢中学校が、地域にとっての誇りと思っていただける学校となるよう、努力を積み重ねて参りたいと思っています。今後とも本校の教育活動と、巣立ち行く卒業生に、みなさまの温かいご支援、ご助言を賜りますようお願いい申し上げ、式辞といたします。 令和六年 三月 六日 一宮市立今伊勢中学校 校 長 肩野 善文 |
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