3月24日 修了式 2今思えば、面倒なことをやり切ったときには、自分が成長できていたのではないですか。諦めずにやり抜いたときの方が、前よりもよくなっていたのではないでしょうか。だから、今、自分のこの一年間を振り返って、これからあなたがどんな行動をするのか、どんな気持ちで次の学年をやり切るのかが、あなたの成長と結びついていると思います。 「面倒なことの中にこそ大事なことが含まれています」「来年度は、ぜひ、面倒だけど、諦めずにやり抜く気持ちをもって、学習や部活動、さまざまな行事に向き合い、前進してください」。 カナダの精神科医 エリック・バーンという人がこんな言葉を残しています。 You cannot change others or the past. You can change yourself and the future. さて、どんな意味でしょうか。 「他人と過去は変えられない。あなた自身と未来は変えられる。」 つまり、自分と自分の未来は自分で変えられるという意味ですね。 あなたの未来をつくっているのは、今のあなたです。そして、あなたの今はあなたの未来に連続しています。 最後ですが、今年一年間、いろんないいことや嫌なことがあったと思います。どんなときも、あなたは、あなたの「心」と「命」を大切して、新しい学年を心に残る良い学年にしてほしいと思います。 令和4年 3月24日 一宮市立今伊勢中学校 校 長 肩野 善文 3月24日 修了式 1保護者のみなさま、地域のみなさま、関係のすべてのみなさま、一年間ありがとうございました。 春の陽ざしが心地よい季節になってきたこの頃、令和3年度の修了式を迎えることができました。 さて、1年生、2年生のみなさん、本日をもって1年生、2年生の課程を修了し、4月には新たな学年に進級します。 この一年間を振り返って今、みなさんの心にはどんな思い出が残りましたか。4月には、新しい学年に向けての強い意気込みが感じられました。あれから1年、月日が過ぎるのは早いものです。 およそ1年前、私は、始業式で「宮崎 駿 監督」の話をしました。その話の中で、「これから出会う面倒なことには、実はとても大事なことが含まれています。そして、この面倒なことを乗り越え、諦めずににやり抜くことが、すばらしい結果につながるのです」と話しました。 どうでしたか。この1年間の学習に対するあなたの姿勢は。この1年間の行事や活動に対するあなたの姿勢は。この1年間のクラスメイトや仲間に対するあなたのやさしさは。この1年間の面倒なことに対する取り組みは。 自分の1年間を振り返ることで、うまくいったこと、さらに努力を要すること、軌道修正が必要なことなど、いろいろな自分の過去が思い浮かぶと思います。 3月11日 メッセージより一つは、学年主任から、3.11についての呼びかけが廊下に掲示されていました。過去にあった大きな災害から何を学び、自分たちはどう備えるか、といった教訓として、みんなに知っておいてほしいという気持ちが込められていました。 二つ目は、背面黒板です。入試問題が紹介されており、今の力ですでに解くことができるものがあるということ、つまり、今の延長線上に入試があるということがメッセージとして込められているように思います。そして、今年度の残りの日にちがわずかとなっていることから、みんなと過ごす時間の大切さを伝えたいのだと思いました。 3月3日 校長式辞3卒業生のみなさんに質問します。人生は何のためにあるのでしょうか。 それは幸せになるためにあるのです。誰も不幸になってはいけません。そして、あなたが幸せになるための最善の方法は何でしょう。それは、まず、あなたの周りの人を幸せにすることです。あなたの優しい笑顔は、かならず周りの人の心を癒します。あなたの優しい心遣いは、かならずあなたに返ってきます。 願うことは将来、あなたが、多くの人たちに囲まれ、あなた自身も幸せになることです。それこそが「自他共栄」です。「自分も周りもみんなで栄える」気持ちを大切にして、みなさん一人ひとりが、自分の夢に向かって人生を歩み、「幸せ」をつかんでください。 これからも今伊勢中学校が、地域にとっての誇りと思っていただけるような学校になるよう、努力を積み重ねて参りたいと思っております。今後とも本校教育と、巣立ち行く卒業生に、みなさまの温かいご支援、ご助言を賜りますようお願いい申し上げ、式辞といたします。 令和四年 三月 三日 3月3日 校長式辞2かけらは最初、誰かに連れていってもらえないか、そして、自分とぴったりのもう一つのかけらとの出会いはないかと旅に出ます。そこでかけらは、人生の長き旅路における様々な経験を通して、いろいろな知恵を身につけます。そしてついに「ビッグ・オー」との出会い。 「続 ビッグ・オーとの出会い」 みなさんは、これまで優しく見守られてきた今伊勢中学校を巣立ち、それぞれの旅に出発する時を迎えました。人生の旅には、かけらと同じく、うまくいかないことや逃げ出したくなるようなこともあることでしょう。でもみなさんは決して一人ではありません。多くの人々に支えられていることを忘れないでください。そしていつもみなさんのすぐ近くには、成長を見守り、誰よりも応援し、支えてくれる家族がいます。さらに、「ビッグ・オー」のように、今後の人生において、かけがえのない出会いがきっとあると信じています。 3月3日 校長式辞 1さて、今日までわが子を見守り、その健やかな成長を、ひたすら願ってこられた保護者のみな様におかれましても、本日のお子さまの姿をご覧になり、感慨も、ひとしおのことと存じます。これまでのわが子に対して注いでこられた、無償の愛情に敬意を表すとともに、感謝申し上げ、お子さまのご卒業を、心よりお祝い申し上げます。 さて、二百二十名の卒業生のみなさん、卒業、おめでとうございます。 今、みなさんの心にはどんな思いが、浮かんでいるのでしょう。仲間と、ともにつくり上げてきた体育祭や合唱コンクールといった行事、先輩や先生方から学んだことを、一生懸命に繰り返し練習した部活動、楽しかったことや苦しかったことなど、様々な場面が浮かんでいることでしょう。 私はこの一年、「自他共栄」をキーワードにみなさんの活動を見守ってきました。行動には「まごころを込めること」そして、周りに対して「感謝の気持ちをもつこと」、その先には「信頼関係が生まれ、きっとみなさんの支えになってくれることでしょう」と伝えてきました。 今、卒業生のみなさんの周りは、たくさんの「感謝」であふれています。そして、仲間とともに成長してきた過程を実感していることと思います。卒業生のみなさん、この一年間、今伊勢中学校の最高学年として、精一杯の努力と後輩たちへの指導、助言、どうもありがとう。みなさんはとても立派でした。 3月1日 背面黒板より竹は、木の中心が空洞なのにとても強い茎をもっています。それは「節」があるためです。 人も、人生の中でいろいろな節目を迎えます。この節目こそ、人の心を強くしてくれると思っています。 節目に何を思い、節目に何に気づき、節目ごとに感謝の気持ちをもって振り返ることで、これからの勇気が湧いてきます。 3年生は「卒業」という大きな「節目」です。1,2年生は「進級」という「節目」を迎えています。 竹のように勢いよく高くまっすぐに成長するための、今この「節目」を大切にしてほしいと思います。 |
|