最新更新日:2024/06/01
「浅南子、かしこく、やさしく、たくましく」子ども一人一人のよさを引き出し、保護者・地域の皆様から「信頼される学校」を目指します。

1月9日 3学期始業式(校長講話)

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 令和5年がスタートしました。2週間の冬休み、元気にすごすことができましたか。年末から寒い日が続いています。1月6日には、二十四節気の小寒になり、今は1年の中で寒さが最も厳しくなるという寒の入りになりました。春に向けて生き物が少しずつ動き出す時期です。新しい年が始まり、がんばろうという気持ちになっているかと思います。
 昔から、「初心、忘るべからず」ということわざがあります。何かを始めた最初の気持ちを忘れてはいけないという意味です。皆さんにとって最初の気持ちというのは、今の学年になった4月のころの新鮮な気持ちです。思い出してがんばってほしいと思います。
 さて、今年は辰年です。十二支の5番目、竜は十二支の中でたった一つの想像上の動物です。竜の姿に似ている魚を知っていますか。「竜の落とし子」です。昔の中国からの言い伝えでは、こいが滝を昇って竜になったというお話もあります。こいのぼりの始まりです。竜というのは、強くて勢いのある動物だというイメージがあります。
 1月元日の夕方、石川県の能登半島で震度7の大きな地震が起こりました。皆さんの中で揺れを感じた人は手を挙げてください。家屋や建物が壊れ、道路がわれて、たくさんの被災者の方々が寒い冬に非常に厳しい避難生活を送っている様子が、テレビや新聞で報道されていました。
 心も体も苦しくても、仲間で励まし合い、避難生活を送ってみえる人々。石川県でおよそ28000人います。電気がつかない家がおよそ15000戸、水が使えない家がおよそ5500戸です。
 今回の地震から当たり前のように毎日生活ができる、勉強ができる、遊ぶことができるということが、いかにありがたいことなのか考えさせられます。
 若い人たちがお世話になった人たちを残しておくことはできないとボランティアをしています。倒れかかったビルの下で、命懸けで人々を救助している自衛隊や消防局の人々。目に見えないところでたくさんの人たちが努力をしています。ぜひ皆さんもそんな人々の姿を見つけて欲しいと思います。将来の生き方を考えるヒント、生きる力につながっていくと思います。
 さて、今日から令和5年度の3学期が始まります。1つ目は、寒さに負けない丈夫な体と心をつくりましょう。寒い時期が続きますが、規則正しい生活を心がけ、うがい・手洗いを忘れずに、毎日睡眠をしっかりとって、元気よくすごしましょう。校庭の植物も今はじっと耐えています。どんなに寒い時期があっても、春は必ずやってきます。4月になると、きれいな桜やチュ―リップが今年も咲くことでしょう。
 2つ目は、自分も仲間も両方大切にしてほしいということです。3学期も笑顔あふれる浅井南小学校でありたいものです。仲間と楽しくすごすための魔法の言葉「ありがとう」と「ごめんなさい」。素直に心からその言葉が言えると、きっと周りの友達が分かってくれると思います。児童会の皆さんが中心となり、「オアシス運動」「浅南こどもニュース」をこれからも心温まる活動にしましょう。
 3つ目です。3学期の授業が始まります。11月の学習発表会では、各学年とも日頃から努力してきた成果を見事に発表することができました。
 3学期も引き続き、教科書の文を正しく読む力をつけて欲しいと願っています。大切なところに線をひく、分からないところを調べる、はきはきと声をだして文を読むなどの活動があります。教科書の文を正しく読めるという力に自信をもって、次の学年に進級してほしいと願っています。
 最後にまとめをします。今日からの3学期は来年に向けてのゼロ学期です。1年生は2年生、2年生は3年生、3年生は4年生、4年生は5年生、5年生は6年生、そして、6年は中学1年生になるための準備です。自分の得意なことはさらにがんばり、ピカピカにして自信をつけましょう。誰でもありますが、自分の苦手なことは、勇気を出して少しずつ挑戦してみましょう。この挑戦がきっと未来の自分の成長につながります。
 3学期もみんなの力を合わせてがんばりましょう。担任の先生からの話をしっかり聞き、自分の目標を立ててみましょう。これで3学期始業式、校長先生からのお話を終わります。

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