3月9日(水) 本日の授業風景(2)ただし、本日の社会の授業は、全クラスとも青年海外協力協会の方を外部講師にお招きしての特別授業です。 2時間続きの授業で、1時間目は先生によるご講演、それを受けて2時間目は作文を書きました。 このクラスは1時間目、アフリカのマラウイという国で国際貢献に従事されていた先生のお話を伺いました。 聞き慣れない国名ですが、3年生は英語の教科書に出てきた国なので、多少の予備知識がありました。 「世界最貧国」と言われるマラウイですが、家族の絆の固さや、目上の人間を敬う文化は、私たち日本人も見習わなければなりませんね。 「真の豊かさとは何か」についても、考えさせられるお話でした。 また、物的支援もさることながら、発展途上国に対する人的支援の重要性を訴える先生のお話に、私は以前朝礼で皆さんに話した「志(こころざし)」という言葉が思い浮かんでいました(1月8日の記事参照)。 校長 武田幸雄 3月9日(水) 本日の授業風景(1)昨年の秋から練習に取り組んできた合唱コンクールも、いよいよ明日に迫りました。 校歌合唱などで声出しをしたあと、1学年課題曲『COSMOS』、このクラスの自由曲『あすという日が』を練習しています。 授業途中からは、担任の松村先生も参観されていました。 担任の先生も、生徒と一体となって取り組んできた合唱コンクールです。 3組の皆さんが歌う姿を、目を細めて見ていらっしゃいました。 萩谷先生からは「ただ声が出ているだけではなく、3組ワールド全開ですね!」といった、いかにも萩谷先生らしい独特の褒め言葉がありました。 私もこの授業取材で、皆さんへの期待値がグッと上がりました。 さて、このクラスだけでなく全学年・全クラスが、明日本番を迎えます。 スローガンにある【 百花繚乱 】の言葉どおり、明日は赤羽会館いっぱいに、歌声という名の美しい花を咲かせてください。 3月8日(火)本日の授業風景(5)男子の種目は、校庭でのサッカー(写真)と体育館でのバスケットボールです。 サッカーのある試合では、PK戦も最後のキッカーで勝負が決まるというドラマのような光景も見られました。 また、決勝戦では、サッカー部顧問の田村先生が、審判用ユニフォームを着て主審を務めてくださいました。 雰囲気だけでなく、試合展開そのものも引き締まったものとなりましたね。 田村先生に感謝! 昨日の雨で校庭での実施が危ぶまれた球技大会でしたが、3年生の皆さんの日ごろの行いが良いおかげか、無事に終了することができました。 この調子で、明後日の合唱コンクールも盛り上げていきましょう! 校長 武田幸雄 3月8日(火)本日の授業風景(4)クラス対抗形式で男女別に行い、女子は、体育館でのバレーボールと校庭でのハンドボール(写真)の2種目でした。 いずれの種目も、好プレー&珍プレー続出です。 特にハンドボールでは、味方からのパスをよけてしまったり、ゴールキーパーが自分のゴールを空にしたまま攻撃参加したりといったプレーに、敵・味方関係なく拍手と笑いがわき起こっていました。 結果は、後日集計してから発表するそうです。 ただ、勝敗に関係なく、合唱コンクールのようなクラス対抗意識より、クラスを越えて和気あいあいとした雰囲気が感じられたひとときでした(特に女子)。 校長 武田幸雄 3月8日(火)本日の授業風景(3)『雲のでき方と水蒸気』を取り上げています。 本日は『飽和水蒸気と湿度』に関する学習で、「湿度が100%になる温度」を調べる実験に取り組んでいました。 まず、小野先生が先週の金曜日から汲み置きしておいてくださった水(室温の水)を金属製のコップに入れ、温度を測ります。 次に、その水をかき混ぜながら、氷水を少しずつ足していきます。 そして、コップの表面に水滴がついたら氷水を入れるのをやめ、その時点での水の温度を再度測りました。 さて、金属製のコップの表面についた水滴は、どこから出てきたのでしょうか? また、どうすれば、それらの水滴をとることができるのでしょうか…? それらの問いに対する考察は、次の授業で一人ずつ発表するそうなので、自信のない人はもう一度家で実験してみましょう。 校長 武田幸雄 3月8日(火)本日の授業風景(2)「かんたんエコバッグ」制作に取り組んでいます。 「かんたんエコバッグ」とは、使用済みペットボトルなどを利用して再生された繊維(エコデニム)で作る、トートバッグのことです。 エコデニムの色により、見た感じの印象が大きく異なります。 また、ポケットのつけ方が大きく3種類あるので、とても同一のキットから作製したとは思えないほどオリジナリティーが感じられました。 すでに多くの人がバッグそのものの縫製を終え、フェルトを使ったアクセントづくりに取り組んでいます。 花などの形や自分のイニシャル、好きなアイドルのロゴなど、アクセントの模様も人ぞれぞれです。 もともとオリジナリティーのあるバッグに、そうしたアクセントをつけるのですから、さらに個性的なバッグが出来上がることでしょう。 まさに「世界に一つだけのトートバッグ」ですね! 校長 武田幸雄 3月8日(火) 本日の授業風景(1)美術や技術の授業を通して作製してきたカレンダーの仕上げ作業に取り組んでいます。 2グループに分かれての作業なので、担任の先生方も二手に分かれて担当されていました。 (写真・上)のグループは、カレンダーに落丁がないかを確認したり、綴じ込む際の穴あけやネジどめ作業を行ったりしています。 全部で55部作成するので大変でしょうが、頑張ってください。 もう一方のグループは、区教委などカレンダーの送り先への手紙を書いたり、「お別れ会」の準備を行ったりしていました(写真・下)。 心のこもった手紙や飾り付けにしてくださいね! 校長 武田幸雄 3月7日(月)全校朝礼・校長講話(放送・抜粋)資料の詳細(特に『東京が燃えた日』からの引用部分)については、本日お子さんが持ち帰った資料をご覧ください。 そして、お子さんと一緒に、東京大空襲や戦争についてお話し合いいただければ幸いです。 ★ ★ ★ ★ ★ 1945年(昭和20)8月6日、広島に原爆投下。 同年8月9日、長崎に原爆投下…。 たぶん多くの日本人が、その日を「忘れてはならない日」として心に刻んでいることでしょう。 では、皆さんの中に、今週の木曜日、つまり、3月10日が何の日かと問われ、即答できる人はいるでしょうか。 広島や長崎に原爆が投下されたのと同じ年の3月10日未明、日本の首都・東京は炎に包まれました。 終戦の約5ヶ月前、日本の敗戦もいよいよ決定的になりつつあったこの日、東京は下町を中心にアメリカ軍の無差別攻撃(B29型爆撃機約300機による、夜間低空焼夷弾攻撃)にさらされたのです。 空襲時間2時間22分、死者約10万人、負傷者4万人、罹災者(被害を受けた人)101万人、消失家屋27万戸(区部の約半分が焼失)。 これが世に言う“ 東京大空襲 ”です。 ちなみに10万人という死者の数は、短時間の惨禍としては約12万〜14万人と推定されている、広島原爆による死者に次ぐ多さです。 平成2年、東京都はこの日を“ 東京都平和の日 ”と定めました。 ※ 講話の続きは、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 3月7日(月) 本日の授業風景(3)卒業式と同じ隊形で、1〜5組の3年生が壇上に立ちます。 歌う曲は『大地讃頌』『JUPITER(ジュピター)』そして『旅立ちの日に』の3曲です。 特に、萩谷先生が「今年の3年生だから歌える」とおっしゃっていた『JPITER』は、中学生が歌う合唱曲としては最高難度の曲です。 稲付中の卒業式に、新たなレジェンド(伝説)をつくってください。 ところで、上記3曲とは別に、稲付中オリジナル曲『前へ。』という曲も練習しています(2月22日の記事『校長講話』を参照)。 この曲について、「卒業式で歌わないのか」というお問い合わせがあります。 結論から言うと、『前へ。』は卒業式の式歌ではありません。 ただし、合唱コンクールの最後と、卒業式後の「3年生送り出し」の際に披露する方向で検討しています。 ご期待ください! 校長 武田幸雄 3月7日(月) 本日の授業風景(2)体育館2階スペースで『空手』に取り組んでいます。 現行の学習指導要領で必修となっている武道の一環です。 外部講師として、日本空手協会より2名の先生が来てくださっています。 本日は、主に「蹴り」や「追い突き」「上段あげ受け」を練習していました。 特に「蹴り」は、本日初めて取り組みます。 まずは、片足で上体をしっかり支えなければなりません(写真・上)。 しかし、これが難しく、ついあっちへフラフラ、こっちへフラフラ…。 「フラ」といえば、通称「フラミンゴ打法」とも呼ばれる一本足打法で、王貞治さんはプロ野球のホームラン記録をつくりました。 その王さんは現役時代、片足で立った状態で子供を肩の上に載せても、ぐらつくことはなかったそうです。 皆さんも練習を重ねて、ぜひ「空手のホームラン王」?を目指してください。 校長 武田幸雄 3月7日(月) 本日の授業風景(1)2クラスを習熟度別に3グループに分けて授業を行っています。 本日は、すべてのグループにお邪魔しました。 写真は上から順に、佐藤先生グループ → 島袋先生グループ → 水野先生グループです。 いずれのグループも、LESSON 9 の読み物教材を学習していました。 Four Seasons in Japan(日本の四季)と題された教材には、文字どおり四季折々の歳時記が記されています。 その中の「夏」の項には、京都の「大文字送り火」の写真が掲載され、obon(お盆)の説明が英語で書かれていました。 すると、あるグループの○○くんが「先生、『お盆』って、何ですか?」 ○○くんの表情から、ふざけて尋ねているのではなく、真面目に質問しているのがわかりました。 「ハロウィーン」は知っているけど「お盆」は知らない…。 これも、日本の欧米化が進んだ証左でしょうか? 校長 武田幸雄 3月6日(日)JOCエリートアカデミー修了式平成20年度より、JOC(日本オリンピック委員会)では、オリンピックをはじめとする国際競技大会で活躍できる選手の育成を目標とした『エリートアカデミー事業』を行っています。 これは、優秀なジュニア選手を日本全国から集め、味の素ナショナルトレーニングセンターを生活と練習の拠点にして、集中的に指導・育成を行うものです。 選手のうち中学生は、稲付中に通っています。 今年度の修了生(高校卒業)は、全部で12名(そのうち8名が稲付中の卒業生)。 全員が堂々と決意表明を述べ、新たな世界(大学など)に巣立っていきました。 皆さんのさらなる活躍に期待しています。 校長 武田幸雄 3月6日(日) 今週の予定(3/7〜11)★ ★ ★ ★ ★ 3月 7日(月)【45分授業】 全校朝礼(放送) 稲付中SFの日 8日(火)【45分授業】 9日(水)【45分授業】 合唱コン前日指導 10日(木)【 合唱コン 】 ( 赤羽会館にて合唱コンクール ) 11日(金)【 通常授業 】 ★ ★ ★ ★ ★ ※ 今週から、3年生は特別時間割となります(詳細は学年の指示)。 ※ 7日(月)の全校朝礼は、各教室の放送で行います。 また、この日は稲付中サブファミリーの先生方の会合があるため、5時間授業です。 ※ 合唱コンクールの詳細は、別途配付済みプリントをご参照ください。 校長 武田幸雄 3月5日(土) 第36回 北区立中学校・合唱祭稲付中からは稲付合唱団(各学年の有志)の皆さんが出場し、『プレゼント』『組曲・地平線の彼方へ・二十億光年の孤独』『響きあう命』の3曲を披露しました。 稲付合唱団は部活動と違い、基本的に練習時間は昼休み限定です。 それでも、萩谷先生の熱血指導を受けた一人ひとりの「歌が好き」という思いが、素晴らしい歌声に昇華してホールに響き渡りました。 …と、学校紹介の中で、36回を数える合唱祭史上初のサプライズが! 「僕たちにとって、もう1曲大切な歌があります。 武田校長先生が作詞して、萩谷先生が作曲した『前へ。』という曲です。」 プログラムにはなかった『前へ。』を、特別に歌わせていただくことができました。 稲付合唱団の皆さん。 本日は、お疲れさまでした。 そして、素敵な歌声を、どうも有り難うございました。 校長 武田幸雄 3月5日(土) 本日の土曜授業風景まず1時間目は、来週10日(木)に迫った合唱コンクルーのクラス練習です。 各教室や廊下で練習を行ったほか、体育館や音楽室などピアノのある場所は、割当表にそって使用していました。 続く2時間目は、その合唱コンクールと関連させた授業です。 いずれの学年も【 集団の意義・集団生活の向上 】を主題に展開し、1年生は『明かりの下の燭台』を主題に取り上げました(写真・上=2組)。 また、2年生(写真・中 = 1組)は『合唱コンクールみんなのために』、3年生(同・下 = 2組)は『合唱コンクール最高の思い出を』、5組は『合唱コンクールに向けて』を主題とした授業でした。 授業終了後には、授業を参観された地域や保護者の皆様をまじえ、協議会を開きました。 その席上いただいた貴重なご意見は、今後の道徳教育に活かしてまいります。 本日は、どうも有り難うございました。 校長 武田幸雄 3月4日(金) 3年生・特別授業 「ようこそ先輩」講師を務めてくださったのは、稲付中の卒業生で、現在プロデューサーとしてさまざまなTV番組や映画を制作されている橋本佳子様です。 稲付中同窓会長・宮川様のご紹介によりお越しいただきました。 「将来『こうなりたい』と思うものがある人は、すぐに結果が出なくても諦めないでください。 逆に『こうなりたい』と思うものがない人は、それが見つかるまで目の前にあるものに全力を尽くしてください。」 そんな先輩の言葉に、勇気づけられた人もいたかと思います。 この夏には、橋本さんがプロデュースされた、綾瀬はるかさん主演の映画『いしぶみ』が封切られます。 ぜひ、劇場に足を運んでみましょう。 校長 武田幸雄 3月4日(金) 本日の授業風景(3)都立入試の発表が終わり、3年生も全員の進路が無事決定しました。 「第一次・分割前期」の時点で全員の進路が決定したというのは、私が稲付中に着任して以来過去5年間で初めてのことです。 そんなこともあり、現在は各教科で発展的な学習に取り組んでいます。 国語の授業では、『わたしを束ねないで』(新川和江)という5連からなる詩に、オリジナルの第6連を付け加える学習活動を行いました。 さらに本日は、同じく新川和江さんの詩『名づけられた葉』を取り上げました。 黒板には授業の目標が【 先生の想いを読みとる 】と書かれています。 どうやらこの詩には、加藤先生の思い入れがあるようです。 加藤先生が15歳のとき、この詩と出会い感じたこと。 現在15歳の皆さんに、この詩を読んで考えてほしいこと…。 熱く語られる加藤先生のお話を伺い、少なくとも私はこの授業の目標を達成できましたよ。 校長 武田幸雄 3月4日(金)本日の授業風景(2)本日から『ソフトボール』に入りました。 今月末に予定されている球技大会の種目なのだそうです。 安全に楽しく取り組めるよう、限られた授業時数の中でしっかり練習してください。 プロ野球ではオープン戦が始まり、よく「球春到来」などと言われています。 その野球とソフトボールとでは、基本的なルールは一緒ですが、あくまで似て非なる球技です。 例えば、ボールの大きさやバットの太さ、塁間の距離、ピッチャーの投げ方、ランナーのリードの可否、最終回までのイニング数など、ルールだけでなく用具・フィールド・プレースタイルの全てが異なります。 そのため、まずはそうした違いを確認しながら、実際にピッチング練習に取り組んでいます。 ボールを持つ手が体側を通るようにして、腕を1回転させてから下手投げでリリースする動作を繰り返しました。 校長 武田幸雄 3月4日(金)本日の授業風景(1)いよいよ合唱コンクール本番まで、1週間を切りました。 1・2年生だけでなく都立高入試・発表を終えた3年生も、朝早くから登校して校内に歌声を響かせています。 2時間続きで実施されるリハーサルは、当日の動き(自席からステージに上がる → 合唱隊形をつくる → ステージを降りて自席に戻る)を確認することが一番の目的です。 また、他クラスの歌声を聴くことで、その後の練習へのモチベーションアップにもつながります。 事実、リハーサルを境にギヤが一段上がるクラスも、例年必ず見受けられます。 校歌を「斉唱」ではなく「合唱」で歌っていることからもわかるように、稲付中は合唱に力を入れて取り組んでいる学校です。 1年生の皆さんも、その良き伝統を引き継いでください。 校長 武田幸雄 3月3日(木) 避難訓練今回は 「 首都直下型地震 」 を想定しての避難訓練です。 緊急地震速報の発令を告げる校内放送が入り、「 5・4・3・2・1 … 」 と地震波の到来を知らせるカウントダウンが告げられました。 『 避難開始 』 のアナウンス後、生徒は 「 お・か・し・も 」 を守り、校庭へ避難しました。( 写真・上 )。 しかし、今回の避難訓練は、避難の途中に余震が発生します。再び、緊急地震速報が校内に流れ、階段の途中や廊下で ( 写真・中 ) それぞれが身の安全を確保しました。 さらに、校庭に集合しての点呼では、行方不明者が3名います。人員点呼を確実に、そして、いち早く救助に向かうことも実施しました。 今年度最後の避難訓練でしたが、あらゆることを想定しての総合訓練になったと思います。 “ 災害時に、訓練を超える行動はとれない。 ” この言葉を忘れずに次年度の避難訓練も取り組んでいきましょう。 副校長:高田勝喜 |
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